「凄く刺激に。そして学びに」内田篤人コーチの存在を語る熊谷紗希、若手も多い今回のなでしこジャパンには「出し切ることが大事」

2024.10.24 21:25 Thu
チームのリーダーとして今回も期待される熊谷紗希
©超ワールドサッカー
チームのリーダーとして今回も期待される熊谷紗希
なでしこジャパンのDF熊谷紗希(ローマ・フェンミニーレ)が、新体制のチームについて語った。

21日、なでしこジャパンは「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」の韓国女子代表戦に向けたトレーニングキャンプをスタート。トレーニングキャンプ4日目は、ビルドアップの確認など、新たなフェーズに入った。

これまでキャプテンとしてチームを支えてきた熊谷は、若手選手らに指示を出す姿も見られ、リーダーとして改めて大きな存在であることを示した。
パリ・オリンピック以来の活動となった中、再び代表に招集された熊谷。2011年にドイツ女子ワールドカップで優勝した熊谷は、再び佐々木則夫監督代行の下でのプレーとなる。

「今回だけでは判断しにくいですが、それでも呼んでもらえたこと、日本で代表のユニフォームを着てプレーできるというところは凄く嬉しいですし、このチームの力になりたい気持ちはずっとあるので、自分の力をチームのために出すだけかなと思います」
若い選手も増え、顔ぶれも変わった新たななでしこジャパンについては「ポテンシャル高い選手が多く、そのあたりもチームとしてうまく融合したいなと思いますし、これから女子サッカーの未来のためには必要な力だと思うので、そこは期待もしています」とコメント。「いち早くというか、チームの力になってもらえるように、自分がなっていけるようにしていくしかないなと思います」と、チームの力に自分もなり、若手も育てていきたいとした。

新体制が決まっていないこともあり、難しい試合となる今回の韓国戦。「この1試合だけですけど、ノリさんがこういう戦い方をしようということを提示してくれていて、そういった中でのチャレンジをどこまでできるか」と語る熊谷は、「韓国相手なので、世界相手とはまた違う感じになり、韓国相手にやろうとしていることがどこまで通用するのかまで含めて、やるべきことをやるだけかなと思います」と、しっかりとやるべきことをやるとした。

また「これが次に全く繋がらないということはないと思いますが、それでもこの試合にこのメンバーで集まったこと、このメンバーでの狙いはスタッフからもらっているので、そこは自分たちで出し切ることができることかなと思います」と、新体制が不明ではあるものの、今回のメンバーでしっかりとやっていくことが大事だとした。

これまでのトレーニングではより強度の高いプレスなどが求められているが、佐々木監督代行は2023年の女子ワールドカップ、そしてパリ五輪に足りなかったものについても総括時には言及していた。

その佐々木氏の方針については「やろうとしていることとトライすべきことはあって、ノリさんが言っていることも凄く理解できますし、やれるならやりたいという思いもあるんですが、その中で敵を相手にどう戦うかということも必要です」と熊谷はコメント。「自分たちが忘れてはいけないことという部分では、ハードワークだったり、できるだけ奪いにいく守備だったりを提示してくれているので、トライする中でできたこと、できなかったこと、生きるシチュエーション、そうじゃないことがあるので、そこをコントロールしながら、見極めながら戦っていかなきゃいけないなと思うと共に、その勢いだけは忘れたくないなと思っています。この戦いはそういった勢いをチームとして出していきたいです」と、相手の出方などに合わせていきながらも、しっかりとしてチームが勢いづく戦いはやりたいとした。

そして、今回の活動には日本代表としても活躍し、ブンデスリーガでも多くの経験がある内田篤人コーチが就任。百戦錬磨のディフェンダーに直接指導を受けることができる。

「色々なことを聞いて色々教えてくれますし、その中でディフェンスの練習、サイドバックの選手たちは特化した話をしてもらっています。一緒にやってくれる中でクロスの質が凄く良いボールがきたり、体現してくれるので、凄く刺激になっていますし、学びにもなっています」

「男子と女子は違えど、どういった守りをしてきたかというのは、私自身も守備の人間なので、色々なことが聞けてチームに良い影響が出てきていると思います」

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なでしこジャパンのDF熊谷紗希(34)が、ローマからウーマンズ・チャンピオンシップ(イングランド女子2部の)ロンドン・シティ・ライオネスに完全移籍した。 なでしこジャパンで通算150試合以上に出場し、ヨーロッパでもセンターバックと守備的MFを主戦場とする守備のマルチロールとして高い評価を得てきた熊谷。永遠の都でも守備的MFの主力に君臨してきたが、自身4カ国目となるイングランドでの新たな挑戦を選択した。 熊谷はライオネス加入に際して「このチームの一員になれてうれしいです。スタジアムでプレーするのが待ちきれません」と短い言葉で意気込みを語った。 熊谷は常盤木学園高校から2009年に浦和レッズレディース(現:三菱重工浦和レッズレディース)へ加入。なでしこジャパンでも早々に主軸となり、2011年ドイツ女子ワールドカップ(W杯)でも主力として日本初の優勝に貢献した。 大会後には海を渡り、FFCフランクフルト(アイントラハト・フランクフルト)へ移籍。2013-14からはリヨンで8年間プレーし、国内リーグ戦7連覇や前人未踏のUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)5連覇などに大きく貢献。2019-20シーズンのUWCLでは男女通じて日本人唯一となる決勝でのゴールも決めていた。 その後、バイエルンを経て2023年6月になでしこジャパンの同僚DF南萌華が在籍するローマへフリートランスファーで加入。加入1年目はセリエA・フェンミニーレ連覇に貢献したほか、コッパ・イタリア、スーペルコッパ・イタリアーナ優勝にも貢献していた。 なお、新天地となるライオネスはイングランドの名門ミルウォールの女子チームであるミルウォール・ライオネスを前身とし、2019年に独立という形で創設されたクラブ。今シーズンのウーマンズ・チャンピオンシップでは2位に付けている。 <span class="paragraph-title">【写真】ライオネスの熊谷がお披露目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DFK-ah8s3Jm/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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ニールセン監督率いる新生なでしこジャンパンが快勝スタート! 田中美南の2G1Aなどでオーストラリアに完勝【2025 SheBelieves Cup】

なでしこジャパン(女子日本代表)は20日、2025 SheBelieves Cupの初戦でオーストラリア女子代表と対戦し、4-0で快勝した。 ニルス・ニールセン新監督が就任した新生なでしこジャパン。その初陣はアメリカで開催の2025 SheBelieves Cupとなった。 初戦となるオーストラリアとの一戦では[4-3-3]の布陣を採用。GKに山下杏也加、4バックは右から高橋はな、古賀塔子、南萌華、北川ひかる。中盤は熊谷紗希のアンカーに、長谷川唯と長野風花のインサイドハーフ。前線は浜野まいか、田中美南、藤野あおばの3人が並んだ。 後方からショートパスで前進を試みるなでしこは、押し込む入りを見せる。すると、6分には高い位置でのボール奪取から左の藤野が上げたクロスのこぼれ球をボックス内の長野がダイレクトシュート。これをゴール前の田中が巧みなフリックでコースを変えてゴール左隅に流し込み、最高の形で先制に成功した。 早い時間帯の先制点で勢いづくなでしこは、安定したボール保持に加え、トランジションや球際の勝負でもオーストラリアを圧倒。先制後はやや攻撃が手詰まったが、26分には長野からの正確なクロスにゴール前で反応した田中がクロスバー直撃のヘディングシュートでゴールへ迫る。 すると、32分には相手陣内左サイドでボールを受けた北川のアーリークロスに対してボックス内で相手DFがお見合いの形でクリアし損ねる。これに抜け目なく反応した田中がGKに寄せられる寸前で右足シュートを流し込んだ。 その後、3点目奪取には至らなかったが、前半は相手にシュートを1本も許さない安定した試合運びをみせ、2点リードで試合を折り返した。 両チームともに後半も同じメンバーで臨んだ。立ち上がりの49分にはボックス手前右でボールを受けた浜野がファーストシュートを記録。ただ、このミドルシュートはクロスバーの上を越えた。 それでも、後半も攻勢を継続するなでしこは52分、藤野と田中のワンツーに長谷川のワンタッチパスで左サイドを完璧に攻略。ボックス左で田中が丁寧に折り返したボールを、ゴール前に走り込んだ浜野が右足で合わせ、鮮やかな連係プレーから3点目を挙げた。 これで勝利に大きく近づくと、ニールセン監督は55分に長野と藤野を下げて宮澤ひなた、植木理子を同時投入。その植木は投入直後にボックス中央に抜け出した枠内シュートを記録。さらに、71分には浜野に代えて松窪真心をA代表デビューさせた。 積極的にメンバーを入れ替えたものの、低調なパフォーマンスが続くオーストラリアを尻目に試行錯誤はありながらも、新たなスタイルへの適応へ高い意欲を示すなでしこ。75分には右CKの場面でショートコーナーから北川が左足インスウィングで入れた正確なクロスを、ゴール前で競り勝った南が頭で合わせて4点目まで奪ってみせた。 その後、田中と高橋を下げて籾木結花、守屋都弥を投入したなでしこはややペースを落としてゲームクローズに入る。相手GKのミスを突いた籾木が決定機を逃がした直後にはグラントにクロスバー直撃のピンチもあったが、このままクリーンシートで締めくくった。 オーストラリアの不出来はあったものの、ニールセン新体制を快勝で飾った新生なでしこは、日本時間24日早朝にコロンビア女子代表との第2戦に臨む。 なでしこジャパン 4-0 オーストラリア女子代表 【なでしこジャパン】 田中美南(前6、前32) 浜野まいか(後7) 南萌華(後30) ◆なでしこジャパン出場メンバー GK 山下杏也加 DF 高橋はな(85分→ 守屋都弥)、南萌華、古賀塔子、北川ひかる MF 長谷川唯、熊谷紗希、長野風花(55分→ 宮澤ひなた) FW 浜野まいか(71分→ 松窪真心)、田中美南(85分→ 籾木結花)、藤野あおば(55分→ 植木理子) <span class="paragraph-title">【動画】新生なでしこの初ゴールは田中美南</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">[速報] <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E7%BE%8E%E5%8D%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#田中美南</a> のゴールで日本先制!<br><br>2025 <a href="https://twitter.com/hashtag/SheBelievesCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SheBelievesCup</a> <br>日本 vs オーストラリア<br><br>/<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%95%B7%E9%87%8E%E9%A2%A8%E8%8A%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#長野風花</a> のダイレクトボレーを<br>田中がうまくコースを変え流し込む<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%AA%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%93%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#なでしこジャパン</a><a href="https://twitter.com/hashtag/SheBelievesCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SheBelievesCup</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%9E%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アベマでなでしこ</a><a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a></p>&mdash; アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1892704414953316651?ref_src=twsrc%5Etfw">February 20, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">[速報] <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E7%BE%8E%E5%8D%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#田中美南</a> の連続ゴールで日本追加点<br><br>2025 <a href="https://twitter.com/hashtag/SheBelievesCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SheBelievesCup</a> <br>日本 vs オーストラリア<br><br>/<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%8C%97%E5%B7%9D%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8B?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#北川ひかる</a> のアーリークロスを<br>田中がうまく合わせ押し込んだ!<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%AA%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%93%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#なでしこジャパン</a><a href="https://twitter.com/hashtag/SheBelievesCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SheBelievesCup</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%9E%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アベマでなでしこ</a><a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a></p>&mdash; アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1892710798763716863?ref_src=twsrc%5Etfw">February 20, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.21 08:57 Fri

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ニールセン体制“国内初陣“のなでしこメンバーが発表! S広島RのGK木稲瑠那、マイ仙台DF佐々木里緒が初招集、約1カ月前に戦ったコロンビアと再戦【国際親善試合】

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なでしこジャパン、バイエルンのMF谷川萌々子がケガのため不参加に

日本サッカー協会(JFA)は29日、なでしこジャパンに招集されていたMF谷川萌々子(バイエルン)の不参加を発表した。 JFAによると、谷川はケガのために不参加になるとのこと。追加招集選手は決定次第発表される。 ニルス・ニールセン監督もメンバー発表会見で谷川について言及しており、「ケガでないことをもちろん祈っているが、本当に彼女は素晴らしいプレーヤーなので、もし今回の活動に参加できないということになると非常に残念だなと思っている」とコメントしていた。 なでしこジャパンは、4月6日にSheBelieves Cupでも対戦したコロンビア女子代表をヨドコウ桜スタジアムに迎えて戦う。 2025.03.29 21:10 Sat
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「色々な選手を試したい」国内初陣で国内組増やしたニールセン監督、初招集の2人には「非常に期待」

なでしこジャパンのニルス・ニールセン監督が、コロンビア女子代表戦に向けたメンバー選考について語った。 2月、アメリカで開催された『2025 SheBelieves Cup』を3戦全勝で終え、優勝を果たしたなでしこジャパン。4月6日にはSheBelieves Cupでも対戦したコロンビアをヨドコウ桜スタジアムに迎える。 良いスタートを切ったニールセン監督は、これが国内での初陣。今回のメンバーは『2025 SheBelieves Cup』に比べて国内組の割合が増え、GK木稲瑠那(サンフレッチェ広島レジーナ)、DF佐々木里緒(マイナビ仙台レディース)が初招集となった。 一方、GK山下杏也加、FW藤野あおば(共にマンチェスター・シティ)はケガのため不参加。ニールセン監督はメンバー発表会見で、2人の招集外について語った。 「藤野あおば選手に関しては、残念ながらケガということで、回復までに数カ月見込まれる筋肉系のケガと聞いている。だから、今回は選ばなかった。山下選手に関しても軽いケガではあるが、数週間ということなので今回は選んでいない」 「彼女をぜひ呼びたかったが、今回呼べないということで違う若いゴールキーパーの選手が入っている」 また、国内組が多くなったことについては、「現段階では色々な選手を試してみたい、見てみたいというのがある」とのこと。初招集の2人に関しては、「非常に期待している」と述べた。 「(初選出の2人は)もちろんチームのスタイルにもフィットすると思い、今回は選ばせてもらった。そして、今回WEリーグから多く選んでいるのは、2月に比べてパフォーマンス的にもコンディション的にも良いということで多く選んでいる」 「チーム内でもポジションだったり競争があると思うが、ポジションによってはワールドクラスの選手がなかなか見つからなかったりとか、現在探している最中というところがあり、色々な選手を試したいという部分もある。そういったこともあり今回は初選出の2人が含まれている」 さらに、選考の基準については今後も見据えていると指揮官。新たな選手に自分たちのやり方を伝えたい考えもあるようだ。 「今回も前回のSheBelieves Cupと変わらず、良いメンバーを選定する最中・過程ということで何人かメンバーの変更もあった。逆に、選手にとっても私自身であったりスタッフを知ってもらう機会でもある」 「最終的な目標としては、タイトルを奪還するということがある。まずは良いスタートを切れたが、23人以上の選手が必要になってくると思うので、色々なオプションが必要ということで今回はメンバーチェンジした。テーマとしては前回と変わらずということだ」 「ワールドクラスの選手がなかなか見つからない」と述べたニールセン監督だが、当てはまるのは「どんなプレッシャーがかかる状況でも信頼できる選手」とのこと。そういった選手が何人も出てきてほしいと主張している。 「1つ言えることは、ナンバーワンになるチームには何人かワールドクラスの選手がいる。プレッシャーのなかでも自分の仕事をしっかりとできるというのがワールドクラスの選手だと考えている」 また、26日に行われた女子チャンピオンズリーグ(WCL)で、試合終盤に途中交代したMF谷川萌々子(バイエルン)にも言及。足首を痛めての交代となったが、状態次第では選手を入れ替えるようだ。 「まず谷川がまだリストに残っているというのは、詳細な公式な情報をこちらも受け取っておらず、それもあってまだ谷川選手がリストに残っている。交代理由というのがコンディション的なものなのか、何かしらのケガなのかというのがわかりかねているので、そういった意味もあってまだリストに残っている。もちろん軽傷であったり、大丈夫なことを祈っている」 「より正式な情報が来て、もしケガということであれば代わりの選手を招集する。そうでないことをもちろん祈っているが、本当に彼女は素晴らしいプレーヤーなので、もし今回の活動に参加できないということになると非常に残念だなと思っている」 2025.03.27 18:10 Thu
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「信じられない」「GKノーチャンス」なでしこ谷川萌々子が開始18秒で衝撃の左足ミドル! 海外のファンも驚愕「日本はいつだって脅威」

なでしこジャパンのMF谷川萌々子がキックオフからスーパーゴールを記録した。 ニルス・ニールセン監督が就任し、初の活動を行っているなでしこジャパン。アメリカで開催されているSheBelieves CUPに参加している。 初戦はオーストラリア女子代表を相手に4-0で快勝していた中、23日にコロンビア女子代表と対戦。先発した谷川はキックオフの流れから衝撃のゴールを記録した。 なでしこジャパンのキックオフで始まった中、GK山下杏也加まで戻したボールを前線へロングフィード。これは競り負けるも、こぼれ球に素早くプレス。これを拾った谷川がドリブルで運ぶと、ボックス手前の離れた位置から左足一閃。糸を引くミドルシュートがゴール右に突き刺さった。 衝撃的なゴールをたった18秒で記録した谷川には、海外のファンも驚愕。「信じられないゴールだ」、「このゴールがなければ観ることはなかった」、「素晴らしい」、「GKはノーチャンス」、「まるでスローモーション」、「これは生で観たかった」、「とんでもない選手」、「日本はいつだって脅威だ」と絶賛のコメントが寄せられている。 谷川は代表活動前には所属のバイエルンでも圧巻のアシストとゴールを記録して話題に。19歳のニューヒロインが遂に覚醒し始めたようだ。 なお、日本はその後に田中美南の2ゴール、浜野まいかにもゴールが生まれ、4-1で勝利。ニールセン新体制では2試合連続4ゴールで連勝と、良いスタートを切っている。 <span class="paragraph-title">【動画】キックオフから18秒、谷川萌々子が衝撃の左足ミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ItM0_MTH0l8";var video_start = 3;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.24 12:15 Mon
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「また違ったゲームに」なでしこは1カ月前に対戦のコロンビアと再戦、ニールセン監督が展望「いかに主導権を握るかが今回のテーマ」

なでしこジャパンのニルス・ニールセン監督がコロンビア女子代表戦への意気込みを語った。 4月6日、ニールセン監督就任後初の国内試合をヨドコウ桜スタジアムで行うなでしこジャパン。初陣となった2月の『2025 SheBelieves Cup』を3戦全勝で制したなか、今回はその時に破ったコロンビアを迎え撃つ。 27日にはコロンビア戦に向けた23名のメンバーを発表。MF⾧谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド) やDF熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス/イングランド)らを順当に選んだ一方、GK木稲瑠那(サンフレッチェ広島レジーナ)やDF佐々木里緒(マイナビ仙台レディース)を初招集するなど、WEリーグの選手の割合を増やした。 メンバー発表会見では、1カ月前のコロンビアとの再戦についても語ったニールセン監督。SheBelieves Cupでは4-1の快勝を収めたが、前回の対戦時とは状況が異なると見解を述べた。 「今回コロンビアという非常に強い相手と対戦する。前回のSheBelieves Cupでは比較的圧倒して勝ったというのはあるが、日本チームにとってもコロンビアチームにとっても前回のSheBelieves Cupは2戦目ということで、ある程度交代選手が出たりという部分がある」 「そういったなかでのゲームだったため、今回に関してはコロンビアのチームが全力で来ると思う。なので、また違ったゲームになると考えている」 また、今回の一戦は「タイトルを獲りたい、勝ちたいということで、いかに主導権を握るかというのが今回のテーマでもある」とのこと。SheBelieves Cupからの上積みを見据えている。 「主導権を握るというのは、ボールを持っている時も持っていない時もだ。特にSheBelieves Cupではハイプレッシングが良くできて、なかなか良い状態で奪えて、さらに勇敢に戦えた。あとは統一的に戦うということ。それがSheBelieves Cupで出ていたと思うし、今まで(3試合で)10ゴール取ったチームというのはなかなかないと思う。なので、そういった面でいかに主導権を握っていくかというのが、現時点ではチーム・選手に求めることだ」 さらに、目指すスタイルとしては「SheBelieves Cupのオーストラリア戦の3点目のゴール」と指揮官。細かい連携やトランジションを重視している。 「この前のSheBelieves Cupで良い結果を残したので、本気で勝ちを目指しているというのは多分感じてもらえたと思うし、対戦相手の国々にとってもそういった本気度というのは感じてもらえたかなと思う」 「(オーストラリア戦の3点目は)本当に短い速いパスでディフェンスがついてこれないような、素晴らしいゴールを決めたというのと、SheBelieves Cupを通してボールを失った後にすぐ奪い返すというのは非常に良くできた。SheBelieves Cupは本当に良いスタートを切れたと思うが、対戦国もいろいろと分析はしてくると思うので、それを上回るようによりうまくなるというのがこの親善試合のテーマでもある」 1カ月ほど前に戦ったコロンビアの印象も明かし、唯一ゴールを奪われたFWリンダ・カイセドには「世界一のドリブラーかなと思っている」「もし日本のパスポートを持ったら日本のスタイルに合うのかなと思う」と言及。FWマイラ・ラミレスの名前も挙げた。 「まず気をつけなければならないのは、コロンビアの選手はオープンな状況を作ると非常に速く、特にカイセド選手には得点も取られた。スペースを与えてしまうと非常にスピードに乗ってしまうため、そこをいかに抑えるかというところ」 「そして、スピードに乗った状態でゴールキーパーに向かわれると、ゴールされてしまう可能性が非常に高いかなと思っているため、そこを気をつける。特に日本がボールを持っている時でも、できるだけカイセド選手にスペースを与えないようなリスクマネジメントを取っていきたいなと思う」 「そういった部分をトレーニングでやっていきたいし、カイセド選手の他にラミレス選手も非常に力強いストライカーだと思う。こういった2人のワールドクラスの選手にどう対処するかというのが今回のコロンビア戦の気をつけなければならないところになってくると思う。こういったところをトレーニングでやっていきたい」 また、ニールセン監督が最もインスピレーションを受けたのは、ワールドカップ(W杯)も制した佐々木則夫監督(現JFA女子委員長)時代のなでしこジャパンとのこと。「日本人に備わっているものを自然に出せるような、チームとしてまとまりがあるものが佐々木則夫さんの時にはすごく出ていた」と高く評価している。 最後に、「まずは多くの方々にスタジアムの方に足を運んでいただきたい」「男子チームと同じような雰囲気を女子の方でも作っていただければと思う」とW杯出場を決めた男子と同様の盛り上がりを希望。「個人的なことになるが、私の家族が試合にあわせて初来日するので、より多くの観客の前でコロンビアを倒すというところをぜひ、家族のためにも作っていきたいと思っている。なので、応援よろしくお願いします」とサポーターにメッセージを贈った。 2025.03.27 22:00 Thu

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