終盤のPK被弾で今季リーグ初失点のユベントスがカリアリに痛恨ドロー【セリエA】
2024.10.06 21:40 Sun
ユベントスは6日、セリエA第7節でカリアリをホームに迎え、1-1で引き分けた。
無観客試合となった前節ジェノア戦をヴラホビッチのドッピエッタで快勝とし、リーグ戦4試合ぶりの白星を掴んだ2位ユベントス(勝ち点12)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではライプツィヒ相手に負傷者と退場者を出す逆境の中、ヴラホビッチの2戦連続ドッピエッタ、コンセイソンの移籍後初弾で劇的逆転勝利とした。そのユベントスはライプツィヒ戦のスタメンから5選手を変更。重傷を負ったブレーメルやニコラス・ゴンサレスが欠場となり、ユルドゥズやファジョーリに代わってバングーラやケフラン・テュラムが起用された。
前節パルマに打ち勝った16位カリアリ(勝ち点5)に対し、徐々に圧力を強めていったユベントスが12分、PKを獲得する。CKからガッティのヘディングシュートがルペルトの広げていた手に微かに当たり、VARの末PK判定となった。
これをヴラホビッチが決めて先制したユベントスは直後にショートカウンターからコープマイネルスがGK強襲のミドルを放つと、続く20分にはコンセイソンがカットインシュートで再びGKを強襲した。
そして26分には決定機。ヴラホビッチのパスをボックス左で受けたコープマイネルスがオンターゲットのシュートを放ったが、GKスクフェットの好守に阻まれた。
迎えた後半、コープマイネルスに代えてファジョーリを投入したユベントスは51分、そのファジョーリがCKの流れで際どいシュートを浴びせる。
その後、ボランチの2枚を入れ替えて中盤の強度を保ちにかかったユベントスがカリアリに流れを渡さずに時間を進める中、72分にヴラホビッチがGK強襲のシュートで牽制。
そして78分には追加点のビッグチャンスが訪れるもドウグラス・ルイスのシュートのルーズボールに詰めたヴラホビッチのシュートは枠外に。
すると84分、痛恨のPKを献上。ボックス内でドウグラス・ルイスがピッコリを倒してVARの末にPKを献上。これをマリンに決められて今季リーグ初失点を喫して同点とされると、直後にはコンセイソンがシミュレーションを取られて2枚目のイエローカードを受けて退場に。
追加タイム5分にはオベルトにポスト直撃のシュートを浴びてヒヤリとした中、1-1でタイムアップ。痛恨の引き分けで勝ち点2を失っている。
ユベントス 1-1 カリアリ
【ユベントス】
ドゥシャン・ヴラホビッチ(前15)【PK】
【カリアリ】
ラズバン・マリン(後43)【PK】
無観客試合となった前節ジェノア戦をヴラホビッチのドッピエッタで快勝とし、リーグ戦4試合ぶりの白星を掴んだ2位ユベントス(勝ち点12)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではライプツィヒ相手に負傷者と退場者を出す逆境の中、ヴラホビッチの2戦連続ドッピエッタ、コンセイソンの移籍後初弾で劇的逆転勝利とした。そのユベントスはライプツィヒ戦のスタメンから5選手を変更。重傷を負ったブレーメルやニコラス・ゴンサレスが欠場となり、ユルドゥズやファジョーリに代わってバングーラやケフラン・テュラムが起用された。
前節パルマに打ち勝った16位カリアリ(勝ち点5)に対し、徐々に圧力を強めていったユベントスが12分、PKを獲得する。CKからガッティのヘディングシュートがルペルトの広げていた手に微かに当たり、VARの末PK判定となった。
そして26分には決定機。ヴラホビッチのパスをボックス左で受けたコープマイネルスがオンターゲットのシュートを放ったが、GKスクフェットの好守に阻まれた。
前半半ば以降もユベントスが主導権を握り、1点のリードで前半を終えた。
迎えた後半、コープマイネルスに代えてファジョーリを投入したユベントスは51分、そのファジョーリがCKの流れで際どいシュートを浴びせる。
その後、ボランチの2枚を入れ替えて中盤の強度を保ちにかかったユベントスがカリアリに流れを渡さずに時間を進める中、72分にヴラホビッチがGK強襲のシュートで牽制。
そして78分には追加点のビッグチャンスが訪れるもドウグラス・ルイスのシュートのルーズボールに詰めたヴラホビッチのシュートは枠外に。
すると84分、痛恨のPKを献上。ボックス内でドウグラス・ルイスがピッコリを倒してVARの末にPKを献上。これをマリンに決められて今季リーグ初失点を喫して同点とされると、直後にはコンセイソンがシミュレーションを取られて2枚目のイエローカードを受けて退場に。
追加タイム5分にはオベルトにポスト直撃のシュートを浴びてヒヤリとした中、1-1でタイムアップ。痛恨の引き分けで勝ち点2を失っている。
ユベントス 1-1 カリアリ
【ユベントス】
ドゥシャン・ヴラホビッチ(前15)【PK】
【カリアリ】
ラズバン・マリン(後43)【PK】
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【得点者プロフィール】 スティーブン・アッピアー(当時24歳) 国籍:ガーナ 所属:ユベントス ポジション:MF 身長:178cm ウディネーゼやパルマ、ユベントスなど、主にセリエAで活躍したアッピアー氏。単独でチャンスを作る事のできる打開力の高さから“トルネード”の異名をとった。 【試合詳細】 日程:2005年5月29日 大会:セリエA第38節 対戦相手:カリアリ 時間:後半14分(2-0) <div id="cws_ad">◆トルネードが叩き込んだ豪快弾<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJxQ3FwMDJFZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 2-0とユベントスがリードして迎えた59分、ブロックを作って守る相手に対して、敵陣でボールを持ったアッピアーが、ドリブルで切り込んでいく。 相手DFとの駆け引きの中でボックス左に流れてきたアッピアーだが、2人に挟まれてしまう。しかし、華麗なボールタッチで相手を左右に振り、隙を作ると、2人の間を一瞬で抜き去る。そのままシュート体勢に入ると、豪快に右足を振りぬき、ボールをゴールネット上部に突き刺した。 アッピアーのゴールでさらにリードを広げたユベントス。この後カリアリに2点を返されるも、追加点を奪い、4-2で勝利している。 2021.02.07 12:00 Sun4
日本人が目指すべきCB像、“希少なバロンドーラー“ファビオ・カンナバーロ
サッカー界においてなかなか評価がされないのが守備的な選手。勝利に貢献する派手なゴールを決める攻撃的な選手はわかりやすい活躍の指標が存在するが、なかなかディフェンダーは評価が得にくい。 もちろん、これまでのサッカー界で高く評価されたディフェンダーは多々いるが、世界年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」では3人のみが受賞。元西ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏と、元東ドイツ代表DFマティアス・ザマー氏、そして元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏の3人しかいない。 DFとして最後に受賞したのが2006年のカンナバーロ氏だが、ベッケンバウアー氏やザマー氏はリベロのポジションを務めており、中盤でのプレー機会も多かった選手たち。一方で、カンナバーロ氏は、純粋にセンターバックを務めており、DFとして最初の受賞者と言っても良い存在だ。 イタリア代表のキャプテンとしてドイツ・ワールドカップ(W杯)を優勝した功績が認められたカンナバーロ氏。現役時代のキャリアで多くのタイトルを獲得しているが、縁がなかったのがチャンピオンズリーグ(CL)だ。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残るプレーヤー</span> 現役時代はナポリでキャリアをスタートさせたカンナバーロだが、クラブの財政難により放出。パルマへと移籍する。 このパルマでは、GKジャンルイジ・ブッフォンやDFリリアン・テュラムらと強固な守備陣を形成。“ミラクル・パルマ“とも呼ばれ、カンナバーロも2度のコッパ・イタリア優勝や、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)での優勝を経験した。 中田英寿ともチームメイトとしてプレーした中、セリエAのスクデット獲得には至らずに2002年8月にインテルへと移籍。しかし、インテルでは監督との確執もあり出番が減り、2004年8月にユベントスへと完全移籍する。 すると、パルマ時代の同僚であったブッフォンとテュラムと再びチームメイトに。2004-05シーズンに見事スクデットを獲得する。しかし、このスクデットは2006年に発覚したカルチョ・スキャンダルといわれた一連の八百長事件の影響で剥奪に。結果、カンナバーロはスクデットも獲得していないこととなった。 チームはセリエBに降格処分となり、カンナバーロはレアル・マドリーへと完全移籍。そこでも本領を発揮すると、難しい中で行われたドイツW杯で優勝。前述のバロンドールも受賞することとなると、FIFA年間最優秀選手賞も受賞した。 マドリーではラ・リーガ連覇を果たすなどしたが、再びユベントスに復帰。その後は、アジアでプレーし引退した。 ビッグクラブに在籍を続けていたカンナバーロだったが、実はタイトル獲得数は多くない。クラブキャリアではわずか7個。そこにW杯が加わり8つと、イメージよりは少ないのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">◆縁がないチャンピオンズリーグ優勝</span> そのカンナバーロだが、ことCLとなるとより縁遠くなる。インテル移籍後は毎シーズン出場はしていたが、チームとしての成績は良くなく、最高がベスト4止まりだった。 今でこそ、マドリーやユベントスはタイトルを多く獲得し、マドリーは近年CLを何度も制しているが、ちょうど“銀河系“を形成していたカンナバーロが在籍していた時代は過渡期。2000年から2010年まではラ・リーガも4度の優勝に留まっており、CLも2001-02シーズンを最後に11年間獲れなかった。 最もビッグイヤーに近づいたのは、インテル在籍時の2002-03シーズン。準決勝に駒を進めると、決勝進出を懸けた相手はライバルのミラン。2試合とも引き分けに終わったが、アウェイゴール差で僅かに敗れて敗退した。 その後は、ユベントス時代に2度ベスト8、マドリー時代に2度ベスト16まで勝ち上がっているが、それ以上は進めず。ビッグイヤーを掲げていないどころか、決勝の舞台にすら立ったことがなく、最も意外な選手の1人と言っても良い。 <span class="paragraph-title">◆タイトルは少なくとも才能は抜群</span> 目に見えたタイトルというものにはあまり恵まれていないキャリアのカンナバーロ。そのため、ワールドカップの優勝とバロンドール受賞が輝いて見える。 ただ、ピッチ上で見せるパフォーマンスの評価、そして持ち合わせた才能は世界屈指と言われている。 なんといっても、センターバックとしては身長175cmと小柄。体格に勝るヨーロッパではもちろんのこと、日本で考えても175cmのセンターバックはあまりいないタイプだ。 しかし、持って生まれた強靭な肉体が身長のハンデを埋めることに。まず一対一の守備力が抜きん出ており、相手との競り合いに負けないほか、身長を補う高いジャンプ力を武器としていた。 どんなストライカー相手でも、空中でも地上でも抜かせないという守備力は一級品だが、カンナバーロの真骨頂は守備をする前のパフォーマンスだ。 最も優れているとされたのがポジショニング。相手との競り合いに負けないフィジカルも素晴らしいが、相手よりも優位なポジションを先読みして取ることで、そもそも勝負の前に勝っているのだ。 一対一の勝負もさることながら、簡単にボールを奪い切る能力は抜きん出ている。 そしてもう1つが抜きん出た統率力。センターバックとして周りの選手にコーチングして相手を追い込んだり、優位なポジションを取ったりすることができる。これは、「カテナチオ」と言われるイタリアの堅い守備には欠かせず、ドイツW杯を制した際にもこの点は非常に評価された。チームのパフォーマンスを引っ張り上げる彼の力は、タイトルの数に関係なく、最後まで高く評価され続けた。 日本人と変わらない体格で世界と渡り合ったカンナバーロ。お手本とすべき選手の1人とも言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】相手を封殺!カンナバーロの闘志溢れるユベントス時代のディフェンス集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJsdGt2Y1FHSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <div id=“cws_ad”><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> 2022.07.13 21:30 Wed5
