ティム・ハワード氏が米国代表のポチェッティーノ新監督にクギ…ペップを引き合いに「現実的なサッカーをせよ」

2024.09.26 20:40 Thu
元アメリカ代表GKのティム・ハワード氏
Getty Images
元アメリカ代表GKのティム・ハワード氏
アメリカ代表GKのティム・ハワード氏が、同代表のマウリシオ・ポチェッティーノ新監督にクギを刺す。

現役時代にイングランド・プレミアリーグで通算399試合出場、米国代表通算121キャップを積み上げたハワード氏。現在はMLSのヒューストン・ダイナモでオーナーを務めている。

氏はこの度、アメリカ発信のポッドキャスト番組『It’s Called Soccer』に出演し、自国開催の2026年W杯を控える米国代表に言及。
マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督を引き合いに、米国代表のポチェッティーノ新監督に対し「無理に自分のサッカーを押し付けるな」とクギを刺す形となった。

「私が現役だった頃の米国代表は、最強だったとは言わないが、タフに戦って格上に勝つ試合もあった。タフな選手たちが揃っていた」
「これが最も重要であり、ポゼッションゲームをやれば勝てるというわけではない」

「ペップ・グアルディオラがあらゆる観点からサッカーを台無しにした。誰もが見惚れるサッカーを展開し、多くの者に無理な夢を見させたが、あのサッカーができるのはせいぜい世界に3チームだ。ポチェッティーノが現実を捉えていることを願う」

ティム・ハワードの関連記事

エバートンは29日、アイルランド代表DFシェイマス・コールマン(34)との契約延長を発表した。 新契約は2024年6月30日までの1年間。15シーズン目を迎えることとなる。 コールマンは2009年1月に母国アイルランドのスライゴ・ローヴァーズから6万ポンド()でエバートンに加入。14シーズン半を過ごし、公式 2023.06.30 10:40 Fri
リバプールのブラジル代表GKアリソン・ベッカーは、やはり偉大な記録を打ち立てていた。 リバプールは16日、プレミアリーグ第36節でWBAと対戦。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するトップ4フィニッシュに向けては全勝したいリバプール。33分にはモハメド・サラーのゴールで追いつき、1-1で試合を折 2021.05.17 12:40 Mon
マンチェスター・ユナイテッドやエバートンで活躍した元アメリカ代表GKティム・ハワード(40)が、現役復帰することを決めたようだ。イギリス『BBC』が報じた。 ハワードは、2019年10月にMLS(メジャーリーグ・サッカー)のコロラド・ラピッズで現役最後の試合を終え、グローブをおいた。 その後、USLチャンピ 2020.03.05 16:54 Thu
MLS(メジャーリーグ・サッカー)のコロラド・ラピッズに所属している元アメリカ代表GKティム・ハワードが現役最後の試合を終えた。 コロラド・ラピッズは6日、ロサンゼルスFCと対戦し1-3で敗れた。1月に自身のツイッターで今季限りで現役を引退することを発表していたハワードにとって、これが最後の試合となった。 2019.10.08 17:45 Tue
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のコロラド・ラピッズに所属する元アメリカ代表GKティム・ハワード(40)が、プレミアリーグの優勝争いに言及した。アメリカ『CNN』が伝えている。 今シーズンも熾烈な優勝争いが演じられているプレミアリーグ。残り2試合の段階で、マンチェスター・シティが勝ち点92で首位、リバプールが勝 2019.05.01 10:25 Wed

アメリカ代表の関連記事

日本代表の森保一監督が、9月のアメリカ遠征について言及した。 14日、「2025“Jリーグの日”特別企画発表会」が行われ、森保監督は松木安太郎さん、前園真聖さんと共に登壇した。 発表会では、今年のJリーグの日にちなんで、「Jリーグチップス」が復刻することが発表された中、イベント終了後に囲み取材に応じ、14日 2025.05.14 22:30 Wed
日本サッカー協会(JFA)は14日、日本代表が9月にアメリカ遠征を行うことを発表した。 2026年に行われる北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得している日本代表。開催地でもあるアメリカでの戦いとなり、9月6日(土)にカリフォルニア州オークランドでメキシコ代表と、同9日(火)にオハイオ州コロンバスでアメリカ代 2025.05.14 08:45 Wed
トッテナム復帰の期待も持たれるアメリカ代表指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノ監督だが、実現には高いハードルがあるようだ。 ポチェッティーノ監督は、2014年から2019年までトッテナムを指揮。在任期間中、タイトル獲得を実現することはできなかったが、2018-19シーズンにはクラブを史上初のチャンピオンズリーグ( 2025.03.25 16:35 Tue
アメリカサッカー連盟(USSF)は11日、CONCACAFネーションズリーグ2024-25に臨むアメリカ代表メンバー23名を発表した。 マウリシオ・ポチェッティーノ監督が就任したアメリカ代表。2026年の北中米ワールドカップの開催地でもあり、予選がない中でチームの強化を行っている。 北中米カリブ海サッカー連 2025.03.12 07:30 Wed
アメリカサッカー連盟(USSF)は10日、CONCACAFネーションズリーグ2024-25準々決勝のジャマイカ代表戦に臨むアメリカ代表メンバー25名を発表した。 マウリシオ・ポチェッティーノ監督が就任したアメリカ代表。2026年の北中米ワールドカップの開催地でもあり、予選がない中でチームの強化を行っている。 2024.11.11 13:40 Mon

記事をさがす

アメリカ代表の人気記事ランキング

1

カナダをコパ・アメリカでベスト4に導いたマーシュ監督、母国アメリカ代表からの関心に「今も将来的にも興味はない」

カナダ代表のジェシー・マーシュ監督は、アメリカ代表指揮官への就任の可能性を完全否定した。『ESPN』が伝えている。 2年後にカナダ、メキシコと共同で開催する北中米ワールドカップを控えるアメリカだが、先月から開催されたコパ・アメリカ2024では母国開催ながらグループステージ敗退。アメリカ合衆国サッカー連盟(USSF)はこの結果を受け、2018年から指揮を執るグレッグ・バーホルター監督(50)を解任した。 後任を探すUSSFはリバプールを退任したユルゲン・クロップ氏の招へいに動くも、休養を望む同氏は拒否。USSFはなおもクロップ氏の招へいの可能性を粘り強く探りつつ、別の選択肢についても模索している。 そんな中で、候補の一人になっているのがマーシュ監督だ。これまでレッドブル・ザルツブルクやRBライプツィヒ、リーズ・ユナイテッドなどで指揮を執ってきた指揮官は、2024年5月にカナダの監督に就任。前述したコパ・アメリカではチームを準決勝まで導き、13日にウルグアイ代表との3位決定戦を控えている。 アメリカ人として母国を率いることが期待される中だが、マーシュ監督にその意向はまったくないようだ。ウルグアイ戦の前日記者会見に出席した指揮官はUSSFへの不信感を口にしており、今後も指揮を執るつもりはないと断言している。 「私は今の職を辞めるつもりはない。そして、アメリカ代表の仕事に興味もない。そして組織に大きな変化がない限り、私は将来的にもアメリカ代表の仕事に興味は持たないだろう」 「私は今、ここで本当に幸せだ。この組織のリーダーたちと共に働くこと、そしてこのチームと働くことについて、これ以上の幸せはないと思う」 「アメリカサッカーへのリスペクトは大きいが、私は以前に彼らとの交渉を経験した。そして、あまり詳しく話すつもりはないが、そこで私はあまり良い扱いを受けなかった」 「だから、もうそれは過去のことさ。交渉が終わった瞬間、私は『よし、前進するぞ。そして自分にとって何が正しいのかを見つけ出すんだ』と決めたんだ」 2024.07.13 14:40 Sat
2

「W杯を意識してやりたい」9月にアメリカ遠征の日本代表、森保一監督は初のアメリカ遠征もW杯への第一歩に「アップデートできることは多い」

日本代表の森保一監督が、9月のアメリカ遠征について言及した。 14日、「2025“Jリーグの日”特別企画発表会」が行われ、森保監督は松木安太郎さん、前園真聖さんと共に登壇した。 発表会では、今年のJリーグの日にちなんで、「Jリーグチップス」が復刻することが発表された中、イベント終了後に囲み取材に応じ、14日に発表されたアメリカ遠征について言及した。 「我々とFIFAランクも近く、世界的にも力のある両国とアメリカで試合をさせていただくということは、我々の現在の立ち位置からくる、成果と課題が分かる良い試合になると思います」 「W杯に向けても、アメリカでやるということで、ワールドカップを意識してやりたいと思います」 2026年の北中米ワールドカップ(W杯)に史上最速で出場を決めた日本。1年後の戦いを見越し、現地で開催国であるアメリカ代表、メキシコ代表との対戦が決定した。 試合はカルフォルニア州のオークランドでメキシコと対戦し、中2日でオハイオ州のコロンバスでアメリカと対戦。両都市間の距離は約3390kmとされており、試合日程と移動はW杯を想定したものとなる。 森保監督は「試合会場間の移動もあると思いますし、実際にW杯本大会を考えた時にも、移動はコンディションを保つために大きなポイントになると思いますし、ここで経験できるのは本大会により良いイメージがあるかなと思います」と語り、選手たちを含め、スタッフも本大会を想定できることは大きいと語った。 実際に試しておきたい点については「チームの戦術的なところと、選手の疲労であったり、システム上のことはその時に試合で確認したいと思います」とコメント。今回は9月に遠征するが、実際のW杯は7月に開催。「まずはアメリカで7月と9月とは気候が同じではないと思いますけど、開催国で試合ができるということは、雰囲気に馴染んで、本大会で初めて雰囲気を感じるのではなく、過去に経験したことがあるということで自信を持って臨めるようにしたいです。オフ・ザ・ピッチのところでも、色々と考えて活動していきたいです」と語り、良い経験値を積みたいとした。 また、キャンプ地も注目されるところ。何も決まっていない以上は決めようがないところではあるが「ドローの後でないとキャンプ地を決めることはできないと思いますが、イメージを持つことはできるかなと思います。そこは本大会に向けて、キャンプ地をどこを拠点にするか1つ考えないといけないとは思っています」と、ある程度の想定はできるとした。 対戦するアメリカとメキシコはここまで多く対戦はしていない2チーム。ただ、W杯常連国であり、結果も日本以上に残していることは事実。また、アメリカはマウリシオ・ポチェッティーノ監督、メキシコは元日本代表監督でもあるハビエル・アギーレ監督が指揮しており、世界的に知られる2人の監督が率いる実力国との対戦を楽しみだとした。 「世界的にも力のあるチームだと思っていますし、メキシコやアメリカは我々がFIFAランクが上で、我々が世界一を目指す、FIFAランクでもトップに近づくためには、こういうW杯出場常連国であって、力のあるチームに高確率で勝って行けるように力を付ける必要があると思います」 「戦術的なところであったり、フィジカルのところであったり、世界で戦っていく、勝っていくためにも、素晴らしい相手だなと思います。両チームとも、世界の中でも活躍している選手が多い中、世界の名将と言われるようなトップトップの監督が指揮する中で、戦術的なことも含めて、試合の中で学ぶことができて、アップデートできることは多いと思います」 6月のW杯アジア最終予選を戦い、E-1サッカー選手権を7月に戦った後のアメリカ遠征。人選も含め、どういった戦いになるか注目だ。 2025.05.14 22:30 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly