「これは始まりに過ぎない」セリエA初勝利を挙げたセスク監督、コモのさらなる躍進に自信「全員が連携できている」
2024.09.25 11:40 Wed
セスク・ファブレガス監督がセリエA初勝利に喜び
コモのセスク・ファブレガス監督が、セリエA初勝利を喜んだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。今シーズンからコモの監督に正式就任したセスク監督。セリエA初挑戦となるシーズンはここまで2分け2敗と未勝利が続いている中、24日に行われた第5節では強豪アタランタと対戦した。
試合は敵地で先制を許す苦しい展開となるも、後半ガブリエウ・ストレフェッツァのゴールで追いつくと、そこからアリュー・ファデラのゴールもあり一気にリードを2点差に。終盤に1点を返されたが、そのまま3-2で勝利した。
記念すべきセリエAでの初白星を挙げたセスク監督は試合後、『DAZN』の取材に対して喜びを露わにしており、これをきっかけに調子を上げていきたいと意気込んだ。
「良い試合ができた。チャンスをたくさん作り、相手にプレッシャーをかけることができたと思う。ヨーロッパのベストチームの一つにダメージを与えたいと思って試合に臨んだ。彼らはチャンピオンズリーグに出場するチームだからね」
「すべてに満足している。我々はこれよりも良い結果に値したとも思う。戦術と技術向上に取り組んできたが、私は何よりも選手たちに個性を求めている。最善を尽くしたにもかかわらず、結果はまだ出ていなかったから、彼らには気の毒だった」
「我々は試合でうまくやれた。そして、全員がうまく連携できていると思う。これはまだ始まりに過ぎないだろう」
試合は敵地で先制を許す苦しい展開となるも、後半ガブリエウ・ストレフェッツァのゴールで追いつくと、そこからアリュー・ファデラのゴールもあり一気にリードを2点差に。終盤に1点を返されたが、そのまま3-2で勝利した。
「良い試合ができた。チャンスをたくさん作り、相手にプレッシャーをかけることができたと思う。ヨーロッパのベストチームの一つにダメージを与えたいと思って試合に臨んだ。彼らはチャンピオンズリーグに出場するチームだからね」
「私は信念を持っていたが、今日はそれをさらに実感することになった。このスタジアムに来て、こうしたパフォーマンスが見られるのは本当に嬉しい。自信も湧いてくるだろう」
「すべてに満足している。我々はこれよりも良い結果に値したとも思う。戦術と技術向上に取り組んできたが、私は何よりも選手たちに個性を求めている。最善を尽くしたにもかかわらず、結果はまだ出ていなかったから、彼らには気の毒だった」
「我々は試合でうまくやれた。そして、全員がうまく連携できていると思う。これはまだ始まりに過ぎないだろう」
1
2
セスク・ファブレガスの関連記事
コモの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
セスク・ファブレガスの人気記事ランキング
1
インドネシア代表の29歳MFは今年1月にコモ移籍が叶わず…今季のセリエA昇格でショック倍増「ダメージを負った」
インドネシア代表MFトム・ハイェ(29)が、コモへ移籍するチャンスを失っていたと明かした。 トム・ハイェはオランダ出身で、AZ、ヴィレム、セリエB時代のレッチェなどに在籍したのち、昨季までの2年半はヘーレンフェーンでプレー。エールディビジ(オランダ1部)通算208試合出場を誇る187cmの守備的MFだ。 若手時代は世代別オランダ代表の常連も、インドネシアにルーツを持ち、今年3月にA代表デビュー。初キャップからW杯最終予選A組第2節のオーストラリア代表戦まで5試合連続で起用されるなど、中核的存在となった。 昨季限りでヘーレンフェーンを退団し、13日にアルメレ・シティ入りが発表されているが、今年1月、今季セリエAに昇格するコモ(当時セリエB)への移籍が近づき、そして破談していたのだという。『ESPN』に自ら語った。 「ヘーレンフェーンがコモへの移籍を許可してくれず、傷ついた。移籍金を巡って合意できなかったことが原因だそうだ。キャリアにダメージを負ったと正直に言わねばならない」 セスク・ファブレガス監督を旗手に、今夏はセリエA昇格を果たしただけでなく、ラファエル・ヴァランやホセ・マヌエル・レイナ、セルジ・ロベルトなど歴戦の名手を獲得したコモ。 インドネシア有数の実業家、ハルトノ兄弟がオーナーを務めるなか、セリエA昇格を果たしたことも、トム・ハイェとしては移籍が叶わなかったことのショックを倍増させたようだ。 2024.09.17 13:40 Tue2
生まれ故郷で復活のクトローネがセリエA昇格に導いたコモと契約延長
元イタリア代表FWパトリック・クトローネ(26)がセリエAに昇格したコモとの契約を2028年6月まで延長した。 ミランの下部組織出身で、デビュー当時は将来が嘱望されたクトローネ。2017年5月のファーストチームデビューを経て、プロとして本格始動した2017-18シーズンは、セリエA28試合で10ゴール4アシストと活躍。しかし、翌シーズンは思うような成績を残せず、ウォルバーハンプトンへ完全移籍した。 しかし、プレミアリーグへの環境の変化もプラスには働かず、以降はフィオレンティーナ、バレンシア、エンポリへのレンタル移籍を繰り返した。そして、2022年夏には生まれ故郷であるコモへ完全移籍。セリエBを舞台にキャリア再生を図った。 その故郷のクラブでは加入2年間で公式戦68試合に出場し23ゴールを記録。昨シーズンはセリエBで32試合14ゴール5アシストの見事な数字を残し、クラブ悲願のセリエA昇格に貢献した。 生まれ故郷で復活を遂げた26歳は今回の契約延長に際して改めてクラブへの愛情を語った。 「コモは僕にとって故郷であり、生まれ育った街だ。この2年間、本当に素晴らしい瞬間を過ごし、一生忘れられない感情を味わうことができた。だからこそ、2028年までこのクラブに所属できることを嬉しく思うよ。昨シーズン、僕らは歴史を作った。そして、将来、この物語の本当に美しいページをさらに書き上げていくと確信している。興奮しているし、新たなシーズンが始まり、シニガーリアが観客でいっぱいになるのを見るのが待ち切れないよ」 一方、現役時代は同僚としてプレーし、昨シーズンは指導者として背番号10と共闘したセスク・ファブレガス監督は「パトリックの契約延長にとても満足している。彼は素晴らしいストライカーであり、我々にとって非常に重要なプレーヤーだ。彼は貪欲でゴールを決めたいと思っているプレーヤーであり、故郷のファンの前でセリエAで我々と一緒にプレーしてくれるのは素晴らしいことだ」と、大きな期待を語っている。 2024.07.15 16:45 Mon3
イラク新世代の20歳アリ・ジャシム、セリエAで出場機会ほぼなし…今季後半戦はオランダ1部にレンタル移籍へ
セリエA・コモのイラク代表MFアリ・ジャシム・エライビ(20)が、オランダ1部のアルメレ・シティへレンタル移籍する見通しに。 2024年を通じて日本代表に脅威を与えたイラク新世代のサイドアタッカー、アリ・ジャシム。切れ味鋭いドリブルを持ち味とし、U-23代表として大岩ジャパン、A代表ではアジア杯2023で森保ジャパンと対峙した。 昨夏はパリ五輪を経て、欧州5大リーグの一角たるセリエAへ。セスク・ファブレガス監督率いるコモでリーグ戦デビューも、ここまで半年で2試合計9分間のプレーにとどまり、大半は90分間ベンチ、もしくはベンチ外である。 コモでは極めて序列が低いため、代表ウィーク期間外の年末年始に開催されたガルフカップもイラク代表合流が許可されることに。 そんなこんなで24-25シーズン後半戦はレンタル移籍へ。イラク『アル・マダ』によると、オランダ1部・エールディビジのアルメレへの半年レンタルが近づいており、すでに当地へ到着してメディカルチェックが進んでいるという。 2025.01.13 23:05 Mon4
レバークーゼンなど引き抜き噂も、セスク監督は来季もコモで続投へ
国内外の強豪クラブから引く手あまたのセスク・ファブレガス監督(38)だが、来シーズンもコモを率いる決断を下したようだ。 現役時代はアーセナルやバルセロナ、チェルシーなどでプレーしたセスク監督。昨シーズンはコモをセリエA昇格に導く手腕を発揮。さらに、初挑戦となった今季のセリエAでは、昇格組ながらここまで勝ち点48を積み上げて10位に位置。すでに残留も確定させている。 一時は来季のステップアップを示唆し、ローマやミランという国内クラブ、シャビ・アロンソ監督の後釜としてレバークーゼン、好条件のオファーが届いたRBライプツィヒといったクラブへの引き抜きも取り沙汰された。 しかし、イタリア『スカイ・スポルト』など複数イタリアメディアによれば、セスク監督は続投を決断したという。 コモの株主でもある同監督は、クラブ経営陣の間での良好な関係に加えて受け取ったオファーを慎重に検討した結果、クラブと共に築き上げてきたプロジェクトに引き続き参加することを選択したようだ。 2025.05.13 21:30 Tue5
前レバークーゼンの無所属フォス=メンサーがコモで練習参加…セスク監督へのアピール次第で契約ゲットへ
無所属の元オランダ代表DFティモシー・フォス=メンサー(26)が、コモで練習参加しているようだ。ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏がレポートする。 フォス=メンサーはマンチェスター・ユナイテッドでトップ昇格も定着叶わず、クリスタル・パレスとフルアムへのレンタル放出を経て、20-21シーズン途中にレバークーゼンへ移籍。 その間、オランダ代表に招集され、3試合出場も、現状では6年以上フェードアウト中。レバークーゼンで常時出場が叶わなかったためだ。 昨季までの2年半で、ブンデスリーガ通算出場は「23」試合。無敗優勝の昨季は加入後最多となる11試合出場も、スタメンは1試合…契約満了に伴う退団が決まった。 現在は無所属で、この度セリエA昇格組のコモで練習参加。コンディションは決して悪くないようで、セスク・ファブレガス監督の決断次第で正式契約を勝ち取る可能性があるという。 2024.08.08 21:15 Thuコモの人気記事ランキング
1
インドネシア代表の29歳MFは今年1月にコモ移籍が叶わず…今季のセリエA昇格でショック倍増「ダメージを負った」
インドネシア代表MFトム・ハイェ(29)が、コモへ移籍するチャンスを失っていたと明かした。 トム・ハイェはオランダ出身で、AZ、ヴィレム、セリエB時代のレッチェなどに在籍したのち、昨季までの2年半はヘーレンフェーンでプレー。エールディビジ(オランダ1部)通算208試合出場を誇る187cmの守備的MFだ。 若手時代は世代別オランダ代表の常連も、インドネシアにルーツを持ち、今年3月にA代表デビュー。初キャップからW杯最終予選A組第2節のオーストラリア代表戦まで5試合連続で起用されるなど、中核的存在となった。 昨季限りでヘーレンフェーンを退団し、13日にアルメレ・シティ入りが発表されているが、今年1月、今季セリエAに昇格するコモ(当時セリエB)への移籍が近づき、そして破談していたのだという。『ESPN』に自ら語った。 「ヘーレンフェーンがコモへの移籍を許可してくれず、傷ついた。移籍金を巡って合意できなかったことが原因だそうだ。キャリアにダメージを負ったと正直に言わねばならない」 セスク・ファブレガス監督を旗手に、今夏はセリエA昇格を果たしただけでなく、ラファエル・ヴァランやホセ・マヌエル・レイナ、セルジ・ロベルトなど歴戦の名手を獲得したコモ。 インドネシア有数の実業家、ハルトノ兄弟がオーナーを務めるなか、セリエA昇格を果たしたことも、トム・ハイェとしては移籍が叶わなかったことのショックを倍増させたようだ。 2024.09.17 13:40 Tue2
生まれ故郷で復活のクトローネがセリエA昇格に導いたコモと契約延長
元イタリア代表FWパトリック・クトローネ(26)がセリエAに昇格したコモとの契約を2028年6月まで延長した。 ミランの下部組織出身で、デビュー当時は将来が嘱望されたクトローネ。2017年5月のファーストチームデビューを経て、プロとして本格始動した2017-18シーズンは、セリエA28試合で10ゴール4アシストと活躍。しかし、翌シーズンは思うような成績を残せず、ウォルバーハンプトンへ完全移籍した。 しかし、プレミアリーグへの環境の変化もプラスには働かず、以降はフィオレンティーナ、バレンシア、エンポリへのレンタル移籍を繰り返した。そして、2022年夏には生まれ故郷であるコモへ完全移籍。セリエBを舞台にキャリア再生を図った。 その故郷のクラブでは加入2年間で公式戦68試合に出場し23ゴールを記録。昨シーズンはセリエBで32試合14ゴール5アシストの見事な数字を残し、クラブ悲願のセリエA昇格に貢献した。 生まれ故郷で復活を遂げた26歳は今回の契約延長に際して改めてクラブへの愛情を語った。 「コモは僕にとって故郷であり、生まれ育った街だ。この2年間、本当に素晴らしい瞬間を過ごし、一生忘れられない感情を味わうことができた。だからこそ、2028年までこのクラブに所属できることを嬉しく思うよ。昨シーズン、僕らは歴史を作った。そして、将来、この物語の本当に美しいページをさらに書き上げていくと確信している。興奮しているし、新たなシーズンが始まり、シニガーリアが観客でいっぱいになるのを見るのが待ち切れないよ」 一方、現役時代は同僚としてプレーし、昨シーズンは指導者として背番号10と共闘したセスク・ファブレガス監督は「パトリックの契約延長にとても満足している。彼は素晴らしいストライカーであり、我々にとって非常に重要なプレーヤーだ。彼は貪欲でゴールを決めたいと思っているプレーヤーであり、故郷のファンの前でセリエAで我々と一緒にプレーしてくれるのは素晴らしいことだ」と、大きな期待を語っている。 2024.07.15 16:45 Mon3
イラク新世代の20歳アリ・ジャシム、セリエAで出場機会ほぼなし…今季後半戦はオランダ1部にレンタル移籍へ
セリエA・コモのイラク代表MFアリ・ジャシム・エライビ(20)が、オランダ1部のアルメレ・シティへレンタル移籍する見通しに。 2024年を通じて日本代表に脅威を与えたイラク新世代のサイドアタッカー、アリ・ジャシム。切れ味鋭いドリブルを持ち味とし、U-23代表として大岩ジャパン、A代表ではアジア杯2023で森保ジャパンと対峙した。 昨夏はパリ五輪を経て、欧州5大リーグの一角たるセリエAへ。セスク・ファブレガス監督率いるコモでリーグ戦デビューも、ここまで半年で2試合計9分間のプレーにとどまり、大半は90分間ベンチ、もしくはベンチ外である。 コモでは極めて序列が低いため、代表ウィーク期間外の年末年始に開催されたガルフカップもイラク代表合流が許可されることに。 そんなこんなで24-25シーズン後半戦はレンタル移籍へ。イラク『アル・マダ』によると、オランダ1部・エールディビジのアルメレへの半年レンタルが近づいており、すでに当地へ到着してメディカルチェックが進んでいるという。 2025.01.13 23:05 Mon4
ベンフィカが3選手を補強! ローマのスウェーデン代表DFダール&コモの元イタリア代表FWベロッティをレンタル、ブラガのポルトガル代表FWブルマを完全移籍で獲得
ベンフィカは3日、ローマのスウェーデン代表DFサミュエル・ダール(21)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「26」をつける。 ダールはスウェーデンのユールゴーデンから2024年7月にローマに完全移籍。左サイドバックを務める中、セリエAで2試合、コッパ・イタリアで1試合の出場に終わっていた。 スウェーデン代表デビューも果たしている中、成長のために出場機会を求めポルトガルの強豪に武者修行。ダールは「素晴らしい歴史とサッカーのレベルを誇るこのクラブに来られてとても幸せだ。ここにいられることは本当に素晴らしい」と今回の移籍にコメントしている。 また、コモからは元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(31)をレンタル移籍で獲得。背番号は「19」に決定した。 ベロッティはイタリア代表として44試合で12ゴールを記録。パレルモやトリノ、ローマ、フィオレンティーナでプレー。今シーズンからコモに完全移籍していた中、セリエAでは18試合で2ゴール、コッパ・イタリアで1試合の出場に終わっていた。 自身初の海外移籍となるベロッティ。「シーズンを最高の形で終えたい。試合はたくさんあるし、トロフィーを持ち帰らなければならない。最高の形で思い出に残るような素晴らしいシーズンにしたい」と意気込みを語った。 さらにブラガからはポルトガル代表FWブルマ(30)を完全移籍で獲得。契約期間は2028年夏までとなる。背番号は「27」に決まった。 ブルマはスポルティングCPのアカデミー育ち。ファーストチーム昇格後は、ガラタサライやレアル・ソシエダ、RBライプツィヒ、PSV、オリンピアコス、フェネルバフチェと渡り歩き、2023年1月にブラガにレンタル移籍で加入。同年7月に完全移籍で加入した。 今シーズンはプリメイラ・リーガで17試合7ゴール5アシスト。ヨーロッパリーグ(EL)でも6試合で3ゴール1アシストを記録するなど主軸としてプレー。ブラガでは通算90試合27ゴール22アシストを記録していた。 左ウイングを主戦場としており、ベロッティとの関係性に期待したいところ。ブルマは「ここにきて、素晴らしいクラブを代表できることを嬉しく思う。ここに来るのは良い時期だと思う。これからも努力を続け、ファンにたくさんの喜びをもたらしていきたい」と意気込んだ。 2025.02.04 11:50 Tue5