小田裕太郎所属のハーツがネイスミス監督を解任、昨季3位も公式戦8連敗で別れ「残念ながら好転する兆しはない」
2024.09.22 23:45 Sun
公式戦8連敗で解任されたネイスミス監督
FW小田裕太郎も所属するハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)は22日、スティーブン・ネイスミス監督(38)の解任を発表した。コーチ陣も併せてチームを去ることとなる。
ハーツのアンドリュー・マッキナリーCEO(最高経営責任者)は、クラブを通じて解任の理由を明かした。
「まず、この1年半にわたるスティーブン、ゴードン(・フォレスト)、フランキー(・マカヴォイ)の尽力に感謝したいと思う。彼らはそれぞれの役割を果たし、休みなく働いてくれた。彼らがいなければ、昨シーズンの成功は得られなかっただろう」
「しかし、特にサッカーでは物事は急速に変化する可能性があり、今シーズンは物事がうまく行っていないことは誰の目にも明らかだった。結果とパフォーマンスは、このクラブに期待されている水準を下回っており、残念ながら運命が好転する兆しはほとんどない」
「UEFAカンファレンスリーグも間もなくはじまり、リーグの順位に注目が集まる中、立ち止まるわけにはいかない。だからこそ、取締役会として、感謝と最善の願いを込めて、別れるという難しい決断を下した」
引退後はアカデミーマネージャーや、下部組織の監督を務めた中、2023年4月に暫定監督に就任。しかし、ライセンスを保持していないことから実質的な指揮官となり、ライセンス取得後の2023年9月から監督に正式に就任した。
正式な監督になってから49試合を指揮し、23勝8分け18敗。2023-24シーズンは、セルティック、レンジャーズに続いて3位でフィニッシュしていた。
しかし、今シーズンは開幕戦でレンジャーズと引き分けるも、そこからスコティッシュ・カップやスコティッシュ・リーグカップを含めてまさかの公式戦8連敗。21日にはセントミレンと対戦し2-1で敗れ、解任が決断されることとなった。
ハーツのアンドリュー・マッキナリーCEO(最高経営責任者)は、クラブを通じて解任の理由を明かした。
「まず、この1年半にわたるスティーブン、ゴードン(・フォレスト)、フランキー(・マカヴォイ)の尽力に感謝したいと思う。彼らはそれぞれの役割を果たし、休みなく働いてくれた。彼らがいなければ、昨シーズンの成功は得られなかっただろう」
「UEFAカンファレンスリーグも間もなくはじまり、リーグの順位に注目が集まる中、立ち止まるわけにはいかない。だからこそ、取締役会として、感謝と最善の願いを込めて、別れるという難しい決断を下した」
現役時代はスコットランド代表としても活躍したネイスミス監督は、キルマーノック、レンジャーズ、エバートン、ノリッジ・シティ、そしてハーツでプレー。2021年7月にハーツで現役を引退した。
引退後はアカデミーマネージャーや、下部組織の監督を務めた中、2023年4月に暫定監督に就任。しかし、ライセンスを保持していないことから実質的な指揮官となり、ライセンス取得後の2023年9月から監督に正式に就任した。
正式な監督になってから49試合を指揮し、23勝8分け18敗。2023-24シーズンは、セルティック、レンジャーズに続いて3位でフィニッシュしていた。
しかし、今シーズンは開幕戦でレンジャーズと引き分けるも、そこからスコティッシュ・カップやスコティッシュ・リーグカップを含めてまさかの公式戦8連敗。21日にはセントミレンと対戦し2-1で敗れ、解任が決断されることとなった。
スティーブン・ネイスミスの関連記事
ハート・オブ・ミドロシアンの関連記事
スコティッシュ・プレミアシップの関連記事
記事をさがす
|
スティーブン・ネイスミスの人気記事ランキング
1
苦しんだスコットランドの2人…小田裕太郎&田川亨介についてハーツの指揮官が言及「2人とも不運だった」
スコットランドと言えば、日本人選手が5人所属しているセルティックを思い浮かべる方が多いだろう。一方で、日本人2人が所属するクラブもある。それが、ハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)だ。 セルティックやレンジャーズが本拠地とするグラスゴーではなく、首都のエディンバラを本拠地とするハーツ。U-23日本代表FW小田裕太郎とFW田川亨介が所属する。 小田は2023年1月にヴィッセル神戸から完全移籍で加入。今シーズンは、度重なるケガにも見舞われ、スコティッシュ・プレミアシップで21試合に出場し4ゴール。優勝を争う上位プレーオフでも1試合の出場に終わっている。 一方の田川は、FC東京から2023年8月に完全移籍。それでも、スコットランドの環境になかなか馴染めず、ここまで公式戦19試合の出場にとどまっており、スコティッシュ・プレミアシップでは11試合、プレーオフでも1試合の出場に終わっている。 共に2026年夏までの契約を残す中、イギリス『エディンバラ・ニュース』は、2人について特集。スティーブン・ネイスミス監督は、2人について語った。 「ユウタロウはいくつかの軽いケガに悩まされており、それが彼の精神状態を混乱させている。この期間、彼はいくつか良い試合をしたり、ベンチから出場して非常に良い成績を収めたりした」 「その後、数週間欠場した。これが最大のケガだった」 「彼にとって大切なことは一貫性だが、今シーズンの得点はチームで3番目に多い。彼は試合で影響力を持っており、そのクオリティがとても気に入っている。今ではスコットランドのサッカーをよく理解していると思う。彼が我々のためにプレーする時は脅威だ」 「キョウスケにとって、今シーズンは常に難しいものとなった。フィジカルとゲームのスピードが現れた。いくつかの試合でキョウスケは良いパフォーマンスを見せたと思うが、彼はチームから遠ざかっている」 共に良いシーズンとは言い難い1年となったが、少ない残りシーズンではチャンスを与える可能性もあるとのこと。2人に限らず、出番が少ない選手にチャンスを与えていく可能性もネイスミス監督は語った。 「今シーズンは2人とも不運だった。キョウスケはシャンクス(ローレンス・シャンクランド)がとても良い成績を収めていたし、ユウタロウはここ数試合でシステムが変わってしまった。誰もがプレーしたいと思っており、異なるダイナミクスが存在する」 「試合に勝てると思われる適切なチームを選ぶのが我々の仕事だが、もしかしたらそれらの選手の何人かにも出場時間を与えるかもしれない。我々にもそのようなチームは何人かいる」 「チームの核は全体を通してあまり変わっていない。幸運にも今シーズンはケガが多くなかったので、出場時間を望んでいる選手たちはいる」 2024.05.09 13:15 Thuハート・オブ・ミドロシアンの人気記事ランキング
1