鎌田大地フル出場のパレスvsユナイテッドはゴールレス…初勝利逃すも古巣対戦の守護神ヘンダーソン躍動で価値あるドロー【プレミアリーグ】

2024.09.22 03:29 Sun
鎌田はユナイテッド相手にフル出場
Getty Images
鎌田はユナイテッド相手にフル出場
プレミアリーグ第5節、クリスタル・パレスvsマンチェスター・ユナイテッドが21日にセルハースト・パークで行われ、0-0のドローに終わった。なお、パレスのMF鎌田大地はフル出場した。

開幕から2分け2敗の未勝利と厳しい船出となったパレス。それでも、直近のEFLカップのQPR戦では鎌田のアシストからエゼが決めた決勝点によって2-1の勝利を収めた。リーグ初白星を狙ったホームゲームでは前節のレスター・シティ戦から先発2人を変更。クラインとドゥクレに代えてリチャーズ、鎌田を起用した。

対するユナイテッドは前節、サウサンプトン相手にデ・リフトの初ゴールやラッシュフォードの久々のゴールなどで3-0の快勝。続くEFLカップでは3部のバーンズリー相手にラッシュフォード、ガルナチョ、エリクセンの2ゴール共演で7-0の圧勝。大敗したリバプール戦から見事にバウンスバックを果たした。セインツ戦からはラッシュフォードに代えてガルナチョを起用した以外、同じメンバーを採用した。
立ち上がりからトランジションが激しい展開となる。その流れでセカンドへの反応や切り替えの精度で勝るアウェイチームが優勢に進めていく。

開始10分にはザークツィーのスルーパスに抜け出したガルナチョがボックス左からシュート。さらに、直後のセットプレーではエリクセンの正確なボールからデ・リフト、マルティネスのゴール至近距離からのシュートでゴールに迫るが、いずれも古巣対戦のGKディーン・ヘンダーソンのビッグセーブに阻まれる。
早い時間帯の先制点は逃したものの、前半半ばから終盤にかけても攻守にパレスを圧倒し続けるユナイテッド。安定したポゼッションで押し込みつつ、ボールを失っても即時奪回の形でパレスに攻撃の機会を与えない。27分にはガルナチョとブルーノ・フェルナンデスの連続シュートがクロスバーを叩き、その後もB・フェルナンデスの右クロスにザークツィーが飛び込む際どいシーンを作り出すが、仕留め切れない。

一方、防戦一方で中盤の鎌田らだけでなく前線の選手も守備に追われたイーグルスは前半終了間際に左のポケットを取ったミッチェルのプルバックからエゼにこの試合初めての決定機が舞い込むが、このファーストシュートは惜しくもGKオナナの正面を突いた。

試合内容では赤い悪魔が圧倒も守護神ヘンダーソンの活躍もあってゴールレスでの折り返しとなったおこの一戦。グラスナー監督はマテタ、ウォートンを下げてサール、レルマをハーフタイム明けに投入した。

後半はキックオフからの数分こそイーブンな展開も、時間の経過と共にユナイテッドが押し込んでいく。そして、中央での崩しからB・フェルナンデスに続けて決定機が訪れるが、いずれのシュートもわずかに枠を外れた。

ユナイテッドは61分、ザークツィーを下げて好調のラッシュフォードを最前線に投入。この交代直後には波状攻撃からガルナチョに決定機も、枠を捉えた右足コントロールシュートはGKヘンダーソンの横っ飛びセーブに阻まれる。

この直後にはパレスもエンケティアの馬力のある中央突破からのミドルシュートをGKオナナが何とかはじいたところにサールが詰めるが、この至近距離からのシュートをオナナが見事なリカバリーではじき出してゴールを割らせず。

後半半ばを過ぎると、試合は徐々に拮抗。エンケティアからヒューズの交代によってシャドーの右、右インサイドハーフの2つの役割を与えられた鎌田もボールに絡むプレーが増え、エゼの決定機の起点となる場面も。

一方、変化がほしいユナイテッドはアマド、エリクセンを下げてウガルテ、負傷明けのホイルンドを投入。これで両翼が右にガルナチョ、左にラッシュフォードという形に変わった。

この交代によって再び押し込む展開に持って行きたかったユナイテッドだったが、後半勝負を想定して力を残していたホームチームに球際の勝負で互角以上の奮闘を見せられて決定機を作れない。逆に、カウンターの形から何度かゴールを脅かしたが、何とか体を張ってゴールは許さず。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、古巣対戦ヘンダーソンの活躍が光った一戦は0-0のドロー。パレスは今季初勝利を逃したものの、強豪相手に価値ある勝ち点1となった。一方、ユナイテッドは直近2試合で10ゴールを奪った反動もあったか、決定力を欠いて今季初のリーグ連勝を逃した。

クリスタル・パレス 0-0 マンチェスター・ユナイテッド

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パレスの重鎮DFウォードが今季限りで退団…クラブ史上初のプレミア300試合出場達成

クリスタル・パレスは13日、イングランド人DFジョエル・ウォード(35)の今シーズン限りでの退団を発表した。 2012年にポーツマスから当時チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していたパレスに加入したウォードは、加入初年度から主力としてプレー。昇格プレーオフを制しプレミアリーグ昇格に貢献した。 以降は右のサイドバックを主戦場にウイングバック、3バックの一角で活躍を続け、クラブ歴代8位の通算363試合に出場。2024年4月には、パレス史上初めてプレミアリーグ300試合に出場した選手となった。ただ、今シーズンはプレミアリーグ1試合、EFLカップ1試合の途中出場にとどまっていた。 13年を過ごしたイーグルスを去ることになった35歳DFは別れのメッセージを残している。 「僕にとって、このユニフォームを着て、このクラブを代表することは、この上ない名誉だった」 「多くの懐かしい思い出と、数多くの素晴らしい瞬間に満ちた、信じられないほどの旅だった。それらは、生涯僕の心に生き続けるはずだ」 「もちろん、僕はどこか別の場所から来た。でも、もう長い間このクラブの一員、そして調度品の一部だったから、家族の一員だと思っているよ」 「これは『さようなら』じゃない。ただ『またね』ってだけだよ」 今シーズンのFAカップで決勝進出を果たしたパレスは、17日に聖地ウェンブリーでマンチェスター・シティと対戦。この一戦でウォードがプレーする可能性は低いが、チームとして偉大なるスキッパーにトロフィーリフトという大役を担わせることはできるか。 2025.05.14 21:57 Wed
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鎌田大地が途中出場パレスが低調スパーズに完勝でPL初のシーズンダブル!【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第36節、トッテナムvsクリスタル・パレスが11日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのパレスが0-2で完勝した。なお、パレスのMF鎌田大地は61分から途中出場した。 ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグはボデ/グリムトに敵地で2-0の勝利を収め2戦合計5-1で41年ぶりの決勝進出を決めたスパーズ。リーグ戦では1分け3敗の4戦未勝利の16位と低空飛行が続くなか、ホーム開催のロンドン・ダービーで5戦ぶりの白星を目指した。ELからは先発8人を変更。GKにキンスキーを起用したほか、グレイやベン・デイビス、オドベールらを起用。クルゼフスキを頂点に置いた偽CFで臨んだ。 一方、12位のパレスはFAカップ決勝に向けて万全の調整を進めるなか、わずかながら可能性を残すトップハーフフィニッシュを目指す状況。この試合で鎌田は3試合ぶりのベンチスタートとなった。 立ち上がりからアウェイのパレスが勢いを持って試合に入ると、8分にはゴールネットを揺らす。最前線のマテタのキープを起点にエゼから右のムニョスに展開。正確なグラウンダーのクロスを、最後はサールがワンタッチで押し込んだ。しかし、VARの介入によって起点となったマテタのオフサイドを取られてゴールは取り消しとなった。 この直後にもムニョスのボレーシュートをGKキンスキーがファンブルし、バタバタが続くホームチーム。さらに、相手選手との激しい接触の際に右ヒザを強く打ったクルゼフスキが大事を取ってベンチに下がり、19分にムーアを投入した。 少しずつスパーズのバタつきは解消されたが、パレスのペースは変わらず。26分にはセットプレーの流れからサールのヘディングの落としに反応したマテタがボックス左でシュートを放つが、これはうまく間合いを潰したGKキンスキーのビッグセーブに遭う。この直後にもカウンターからボックス右に持ち込んだムニョスのシュートがゴールへ向かうが、これはわずかにクロスバーを叩いた。 前半半ばから終盤にかけては完全にパレスのワンサイドゲームに。連動したプレスでスパーズの後方からのビルドアップを完璧に遮断し、右サイドのムニョスを起点とした再三のカウンターで幾度も決定機を演出。さらに、制空権を握ったセットプレーでも何度もゴールへ迫る。 オフサイドやハンドでゴールだけが遠かったが、前半終盤に必然の流れでゴールを奪う。45分、右サイドのスペースへ抜け出したムニョスがボックス内まで運んで丁寧な折り返しを入れると、ボックス中央でフリーのエゼが冷静に流し込む。再びVARの介入があったが、今度こそオンサイドでのゴールが支持された。 1失点でよく済んだという低調な前半を経て後半に臨んだスパーズ。ベンタンクールに代えてビスマをハーフタイム明けに投入し後半の修正にも注目が集まったが、前半同様に先にゴールを奪ったのはパレスだった。 48分、ペドロ・ポロのシュートを自陣ボックスで撥ね返した流れからロングカウンターを発動。左サイドで縦に運んだエゼが右サイドのサールへミドルスルーパスを供給。最後はボックス中央に走り込んでリターンパスを右足で流し込んだ。 エゼにこの試合2失点目を喫したスパーズ。55分にはポロの正確なクロスにゴール前フリーで反応したサールにビッグチャンスもヘディングシュートを枠に飛ばせない。この直後の58分にはポロを下げて負傷明けのソン・フンミンを投入。グレイを右サイドバックに移した。 これに対してパレスは61分、マテタ、レルマ、ミッチェルを下げてエンケティア、鎌田、チルウェルを一気に投入。プレー強度を維持して引き続き主導権を握る。 ホームで意地を見せたいスパーズだったが、前半同様に自陣での不用意なロストが多く3失点目を凌ぐのが精いっぱいという苦しい状況が続く。オドベールや村。フンミンが散発的にフィニッシュへ持ち込むが、ゴールが遠い。 一方、主力をベンチに下げて逃げ切りモードに入ったパレスは鎌田の正確なクロスやエンケティアの裏抜けから幾度か3点目に迫ったが、GKキンスキーの好守などにも阻まれてトドメを刺せず。 ただ、この日のスパーズ相手には2点のリードで全く問題なく敵地でスコア以上の完勝を収めたイーグルスがプレミアで初のスパーズ相手のシーズンダブルを達成。一方、惨敗のホームチームは屈辱の今季リーグ20敗目で17位に転落した。 トッテナム 0-2 クリスタル・パレス 【クリスタル・パレス】 エベレチ・エゼ(前45、後3) 2025.05.12 00:22 Mon
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C・パレスが主将ウォードら3選手と契約延長! トムキンス&リーデヴァルドは退団へパレス

クリスタル・パレスは10日、イングランド人MFウィル・ヒューズ(29)、元ガーナ代表MFジェフリー・シュラップ(31)、そして主将を務めるイングランド人DFジョエル・ウォード(34)との契約延長を発表した。 新契約は3選手ともに2025年夏まで。また、元イングランド代表DFナサニエル・クライン(33)とイングランド人GKレミ・マシューズ(30)に関しても契約延長を巡り、協議中だという。 パレスで計672試合(ヒューズが82試合、シュルップが230試合、ウォードが360試合)の通算出場数を誇る3選手の契約延長に際して、スティーブ・パリッシュ会長がクラブの公式サイトでコメントしている。 「ピッチ上で極めて重要な役割を果たすだけでなく、ウィル、ジェフ、ジョエルはクリスタル・パレスのDNAを体現し、練習場で最高水準の文化を確立するのに貢献してくれるロッカールームの天性のリーダーでもある。来季、彼らがオリバー・グラスナーの下で、我々のエキサイティングな進歩をさらに促進させるために我々と一緒にいてくれるのを嬉しく思う」 一方、イングランド人DFジェームズ・トムキンス(35)と元オランダ代表MFジャリオ・リーデヴァルド(27)が今夏の契約満了に伴って退団する見通しも明らかに。パリッシュ会長からは感謝の言葉が送られている。 2024.05.11 11:20 Sat
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鎌田大地のクリスタル・パレスがグラスナー監督と契約延長へ? クラブは手腕を評価

日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは、オリバー・グラスナー監督(50)との契約延長を考えているようだ。 2024年2月にロイ・ホジソン監督の後任として就任した。現在の契約は2025-26シーズン終了までとなっており、残り約1年。就任後には15位に低迷していたチームを10位にまで引き上げる手腕を見せていた。 今シーズンは、フランクフルト時代に指導した鎌田をラツィオから完全移籍で獲得するなどしたが、スタートダッシュに失敗。それでも、徐々に勝ち点を重ね、現時点で11位に位置している。 FAカップでも準々決勝に勝ち残っているクリスタル・パレス。『The Athletic』によると、選手の成長も果たしているグラスナー監督。チームとしてのレベルもアップさせており、今後も任せていきたいと考えているとのこと。現在交渉中とのことだ。 2025.03.13 23:30 Thu
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ユナイテッドで序列落とすワン=ビサカにC・パレス復帰の可能性?

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド人DFアーロン・ワン=ビサカ(24)にクリスタル・パレス復帰の可能性があるようだ。 2019年夏にクリスタル・パレスから加入したワン=ビサカ。移籍金として5000万ポンド(現レートで約81億2000万円)もの高額が動いてのステップアップだったが、今季途中にオーレ・グンナー・スールシャール監督が去り、ラルフ・ラングニック監督が指揮を託されるようになると、明らかに序列を下げてしまっている。 スールシャール監督の下では右サイドバックのポジションを欲しいがままにしたが、昨年11月の監督交代後はポルトガル代表DFジオゴ・ダロトの序列向上に伴って、ベンチ機会が増加。長い足を生かしてボールを刈り取る姿からスパイダーの異名もつけられたが、攻撃時の貢献度が乏しく、ここにきて序列低下に繋がっている。 ラングニック体制になってからキャリアが停滞する同選手の今後については来季から指揮を執るエリク・テン・ハグ監督がどういうプランを思い描いているかによるが、最近は売却対象のひとりとして指摘する報道もしばしば。そうしたなか、古巣クリスタル・パレスが救いの手を差し出そうとしているという。 イギリス『BBC』によると、クリスタル・パレスは元イングランド代表DFナサニエル・クラインとイングランド人DFジョエル・ウォードがともに30代の右サイドバックに関して補強の必要性を感じており、ワン=ビサカの連れ戻しを検討している様子。だが、高額な給与を考慮して、獲得するならローンになる可能性が高いようだ。 2022.05.04 12:45 Wed

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