オランダ代表引退噂のファン・ダイク、契約切れるリバプールと共に自身の存在価値を再認識「ピッチ内外でとても重要な存在だと思う」

2024.09.09 11:40 Mon
リバプールでもオランダでもまだまだプレーしたいファン・ダイク
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リバプールでもオランダでもまだまだプレーしたいファン・ダイク
リバプールのDFヴィルヒル・ファン・ダイクは、まだオランダ代表を引退するつもりはないようだ。イギリス『リバプール・エコー』が伝えた。

リバプールのキャプテンとして栄光の日々を経験し、オランダ代表でもキャプテンをつと止めているファン・ダイク。どちらのチームでも絶対的なリーダーとしての地位を確立し、世界でも指折りのセンターバックとして知られている。

キャリアも終盤に足を踏み入れる33歳のファン・ダイク。今夏行われたユーロ2024でも6試合にフル出場したが、チームは準決勝でイングランド代表に敗れてベスト4で敗退となっていた。
代表キャリア9年間で、75試合に出場し9ゴールを記録していたファン・ダイク。しかし、このイングランド代表戦での敗戦で代表キャリアの引退も検討することを示唆していたが、9月のUEFAネーションズリーグ(UNL)のメンバーに選出。7日に行われたボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦にも出場していた。

ボスニア戦後、ファン・ダイクは自身のキャリアについて言及。リバプールとオランダ代表で、今の地位を守り続けると宣言。イングランド戦後に止める考えもよぎったが、今はもうないとした。
「どちらのチームにおいても、僕は依然としてヴィルヒル・ファン・ダイク、偉大なリーダだ!そして今後2年間も、間違いなくそのポジションを維持したい」

「僕は人間であり、感情もある、色々なことを考え始める。特に、最後の最後でイングランドに敗れたような試合の後はね」

「試合後、僕はとてもガッカリして、感情が溢れていたから、この件で僕がどう思っていたのかがハッキリしないという印象を受けたことも理解している」

「おそらく、これが僕の最後の代表の試合だったかのように受け入れられたかもしれない。あの夜は確かに疑問を抱いていたし、それを仄めかしていた」

「翌日に休暇をとり、子どもたちや家族と過ごすことができたのはとても良かった。それは僕の人生で最も大切なことだ。その時間を共有することができ、その後すぐに落ち着いて行った」

今夏のファン・ダイクはサウジアラビアからの関心も寄せられ、移籍の可能性が報じられた。リバプールとの契約は今シーズン限りで終了という状況も相まって、高額な移籍金を得られる今が売り時という見方もされていた。

一方で、オランダ代表を指揮するロナルド・クーマン監督はヨーロッパのトップレベルから離れた選手への否定的な見方を隠しておらず、ファン・ダイクに対してもサウジアラビアへの移籍は「代表キャリアが終わること」を説明。一方で、2026年の北中米ワールドカップに向けて必要な存在であることも伝えたという。

ファン・ダイクは「昨年はユーロを含めてとても長く、厳しいシーズンだった。僕はチームと選手たちにとてもフォーカスしている。常に話をするように務め、常に全員と忙しくしている。僕は何年もその責任を担ってきたし、キャプテンとして、まずはチームから。そして自分自身の順番だ」と語った。

「ただ、自分のパフォーマンスを犠牲にしてはいけない。僕の意見では、いつもそれを上手くコントロールしてきたと思う。ユーロでバブルにいるときはあらゆることへの責任をとても感じる。それが、時々難しい瞬間をもたらすこともある」

「でも、それが僕のプレーを犠牲したのか? 僕は簡単に言い訳を探すような人間ではなく、現実的な人間だ」

「サッカーの観点から言えば、個人的にはもっと良い結果を出せたはずだ。そういう結論に至った。何かが悪かったわけじゃない。全くそんなことはないが、期待がとても高く、それに応えることができなかったということだ」

ユーロの結果を反省することはキャプテンである以上は当然だとし、監督ともしっかり分析することも重要だというファン・ダイク。自分を見つめ直し、まだ重要な存在でいられると感じたという。

「自分自身の能力を見つめ、自分はまだ十分に重要な存在であるかどうかを自問する。僕はピッチ内外でとても重要な存在だろう。自分自身についてそういうことはあまり好きではないけど、僕は重要だと思う。クラブと代表チムでの責任は、依然としてとても大きい」

リバプール、そしてオランダ代表での責務を全うすることを心に決めたファン・ダイク。今シーズンのパフォーマンスには注目せざるを得ない。

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往年の名手ライカールト、古巣ミランで躍動するオランダ代表の後輩を絶賛「本当に好き」「世界No.1のMFへ軌道に乗った」

元オランダ代表のフランク・ライカールト氏が、古巣ミランで躍動する後輩を絶賛した。 20世紀終盤のサッカー界を代表するスーパースターだったライカールト氏。80年代にミランで欧州を制し、90年代にアヤックスで欧州を制し、そして監督としては2000年代にバルセロナで欧州の頂点へと登り詰めた。 選手キャリアの全盛期は、オランダトリオの一角として時代を謳歌したミランでの5年間。氏は5日、今なお愛着を持つミランのCLレアル・マドリー戦を観戦し、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で試合を振り返った。 「タイアニ・ラインデルス。私は彼が世界最高のセントラルハーフになることを長らく望んできたが、どうやら正しい軌道に乗ったようだ」 「ほんとうに彼のプレーが好きでね。ミランにおけるラインデルスの役割、重要性がますます高まっているようで嬉しい限りだ」 「あらゆる状況に対応できるユーティリティ性があり、フォア・ザ・チームの精神を持ち合わせている。何よりクオリティが高く、相手にとって危険な場面を作り出す術に長けている」 「そんな選手が自らゴールを陥れる頻度も高まっているという事実だ。これこそがチームのキープレーヤーであることを裏付けている。ラインデルスが進歩し、ミランも進歩する」 「私はこれからもラインデルスに想いを馳せる。彼がミランで素晴らしい瞬間を経験する機会が増えることを、心底願っているよ」 先月末にミラネッロを訪れ、ラインデルスとの対面も果たしていたライカールト氏。オランダ代表における後輩の“虜”となったようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ライカールト氏が絶賛した男はCLマドリー戦でもゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">Rafael Leão Reijnders<a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> <a href="https://t.co/BsVVKBQMZc">pic.twitter.com/BsVVKBQMZc</a></p>&mdash; UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1854493753735872995?ref_src=twsrc%5Etfw">November 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.07 21:10 Thu

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