18歳エンドリッキがデビュー戦でゴール! 王者マドリーがホーム開幕戦で今季初勝利【ラ・リーガ】

2024.08.26 02:20 Mon
エンドリッキがデビュー弾
Getty Images
エンドリッキがデビュー弾
ラ・リーガ第2節のレアル・マドリーvsバジャドリーが25日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが3-0で勝利した。開幕節ではマジョルカ相手に1-1のドロースタートと煮え切らないスタートとなった王者マドリー。その開幕節のバタつきを払しょくしたいベルナベウでの今季初戦は、プリメーラ復帰戦を1-0の勝利で飾った昇格組バジャドリーと対戦。アンチェロッティ監督は前節から先発2人を変更。サスペンションと負傷のメンディ、ベリンガムに代えてフラン・ガルシア、ギュレルを起用。[4-2-3-1]の布陣で臨んだ。

ややゆったりとしたリズムで試合に入ったマドリーは、開始9分にボックス左に持ち込んだムバッペが最初の枠内シュートを記録。以降はボールの主導権を握って引いた相手の守備ブロック攻略を図る。
圧倒的にボールを握るものの、アタッキングサードで効果的なアクションや連携を出せず、個人での仕掛けも数的優位でうまく守られるホームチーム。逆に、前がかりなところをアンドレを起点とした相手のカウンターで突かれる場面も散見。

前半終盤にかけては徐々に前線のアクションを増やして揺さぶりかける場面もあったが、立ち上がりのムバッペのシュート以降は明確なチャンスを作れぬまま低調な内容で前半を終えた。
後半も同じメンバーで臨んだマドリーだったが、立ち上がりにいきなりゴールをこじ開ける。

50分、ボックス手前左の好位置で得たFKの場面でデザインプレーを選択すると、ボールサイドに立ったギュレルが短くずらしたボールをロドリゴがピタリと止めて助走をつけたバルベルデが右足一閃。低い弾道の強烈なシュートが相手DFにディフレクトしてゴール右下隅の完璧なコースに突き刺さった。

新8番バルベルデの強烈な一撃によって先制に成功したマドリーは、直後にもヴィニシウスのお膳立てからゴール前に飛び出したギュレルに決定機が訪れるなど、相手が前に出てきたことで攻撃にテンポが生まれていく。

とりわけ、ギュレルがボックス付近で積極的にプレーに関与していく中で足を振っていくが、相手GKなどの好守に阻まれる。

その後、マドリーは69分にロドリゴとギュレルに代えてモドリッチ、ブラヒム・ディアスを、85分にはなかなかチャンスで仕留め切れなかったヴィニシウスとムバッペをベンチに下げてセバージョス、これがエル・ブランコデビューとなる18歳エンドリッキをピッチに送り出す。

危なげない守備で1点差を維持したなか、後半終盤にはその途中出場の2選手がベルナベウを沸かす。

88分、自陣の低い位置からミリトンが背後へ蹴り込んだフィードに反応したブラヒム・ディアスがDFを振り切ってボックス内に持ち込むと、冷静にGKとの一対一を制す。

さらに、試合終了間際の96分にはブラヒム・ディアスがカウンターから中央を持ち上がってボックス手前右のエンドリッキに預けると、絶妙なボディコントロールで前を向いてシュートコースを作った18歳はボックス右から利き足とは逆の右足シュートをニア下に流し込み、マドリーデビュー戦でゴールを決めてみせた。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、全体的なパフォーマンスはまだまだも終わってみれば、3-0の大差をつけた昨季王者が今季初勝利を挙げた。

レアル・マドリー 3-0 バジャドリー
【レアル・マドリー】
フェデリコ・バルベルデ(後5)
ブラヒム・ディアス(後43)
エンドリッキ(後51)

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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu

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