チェルシーがプレミア屈指の快速アタッカー獲得に接近…クラブ間、個人間で交渉が最終局面に
2024.08.09 22:20 Fri
チェルシー行き取り沙汰されるペドロ・ネト
チェルシーがウォルバーハンプトンのポルトガル代表FWペドロ・ネト(24)獲得に迫っているようだ。フランス『RMC sport』が報じている。
ブラガでプロキャリアをスタートし、ラツィオへの2シーズンのレンタル期間を経て2019年にウルブスへ完全移籍で加入したネト。在籍5シーズンで135試合14ゴール24アシストと数字面のインパクトはいまひとつも、爆発的なスピードと傑出したボールスキルを活かした個での打開力はリーグ屈指との評価を得ている。昨シーズンもケガに悩まれ、リーグ戦20試合の出場にとどまったが、2ゴール9アシストの数字を残している。
その左利きの小兵アタッカーに対してはリバプール、アーセナル、トッテナムとプレミアリーグの強豪クラブがこぞって関心を示していたが、稼働率の低さや高額な移籍金の弊害もあり、具体的な交渉には発展していなかった。
しかし、『RMC sport』で働く著名なジャーナリストのファブリス・ホーキンス氏が伝えるところによれば、チェルシーが獲得に大きく接近しているという。
具体的な数字に関しては明かされていないが、ネト自身はチェルシー行きを熱望しており、個人間では大筋合意に至っている模様。さらに、クラブ間の交渉も最終局面を迎えており、交渉が成立する可能性は非常に高いようだ。
ブラガでプロキャリアをスタートし、ラツィオへの2シーズンのレンタル期間を経て2019年にウルブスへ完全移籍で加入したネト。在籍5シーズンで135試合14ゴール24アシストと数字面のインパクトはいまひとつも、爆発的なスピードと傑出したボールスキルを活かした個での打開力はリーグ屈指との評価を得ている。昨シーズンもケガに悩まれ、リーグ戦20試合の出場にとどまったが、2ゴール9アシストの数字を残している。
その左利きの小兵アタッカーに対してはリバプール、アーセナル、トッテナムとプレミアリーグの強豪クラブがこぞって関心を示していたが、稼働率の低さや高額な移籍金の弊害もあり、具体的な交渉には発展していなかった。
具体的な数字に関しては明かされていないが、ネト自身はチェルシー行きを熱望しており、個人間では大筋合意に至っている模様。さらに、クラブ間の交渉も最終局面を迎えており、交渉が成立する可能性は非常に高いようだ。
右ウイングを主戦場に2列目の全ポジションに加え、起用法次第では最前線でもプレー可能なポルトガル代表FWは、コンディションさえ万全であれば、ブルーズの前線に厚みと新たなクオリティをもたらす存在となるはずだ。
ペドロ・ネトの関連記事
ウォルバーハンプトンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
|
ペドロ・ネトの人気記事ランキング
1
チェルシー相手に連発の三笘薫が超絶トラップからゴラッソ、ブライトンが3発完勝【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第25節、ブライトン&ホーヴ・アルビオンvsチェルシーが14日に行われ、3-0でブライトンが完勝した。ブライトンのMF三笘薫はフル出場している。 前節ノッティンガム・フォレスト戦を0-7で惨敗して2連敗となった10位ブライトン(勝ち点34)は、先週行われたFAカップでは三笘の決勝ゴールでチェルシーを撃破。中5日での再戦に向けては負傷のダンクに代わってウェブスターのみを変更した。 一方、前節ウェストハム戦を2-1で逆転勝利し4位に浮上したチェルシー(勝ち点43)は、FAカップのブライトン戦のスタメンから4選手を変更。エンソ・フェルナンデス、マドゥエケ、コルウィル、GKヨルゲンセンが先発となった。 守備時にミンテを右バックに下げる5バックを形成してマンツーマンで対応するブライトンに対し、チェルシーがボールを持つ入りとなった一戦。 18分には右サイドを抜け出したマドゥエケのクロスにパーマーが合わせる好機を作ったチェルシーだったが、このプレーでマドゥエケが左ハムストリングを痛めてプレー続行不可能となりサンチョが投入される。 アクシデントに見舞われたチェルシーに対し、ブライトンが27分に先制する。GKフェルブルッヘンのロングフィードに抜け出した三苫が超絶トラップから完璧なコントロールシュートをボックス手前から流し込んだ。 チェルシー相手に三苫の2戦連続ゴラッソで試合を動かしたブライトンは、35分にエンソにヘディングシュートでネットを揺らされるもファウルがあって助かると、38分に追加点。 ボックス左で仕掛けたリュテールの折り返しがゴール前で混戦を生むと、ウェルベックのパスを受けたミンテがゴールに蹴り込んだ。 ブライトンが1点をリードして迎えた後半、引き続き構えながらカウンターを狙うと、63分に決定的な3点目。二次攻撃の流れからミンテがウェルベックとのパス交換でボックス右を打開すると、そのままシュートを決めきった。 3点を追う展開となったチェルシーはカイセド、ペドロ・ネト、グストを下げる3枚替えを敢行するも、73分には三笘がロングカウタンーからボックス左まで持ち上がってGK強襲のシュートを放ち牽制。 このままチェルシーに枠内シュートを打たせずブライトンが完勝とした。 ブライトン&ホーヴ・アルビオン 3-0 チェルシー 【ブライトン】 三笘薫(前27) ヤンクバ・ミンテ(前38) ヤンクバ・ミンテ(後18) <span class="paragraph-title">【動画】衝撃トラップから三笘薫がチェルシー相手に連発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mSMnl8peoFI";var video_start = 9;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.15 07:02 Sat2
さすがにやりすぎ?久々ゴールのポルトガル代表FWが6個のゴールパフォーマンスを連続で披露「誰が1個までと決めたんだ?」
ウォルバーハンプトンのポルトガル代表FWペドロ・ネトが素晴らしいゴールとセレブレーションを披露した。 23日に行われたプレミアリーグ第6節のルートン・タウン戦に出場したネト。0-0で迎えた50分には独力で相手の守備を突破すると、最後は左足のシュートを豪快にゴールネットに突き刺した。 昨シーズン序盤に足首の外側靭帯を痛め、昨季後半戦は復帰したものの鳴りを潜めていたネトにとっては、およそ1年4カ月ぶりのトップチームでのゴールとなった。 久々かつ豪快なゴールということもあったのか、ネトは喜びを爆発させると、ゴールパフォーマンスを連続で披露。まずは両手を交互にパンチのように繰り出すと、次は両手を広げて腿上げ。その勢いのまま両手を耳に当てて観客の歓声を煽った。 ネトの勢いはまだ止まらず、右腕を思い切り振り落とすと、今度はその右手を左胸のエンブレムに当てる。次に自分のユニフォームの名前を広げてスタンドにアピールすると、観客のもとまで歩み寄ってから再び右手でエンブレムを掴んでいた。 あまりに長いセレブレーションに、一度自陣に戻ろうとした味方も戻ってくる始末。ようやく満足したのか、ネトは右手でガッツポーズを作りつつ、ピッチへと戻っていった。 ウォルバーハンプトンの公式X(旧ツイッター)がこのシーンを「信じられないようなゴール、そしてセレブレーションはもっと素晴らしい」と伝えると、ファンからも「6個のセレブレーションを披露している」、「誰がセレブレーションは1個までと決めたんだ?」、「彼は祝い方を熟知している」、「来週も見せてくれ」と反響が集まった。 今シーズンは完全復活と言っても過言ではない活躍を披露しているネト。再びゴールを決めてセレブレーションを披露できるか。 <span class="paragraph-title">【動画】ゴールを決めたネトが6個のゴールパフォーマンスを連続で披露!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">An incredible goal and even better celebrations. <br><br> <a href="https://twitter.com/pedrolneto7?ref_src=twsrc%5Etfw">@pedrolneto7</a> <a href="https://t.co/Uw8wcj5ydr">pic.twitter.com/Uw8wcj5ydr</a></p>— Wolves (@Wolves) <a href="https://twitter.com/Wolves/status/1705691113611239921?ref_src=twsrc%5Etfw">September 23, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.27 19:15 Wed3
【プレミア注目プレビュー】新指揮官の下で好スタート切った首位レッズと4位ブルーズの上位対決
プレミアリーグ第8節、リバプールvsチェルシーが、日本時間20日24:30にアンフィールドでキックオフされる。共に新指揮官の下で好スタートを切った首位レッズと4位ブルーズによる注目の上位対決だ。 首位のリバプールはインターナショナルマッチウィークの中断前に行われた前節、クリスタル・パレスとのアウェイゲームに1-0の勝利。守護神アリソンやマク・アリスターの負傷というアクシデントに後半は耐える展開を強いられたが、試合序盤にジョタが挙げた虎の子の1点を最後まで守り抜いてリーグ3連勝となった。 ここから来月のインターナショナルマッチウィークまでアーセナルやレバークーゼン、アストン・ビラ、ブライトンとの公式戦連戦など強豪7連戦に突入する前半戦の山場を迎える中、好調のブルーズをホームで迎え撃つ初陣では弾みを付ける勝ち点3を狙う。 対する4位のチェルシーは前節、終盤に退場者を出したノッテンガム・フォレスト相手に1-1のドロー。リーグ連勝が「3」でストップした。後半序盤の失点直後にマドゥエケのゴールで素早いリアクションを示したが、全体のパフォーマンスに関しては攻撃面でやや精度を欠く不完全燃焼の内容となり、被カウンター時の守備対応含めて修正の必要性を感じさせた。 チャンピオンズリーグを戦う対戦相手に比べてレベルが落ちるカンファレンスリーグでターンオーバーが可能ではあるものの、今節以降はニューカッスルとの公式戦連戦にマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルとの強豪連戦が控えており、前半戦の行方を左右する重要な連戦の初戦を良い形で飾りたい。 なお、昨シーズンのリーグ前回対戦はリバプールが4-1、EFLカップ決勝でもマージ―サイドのクラブが延長戦を1-0で制して公式戦連勝中のカードだが、それ以前の対戦ではカップ戦決勝での2度のPK戦を含め公式戦7試合連続で実質ドローの拮抗した攻防が繰り広げられており、今回も拮抗した戦いが想定されるところだ。 ◆リバプール◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241019_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ケレハー DF:アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン MF:グラフェンベルフ、マク・アリスター MF:サラー、ソボスライ、ルイス・ディアス FW:ジョタ 負傷者:GKアリソン、DFツィミカス、MFエリオット、マク・アリスター 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては守護神アリソンとエリオットの2選手の欠場が確定。さらに、18日のトレーニングで別メニュー調整だったツィミカス、マク・アリスターにも欠場の可能性がある。一方、体調不良から回復した遠藤航は起用可能な模様だ。 スタメンはマク・アリスターの起用が可能と想定し、前述の11名を予想。背番号10不在の場合はカーティス・ジョーンズか遠藤が代役を担う。前線ではガクポ、ヌニェスのオプションも考えられる。 ◆チェルシー◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241019_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:サンチェス DF:グスト、アダラビオヨ、コルウィル、ヴェイガ MF:カイセド、エンソ・フェルナンデス MF:マドゥエケ、パーマー、サンチョ FW:ジャクソン 負傷者:なし 出場停止者:DFククレジャ(1/1)、フォファナ(1/1) ククレジャとフォファナの主力DF2人が累積警告で出場停止となる。負傷者に関しては体調不良のチルウェルに欠場の可能性があるが、リース・ジェームズの復帰で主力クラスでは全選手が起用可能な状況だ。 ククレジャとフォファナの代役を含め前述の11名のスタメン起用を予想。ディザジを右サイドバックに据えてグストを左に回す形も想定されるが、ジェームズのぶっつけ本番のスタメン起用はさすがにないと思われる。2列目ではペドロ・ネト、エンクンクらにチャンスがあるかもしれない。 ★注目選手 ◆リバプール:MFライアン・グラフェンベルフ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241019_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 同胞指揮官の下で完全覚醒。スロット率いる新生レッズで開幕から強烈なインパクトを残しているのが、加入2年目のオランダ代表MF。アヤックス育ちのサラブレッドはステップアップを図ったバイエルンでは分厚い選手層の中でバックアッパーに甘んじ、昨季加入したリバプールでの1年目も才能の片りんこそ垣間見せたものの、シーズンを通じてはパフォーマンスの一貫性という部分で前指揮官クロップの信頼を得られず。 しかし、自身の特長や活かし方を心得る同胞指揮官の下でプレシーズンの段階から好パフォーマンスを見せると、アヤックス時代に“ポグバの再来”と評されたポテンシャルを開花。これまではより攻撃的な“8番”の印象が強かったが、[4-2-3-1]の2セントラルMFの一角で“6番”の役割を託されると、持ち味のフィジカルとテクニックを遺憾なく発揮。精度、アイデアに優れた配球に得意のボールキャリーで中盤と前線のリンクマンとして機能し、課題の守備でも周囲のサポートを受けながらよりスマートに献身的なプレーでフィルター役もこなす。 圧倒的に主導権を握れる格下相手の一戦での活躍もさることながら、今季最初のビッグマッチとなったマンチェスター・ユナイテッド戦では傑出したパフォーマンスでPOTM級の活躍を見せており、今季2度目のビッグマッチでもカイセドやパーマー、エンソ・フェルナンデスとタフな相手中盤とのマッチアップにおいて同様の存在感を期待したいところだ。 ◆チェルシー:MFコール・パーマー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241019_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 凄み増す22歳エースが要塞アンフィールド攻略狙う。マンチェスター・シティから覚悟を持って完全移籍した昨季は初めてプレミアリーグをフルシーズン戦った中、34試合22ゴール11アシストと驚異的な活躍を披露。リーグ最優秀若手選手賞を受賞するなど一気に世界最高峰のリーグの“顔”の一人に成長した。 より対戦相手からの分析やマークも厳しくなり、“2年目のジンクス”も懸念された加入2年目だが、その対策を圧倒的な進化のスピードで凌駕する俊英はここまで7試合6ゴール5アシストとキャリアハイ更新を期待させる好スタートを切った。 その好調を引っ提げて臨む今季2度目の対ビッグ6のビッグマッチでは相棒ジャクソンら同世代のアタッカー陣と共に、コナテとファン・ダイクを中心に開幕7試合2失点と驚異的な堅さを誇る首位チームの堅守攻略を目指す。 2024.10.20 14:50 Sun4
同勝ち点で並ぶチェルシーvsアーセナルのダービーはドロー決着…マルティネッリとペドロ・ネトがファインゴール【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第11節、チェルシーvsアーセナルが10日にスタンフォード・ブリッジで行われ、1-1のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 勝ち点18で並ぶ4位のブルーズと、5位のガナーズによる激戦必至のロンドン・ダービー。 チェルシーは前節、マンチェスター・ユナイテッドとの名門対決を1-1のドローで終えた。追いついて敵地から勝ち点1を持ち帰ったが、リーグ連勝を逃す形に。それでも、カンファレンスリーグ(ECL)ではアルメニアのFCノアを相手に先発全員を入れ替えた中、ECL記録となる驚愕の8-0の圧勝。ポジション争いに良い刺激を与えつつ、ホーム開催のダービーに弾みをつけた。マレスカ監督はリーグ前節から先発1人を変更。リース・ジェームズに代えてククレジャを左サイドバックで起用した。 対するアーセナルは前節、ニューカッスルとのアウェイゲームで0-1の敗戦し今季リーグ2敗目。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではインテルとのアウェイゲームを同じく0-1で落とし、攻撃の停滞感が漂う連敗となった。その連敗からのバウンスバックを図ったダービーでは先発2人を変更。メリーノとトロサールに代えて負傷明けのライス、インテル戦で戦列復帰したウーデゴールをスタメンで起用。[4-3-3]の布陣で臨んだ。 立ち上がりからボールの主導権を握ったチェルシーは3分、パーマーの強烈なミドルシュートでファーストシュートを記録。だが、ここはGKラヤの好守に阻まれて開始早々の先制点とはならず。 以降もサイドを起点にチャンスを窺うホームチームは、ペドロ・ネトからのクロスにマドゥエケ、グストと逆サイドの選手が飛び込んでいくが、アーセナル守備陣の体を張った対応に阻まれる。 一方、序盤の守勢を撥ね返したアーセナルは20分を過ぎた辺りからボール保持率を高めつつ、相手陣内でのプレータイムを増やしていく。 27分にはサカのカットインからの左足シュートのこぼれに反応したマルティネッリにビッグチャンスも、ボックス左で放ったシュートはGKロベルト・サンチェスの左腕を使った好守に遭う。さらに、32分には相手陣内で得たFKの場面でチェルシーの隙を突いてボックス右に抜け出したハヴァーツが古巣のゴールネットを揺らすが、ここはVARによる際どいオフサイド判定で認められず。 その後はカードの枚数が増えるなどダービーらしい球際でバチバチとやり合う展開となったが、互いに決定機まであと一歩という場面が目立つ中で拮抗したままゴールレスでハーフタイムを迎えた。 後半も同じ22人がピッチに立ったダービーは引き続き一進一退の攻防が繰り広げられていくが、一瞬の隙を突いたアウェイチームがスコアを動かす。 60分、右サイドで押し込んだ流れからボックス右角でボールを受けたウーデゴールが絶妙な浮き球パスをボックス左に走り込むマルティネッリに通すと、左足での丁寧なトラップから鋭い右足シュートでニアを破った。 ホームで先手を奪われたチェルシーは直後にも際どいシーンを作られると、68分に2枚替えを敢行。足を痛めたラヴィアに代えてエンソ・フェルナンデス、マドゥエケを下げてムドリクを投入。すると、直後の70分には相手陣内中央でボールを持ったエンソが右サイドから斜めのランニングでバイタルエリアに走り込んだペドロ・ネトにパスを通すと、ポルトガル代表FWがペナルティアーク付近で放った鋭いグラウンダーシュートがゴール右隅に突き刺さり、値千金の今季リーグ戦初ゴールとなった。 1-1の振り出しに戻った試合はここからヒートアップ。互いに疲労の影響で中盤が間延びし始めると、フレッシュな途中交代の選手を起点に勝ち越しゴールへ迫っていく。だが、スペイン代表の両守護神を中心に高い集中力を見せた守備陣を前に、両チームともに勝ち点3をもたらす2点目を奪うことはできなかった。 この結果、白熱のロンドン・ダービーは痛み分けに終わり、チェルシーはリーグ戦2試合連続ドロー、アーセナルは公式戦連敗ストップもリーグ4戦未勝利となった。 チェルシー 1-1 アーセナル 【チェルシー】 ペドロ・ネト(後25) 【アーセナル】 ガブリエウ・マルティネッリ(後15) <span class="paragraph-title">【動画】ダービーで生まれたマルティネッリ&ネトのゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">アーセナル先制<br>キャプテンのアシストから<br>マルチネッリが均衡を破る<br><br>プレミアリーグ 第11節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/1rAHeoSU1G">pic.twitter.com/1rAHeoSU1G</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1855672686313418835?ref_src=twsrc%5Etfw">November 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">チェルシー同点<br>ペドロ・ネトの左足一閃<br>加入後リーグ戦 初ゴール!<br><br>プレミアリーグ 第11節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/pMHD6wMnOg">pic.twitter.com/pMHD6wMnOg</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1855673346878267782?ref_src=twsrc%5Etfw">November 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.11 03:38 Mon5
リース・ジェームズの土壇場FK弾で敗戦回避もチェルシーがリーグ5戦未勝利…【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第21節、チェルシーvsボーンマスが14日にスタンフォード・ブリッジで行われ、2-2のドローに終わった。 年末年始に入ってリーグ4戦未勝利と不振に陥る4位のチェルシーは前節、クリスタル・パレスに追いつかれての1-1のドロー。それでも、直近のFAカップ3回戦では4部のモアカム相手に5-0の圧勝。ひとまず悪い流れを払しょくした。マレスカ監督は今回の一戦で温存した主力を復帰させ、パレス戦からは先発2人を変更。グストとペドロ・ネトに代えてラヴィア、マドゥエケを起用し、カイセドを右サイドバックに置いた。 一方、リーグ戦8試合無敗で7位躍進のボーンマスはエヴァニウソンやウナルとセンターフォワードが揃って負傷離脱したなか、今回の一戦ではFAカップで2ゴールのワタラを最前線に置いた。 立ち上がりから相手守備のギャップや背後を意識した仕掛けで良い形を作り出すチェルシーは、早い時間帯にゴールをこじ開ける。 13分、ククレジャのインターセプトを起点にエンソ・フェルナンデス、ジャクソンと繋ぐとジャクソンが見事なプレス回避から斜めのランニングで背後を狙うパーマーへ完璧なスルーパスを供給。パーマーはボックス内で巧みなシュートフェイントを使ってGKのタイミングを外し、正確な左足シュートをゴールネットへ流し込んだ。 幸先よく先制に成功したホームチームは、少し相手にボールを持たれる時間が続いたものの、カウンターの形からマドゥエケ、サンチョと際どい場面を作り出す。 一方、ボーンマスは20分過ぎにアクシデントが発生。足を痛めたヒルがプレー続行不可能となり、クライファートを投入。ルイス・クックを右サイドバックに配置換えした。 前半半ばから終盤にかけては引き続きチェルシーが主導権を握るものの、よりオープンな攻防が繰り広げられる。37分にはカウンターの応酬からクライファート、ジャクソンがいずれもポスト直撃のシュートでゴールに迫る。さらに、前半終了間際にはパーマーの左足ミドルシュートやボックス内でジャクソンに2度の決定機が訪れたが、相手GKトラバーズの好守に阻まれて追加点を奪い切れなかった。 すると、ここ最近の悪い流れを払拭できないチェルシーは前半の決定機逸のツケを払うことに。 ボーンマスは立ち上がりの50分、ボックス内に抜け出したセメンヨがカイセドに後ろから倒されてPKを獲得。これをキッカーのクライファートがゴール右に強烈なシュートで突き刺した。 1-1の振り出しに戻されたなか、直後にはブルックスのククレジャへのファウルがレッドカード対象となるが、髪を引っ張ったか首に手が回ったように見えたファウルはククレジャの大げさなリアクションも考慮したか、イエローカードにとどまった。 この判定直後にはラヴィアを下げてリース・ジェームズを投入。カイセドを中盤に戻して勝ち越しゴールを目指していくが、勢いづいたボーンマスにイーブンの展開に持ち込まれると、その流れで逆転ゴールも奪われた。 68分、ボーンマスは左サイドでのスローインの流れから中央でフリーのクリスティがボックス手前左のセメンヨの足元へ繋ぐと、DFアチャンポンと対峙したセメンヨが一瞬の左への持ち出しでシュートコースを作り出し、強烈な左足シュートをニア上に突き刺した。 これで厳しくなったチェルシーはカイセド、マドゥエケを下げてフェリックス、ペドロ・ネトと攻撃的なカードを切って攻勢を仕掛けていくが、ボーンマスのカウンターにも晒されてあわや3失点目というピンチも招いた。 その後、アダラビオヨのヘディングシュートやボックス内でのフェリックスの決定的なシュートもGKトラバーズの好守に阻まれて万事休すかに思われたが、ブルーズのキャプテンが土壇場でチームを救った。 95分、ボックス手前中央左で得たFKの場面でキッカーのジェームズがゴール右隅の完璧なコースへ低弾道のシュートを直接突き刺し、値千金の今季初ゴールとした。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、チェルシーは敗戦こそ回避もリーグ5試合未勝利と苦しい状況が続く。一方、ボーンマスはこれで9戦無敗としている。 チェルシー 2-2 ボーンマス 【チェルシー】 コール・パーマー(前13) リース・ジェームズ(後50) 【ボーンマス】 ジャスティン・クライファート(後5[PK]) アントワーヌ・セメンヨ(後23) 2025.01.15 06:54 Wedウォルバーハンプトンの人気記事ランキング
1
アル・ヒラル電撃移籍のネヴェスが決断の背景明かす…「僕にとって最高のトロフィーは…」
サウジアラビアのアル・ヒラルに電撃移籍したポルトガル代表MFルベン・ネヴェス(26)が、今回の移籍の経緯を語った。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 2017年夏にポルトから加入して以降、ウォルバーハンプトンで通算253試合に出場するなど、ウルブスの象徴として君臨してきたネヴェス。 移籍費市場が開くたびにステップアップの可能性が取り沙汰された26歳MFに関しては、今夏の移籍市場でもバルセロナやリバプール、マンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリーらビッグクラブ行きの可能性が報じられていた。 しかし、ポルトから当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のウルブスに加入したことで、フットボール界を騒がせたネヴェスは、4700万ポンド(約85億円)というウルブス史上最高額でのサウジアラビア移籍という再びのサプライズを起こした。 ネームバリューではFWカリム・ベンゼマやMFエンゴロ・カンテらに及ばぬものの、欧州のビッグクラブでの成功の可能性を蹴って、中東行きを選択したネヴェスの移籍は、ある意味で最もインパクトを残した。 その渦中のアル・ヒラルMFは、直近のインタビューで移籍の経緯を説明。愛する家族に何の不自由もない生活を送らせるため、破格のサラリーを考慮しての決断だったことを素直に認めている。 「今回のオファーを受け入れることに迷いがなかった最大の理由は、自分がいつも夢見ていたような生活を家族に与えることだった」 「僕には3人の子供と妻がいる。彼らの世話をすることが、僕にとって最高のトロフィーだ」 さらに、移籍決断の一端には金銭面の大きな魅力だけでなく、アル・ヒラルをアジア最高のクラブにするという、プロジェクトの魅力もあったと付け加えている。 「アル・ヒラルをアジア最高のクラブにするというプロジェクトがある。自分の移籍に関するニュースが流れ始めてから、僕のソーシャルメディアは大騒ぎになったよ。アル・ヒラルのファンの多さと、彼らがフットボールに対してどれだけ情熱を持っているかを見るのは信じられないほどだった。だから、それは僕と家族にとって良い決断だったと確信しているよ」 2023.07.17 21:00 Mon2
「最悪の判定」「皮肉だ」アーセナルの不可解退場、オリバー主審に脅迫と暴言が確認され警察が捜査
プレミアリーグで主審を務めるマイケル・オリバー氏への「脅迫と暴言」を警察が捜査しているとのことだ。 問題が起こったのは25日に行われたプレミアリーグ第23節のウォルバーハンプトンvsアーセナルの一戦。この試合の主審を務めたオリバー氏だったが、43分にアーセナルのマイルズ・ルイス=スケリーを一発退場処分にしていた。 ウォルバーハンプトンのゴール前からのカウンターを阻止しようとルイス=スケリーがマット・ドハーティを倒した中、足首を引っ掛ける形で倒してしまっていた。 プレミアリーグは「足首以上への高くて強い接触は「危険とみなされる」ため「レッドカード」となる」と判定について説明。ただ、危険なプレーとまでは言い難い状況でもあった。 元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は「私が長い間見てきた中で最悪の判定の1つ」とコメント。VARが主審の判定に何も訴えなかったことへ疑問を呈している。チェルシーなどで活躍したパット・ネビン氏も「これは暴力行為には見えない。これは皮肉な行為だ。私は人生でこんなことは見たことがない」とコメント。一方で元審判員のマイク・ディーン氏はイギリス『スカイ・スポーツ』で「彼は重大な反則行為で足にスタッドを刺した。アキレス腱を擦りむいた」と判定を擁護した。 ミケル・アルテタ監督は「今日は私の言葉は必要ないほど明白だった」と、言うまでもなくレッドカードではないと主張をした中、オリバー氏の判定に怒りを覚えた人からの脅迫があったとプロ審判協会(PGMOL)が発表した。 「マイケル・オリバー氏に対する脅迫と暴言に我々は愕然としている」 「 過去24時間にわたってマイケル氏とその家族に向けられた忌まわしい攻撃は言うまでもなく、いかなるマッチオフィシャルもいかなる形の虐待も受けるべきではない」 「いくつかの調査が開始された。我々はマイケルと影響を受けたすべての人々を支援し、この容認できない行為に取り組む決意だ」 またプレミアリーグも「マイケル・オリバー氏に対する脅迫と暴言を強く非難する」とし、「いかなる職員もいかなる形の虐待も受けるべきではない。我々はマイケル氏、PGMOL、そしてすべての捜査を支援し続ける」と声明を発表している。 オリバー氏はこれまで何度もアーセナルに不可解な退場者を出すなどした過去があり、ファンの怒りの種はたくさんあった状況。ただ、SNSなどで脅迫をして良い理由は1つもなく、判定に苛立っても誹謗中傷を行わない姿勢が求められることとなる。 <span class="paragraph-title">【動画】物議を醸したアーセナルの一発退場劇…脅迫を受ける要因に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PEGeet_BPQg";var video_start = 68;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.27 15:00 Mon3
【2024-25 プレミアリーグ前半戦ベストイレブン】首位快走リバプールから最多4人選出
2025-24シーズンのプレミアリーグ前半戦が終了。本稿では今シーズンの前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。※成績は第19節終了時点 ◆プレミアリーグ前半戦ベストイレブン GK:ピックフォード DF:アレクサンダー=アーノルド、ファン・ダイク、ムリージョ、ロビンソン MF:グラフェンベルフ、カイセド MF:サカ、パーマー、クーニャ FW:サラー GK ジョーダン・ピックフォード(30歳/エバートン) 出場試合数:18(先発:18)/失点数:24 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も残留争うチームで奮闘。アーセナルのラヤやフォレストのセルスの活躍も素晴らしかったが、リーグワースト2位の15得点ながらチームを残留圏内の16位にとどめる堅守の中心を担うイングランド代表GKを選出。後ろ重心の戦いのなかで7度のクリーンシートに、セーブ数でも上位にランクイン。年末のアーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティとの3連戦では再三のビッグセーブで3戦連続ドローに貢献した。 DF アレクサンダー=アーノルド(26歳/リバプール) 出場試合数:17(先発:17)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最高の攻撃的SB。昨季は純粋なサイドバックというよりも、中盤的な色合いが強い形で素晴らしい活躍を見せたが、新指揮官の下では偽SB的な要素を引き続き見せつつも、サイドバックとして総合力をレベルアップした印象だ。ここまで1ゴール4アシストと例年に比べ数字面では見劣りも、ビルドアップでの貢献、ミドルレンジの正確なパスでの局面打開に、守備面での集中力や粘りも出てきている。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(33歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のベストDF。一時の限界説を完全に払しょくし、世界最高峰のセンターバックの座を取り戻した新生レッズのディフェンスリーダーは昨季以上の安定したプレーでリーグ最少失点の守備を牽引。相棒やGKが試合によって入れ替わりながらも、圧倒的な対人能力に傑出したプレーリードを活かしたカバーリング、ライン統率と、芸術的と言えるディフェンスで抜群の存在感を示す。 DF ムリージョ(22歳/ノッティンガム・フォレスト) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進フォレストを牽引。サリバとガブリエウも捨てがたいが、リーグ3位となる19失点の堅守を支える注目の左利きDFを選出。4バックを基本に3バックも併用するなか、新加入のミレンコビッチや右サイドのアイナ、守護神セルスと鉄壁の守備を築く。184cmとサイズはないものの、筋骨隆々のフィジカルとスピードを武器に対人戦で無類の強さを誇り、攻撃面でも正確なフィードに的確なドライブと元FWとしての攻撃センスを遺憾なく発揮している。 DF アントニー・ロビンソン(27歳/フルアム) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ステップアップ確実なアメリカ代表DF。フォレストやボーンマスとともに前半戦で躍進したフルアムのベストプレーヤー。すでにプレミア屈指の左サイドバックとの評価を得ていたが、今季の前半戦はさらにスケールアップした姿を披露。無尽蔵のスタミナと推進力を武器に、上下動を繰り返してDFとしては最多の7アシストを記録。守備でも一線級のアタッカーをきっちり封殺するなど、ハイレベルのプレーを見せ続けている。すでにリバプール、シティ辺りの関心を集める。 MF ライアン・グラフェンベルフ(22歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 同胞指揮官の下で完全覚醒。10代から名門アヤックスで活躍し、“NEXTポグバ”とも称された逸材だが、バイエルン、昨季のリバプールでは中盤のバックアッパーに甘んじた。しかし、オランダ時代からその才能に注目してきたスロット新監督の下でプレシーズンから出場機会を与えられると、新生レッズの中盤のキープレーヤーに成長。元々定評があるアスリート能力に規律・献身性を加えた守備でフィルター役を完璧にこなし、攻撃面ではサイズを感じさせないターンの巧さ、懐深いボールキープ、推進力、パスセンスを遺憾なく発揮。質の高いボックス・トゥ・ボックスのプレーで躍動した。 MF モイセス・カイセド(23歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生ブルーズの中盤に君臨。英国史上最高額の移籍金という色眼鏡もあり、加入2年目も周囲から高い要求を求められるエクアドル代表MFだが、今季前半戦のパフォーマンスはハードルが上がったなかでも称賛に値するパフォーマンスだ。前線に攻撃的なタイプを並べ、可変式のサイドバックにもより攻撃的なタスクを与えるマレスカ新監督のスタイルにおいて序盤戦はラヴィア、現在はエンソ・フェルナンデスとともにバランサーとしてのマルチタスクを担う。幅広いカバーエリア、ボールハントに加え、攻撃でも1ゴール3アシストと決定的な仕事をこなした。 MF ブカヨ・サカ(23歳/アーセナル) 出場試合数:16(先発:16)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ガナーズの絶対的エース。リーグ最少失点の堅守とセットプレーを武器に優勝争いの主役の一角を担うアーセナルだが、司令塔ウーデゴールを欠いた苦しい時期に孤軍奮闘の活躍を見せたエースの活躍は非常に大きかった。流れのなかでは「サカさえ抑えれば」」という対応を受けながらも、圧倒的な打開力を武器に5ゴール10アシストを記録した。それだけに12月末に負ったハムストリングのケガからいかに早く復帰できるかが、2位チームの後半戦のカギを握る。 MF コール・パーマー(22歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:12 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 加入2年目で凄み増す超万能アタッカー。22ゴール11アシストを記録した加入1年目の大ブレイクによって今季は対戦相手からの徹底マークに遭うなか、ここまで12ゴール6アシストとキャリアハイ更新へ上々の滑り出しを見せている。新体制では昨季主戦場の右ウイングからトップ下と少し役割が変わっているが、今季もアタッキングサードで抜群の存在感を示す。前半戦ハイライトはプレミア史上初となる前半4ゴールを記録したブライトン戦。後半戦もその爆発力にも期待だ。 MF マテウス・クーニャ(25歳/ウォルバーハンプトン) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:10 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 残留争うウルブスで孤軍奮闘。イサクやウッド、エンベウモの活躍も素晴らしかったが、下位に低迷するチームで素晴らしい前半戦を過ごしたブラジル代表FWを選出。12ゴール7アシストの昨季活躍を経て、今季から背番号10を託されると、ここまで10ゴール4アシストを記録。[3-4-2-1]のシャドーの一角を主戦場に、攻撃のマルチタスクを担いながらボールのオン・オフに関わらず、ハイレベルのプレーを披露。献身的な守備も高い評価を得ており、今冬の移籍市場ではビッグクラブの注目も集める。だが、現状ではクラブとの新契約にサインする可能性が高い。 FW モハメド・サラー(32歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:17 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。攻守両面で異次元のパフォーマンスを披露し、リバプールの首位快走の立役者に。前半戦では2試合を除きすべての試合でゴールかアシストを記録し、得点ランキングとアシストランキングでいずれも首位に。圧倒的な決定力に加え、芸術的なアシストが印象的だった。 2025.01.09 22:25 Thu4
東京生まれの17歳MFがウォルバーハンプトンとプロ契約! U-17イングランド代表としてもプレー
ウォルバーハンプトンは23日、アカデミー育ちのU-17イングランド代表MFルーク・ローリングス(17)とプロ契約を締結した。 U-18チームでレギュラーとしてプレーするローリングスだが、実は東京生まれ。その後イングランドへと渡り、ウォルバーハンプトンのアカデミーに13歳で入団した。 アンダー世代のイングランド代表としてもプレーしてきたローリングスは、ボランチを主戦場としており、インサイドハーフやセンターバックでもプレーする。 すでにファーストチームのトレーニングにも参加し、昨夏はアメリカ遠征にも帯同するなど、将来が期待されている1人だ。 U-21チームでもプレーするローリングスは初のプロ契約を締結。アカデミーのマネージャーを務めるジョン・ハンター・バレット氏がローリングスについてコメントしている。 「ルークのこれまでの努力とクラブへの貢献に報いるため、初の契約オファーを出すことができて嬉しく思う」 「ルークがこれまで見せてきたことは、我々を驚かせたものではありません。我々は常に、彼のポテンシャルと期待に基づいて行動し、決断を下している。しかし今、彼が設定した基準によって、彼はプレーとともに成長していることを示してくれた」 2025.04.24 23:55 Thu5
