38歳のアシュリー・ヤングがエバートンと1年契約延長…プレミアで31試合に出場「再契約は簡単だった」

2024.06.25 18:45 Tue
38歳のアシュリー・ヤングが契約延長
Getty Images
38歳のアシュリー・ヤングが契約延長
エバートンは25日、元イングランド代表DFアシュリー・ヤング(38)との新契約締結を発表した。1年間延長し、2025年6月末までの契約となる。
PR
ヤングはワトフォードでキャリアをスタート。アストン・ビラへ完全移籍すると、2011年7月にマンチェスター・ユナイテッドへと完全移籍する。ユナイテッドでは攻撃的なポジションもやっていた中、年齢ともにポジションが下がるも、そのユーティリティ性と安定したパフォーマンスでチームを支えることに。その後インテル、アストン・ビラと渡り歩き、2023年7月にエバートンに完全移籍で加入した。
37歳という大ベテランながら、2023-24シーズンはプレミアリーグで31試合に出場。カラバオカップ(EFLカップ)では3試合で1ゴールを記録している。

プレミアリーグ通算453試合に出場し48ゴール78アシストを記録しているヤングは、クラブを通じて今回の契約延長にコメント。「考えるまでもなかった」と、プレーを続ける気でいたことを語った。
「僕にとって再び契約を結ぶことは簡単なことだった」

「シーズン終了前に(ショーン・ダイチ)監督と話をした。監督は僕に何をしたいのか残りたいのかと尋ね、僕はここで過ごした時間が大好きだったので、すぐに『イエス』と答えた」

「クラブの規模、スタッフ、選手、そしてもちろん素晴らしいファン…昨シーズンはここで過ごした時間が楽しかった。良い時も悪い時もあったけど、クラブがどれだけ大きく、どこへ向かおうとしているのはわかる。僕はその一員になりたいんんだ」

「朝、スタジアムに入った瞬間から帰る時まで、その感覚は変わらない。グディソン・パークに行ってファンと一緒にいるときも、その感覚は変わらない。そこにはちゃんとした繋がりがある」

「僕はその週(4月)を見ましたが、ファンがずっと大声で叫んでいるのが聞こえた。それはただ信じられないようなことだった。それに参加できて本当に良かった」

「クラブと選手たちが初日から僕をすぐに受け入れてくれたので、ここでの時間をとても楽しめた。シーズンが始まって2カ月くらい経ったころ、もっと長く滞在できる機会があれば絶対にそうすると言っていた。ここは素晴らしい場所だからね」

PR

アシュリー・ヤングの関連記事

エバートンの元イングランド代表DFアシュリー・ヤングがFAカップ3回戦の組み合わせに反応した。 かつてはアストン・ビラ、マンチェスター・ユナイテッド、インテルなどでプレーし、39歳となった今もエバートンの主力サイドバックとして活躍するヤング。今シーズンはここまでプレミアリーグで11試合3アシストを記録し、EFLカ 2024.12.03 11:00 Tue
2024-25シーズンのプレミアリーグが開幕。第1節が終了した中、プレミアリーグのベストイレブンにブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が選出された。 マンチェスター・シティが5連覇を目指して臨むシーズン。日本人選手は過去最多となる5人がプレーすることとなり、三笘の他、DF冨安健洋(アーセナル)、MF 2024.08.20 23:09 Tue
開幕戦でいきなりゴールを記録したブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が現地で高い評価を受けている。 17日、2024-25シーズンのプレミアリーグの開幕節が行われ、ブライトンはアウェイでエバートンと対戦した。 今夏はジャパンツアーをクラブ史上初めて行い、鹿島アントラーズと東京ヴェルディと対戦し 2024.08.18 22:30 Sun
エバートンの元イングランド代表DFアシュリー・ヤングがプレミアリーグで不名誉記録だ。 夏の身売り問題なども経て、17日のプレミアリーグ開幕戦でシーズンインのエバートン。ホームにブライトン&ホーヴ・アルビオンを迎え撃っての開幕戦だったが、0-3の敗北を喫した。 そんなエバートンの右サイドバックで先発したのが3 2024.08.18 17:35 Sun
今年7月に39歳となる元イングランド代表DFアシュリー・ヤングだが、来季も現役でと考えているようだ。 かつてマンチェスター・ユナイテッドや、インテルでもプレーし、2023年夏からエバートンに活躍の場を移したヤング。エバートンでもユナイテッド時代でのキャプテン経験も生かしつつ、左右サイドバックでも渋く働ける万能ぶり 2024.05.23 12:10 Thu

エバートンの関連記事

プレミアリーグ第15節延期分、エバートンvsリバプールが12日にグディソン・パークで行われ、2-2のドローに終わった。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 リーグ3連勝での首位快走にEFLカップでは逆転でファイナル進出を果たしたリバプール。しかし、主力温存で臨んだ直近のFAカップではチャ 2025.02.13 06:46 Thu
エバートンのデイビッド・モイーズ監督が、グディソン・パークでの最後のマージーサイド・ダービーについて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 先月、11年半ぶりにエバートンの指揮官の座に復帰すると、着実にチームを立て直し始めているモイーズ監督。プレミアリーグでは直近3連勝と好調であり、順位は16位から動か 2025.02.12 18:30 Wed
リバプールのアルネ・スロット監督が、マージーサイド・ダービーへの意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 今シーズン、開幕から絶好調を維持するリバプール。プレミアリーグでは1試合未消化ながら、2位アーセナルに6ポイント差をつけての首位となっており、タイトル獲得への期待は日増しに高まっている。 そんな 2025.02.12 17:25 Wed
プレミアリーグでは今後、ゴールセレブレーションをする際に注意が必要となるかもしれない。 今シーズン、いくつかのゴールセレブレーションが物議を醸しているプレミアリーグ。得点を記録した選手がチームメイトやファンと祝うのはサッカーの醍醐味の一つであり、試合の盛り上げに大きく貢献しているが、一方で相手を嘲笑するようなセレ 2025.02.06 15:10 Thu
エバートンは3日、フラメンゴのアルゼンチン人MFカルロス・アルカラス(22)を買い取りオプション付きレンタルで獲得したことを発表した。 2023年1月に母国のラシン・クラブからサウサンプトンに加入したアルカラスは、サウサンプトンでの活躍を受けて昨年1月にユベントスへ買い取りオプション付きのレンタルで加入。 2025.02.04 13:00 Tue

プレミアリーグの関連記事

チェルシーのセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが2カ月の戦線離脱を強いられる見込みだ。イギリス『フットボール・ロンドン』など複数メディアが報じている。 今季のプレミアリーグで23試合9ゴール5アシストを記録するジャクソンは、3日に行われたウェストハム戦で左ハムストリングを負傷。その後、同箇所の筋断裂が確認され、 2025.02.13 07:43 Thu
プレミアリーグ第15節延期分、エバートンvsリバプールが12日にグディソン・パークで行われ、2-2のドローに終わった。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 リーグ3連勝での首位快走にEFLカップでは逆転でファイナル進出を果たしたリバプール。しかし、主力温存で臨んだ直近のFAカップではチャ 2025.02.13 06:46 Thu
オーナーが代わっても、監督が代わっても事態が全く好転しないマンチェスター・ユナイテッド。さらなる人員削減に動くことになるという。イギリス『BBC』が伝えた。 共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏。かつての名門クラブであるユナイテッドは過去3年間で3億ポンド(約574億円)近い損失を出しており、5年間では3億7 2025.02.12 23:55 Wed
アーセナルが恐れていた最悪の事態が待ち受けているかもしれない。 2年連続でプレミアリーグ2位に終わったアーセナル。悲願のプレミアリーグ制覇に向けて今シーズンも上位につけており、首位のリバプールを追いかける2位につけている。 チャンピオンズリーグ(CL)でもラウンド16にストレートイン。2つのタイトル獲得を目 2025.02.12 22:10 Wed
ブラジル帰還の可能性も報じられるマンチェスター・ユナイテッドの元ブラジル代表MFカゼミロ(32)だが、実現の可能性は低いようだ。 かねてからパフォーマンスの低下が指摘され、ルベン・アモリム監督就任後は目に見えて出場機会が減っているカゼミロ。欧州主要国や移籍先候補に挙がったサウジアラビアの市場はすでに閉幕した。 2025.02.12 18:50 Wed

記事をさがす

アシュリー・ヤングの人気記事ランキング

1

三笘薫を引き倒した39歳アシュリー・ヤングが一発レッド プレミア史最年長の退場選手に

エバートンの元イングランド代表DFアシュリー・ヤングがプレミアリーグで不名誉記録だ。 夏の身売り問題なども経て、17日のプレミアリーグ開幕戦でシーズンインのエバートン。ホームにブライトン&ホーヴ・アルビオンを迎え撃っての開幕戦だったが、0-3の敗北を喫した。 そんなエバートンの右サイドバックで先発したのが39歳アシュリー・ヤングだったが、0-2の66分にトラップミスを三笘薫にかっさらわれると、慌ててファウル。レッドカードを受けた。 『Opta』の紹介データによると、これまでのプレミアリーグで退場処分を受けた選手としては今回のアシュリー・ヤングが39歳39日で最年長記録という。 エバートンのわずかながらに残る勝機が完全になくなった瞬間だったが、プレミアリーグ史においても記録的なシーンだったようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】39歳アシュリー・ヤングが三笘薫にファウルで一発レッド! </span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1E2BUiNs_u0?t";var video_start = 91;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.08.18 17:35 Sun
2

進化続ける不屈の伏兵がベッカム級FK! サポは「彼は大先生だ!」

▽マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWアシュリー・ヤングの“不屈ぶり”が話題だ。 ▽ヤングは、2011年にアストン・ビラからユナイテッド入り。ウイングを主戦場に、移籍初年度にリーグ戦25試合に出場して6得点を記録すると、翌シーズンにはリーグ優勝に貢献した。その後、7シーズンにわたってユナイテッドでプレーしてきたが、両サイドでプレーできるなど汎用性が高い一方、絶対的レギュラーにはなかなか定着できなかった。 ▽また、世界的クラブのユナイテッドは、特にアレックス・ファーガソン元監督が2012-13シーズンを最後に引退して以降、豊富な資金力を生かして世界的な選手を獲得してきた。それもあり、ヤングは幾度にもわたって放出候補と言われてきた。 ▽それでも、ヤングは着実に結果を残し、MFアンヘル・ディ・マリアらとの厳しいポジション争いの中でも生き残り続け、昨シーズンには中国移籍に近づきながらも最終的にユナイテッドに残留。そして今シーズンは、ジョゼ・モウリーニョ監督に“左サイドバック”という新たなポジションを与えられると、DFルーク・ショー、DFダレイ・ブリント、DFマッテオ・ダルミアンら各国代表主力クラスの選手を退けてレギュラーポジションを掴んでいる。 ▽不屈の精神で生き残り続けるヤングはサポーターにも人気があり、ツイッター界隈では「ヤング大先生」と呼ばれ愛されている。28日に行われたプレミアリーグ第14節のワトフォード戦では、19分に強烈なミドルシュートを突き刺すと、25分にはゴール正面から、ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムを彷彿とさせるキレ味鋭い直接FKを突き刺して2ゴール目を奪取。2-4の勝利に大きく貢献した。 ▽32歳ながら進化を見せるヤング。今月には約4年ぶりにイングランド代表にも復帰を果たしており、今後もそのパフォーマンスに注目だ。 2017.11.29 13:23 Wed
3

代表から4年遠ざかるも… 37歳A・ヤング、W杯ラージリスト入りに「冗談かな?」

アストン・ビラの元イングランド代表DFアシュリー・ヤング(37)が代表復帰に意欲を見せている。 かつてマンチェスター・ユナイテッドで主将を務め、インテルではセリエA優勝も経験しているヤング。37歳の大ベテランとなったが、今季もプレミアリーグ11試合出場で1得点を記録するなど、第一線でプレーを続けている。 そんなヤングがイングランド代表として最後にプレーしたのは4年前のロシアW杯。にもかかわらず、先月にはカタールW杯へ向けた予備メンバー55人に選出されており、これには驚かされたとイギリス『サン』で語っている。 「(55人の)ラージリストは代表チームのスタッフが僕に送ってきたんだ。自分の名前は冗談かな?と思ったよ。きっと誰かが書き加えたんだろうとね(笑)」 最終的には本大会に臨む26人に残れなかったものの、招集されれば迷いなく応じるとも口にしている。 「現役引退したわけじゃないし、今はするつもりもない。僕が必要だと思ってくれるならいつだって行くよ。イングランド代表から引退するときは、キャリア全体に終止符を打つときさ」 「自分は今でも最高のレベルでプレーできる!と自信を持つのは本当に大切なことだよ。普段から若い選手たちに『決して夢を諦めてはいけないよ』と言ってるんだ」 2022.11.16 14:01 Wed
4

「ガッツポーズかっけぇ」三笘薫の感情爆発!ゴール直後を間近から捉えたピッチレベル映像が反響「感情出すようになってきていい」

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの公式SNSが、日本代表MF三笘薫のピッチレベル映像を公開している。 4日、プレミアリーグ第11節でエバートンと対戦し1-1の引き分けに終わったブライトン。[4-3-3]の左ウィングでスタメン出場した三笘は、0-1と1点ビハインドで迎えた84に相手のオウンゴールを誘発した。 マフムド・ダフードのサイドチェンジをボックス左横で収めると、ジャック・ハリソンをかわし供給したクロスがアシュリー・ヤングにディフレクトし、GKの上を越す絶妙なループシュートとなり、そのままゴールに吸い込まれた。 ブライトンは6日、ゴールシーンの三笘をピッチレベルから捉えた映像を公開。ゴールが決まった瞬間、右手で何度もガッツポーズを繰り返し喜びを露わにする三笘の姿が間近で捉えられている。 これには、ファンからも「感情出すようになってきていいよ」、「本当かっこいい」、「いいアングル」、「ガッツポーズかっけぇ」と反響が寄せられている。 9日にはヨーロッパリーグのグループステージ第4節でアヤックスとのアウェイゲームを控えているブライトン。チームは直近の8試合で1勝と苦しい状況だが、三笘はチームを勝利に導くことができるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】三笘の感情爆発!ゴールシーンを間近から(0:06~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@officialbhafc/video/7297923323940343073" data-video-id="7297923323940343073" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@officialbhafc" href="https://www.tiktok.com/@officialbhafc?refer=embed">@officialbhafc</a> Passion from <a title="kaorumitoma" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/kaorumitoma?refer=embed">#KaoruMitoma</a>! <a title="bhafc" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/bhafc?refer=embed">#BHAFC</a> <a title="pl" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/pl?refer=embed">#PL</a> <a target="_blank" title="♬ original sound - So Pyay Han" href="https://www.tiktok.com/music/original-sound-So-Pyay-Han-7033409518524517146?refer=embed">♬ original sound - So Pyay Han</a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2023.11.06 19:45 Mon

エバートンの人気記事ランキング

1

無冠煽り、相手選手の模倣…プレミアリーグでは批判的・嘲笑的なゴールセレブレーションへの処罰が厳格に?

プレミアリーグでは今後、ゴールセレブレーションをする際に注意が必要となるかもしれない。 今シーズン、いくつかのゴールセレブレーションが物議を醸しているプレミアリーグ。得点を記録した選手がチームメイトやファンと祝うのはサッカーの醍醐味の一つであり、試合の盛り上げに大きく貢献しているが、一方で相手を嘲笑するようなセレブレーション対しては批判も少なくない。 例えば、1月26日に行われたプレミアリーグ第23節トッテナムvsレスター・シティでは、レスターのFWジェイミー・ヴァーディが同点弾を決めた際のゴールセレブレーションが話題に。ヴァーディはユニ右袖の「プレミアリーグのエンブレム」を指差した上で、トッテナムファンに向けて指で「0」の形を作り、無冠の続くクラブを煽った。 また、2日に行われたプレミアリーグ第24節アーセナルvsマンチェスター・シティ戦では、アーセナルの若手DFマイルズ・ルイス=スケリーがゴールを決めた際に、シティのFWアーリング・ハーランドがよく見せるあぐらをかいて目をつぶるセレブレーションを披露。これについても物議を醸すこととなった。 この2つのセレブレーションについては、いずれもお咎めなし。しかし、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、今後は警告の対象になる可能性があるようだ。 プレミアリーグの最高責任者であるプレミアリーグの最高責任者トニー・スコールズ氏は、「バランスの問題だ。我々は皆、セレブレーションを見るのが好きだとは思う。中にはとても面白いものもあるが、限度はある。それが嘲笑や批判に及ぶのなら、我々は対処する必要があるだろう」と語っている。 実際、今シーズンもエバートンのFWイリマン・エンディアイエがブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でゴールを決め、ブライトンのエンブレムにも描かれるカモメのポーズをとったところ、イエローカードを提示される事態に。今後はより厳しい目が向けられる可能性があり、選手たちはセレブレーション時に慎重となる必要があるだろう。 2025.02.06 15:10 Thu
2

グディソン・パークで最後のマージーサイド・ダービー、帰ってきたモイーズ監督はポイント奪取狙う「長年、リバプールは手強い相手だった」

エバートンのデイビッド・モイーズ監督が、グディソン・パークでの最後のマージーサイド・ダービーについて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 先月、11年半ぶりにエバートンの指揮官の座に復帰すると、着実にチームを立て直し始めているモイーズ監督。プレミアリーグでは直近3連勝と好調であり、順位は16位から動かずも降格圏は遠ざかりつつある。 そんな中で、12日に行われるプレミアリーグ第15節延期分で迎えるのは、最大のライバルであるリバプールとのマージーサイド・ダービー。来シーズンより新スタジアムへ移転するエバートンにとっては、これがグディソン・パークでの最後のダービーマッチとなる。 エバートンの指揮官として、これまで数多くのダービーを経験してきたモイーズ監督。事前記者会見ではこれまでの戦いを振り返りつつ、ライバルからポイントを奪いたいと意気込んでいる。 「ダービーはいつも難しい試合だったと言わざるを得ない。そしてリバプールは、いつも手強い相手だった。それでもグディソンでは、応援や素晴らしい観客のおかげで、ずっと楽に感じていたよ。この試合も例外ではないだろう」 「長年、リバプールは手強い相手であり、明日もそうだろう。もちろん、勝ちたいとは思っている。とはいえ、プレミアリーグに残るためにはポイントを獲得することがもっとも重要だ」 「必要なのは、我々の後ろで応援してくれる人たちだ。私が戻ってきてからずっと応援してくれており、彼らは本当に素晴らしい。我々がベストの状態ではなかったときでも、素晴らしい声援を見せてくれた」 「グディソンでスペクタクルな試合を見せたいと思っている。そしてできれば、素晴らしい試合にしていきたい」 「(2004年に初めて経験したダービーと比べて)当時は今と違っていた。我々はプレミアリーグのクラブとして、競争力を取り戻し始めたばかりだった。今の2チームの差は、長い間そうであったように大きいと思う。我々としてはその差を埋め、相手のクラブに近づく必要があるだろう」 2025.02.12 18:30 Wed
3

「謝罪を無視された」リシャルリソンがチアゴに恨み節

エバートンのブラジル代表FWリシャルリソンと、リバプールのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラとの間に、小さな確執が生まれた模様だ。 事の経緯は昨年10月に行われた両チームによるマージ―サイド・ダービーまで遡る。エバートンの本拠地グディソン・パークでの一戦は、VARの介入で最後まで劇的な展開となった中で、2-2の痛み分けに。 リバプールのDFヴィルヒル・ファン・ダイクが大ケガを負ったことでも印象深い同試合だが、終了間際にはリシャルリソンがチアゴにアフターチャージを見舞い一発退場、チアゴもケガをする事態が起きていた。 これでヒザを負傷したチアゴは、その後丸2カ月の離脱を余儀なくされ、初のプレミアリーグ挑戦はほろ苦いスタートを切ってしまうこととなった。 この件に関してリシャルリソンは、ブラジル人ジャーナリストのチアゴ・アスマール氏や、ブラジル代表のレジェンド、ジュリオ・セーザル氏、さらにはアーセナルのDFダビド・ルイスとアヤックスのFWダビド・ネレスが参加したYouTube配信において、SNSを通じてチアゴに謝罪していたことを告白。ところが、相手側からの返答はなかったという。 「あの試合は『やってしまった』って感じだったよ」 「あの後、インスタグラムで謝罪したんだ。でも返信はなかった。だから僕は『返信したくないのなら、このメッセージは削除する』と言ったんだ」 「それから本当にメッセージを消した。彼からの返事はないままね」 「それからまたダービーがあった。今度は相手のホームだ。彼は僕の顔を見なかったし、僕も彼を見なかった。そのまま試合は始まった。彼はピジョン(リシャルリソンの愛称、鳩の意)を無視したのさ」 2021.03.31 21:00 Wed
4

「素晴らしい雰囲気になる」自身初のマージーサイド・ダービー迎えるスロット監督、先制点の重要性強調「観客の感情をコントロールしなければ…」

リバプールのアルネ・スロット監督が、マージーサイド・ダービーへの意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 今シーズン、開幕から絶好調を維持するリバプール。プレミアリーグでは1試合未消化ながら、2位アーセナルに6ポイント差をつけての首位となっており、タイトル獲得への期待は日増しに高まっている。 そんなリバプールは12日に行われるプレミアリーグ第15節延期分で、ライバルのエバートンと対戦。エバートンは新スタジアムへの移転が決まっていることから、これがグディソン・パークで迎える最後のマージーサイド・ダービーともなる。 自身にとっては初のマージーサイド・ダービーとなるスロット監督。事前記者会見では難しい試合になることを覚悟しつつ、先週末のFAカップで下部リーグのプリマス・アーガイルにまさかの敗北を喫したところから立ち直った姿を見せたいと意気込んでいる。 「こうしたクラブで働くならすべてのトロフィーを争うべきであり、(FAカップ敗退の)影響はあるだろう。プリマスに負けるのはチームとして当然受け入れられず、ファンもこの結果には失望している。だから、明日は違う一面を見せなければならない。あの試合は結果もパフォーマンスも、リバプールの基準から程遠かった」 「(グディソン・パークでのラストダービーについて)雰囲気がこれまで以上に良くなるだろう。私は一度も行ったことがないが、アンフィールド同様、グディソン・パークはいつも素晴らしい雰囲気だと聞いている。ホームのサポーターはチームを応援するため来ており、アウェイのファンもほとんどが大声で応援している」 「おそらく素晴らしい雰囲気になるだろうが、プレーするのは決して簡単ではないだろう。相手がハーフウェイラインを越えたり、コーナーキックを獲得したり、何が起きてもファンは歓声を上げるからだ」 「アウェイチームとしてその雰囲気すべてに耐えるためには、精神的に非常に強くなければならない。コーナーキックやセットプレーの守備など、やるべきことに集中する必要があるだろう。ボールを持っているときは、この素晴らしい雰囲気の中でできる限り落ち着いたプレーが求められる」 「とはいえ、選手たちにとってこうした雰囲気下でプレーするのは初めてではない。やるべきことに集中できると信じているが、それは戦術的な部分だけではないだろう。感情的部分でも忍耐が必要だ。プリマス戦ではタックルの激しさや攻撃性の高さに気づいたが、それは選手たちの資質だけでなくスタジアムの感情によるものでも間違いなくあった」 「冷静さが大事だが、足を冷やすべきではない。相手と同じように走り、同じように激しくタックルし、同じように相手のラインを突かなければならないだろう。ただ、良いタックルには冷静さが必要だ」 「試合は90分すべてが非常に重要だが、アウェイの最初の10分や15分は、ビハインドを背負わないことがさらに重要となる。リードを許せば相手ファンの感情がさらに高まり、何に対しても歓声が上がるからだ。スタジアムの外でボールを蹴っても、彼らは歓声を上げるだろう」 「アウェイゲームでは観客の感情をコントロールすることが重要であり、1点のビハインドを背負うのは最悪だ。なぜなら、こちらが2点をリードするまで感情が残ってしまう。それまでホームチームの感情は、非常にポジティブなものとなるだろう。だからアウェイゲームでこそ、集中することがさらに重要となる」 2025.02.12 17:25 Wed
5

リシャルリソンが真っ先にリバプールを煽る「ライバルはこういうもの」「自分のチームの状況を見るべき」と賛否集まる

エバートンのブラジル代表FWリシャルリソンが最後まで宿敵を煽った。 22日、プレアミリーグの最終節が一斉に開催。マンチェスター・シティとリバプールによる熾烈な優勝争いはシティの2連覇という結末を迎えたが、これをほくそ笑んだのが他でもないリシャルリソンだ。 ブラジル代表FWはアーセナルとの最終節を欠場したものの、試合直後に自身のツイッターを更新。元フランス代表FWティエリ・アンリ氏がニヤリと笑みを浮かべる動画を投稿した。 これは、エバートンにとっての永遠のライバルであるリバプールが優勝を逃したことを揶揄するもので、その意図を理解しているファンからは大きな反響が生まれ、14万を超える「いいね」など反応が殺到した。 「ライバルはこういうもの」、「最高のリアクション」、「こうじゃなきゃね」といったコメントがある一方、「ダサすぎる」、「どこまで最低なやつなんだ」、「恥ずかしいツイートだな」、「自分のチームの状況を見るべき」とリバプールファンからの怒りの声も寄せられている。 リシャルリソンはその後、今シーズンを振り返る内容の投稿もしているが、それより先にこの煽り投稿をしているのだから、よほど嬉しかったと見てとれる。 また、リバプールが優勝できなかったことを喜んだのはリシャルリソンだけでなく、アーセナル戦のスタンドに赴いたエバートンのファンたちは、チームが5-1と大量ビハインドの展開ながら、シティの優勝を知ると歓喜していた。 今シーズンは苦しみながらも何とか残留を決めたエバートン。リシャルリソンの去就は不透明だが、来シーズンもバチバチのやり合いが見られそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】これは腹立つ…!リシャルリソンが投稿したアンリのニヤケ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"><a href="https://t.co/qsTyioLRJR">pic.twitter.com/qsTyioLRJR</a></p>&mdash; Richarlison Andrade (@richarlison97) <a href="https://twitter.com/richarlison97/status/1528425342008020993?ref_src=twsrc%5Etfw">May 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.05.23 20:45 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly