来季のプレミアリーグはユナイテッドvsフルアムで幕開け! 王者シティはチェルシー戦に

2024.06.18 17:45 Tue
プレミア4連覇に歓喜するシティの選手たち
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プレミア4連覇に歓喜するシティの選手たち
プレミアリーグは18日、2024-25シーズンのマッチスケジュールを発表した。
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マンチェスター・シティの前人未到となる4連覇で閉幕した今季。引き続きストップ・ザ・シティが合言葉となってくる来季は8月16日(金)に開幕し、同日唯一の試合となるマンチェスター・ユナイテッドvsフルアムがオープニングマッチに決定した。そのほかの開幕戦では王者シティがいきなりのビッグマッチで、チェルシーとのアウェイゲームに。冨安健洋が所属し、打倒シティのアーセナルはウォルバーハンプトンをホームに迎え撃ってのスタートになる。
また、アーセナル以外の日本人選手所属クラブでは遠藤航のリバプールが昇格組イプスウィッチ・タウン、三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがエバートンと対戦。鎌田大地の加入が噂されるクリスタル・パレスはブレントフォードが相手となる。

ちなみに、最終節は翌年5月25日。昇格組からは上述のイプスウィッチ、レスター・シティ、サウサンプトンだ。
◆開幕カード一覧
▽8/16(金)
マンチェスター・ユナイテッド vs フルアム

▽8/17(土)
イプスウィッチ・タウン vs リバプール
アーセナル vs ウォルバーハンプトン
エバートン vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン
ニューカッスル・ユナイテッド vs サウサンプトン
ノッティンガム・フォレスト vs ボーンマス
ウェストハム vs アストン・ビラ

▽8/18(日)
ブレントフォード vs クリスタル・パレス
チェルシー vs マンチェスター・シティ

▽8/19(月)
レスター・シティ vs トッテナム

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ユナイテッド関心もポルト守護神は“隣人”への移籍希望か

マンチェスター・ユナイテッドが関心を示すポルトのポルトガル代表GKジオゴ・コスタ(25)だが、選手自身はその“隣人”への移籍を希望しているようだ。 プレミアリーグとチャンピオンズリーグで苦戦を強いられた今シーズン、シティのスポーツ部門は守護神であるブラジル代表GKエデルソンのパフォーマンスに懸念を抱き、新守護神探しに動いている。 フランス『フット・メルカート』によれば、そのシティはポルトとポルトガル代表で守護神を務める25歳を最有力候補に定めており、先日行われた代理人のジョルジュ・メンデス氏との初期交渉において良い感触を得たという。 ただ、クラブ間の交渉は一筋縄ではいかない模様。ポルトは正GKを安売りする考えはなく、7500万ユーロ(約121億4000万円)に設定されている契約解除条項を行使する必要がある。 一方、シティはその契約解除条項を行使する意思はなく、エデルソンをベンフィカから獲得した際に支払ったのと同額の4000万ユーロ(約64億7000万円)程度での契約成立を目指しているという。 シティとポルトは直近の移籍市場でスペイン人MFニコ・ゴンサレスの取引も行っており、若手有望株のレンタル移籍などを交渉に含めた場合、減額も見込めるところだが、今後の動向に注目だ。 2025.04.23 23:10 Wed
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3季連続FAカップ決勝進出のグアルディオラ監督、プレミア制覇のリバプールに「おめでとう」と祝福

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が27日に行われ、2-0で勝利したFAカップ準決勝ノッティンガム・フォレスト戦後にコメントした。 3季連続でのFAカップ決勝進出を果たしたグアルディオラ監督だがこれまで通り、「今季は良くない。プレミアリーグでリバプールに10億ポイント差を付けられている。我々は常に機械のようなチームだったが、今季は良い成績を残せなかった。だが、ダメージは小さいだろう。今季が好調だったと事実を覆すようなことはしない。クラブは来季を良いものにするために正しい決断を下さなければならない」と低迷を強調した。 一方で同時刻に行われていた試合でリバプールがトッテナムを下し、プレミアリーグ優勝を果たしたことに祝福のコメントを寄せた。 「私とクラブを代表してリバプールのプレミアリーグ優勝を祝福したい。当然の優勝だ。疑いの余地はない。素晴らしいチームだった。来季はもっと我々が良くなって今季果たせなかった最後まで戦い抜くことができればと思う。リバプール、おめでとう」 2025.04.28 09:00 Mon
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シティが難敵フォレスト撃破で決勝進出! 今季唯一タイトル懸けてC・パレスとのファイナルへ【FAカップ】

FAカップ準決勝、ノッティンガム・フォレストvsマンチェスター・シティが27日にウェンブリー・スタジアムで行われ、0-2で勝利したシティが決勝進出を決めた。 下部カテゴリーの3チーム、準々決勝ではボーンマスに競り勝って準決勝進出を決めたシティ。今季唯一獲得可能なタイトル制覇を目指すチームは、プレミアリーグで熾烈なトップ5争いを繰り広げるフォレストと対戦。 グアルディオラ監督は2-1で劇的勝利を飾ったミッドウィークのアストン・ビラ戦から先発3人を変更。ギュンドアン、デ・ブライネ、マカティーに代えてリコ・ルイス、サヴィオ、グリーリッシュを起用した。 クリスタル・パレスが待つファイナル進出を懸けた一戦は開始早々に動く。2分、中央での細かい繋ぎからバイタルエリアでボールを持ったコバチッチが得意の仕掛けでスイッチを入れると、ペナルティアーク内で足元にパスを受けたルイスがすかさず右足グラウンダーシュートをゴール左隅に突き刺した。 2セントラルMFの一角での起用となったルイスがいきなり決定的な仕事を果たし、最高の滑り出しとなったシティ。失点後の相手の出方を窺いつつ、以降は圧倒的にボールを保持してゲームをコントロールしていく。 先制後は決定機には至らずも、前半半ば過ぎの27分には絶好調のオライリーが鋭い左足のミドルシュートでスタジアムを沸かせる。 一方、2失点目回避を優先した後ろ重心の戦いを継続したフォレストも徐々に前からボールを奪いに行く姿勢を見せ始める。また、自陣でボールを奪った際にはハドソン=オドイらのスピードを活かしたロングカウンターでチャンスを窺うが、最後の精度を欠いてスムーズな攻めに至らず。結局、決定機はおろかシュート1本さえも打てずに前半を終えることになった。 迎えた後半、フォレストはダニーロを下げてエランガをハーフタイム明けに投入。すると、後半キックオフ直後には左サイドで完璧に背後を取ったハドソン=オドイがゴール前のスペースに流し込んだボールにそのエランガが反応。だが、ゴール前での絶好機でシュートを枠の左に外してしまい、チームファーストシュートでの同点ゴールとはならず。 一方、このピンチを凌いだシティは直後にルイス、マテウス・ヌネス、コバチッチの連続シュートでゴールへ迫る。ここはGKセルスのビッグセーブに阻まれたが、この流れで得た51分の左CKの場面でキッカーのマーモウシュが右足インスウィングで滞空時間の長いボールを入れると、グヴァルディオルが打点の高いヘディングで合わせた。 前半同様に立ち上がりのゴールによって待望の追加点を手にしたシティ。相手がより前に出てきたなかで、冷静にいなしながらゲームをコントロールしていく。 一方、ここから腹をくくって前がかるフォレストは背番号10が存在感を示す。65分にはエランガの左クロスをギブス=ホワイトが見事な左足ボレーで合わすが、これは惜しくも枠を叩く。さらに、70分にも決定的なシュートを放つが、今度は左ポストに阻まれてゴールとはならず。 後半終盤を迎えて両ベンチが慌ただしく交代カードを切っていくと、試合はよりオープンな展開に。シティはマーモウシュを起点に3点目に迫れば、フォレストもアウォニイがゴールに迫ったが、三度枠に嫌われた。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、DF登録2人のゴールに枠やポストの活躍にも助けられたシティが難敵撃破で決勝進出。 今季唯一のタイトルが懸かる5月17日の決勝ではクリスタル・パレスと対戦する。 ノッティンガム・フォレスト 0-2 マンチェスター・シティ 【マンチェスター・C】 リコ・ルイス(前2) ヨシュコ・グヴァルディオル(後6) 2025.04.28 02:47 Mon

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