「2分もかからなかった」ユーロから落選したフンメルス、ナーゲルスマン監督とのやりとりを明かす「短くて残念だった」

2024.05.29 10:40 Wed
落選したフンメルス(左)とナーゲルスマン監督
Getty Images
落選したフンメルス(左)とナーゲルスマン監督
ユーロ2024の開催が近づくなか、各国のメンバーが発表され始めている。期限は6月7日となっており、候補メンバーを発表する国も多い。
PR
そんな中、開催国であるドイツ代表もメンバーを発表。26名まで登録される中、27名が16日に発表されている。主軸が順当に招集を受ける中、話題を呼んだのがドルトムントのDFマッツ・フンメルスの落選。今シーズンはドルトムントでも主力としてプレーし、チャンピオンズリーグ(CL)決勝までチームを導くパフォーマンスを見せていた。
一方で、ユーロ2020以降はドイツ代表を離れており、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)もメンバー外。ハンジ・フリック前監督の下ではチャンスがなかった中、2023年10月には新たに就任したユリアン・ナーゲルスマン監督の下で2年ぶりに代表復帰。しかし、今年3月は招集されていなかった。

フンメルスはドイツ『ビルト』に対し、ユーロのメンバーから落選したことについて言及。ナーゲルスマン監督とのやりとりも明かした。
フンメルスはナーゲルスマン監督から電話をもらったことを明かしたが「短くて残念だった」とコメント。「2分もかからなかった。トレーニングに行くしかなかった。このような時、長い会話は大袈裟な説明は必要ない。僕にとってはそれだけで十分だった」とコメント。簡単に告げられて終わったことを明かした。

また、その理由についても自身の見解を語り、「僕の理解が正しければ、彼はジョーカーの役を引き受けること以外にも関心があったと思う。それはフィットネスや年齢に関したものだった」とコメント。自身の落選の理由について見解を述べた。

実際にナーゲルスマン監督が何を考えていたのかは分からないが、フンメルスは自身がユーロでも戦えるという自信はあったという。

「3月からグループが成長していくべきだという考えは理解できる。僕個人にとって、これは苦いことだ」

「なぜなら、現在ドイツでは5本の指に入るディフェンダーの1人であり、その自信を持っているからだ。3月に招集される前に、僕のフェーズがあれば、そこにいたかもしれない。そうすれば、今はユーロのチームの一員でもあるだろう」

10月に代表に復帰し、11月にも続けて招集。ただ、4試合で出番は2試合だった。そして今年3月は招集外。メンバー選考前の最後の活動で外れた時点で、チームの大枠が決まっていたと考えられる。

悔しさもあるフンメルスは、自身がベンチに座り続けることも受け入れるつもりだった。ただ、それでも招集はされなかった。

「基本的にはベスト26の選手を指名するということではないと思う。トーナメントのポイントは、常に1分間もプレーしなかったプレーヤーが、参加することに非常に満足しているということだ。監督として僕も同じことをするだろう」

35歳でも一線でプレーできるフンメルスだが、次のユーロを迎えられる可能性は難しい。ドイツを支えていたベテランDFは、ピッチの外からチームの優勝を願うことになる。

PR

マッツ・フンメルスの関連記事

ローマは18日、ダニエレ・デ・ロッシ監督(41)の解任を発表した。なお、後任に関しては決定次第の発表となる。 現役時代は下部組織時代から過ごしたローマで17シーズンを過ごし、その後はボカ・ジュニアーズでプレーし現役を引退したデ・ロッシ監督。イタリア代表のコーチやSPALで監督を務めて中、ジョゼ・モウリーニョ監督の 2024.09.18 16:17 Wed
ユルゲン・クロップ氏が7日、古巣ドルトムントで指揮姿を披露した。 2015年秋から率いたリバプールを昨季限りで退任したクロップ氏。しばらく監督業から遠ざかる趣旨の発言を残し、悠々自適の生活を送るなか、ドルトムント時代の愛弟子であるヤクブ・ブワシュチコフスキとウカシュ・ピシュチェクの引退試合に招待され、参加した。 2024.09.08 15:10 Sun
ドルトムントは7日、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクでMFヤクブ・ブワシュチコフスキ(38)とDFウカシュ・ピシュチェク(39)のポーランド代表2選手の引退試合を開催した。 “クバ”の愛称で知られるブワシュチコフスキは2007年から2016年まで、ピシュチェクは2010年から2021年までドルトムントに在籍。ユル 2024.09.08 10:42 Sun
ローマに加入したドイツ代表DFマッツ・フンメルスが新天地での意気込みを語った。 これまでドルトムントとバイエルン、ドイツ代表で主力を担った百戦錬磨のセンターバック。昨シーズン限りでドルトムントを退団した中、今夏の去就に注目が集まった35歳はおよそ15クラブの公式オファーを固辞したなか、新天地にローマを選択した。 2024.09.08 09:10 Sun
ユルゲン・クロップ氏がドルトムントに帰還した。 なぜかというと、ドルトムントを率いた頃の愛弟子だったウカシュ・ピシュチェクとヤクブ・ブワシュチコフスキの引退試合がこの代表ウィーク中の7日にシグナル・イドゥナ・パルクで行われるためだ。 ピシュチェクのチームとブワシュチコフスキのチームが相対する試合で、クロップ 2024.09.07 16:15 Sat

ドイツ代表の関連記事

レバークーゼンは15日、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが負傷したことを発表した。 ヴィルツは14日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ3第4節のオランダ代表戦で先発。しかし、チームが立ち上がりから主導権を握っていた中で、ヴィルツはハーフタイムで交代となっていた。 試合後の会見 2024.10.16 07:00 Wed
ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツに負傷の懸念があるようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ヴィルツは14日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ3第4節のオランダ代表戦で先発。しかし、チームが立ち上がりから主導権を握っていた中で、ヴィルツはハーフタイムで交代となっていた。 2024.10.15 10:30 Tue
ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督が、強豪相手の勝利を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 14日、UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ3第4節でオランダ代表と対戦したドイツ。前節ボスニア・ヘルツェゴビナ代表相手に勝利を収めたグループ首位のチームは、この日も前半から主導権を握るも無得 2024.10.15 08:10 Tue
UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ3第4節のドイツ代表vsオランダ代表が14日に行われ、1-0でドイツが勝利した。 12日に行われたボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦をウンダブの2発で勝利したグループ首位のドイツは、その試合からスタメンを5人変更。ウンダブやグロス、ター、GKニューベルらに代えてデ 2024.10.15 05:51 Tue
シュツットガルトは12日、ドイツ代表MFクリス・ヒューリッヒが負傷したことを発表した。 ヒューリッヒが11日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグAグループ3第3節のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦に82分から途中出場したが、その試合で足を負傷したようだ。 クラブの発表によれば、検査を受けたヒュ 2024.10.13 00:31 Sun

ユーロの関連記事

イングランド代表をユーロ2024まで指揮していたガレス・サウスゲイト氏(54)が、2025年は監督をしないと明言した。イギリス『BBC』が伝えた。 現役時代はイングランド代表としてもプレーしたサウスゲイト氏。2016年9月にイングランド代表の監督に就任した。 今年7月から行われたユーロ2024でも指揮を執っ 2024.10.10 22:30 Thu
ユーロにも出場経験のある元ロシア代表DFアレクセイ・ブガエフが麻薬密売未遂の罪で懲役刑となった。ロシア『SPORT BOX』が伝えた。 報道によると、ブガエフはクラスノダール準州裁判所の判決を受け、9年6カ月の実刑判決を受けたとのことだ。 ブガエフは、2023年10月に麻薬の隠し場所の位置が記されたSMSメ 2024.09.26 20:50 Thu
欧州サッカー連盟(UEFA)の審判委員会は、今夏行われていたユーロ2024の準々決勝で、誤審があったことを認めた。 スペイン代表の優勝で幕を下ろしたユーロ2024。イングランド代表との決勝を2-1でスペインが制していた。 白熱の戦いが続いていたユーロ2024だったが、UEFAの審判委員会はプレーの検証を行っ 2024.09.24 23:40 Tue
フランス・フットボールは4日、2023-24シーズンの男子チーム監督賞候補6名を発表した。 欧州サッカー連盟(UEFA)との共催という形で今回から設けられた監督賞。無敗でドイツ国内2冠を達成したレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督、チャンピオンズリーグ優勝のカルロ・アンチェロッティ監督が選出された。 その他 2024.09.05 06:30 Thu
フランス・フットボールは4日、2023-24シーズンのコパ・トロフィー候補10名を発表した。 2018年に新設され、21歳以下の若手が対象となるコパ・トロフィー。昨年はレアル・マドリーのMFジュード・ベリンガムが受賞していた。 候補者にはユーロ優勝に大きく貢献したスペイン代表FWラミン・ヤマル(バルセロナ) 2024.09.05 06:15 Thu

記事をさがす

マッツ・フンメルスの人気記事ランキング

1

中村敬斗にドルトムント行きの可能性、かつて香川真司を見出したミスリンタート氏も高く評価…移籍金は30億円前後か

スタッド・ランスの日本代表FW中村敬斗(23)に関してドルトムントから熱視線が寄せられている。 LASKリンツで飛躍を遂げた中村は、2023-24シーズンからリーグ・アンに挑戦。リーグ戦25試合4ゴール1アシストを記録している。 日本代表としても2023年3月にデビューを果たすと、出場した5試合連続でゴールを記録するなどコンスタントに結果を残し、10試合で8ゴールという脅威的な結果を残している。 その中村に対しては欧州のクラブが関心を寄せている中、ドルトムントのテクニカル・ディレクター(TD)であるスヴェン・ミスリンタート氏(51)が絶賛している。 ドイツ『RUHR24』によると、ミスリンタート氏は「非常に強く、両足がつかえ、走ることが得意。ボールに対する姿勢も非常に優れていた。信じられないエキサイティングな選手だ」とコメントしていたという。 当時はドルトムントで仕事をする前だったが、これまでもアヤックスやドルトムント、アーセナル、シュツットガルトなどでリクルート部門で働いており、選手を見抜く目は“ダイヤモンド・アイ”と称されている。 過去にドルトムントでスカウトを務めていた際には、MF香川真司(セレッソ大阪)やFWロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)、DFマッツ・フンメルスらを含む多くの有能な若手を発掘。シュツットガルトでは、今夏バイエルンへと移籍した日本代表DF伊藤洋輝(バイエルン)やDFチェイス・アンリなどを見出していた。 どうやらミスリンタート氏はシュツットガルト時代にチームに連れてこようとしたが失敗。ただ、ドルトムントはMFマルコ・ロイスやフンメルスら主軸選手が退団。マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍していたイングランド代表FWジェイドン・サンチョもレンタル期間が終了し、多くの選手がチームを去る可能性が懸念されている。 今夏はウインガーの補強に動いており、中村が獲得候補に。移籍金は1500万〜2000万ユーロ(約26億2000万〜34億円)と見られており、ドルトムントとしても問題ない金額。遺跡は加速するだろうか。 2024.07.10 11:55 Wed
2

ドルトムントにクロップ氏が限定復活! 試合前日から愛弟子指導 「帰ってきた!」「懐かしすぎるだろ」

ユルゲン・クロップ氏がドルトムントに帰還した。 なぜかというと、ドルトムントを率いた頃の愛弟子だったウカシュ・ピシュチェクとヤクブ・ブワシュチコフスキの引退試合がこの代表ウィーク中の7日にシグナル・イドゥナ・パルクで行われるためだ。 ピシュチェクのチームとブワシュチコフスキのチームが相対する試合で、クロップ氏は後者を指揮。選手ではマッツ・フンメルスや、ネヴェン・スボティッチ、ケビン・グロスクロイツらという顔ぶれだ。 報道では8万人以上の観客入りとされる試合に先駆け、両軍はドルトムントの練習場で前日トレーニング。もちろん、クロップ氏の姿もあり、黄色と黒色のトレーニングウェアで選手たちの指導にあたった。 これにはドルトムントのファンも沸き、SNS上で「クロップがドルトムントに帰ってきた!」、「クロップはドルトムントが似合うね」、「クロップドルトムント懐かしすぎるだろ」などの声が上がっている。 昨季まで率いたリバプール時代が記憶に新しいクロップ氏だが、2008年夏から2015年夏までドルトムントを指揮。ブンデスリーガ2連覇にDFBポカール優勝のほか、チャンピオンズリーグ決勝進出の功績を収めた。 リバプールを離れてから悠々自適の生活を送り、監督業から遠ざかる趣旨の発言も残したクロップ氏だが、選手の引退試合とはいえ、再びチームを率いる姿が見られそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】クロップ・ドルトムントが限定復活! 試合前日から練習ウェアで選手を指導</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">Gänsehautmoment für BVB-Fans! Klopp zurück in Schwarz-Gelb.<a href="https://twitter.com/hashtag/Klopp?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Klopp</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/BVB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#BVB</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Dortmund?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Dortmund</a> <a href="https://t.co/XCqjL8psw2">pic.twitter.com/XCqjL8psw2</a></p>&mdash; Sky Sport (@SkySportDE) <a href="https://twitter.com/SkySportDE/status/1832108024879563229?ref_src=twsrc%5Etfw">September 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.07 16:15 Sat
3

なぜに? フンメルスが“わざと穴を開けたスパイク”でプレー!

▽バイエルンに所属するドイツ代表DFマッツ・フンメルスが“穴の開いたスパイク”でプレーしていることが話題となっている。イギリス『ミラー』が伝えた。 ▽フンメルスは最近の試合で、つま先に穴の開いたスパイクでプレー。かなり大きな穴であることから、その理由が謎だったところだ。 ▽しかし、フンメルスは、あえて穴を開けているようだ。フンメルスはつま先への圧迫感を軽減させるために、つま先部分に穴を開けたという。 「影響はないよ」 「両足のつま先をちょっと負傷しているんだ。そのためでもあるね」 「多分、開発中の新型モデルだね」 ▽普通に考えれば蹴りにくいことが予想されるが、それでも違和感なくプレーするあたりは、さすが一流選手というべきか、それとも性格の問題なのだろうか。 2017.11.09 11:45 Thu
4

ローマ加入のフンメルスが新天地で意気込む「自分が下した選択と、今ここにいられることに満足」

ローマに加入したドイツ代表DFマッツ・フンメルスが新天地での意気込みを語った。 これまでドルトムントとバイエルン、ドイツ代表で主力を担った百戦錬磨のセンターバック。昨シーズン限りでドルトムントを退団した中、今夏の去就に注目が集まった35歳はおよそ15クラブの公式オファーを固辞したなか、新天地にローマを選択した。 キャリア終盤に突入した中、ドイツ国外へ初の移籍となるベテランDFはクラブ公式サイトを通じて「僕にとって本当に重要な移籍だ。この経験をするのが待ちきれないよ」と今回の移籍の経緯を語った。 「昨シーズンの後は正直、感情的にも時間が必要だった。長い時間を過ごしたドルトムントを離れ、チャンピオンズリーグ決勝後、立ち直るのにも時間がかかった」 「ここにいて、このクラブの一員になれてとても幸せだよ。個人的に正しい選択をしたかったし、いまは本当に幸せで、100%それを確信しているよ。数週間や数カ月後に、もしかしたら待つべきだったかもしれないと思うような状況にはなりたくなかったし、自分が下した選択と、今ここにいられることに満足しているよ」 また、直接交渉の場に乗り出すなど、今回の決断に大きな影響を与えたとされるダニエレ・デ・ロッシ監督に関してはジャッロロッシのレジェンド中のレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏と並んで子供の頃からの憧れの選手の一人だったという。 「このチーム、このクラブのために、スタジアムのファンの前でプレーするのが待ちきれないよ。子供の頃、僕はローマ、特にフランチェスコ・トッティと僕にとっての新しい監督(デ・ロッシ)のファンとして育った。若い頃には彼らとピッチ上で対戦もした」 「デ・ロッシは自信を与えてくれるとても素晴らしい人だ。彼がプレーしていたときも知っていたし、彼から連絡を受ける前から彼についてたくさんのことを聞いていたんだ。昨年はヨーロッパリーグの試合をたくさん見たけど、第一印象はとても素晴らしい人というものだったよ。だけど、彼は明らかに他のみんなと同じようにハードワークを求めているし、僕はこれから彼の期待に応えていかないといけないね」 4日のチーム合流後は同じくフリートランスファーで加入した元スペイン代表DFマリオ・エルモソと共に軽快な動きも見せているフンメルスは、「体調はいいよ」と自身の状態に関して手応えを口にしているが、やはり試合で本領を発揮するにはそれ相応の時間が必要だと正直に語っている。 「体調はいいよ。夏は一生懸命トレーニングしていたけど、チームと一緒にトレーニングするのとはやっぱり違う。ベストの状態にいつフィットするかを答えるのは難しい。僕にとっては新しい状況でもあるからね。今の気持ちを一言で表すと、休暇期間を過ごした後、100%になるには数週間必要だということ」 「本当にプレーできる状態になるには2~3週間かかると思う。それから本当に良いコンディションを見つけたいと思っているよ。テクニカル・スタッフとたくさん話をし、彼らはフィールドでもジムでも一生懸命一緒に働いてくれると思うし、できるだけ早く最高のコンディションになりたいね」 なお、ローマでの最初の一週間の充実ぶりをSNSで語っていたフンメルスは、7日に古巣ドルトムントで盟友ウカシュ・ピシュチェクとヤクブ・ブワシュチコフスキの引退試合にも出場。週明けに再びローマに戻り、新天地デビューへコンディション調整を図る。 2024.09.08 09:10 Sun
5

ムココにとってはベリンガムより香川真司?ドルトムントの歴代ベストイレブンに選出「彼がピッチで一番の選手だった」

ドルトムントのドイツ代表FWユスファ・ムココが、クラブの歴代ベストイレブンを選出。セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司の名前もあがっている。 ドルトムントの下部組織出身のムココ。ユース時代から神童として名を馳せ、2020-21シーズンに16歳の若さでプロデビューを果たすと、カタール・ワールドカップ(W杯)にもドイツの史上最年少選手として参加した。 ユース時代からファーストチームを見てきたムココにとっては、香川の存在も特別なようだ。これまでドルトムントに所属した選手の中から夢のベストイレブンを組むという企画で、香川を中盤に選出している。 ムココは、香川を選んだ理由について、実際に観たという2011-12シーズンのDFBポカール決勝バイエルン戦(ドルトムントが5-2で勝利)のプレーをあげている。 この試合で1ゴール1アシストをマークした香川のプレーについて、「5-2で勝ったバイエルンとの決勝を観ていた。そして彼がピッチで一番の選手だと思った。彼はアシストを決め、自分でもゴールを決めていたと思う」と絶賛。さらに、「インテリジェンスに溢れ、常に100%を出してくれるから、自分のチームに入れたい」とその特長を語っている。 ドルトムントでプレーした中盤の選手と言えば、今をときめくイングランド代表MFジュード・ベリンガムやドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンらもいる中で、それを押しのけての選出。ムココにとっては、決勝での香川の活躍は余程インパクトが大きかったようだ。 また、ムココは香川以外にも2010年代にドルトムントでプレーしていた選手を多数選出。自身のデビュー前に観ていた選手たちへの憧れを感じさせるベストイレブンとなっていた。 ◆ムココが選ぶドルトムントの歴代ベストイレブン(ドルトムントでプレーした年) GK ロマン・ビュルキ(2015-2022) DF マルセル・シュメルツァー(2008-2022) ネヴェン・スボティッチ(2008-2018) マッツ・フンメルス(2008-2016、2019-) ウカシュ・ピシュチェク(2010-2021) MF ウスマーヌ・デンベレ(2016-2017) 香川真司(2010-2012、2014-2019) マルコ・ロイス(2012-) ジェイドン・サンチョ(2017-2021) FW ロベルト・レヴァンドフスキ(2010-2014) アーリング・ハーランド(2020-2022) <span class="paragraph-title">【動画】ムココが選ぶドルトムントの歴代ベストイレブン(香川についての言及は1:41~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="q5v9xy5QQog";var video_start = 180;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.21 14:20 Tue

ドイツ代表の人気記事ランキング

1

オランダ戦で負傷交代のヴィルツが右足首関節包損傷で離脱…

レバークーゼンは15日、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが負傷したことを発表した。 ヴィルツは14日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ3第4節のオランダ代表戦で先発。しかし、チームが立ち上がりから主導権を握っていた中で、ヴィルツはハーフタイムで交代となっていた。 試合後の会見でドイツ代表のナーゲルスマン監督は「彼は内側のじん帯に少し問題を抱えている」と語っていたが、レバークーゼンの発表によれば、検査を受けたヴィルツは右足首関節包損傷と診断されたという。 なお、クラブは復帰時期について、「いつトレーニングに復帰できるかは、まだわからない」と発表している。 レバークーゼンはインターナショナルマッチウィーク明け初戦にアフランクフルト戦を戦った後、チャンピオンズリーグのブレスト戦、ブレーメン戦、DFBポカール2回戦のエルフェアスベルクと過密日程が控えており、ここまでチームトップの6ゴールを挙げるヴィルツの離脱は大きな痛手となる。 2024.10.16 07:00 Wed
2

ドイツ代表の新10番背負うムシアラ…「いつかその番号を着けたいと思っていた」

ドイツ代表の10番として自国開催のユーロ2024に臨むMFジャマル・ムシアラが、その背番号の重みについて語っている。 21歳の若さながら、バイエルンとドイツ代表で攻撃の中心を担うムシアラ。クラブでは背番号42、代表チームでは長らく背番号14を着用してきたが、今年3月に行われたインターナショナルマッチウィークで初めて10番を背負ってプレーした。 他国に比べて代名詞と言われるほどの選手はいないものの、ギュンター・ネッツァーやローター・マテウス、ルーカス・ポドルスキ、メスト・エジルといった名手が背負った重要な背番号だ。 そういった期待、背番号の重みを理解するマンシャフトの中心選手は、『Sports Illustrated』のインタビューで改めて番号変更への思いを語った。 「10番は大きな名誉だよ」 「子供の頃からの夢だった。子供の頃、メッシ、ロナウジーニョ、ネイマールが背番号10をつけてフットボールをプレーしているのを見るたびに、いつかその番号を着けたいと思っていたんだ」 「だから、10番を背負ってドイツ代表でプレーできることをとても誇りに思っているよ」 ただ、常日頃から謙虚に自身のフットボールと向き合う若武者は「だけど、調子に乗るつもりはない」と、その重みを理解しながらもこれまでと変わらぬプレーを誓っている。 「代表チームで14番、バイエルンで42番を背負ってプレーしていた時と同じように、これからもプレーし続けるよ。実際、それが僕のモチベーションをさらに高めているんだ」 下馬評では自国開催と言えども優勝候補とは言えない立ち位置にいるドイツだが、頼もしい新10番の躍動次第でユーロ1996以来、通算4度目の優勝は十分可能となるはずだ。 2024.05.30 14:33 Thu
3

負傷者重なるドイツ代表、コッホ&ラウム離脱で新たに2選手が追加招集

負傷者が重なるドイツ代表で新たに2選手がチームを離れることになった。 ドイツサッカー連盟(DFB)は、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むドイツ代表から2選手の入れ替えを発表した。 ドイツ代表は、今回のインターナショナルマッチウィークにボスニア・ヘルツェゴビナ代表、オランダ代表との連戦を戦う。 しかし、バイエルンのMFジャマル・ムシアラ、アーセナルのFWカイ・ハヴァーツの2選手がすでに辞退となり、シュツットガルトのFWジェイミー・ルウェリング、マインツのFWヨナタン・ブルカルトが追加招集されていた。 さらに、直近2日間でフランクフルトのDFロビン・コッホが鼠径部、RBライプツィッヒのDFダビド・ラウムが足首のケガを理由に離脱となり、ブレントフォードのFWケヴィン・シャーデ、フィオレンティーナのMFロビン・ゴセンスが新たに追加招集された。 2024.10.08 20:45 Tue
4

ドイツ代表が発表! ハヴァーツやリュディガー、ムシアラら順当選出、クラインディーンストが初招集【UEFAネーションズリーグ】

ドイツサッカー協会(DFB)は3日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むドイツ代表メンバー23名を発表した。 ユリアン・ナーゲルスマン監督が率いるドイツ代表。UNLはリーグA・グループ3に入っており、9月の2試合は1勝1分けで終えたものの首位に立っていた。 これまでチームを支えてきたベテラン勢がユーロ2024を最後に大量に代表引退を発表。今回のメンバーには、FWティム・クラインディーンスト(ボルシアMG)が初招集されている。 また、DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリー)、FWセルジュ・ニャブリ(バイエルン)が復帰。正守護神になったGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)も今季絶望の負傷のため、GK陣は新たな選手が出てくることになりそうだ。 なお、DFヨナタン・ター(レバークーゼン)、DFジョシュア・キミッヒ(バイエルン)、MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン)、MFジャマル・ムシアラ(バイエルン)、FWカイ・ハヴァーツ(アーセナル)らが順当に選出されている。 ドイツは11日にアウェイでボスニア・ヘルツェゴビナ代表と、14日にホームでオランダ代表と対戦する。 今回発表されたドイツ代表メンバーは以下の通り。 <span class="paragraph-subtitle">◆ドイツ代表メンバー23名</span> GK オリバー・バウマン(ホッフェンハイム) ヤニシュ・ブラシュヴィッヒ(レッドブル・ザルツブルク/オーストリア) アレクサンダー・ニューベル(シュツットガルト) DF ヴァルデマール・アントン(ドルトムント) ベンヤミン・ヘンリクス(RBライプツィヒ) ジョシュア・キミッヒ(バイエルン) ロビン・コッホ(フランクフルト) マキシミリアン・ミッテルシュタット(シュツットガルト) ダビド・ラウム(RBライプツィヒ) アントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/スペイン) ニコ・シュロッターベック(ドルトムント) ヨナタン・ター(レバークーゼン) MF ロベルト・アンドリッヒ(レバークーゼン) クリス・ヒューリッヒ(シュツットガルト) パスカル・グロス(ドルトムント) ジャマル・ムシアラ(バイエルン) アレクサンダー・パブロヴィッチ(バイエルン) アンジェロ・スティラー(シュツットガルト) フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン) FW セルジュ・ニャブリ(バイエルン) カイ・ハヴァーツ(アーセナル/イングランド) ティム・クラインディーンスト(ボルシアMG) デニス・ウンダヴ(シュツットガルト) 2024.10.03 22:20 Thu
5

ルウェリングの代表デビュー弾でオランダを下したドイツがファイナルズ進出へ大きく前進!【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ3第4節のドイツ代表vsオランダ代表が14日に行われ、1-0でドイツが勝利した。 12日に行われたボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦をウンダブの2発で勝利したグループ首位のドイツは、その試合からスタメンを5人変更。ウンダブやグロス、ター、GKニューベルらに代えてデビュー戦のルウェリングやパブロビッチ、シュロッターベック、GKバウマンをスタメンで起用。最前線にクラインディースト、2列目に右からルウェリング、ヴィルツ、ニャブリと構える[4-2-3-1]で臨んだ。 一方、前節のハンガリー代表戦を引き分けに終わったオランダは、その試合からスタメンを2人変更。出場停止のファン・ダイクやザークツィーザークツィーに代えてブロビーとハトをスタメンで起用。3トップにシャビ・シモンズ、ブロビー、ガクポを並べた[4-3-3]で試合に臨んだ。 前回対戦をドローで終えた両者の一戦は、開始早々に均衡が崩れる。ドイツは2分、ヴィルツの縦パスをボックス右のキミッヒがワンタッチで繋ごうとするが、これはDFハトがカット。しかし、こぼれ球のクリアにDFファン・デ・フェンもたつくと、横からニャブリが引っ掛けて中央に流れたボールをルウェリングがダイレクトシュート。これがゴール左に突き刺さった。 このゴールでドイツの先制かと思われたが、オンフィールドレビューの介入の末に直前のプレーでニャブリのオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。 微妙なオフサイド判定で取り消されたものの、試合の主導権を握ったドイツは28分に再びチャンススティラーのスルーパスからボックス右深くまで駆け上がったニャブリがマイナスのクロスを供給すると、ボックス中央のルウェリングがフリーでシュートを放ったが、これはDFデ・フライのブロックに阻まれた。 対するオランダは、40分を過ぎても得点どころかシュートすら打たせてもらえない苦しい展開が続く。すると、ドイツは41分にもオランダの最終ラインのビルドアップをカットしたニャブリにチャンスが訪れたが、シュートは枠の左に外れた。 互いに選手交代をして迎えた後半は、立ち上がりから拮抗した展開が続いたが、ドイツは64分にセットプレーから先手を取る。キミッヒの左CKをクラインディーンストがヘディングで合わせると、DFファン・デ・フェンのブロックしたこぼれ球をルウェリングがダイレクトでゴール右に蹴り込んだ。 先制を許したオランダは、77分にハトとのパス交換で左サイドから中央に切り込んだシャビ・シモンズがミドルシュートでゴールに迫るが、これはクロスバー。 さらにオランダは、90分にも途中出場のマレンがボックス左手前から強烈なシュートを放ったが、これもGKバウマンの好セーブに防がれた。 結局、試合はそのまま1-0でタイムアップ。ルウェリングの代表デビュー弾でオランダを下したドイツが、初のファイナルズ進出へ大きく前進した。 ドイツ 1-0 オランダ 【ドイツ】 ジェイミー・ルウェリング(後19) 2024.10.15 05:51 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly