エバートンが燻るMFフィリップスのレンタルに興味? シティには居場所なしか
2024.05.28 22:10 Tue
今季途中からウェストハムへレンタルしていたフィリップス
エバートンがマンチェスター・シティのイングランド代表MFカルヴァン・フィリップス(28)に関心を持っているようだ。イギリス『BBC』が伝えた。
2022年夏にリーズ・ユナイテッドから4500万ポンド(約90億2000万円)でシティに加入したフィリップス。しかし、シティではフィットに苦しみ、かつての輝きは見せられず。今シーズンは1月からウェストハムへとレンタル移籍するも、8試合の出場に終わり、大きなインパクトは残せなかった。
ウェストハムも買い取るつもりはなく、シティに戻っても出番は期待できないフィリップスだが、エバートンが1年間のレンタル移籍に興味を持っているという。
ユーロ2020ではイングランド代表の中心選手でもあり、実力には疑いがないが、この2シーズンはケガなどの影響でまともにプレーできない状況が続いているだけに、多くは望めない状況でもある。
エバートンは今シーズンも勝ち点を剥奪されたように、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)に違反する可能性があるため、今夏は選手を売却し、新戦力はコストを抑えられる「レンタル移籍」で賄う方針に。フィリップスはうってつけというところだろうか。
2022年夏にリーズ・ユナイテッドから4500万ポンド(約90億2000万円)でシティに加入したフィリップス。しかし、シティではフィットに苦しみ、かつての輝きは見せられず。今シーズンは1月からウェストハムへとレンタル移籍するも、8試合の出場に終わり、大きなインパクトは残せなかった。
ウェストハムも買い取るつもりはなく、シティに戻っても出番は期待できないフィリップスだが、エバートンが1年間のレンタル移籍に興味を持っているという。
エバートンは今シーズンも勝ち点を剥奪されたように、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)に違反する可能性があるため、今夏は選手を売却し、新戦力はコストを抑えられる「レンタル移籍」で賄う方針に。フィリップスはうってつけというところだろうか。
カルヴァン・フィリップスの関連記事
エバートンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
カルヴァン・フィリップスの人気記事ランキング
1
積極補強のリーズが今夏5人目の補強! ライプツィヒMFアダムスを完全移籍で獲得
リーズ・ユナイテッドは6日、RBライプツィヒからアメリカ代表MFタイラー・アダムス(23)を完全移籍で獲得した。 契約期間は2027年6月30日までで、移籍金は明かされていないが、イギリス『スカイ・スポーツ』は2000万ポンド(約32億4000万円)前後で合意に至ったと伝えている。 アダムスは、2019年1月に母国のニューヨーク・レッドブルズから系列クラブであるライプツィヒへと加入したセントラルハーフ。豊富な運動量を武器に相手の攻撃の芽を摘み取るダイナモで、ブンデスリーガ通算75試合に出場、昨シーズンはDFBポカール優勝にも貢献した。 リーズは今年2月から前ライプツィヒ指揮官のジェシー・マーシュ監督が指揮。2022-23シーズンを迎えるにあたって古巣からアダムスの獲得を目指しており、マンチェスター・シティに移籍したイングランド代表MFカルヴァン・フィリップスの後釜として期待されている。 リーズは今夏5人目の補強に。これまでにアメリカ代表MFブレンデン・アーロンソン(ザルツブルク)、デンマーク代表DFラスムス・クリステンセン(ザルツブルク)、スペイン人MFマルク・ロカ(バイエルン)、イングランド人MFダルコ・ギャビ(マンチェスター・シティ)を獲得している。 2022.07.07 07:05 Thu2
9連勝で自動昇格圏浮上! 2部リーズが最大1億ポンドの補強資金にメドか
リーズ・ユナイテッドがプレミアリーグ復帰への準備を加速させているという。 リーズは昨シーズンのプレミアリーグで19位に沈み、今シーズンからチャンピオンシップ(イングランド2部)にて再出発。開幕から昨年末にかけては5〜8位あたりが定位置だった。 ところが、年が明けてから連勝に次ぐ連勝、1月1日から9連勝を達成し、いつの間にか自動昇格圏の2位まで駆け上がっていた。 直近の第34節では、序盤戦から首位を独走してきた“同期降格”のレスター・シティに3-1と勝利し、勝ち点差を「6」まで縮めることに成功。残り12試合あること、そして現在の勢いを考慮すれば、優勝+自動昇格も現実的な目標だ。 そのためか、クラブはプレミアリーグ復帰を前提とした予算立てに動いているようだ。 イギリス『フットボール・インサイダー』によると、リーズ関係筋の話として、プレミアリーグ復帰なら7500万〜1億ポンド(約143億〜190億8000万円)の補強資金をダニエル・ファルケ監督に与えるメドが立っているという。 「プレミアリーグ昇格」とは、TV放映を中心とした広告収入・興行収入などの激増を意味するもの。チャンピオンシップでとはケタ違いの予算を組むことが可能なのだ。 また、リーズは昨夏より米国「49ers Enterprises」が株式100%を取得。多額の資金提供により、現段階でそれなりに潤っているとされる。 プレミア復帰ならイングランド代表MFカルヴァン・フィリップス(28)の買い戻しも叶いそうだ。 2024.02.27 14:50 Tue3
クラブの未来を担うメイヌーと契約延長へ、ユナイテッドが給与3倍の新契約を準備
マンチェスター・ユナイテッドは、U-19イングランド代表MFコビー・メイヌー(18)との契約延長を計画しているようだ。 プレシーズンからファーストチームでエリク・テン・ハグ監督の信頼を掴み、ケガから復帰して以降、ここまで公式戦19試合に出場しているメイヌー。チームは負傷者多数で苦戦が続いているが、アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョやデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドらと共に、若手の活躍が数少ない明るい話題となっている。 そんなメイヌーとユナイテッドの現行契約は2027年6月までで、1年間の契約延長オプションも付帯。この契約に関しては、ファーストチームで公式戦10試合に出場することで、週給1万ポンド(約190万円)が2万ポンド(約380万円)に上がる条項も盛り込まれていると報じられていた。 イギリス『ミラー』によると、実際にその形で昇給に至っていたようだが、ユナイテッドは印象的なパフォーマンスを続けるこの18歳との新契約締結を希望。2030年6月まで契約期間を延長したい模様だ。 給与は現在の3倍となる週給6万ポンド(約1100万円)を用意。交渉はすでに始まっており、今後の活躍次第でクラブ最高給の選手の1人になれるほどの条項も含まれるという。 また、クラブのみならず、イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督もメイヌーの活躍に注目。イングランド代表MFカルヴァン・フィリップスがレンタル移籍先のウェストハムでも思うような活躍を見せられていないことから、メイヌーにフル代表行きの扉が開かれる可能性もあるようだ。 2024.03.10 21:47 Sun4
シティのイングランド代表MFフィリップスが昇格組イプスウィッチにレンタル移籍「何週間も待ち望んでいた」
イプスウィッチ・タウンは16日、マンチェスター・シティのイングランド代表MFカルヴァン・フィリップス(28)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「8」となる。 リーズ・ユナイテッドの下部組織育ちのフィリップスは、2015年7月にファーストチームに昇格。2022年7月にシティへと完全移籍で加入した。 しかし、当初の期待とは裏腹に高いパフォーマンスをなかなか見せられず、シティのサッカーに馴染めない時間が続き、2024年1月からはウェストハムでプレーしていた。 シティでは公式戦通算31試合に出場し1ゴールを記録。ウェストハムでは10試合に出場していた。 イングランド代表としても31試合に出場し1ゴールを記録しているフィリップス。昇格組に加わり、チームの中心になることが期待されている中、クラブを通じてコメントしている。 「この日を何週間も待ち望んでいた。ここに来られてとても嬉しい」 「ここでは知っている選手たち、よく耳にしていた監督とも素晴らしい会話をした。ここにきて、彼のチームの一員として、彼が好むプレーをできることに興奮している」 「キーラン・マッケナ監督とマーク・アシュトンとの会話は本当に良かったし、僕は昨シーズンのイプスウィッチを追いかけていたので、クラブが歩んできた道のりを知っている。素晴らしい物語の一部になれることに今は興奮している」 「出来るだけ多くの試合に出場し、再びサッカーを楽しみ、プレミアリーグでチームができるだけ多くの試合に勝つことに貢献したい」 2024.08.16 21:50 Friエバートンの人気記事ランキング
1
エバートンの新スタジアムでのテストイベントで食い逃げ事件発生、62歳の男性が無期限入場禁止とシーズン会員剥奪の処分
2025-26シーズンからエバートンの新スタジアムとなる新スタジアムのテストイベントで食い逃げ事件が発生していたようだ。 プレマイリーグを戦うエバートン。グディソン・パークを本拠地としていた中、リバプールの北西部にあるブラムリー・ムーア・ドックに新たにエバートン・スタジアムが完成した。 5万2888人を収容する新スタジアムは、2025-26シーズンから使用される中、すでに完成したスタジアムでテストイベントが実施。2月17日にエバートンU-18とウィガン・アスレティックのユースチームが試合を行った。 1万人のファンが駆けつけた中、1人の男性が食い逃げする様子が監視カメラに映っていたとのこと。62歳の男性は、ケータリングスタッフに「砂糖入りブラックコーヒー」を注文。代金を支払わずにその場を去っていった姿が映っていた。 エバートンは16日に声明を発表。「エバートン・スタジアムでの最初のテストイベント(2025年2月17日)中に、明らかに食べ物が盗まれたことを示すソーシャルメディアの動画について調査した結果、レインヒル地区の62歳の男性が犯人であることが判明しました」とした。 この件はマージーサイド警察に通報され、当該人物は12.75ポンド()をエバートン・イン・ザ・コミュニティに寄付することとなった。 なお、それだけでは処分は済まず、クラブは無期限の入場禁止処分とシーズン会員も剥奪したという。 「クラブはこのような行為を一切容認しない姿勢をとっており、この人物はエバートン・フットボールクラブから無期限の出場禁止処分を受け、シーズン会員資格も剥奪されました」 エバートンは133年間プレーしたグディソン・パークに今季限りで別れ。U-21チームは3月に行われた2度目のテストイベントでボルトンのBチームと対戦。その試合には2万5000人が駆けつけたという。 <span class="paragraph-title">【写真】エバートンの新スタジアムのホットドックは青いケチャップ?</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://t.co/KCT9rWo2cp">pic.twitter.com/KCT9rWo2cp</a></p>— Football Away Days (@footyawayday) <a href="https://twitter.com/footyawayday/status/1904098313709760836?ref_src=twsrc%5Etfw">March 24, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.17 22:20 Thu2
今季のプレミアで最も代理人に手数料を支払ったのはチェルシー、2度の移籍期間で114.2億円
2024-25シーズンの2度の移籍期間で最も代理人手数料を支払ったクラブが判明した。その金額は6038万4449ポンド(約114億2000万円)とのことだ。 シーズンも佳境に迫る中、イングランドサッカー協会(FA)は2024年2月2日から2025年2月3日までの期間で、FAに登録されているクラブおよびサッカーエージェントの最新の支払い金額を公表した。 最も代理人に手数料を支払っていたのはチェルシー。トッド・ベーリー氏がオーナーになってから多額の資金を補強に投じている中、2024年夏にポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(現ミラン)やFWペドロ・ネト、MFキーナン・デューズバリー=ホールらを補強し、6038万4449ポンド(約114億2000万円)を支払っている。 2位はマンチェスター・シティで5212万6339ポンド(約98億5700万円)。FWサヴィオやFWオマル・マーモウシュ、MFニコラス・ゴンサレス、DFアブドゥコディル・クサノフなどを獲得している。 3位はマンチェスター・ユナイテッドで3302万2197ポンド(約62億4300万円)を支払っており、DFレニー・ヨロ、FW ジョシュア・ザークツィー、DFマタイス・デ・リフトなどを獲得していた。 プレミアリーグの20クラブの総額では4億913万7387ポンド(約773億5000万円)を代理人に支払っているという。 なお、この数字は数字が公表され始めてから初めての減少になったとのことだ。 チャンピオンシップ(イングランド2部)では日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドが1位となり、1883万6447ポンド(約35億6200万円)となった。なお2位のバーンリーは530万5608ポンド(約10億円)となっており、3倍以上の金額を投資していた。 <span class="paragraph-title">【データ】2024-25シーズン代理人手数料ランキング</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/plclub2024-25.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <table style="max-width:100%;background-color: #dfdfdf;"> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 順位 </td> <td style="font-size:0.8em; "> チーム名 </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; "> 金額 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 1位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> チェルシー </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 6038万4449 / 約114億2000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 2位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> マンチェスター・シティ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 5212万6339 / 約98億5700万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 3位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> マンチェスター・ユナイテッド </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£3302万2197 / 約62億4300万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 4位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> アストン・ビラ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2507万7873 / 約47億4000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 5位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ニューカッスル </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2436万6737 / 約46億500万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 6位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> アーセナル </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2279万1917 / 約43億800万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 7位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> リバプール </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2083万5652 / 約39億4000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 8位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ウェストハム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1901万9377 / 約35億9600万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 9位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> トッテナム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1842万9639 / 約34億8400万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 10位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ブライトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1655万3102 / 約31億3000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 11位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ボーンマス </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1642万5116 / 約31億500万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 12位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ブレントフォード </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1476万2657 / 約27億9000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 13位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ウォルバーハンプトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1350万560 / 約25億5200万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 14位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ノッティンガム・フォレスト </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1299万1664 / 約24億5600万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 15位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> フルアム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1275万1674 / 約24億1000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 16位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> クリスタル・パレス </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1195万2031 / 約22億6000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 17位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> レスター・シティ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 982万4219 / 約18億5700万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 18位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> エバートン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 915万6995 / 約17億3100万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 19位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> サウサンプトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 890万718 / 約16億8300万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 20位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> イプスウィッチ・タウン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 626万4471 / 約11億8500万円 </td></tr> </table> 2025.04.15 15:40 Tue3
シティが連勝でCL出場圏内維持! 攻撃停滞も終盤のオライリー&コバチッチ弾でエバートンに競り勝つ【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第33節、エバートンvsマンチェスター・シティが19日にグディソン・パークで行われ、アウェイのシティが0-2で勝利した。 チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内ギリギリの5位に位置するシティは、13位のエバートン相手に連勝を目指した。前節はクリスタル・パレス相手に2点の先行を許したが、デ・ブライネの圧巻のパフォーマンスもあって、そこから一気に5点を叩き込むド派手な逆転劇で5-2の勝利を収めた。 グアルディオラ監督はその一戦から先発4人を変更。負傷の守護神エデルソンに代えてオルテガ、リコ・ルイス、コバチッチ、マカティーに代えてマテウス・ヌネス、サヴィオ、ベルナルド・シウバを起用した。 開始直後からボールを握るシティ、自陣でローブロックを構えながらロングカウンターで応戦するエバートンという想定通りの形で試合が進んでいく。 ゴールラッシュを見せたパレス戦同様にアタッキングサードで違いを生み出したいシティは、15分にマテウス・ヌネスのミドルシュートでGKピックフォードにセーブを強いる。だが、以降はなかなか攻撃が続かない。 これに対してロングカウンター、セットプレーと自分たちの武器を繰り出していくエバートンは前半半ば過ぎにビッグチャンス。31分、ガーナーの正確なFKをボックス中央で競り勝ったタルコウスキが頭で合わせたが、これは惜しくも右ポストを叩いた。 以降はエバートンが望む膠着状態で試合が進んでいく。前半終盤の43分には波状攻撃からボックス中央でこぼれに反応したデ・ブライネが狙いすました左足シュートを枠の左へ飛ばしたが、ここは相手DFの見事なゴールカバーに阻まれた。 決定機もシュートも少ないクローズな前半45分を経て試合はゴールレスで後半に突入。立ち上がりはエバートンがセットプレーの流れからブランスウェイトらのシュートでゴールに迫るが、ここはGKオルテガの見事なワンハンドセーブに阻まれる。 先制点はならずも良い入りを見せたエバートンだったが、直後にアクシデント発生。ハムストリングを痛めたタルコウスキがプレー続行不可能となり、キーンがスクランブル投入された。 以降もエバートンペースが続き61分にはボックス左に抜け出したドゥクレがニア上を狙ったシュートでゴールに迫るが、GKオルテガの好守に遭う。 70分を過ぎて徐々に攻勢を強めたシティはサヴィオやギュンドアンのシュートでゴールに迫ると、78分にはサヴィオとニコを下げてドク、コバチッチを同時投入。すると、ドクの投入で攻撃が活性化され、押し込む展開に持ち込んだ。 そして、84分にはセットプレー流れの波状攻撃から右サイドでボールを持ったベルナルド・シウバがポケットを狙うヌネスに丁寧に繋ぐと、ゴールライン際からの折り返しをタイミング良くゴール前に飛び出したオライリーが左足で合わせ、両サイドバックのコンビネーションでエバートンゴールをこじ開けた。 その後、デ・ブライネを下げてアカンジを投入し、ゲームクローズに入ったシティは後半終了間際の92分にもボックス中央でギュンドアンがマイナスに落としたボールに反応したコバチッチが右足のスライディングシュートの形でゴール左隅へのシュートを流し込み、トドメの2点目まで奪った。 試合を通して相手の堅守に苦戦したものの、きっちり敵地で勝ち切ったシティがリーグ連勝でCL出場圏内維持に成功した。 エバートン 0-2 マンチェスター・シティ 【マンチェスター・C】 ニコ・オライリー(後39) マテオ・コバチッチ(後47) 2025.04.20 01:55 Sun4
エバートン戦終盤の2発で勝利のシティ、グアルディオラ監督はCL出場権獲得に向けて価値の大きさを強調
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が19日にアウェイで行われ、2-0で勝利したプレミアリーグ第33節エバートン戦を振り返った。 前節クリスタル・パレス戦を5発逆転勝利とした5位シティ。チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内キープを目指す中、エバートンの堅守に苦戦するも終盤にDFニコ・オライリーとMFマテオ・コバチッチのゴールで競り勝った。 グアルディオラ監督はCL出場権獲得に向け、グディソン・パークでの勝利に大きな価値を見出している。 「この勝利は大きいと言える。残り5試合、前節アウェイでフォレストに勝利していたエバートン、そしてリバプールとアーセナルがここで勝てなかったことを考えると、この結果は極めて重要だ」 「選手たちにはCL出場権をプレミアリーグで勝ち取ることは大きな成果だと説得してきた。CLに出場できれば十分だ。それだけでは十分ではないと考えるのは傲慢だろう」 シティは来週、ノッティンガム・フォレストとのFAカップ準決勝を戦った後、プレミアリーグではウォルバーハンプトン、サウサンプトン、ボーンマス、フルアム戦を戦う。 2025.04.20 09:30 Sun5