「時の流れとともに摩擦が生まれた」トリノのユリッチ監督が退任へ カルチョで手腕高評価のクロアチア人指揮官
2024.05.19 14:45 Sun
トリノのイバン・ユリッチ監督(48)が退任を明言した。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。
トリノは18日、セリエA第37節でミランを3-1と撃破。46分までに3ゴールを奪い、その後の反撃を1点にとどめることに成功した。
これにより9位浮上。他力ではあるが、来季のヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場圏である8位を確保する可能性を残すことに。
ただ、試合後に『スカイ』のインタビューであれこれ語った就任3年目のユリッチ監督。エラス・ヴェローナに続き、中堅トリノを安定させたクロアチア人指揮官は、契約切れとなる今季をもって退任すると明言した。
「将来への展望は何も変わらない。論争が多い状況にあるのを認めよう。素晴らしいシーズンを送ってきたと自負しているが、時の流れとともに摩擦も生まれてくるものなのだよ」
ただ、ユリッチ監督は強権を振り回すウルバーノ・カイロ会長に嫌気がさしていると伝えられており、「摩擦」と口にしたことは明らかにそれを認めたもの。少し前には、契約延長オファーを拒否したと報じられていた。
「選手たちは私に全てを与えてくれた。チームとして前進してきたし、若者たちが今季を楽しんでいるようで何よりだ。今後はもっともっと、楽しい時間を過ごしてほしいね」
『カルチョメルカート』いわく、ユリッチ監督の後任は、現在セリエBのベネツィアで指揮を執る元イタリア代表DF、パオロ・ヴァノーリ監督(51)が濃厚とのことだ。
その手腕がイタリア国内を中心に高く評価されるユリッチ監督。来季もどこかで指揮を執ることになるだろう。
トリノは18日、セリエA第37節でミランを3-1と撃破。46分までに3ゴールを奪い、その後の反撃を1点にとどめることに成功した。
これにより9位浮上。他力ではあるが、来季のヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場圏である8位を確保する可能性を残すことに。
「将来への展望は何も変わらない。論争が多い状況にあるのを認めよう。素晴らしいシーズンを送ってきたと自負しているが、時の流れとともに摩擦も生まれてくるものなのだよ」
ユリッチ監督に率いられたトリノは、それまで2季連続でセリエA残留がやっとだったところから、昨季まで2季連続で10位とボトムハーフを回避。そして、37試合33失点と堅守が冴え渡る今季は欧州の舞台へ進む可能性を残す。
ただ、ユリッチ監督は強権を振り回すウルバーノ・カイロ会長に嫌気がさしていると伝えられており、「摩擦」と口にしたことは明らかにそれを認めたもの。少し前には、契約延長オファーを拒否したと報じられていた。
「選手たちは私に全てを与えてくれた。チームとして前進してきたし、若者たちが今季を楽しんでいるようで何よりだ。今後はもっともっと、楽しい時間を過ごしてほしいね」
『カルチョメルカート』いわく、ユリッチ監督の後任は、現在セリエBのベネツィアで指揮を執る元イタリア代表DF、パオロ・ヴァノーリ監督(51)が濃厚とのことだ。
その手腕がイタリア国内を中心に高く評価されるユリッチ監督。来季もどこかで指揮を執ることになるだろう。
イバン・ユリッチの関連記事
トリノの関連記事
記事をさがす
|
イバン・ユリッチの人気記事ランキング
1
5失点惨敗ローマが28日に声明か ユリッチ監督解任&デ・ロッシ再登板の可能性も
ローマのイバン・ユリッチ監督(49)が窮地か。 ローマは27日、セリエA第9節でフィオレンティーナに1-5と惨敗。0-2ビハインドの39分にマヌ・コネが1点を返すも、すぐに3失点目を喫し、後半頭にも4失点目…最後は数的不利下でとうとう5失点目まで喫した。 リーグ開幕4試合未勝利の時点で就任、立て直しを託されたユリッチ監督だが、最初の2試合こそ2連勝も、そこから3試合未勝利に。今回は開始30分での2枚替えも功を奏さず。 そもそも選手たちが前任のバンディエラ、ダニエレ・デ・ロッシ監督の唐突な解任を当初受け入れてなかったこと、同監督解任を決めたCEOがロマニスタの猛反発で辞任したこと…ユリッチ監督が就任当初から少なからず気まずさを感じていたことは、もはや想像に難くない。 そして、今回の5失点惨敗。 当然のように「デ・ロッシを戻せ!」との声がますます高まる結果となり、イタリア『カルチョメルカート』などは、実際にこれが現在進行形で議論されていると主張する。 どうやら現地時間28日になんらかの結論が弾き出される様子で、同日中にリリースが出る可能性は排除できないとのこと。もし「ユリッチ解任」なら、それは「デ・ロッシ再登板」を意味し、新たな人選は十中八九ないとされる。 ただし、28日中に発表されるとみられるリリースは、現職ユリッチへの信頼を強調する文言となる可能性もあるとのことだ。 2024.10.28 14:16 Mon2
今のローマに欠けているのは「メンタリティ」「強いキャラクター」、ユリッチ監督がチームに発破「このクソみたいな状況を乗り越えるチャンス」
ローマのイバン・ユリッチ監督が、現在のチームに欠けている部分を指摘した。『フットボール・イタリア』が伝えている。 開幕から低空飛行が続き、9月にクラブレジェンドでもあったダニエレ・デ・ロッシ前監督を解任したローマ。新たにユリッチ監督を迎えると公式戦2勝1分けと上々のリスタートを切ったが、ヨーロッパリーグ(EL)で格下エルフスボリに敗れると、セリエAでも2試合未勝利となっており、勢いは失われつつある。 レジェンドが去った後も好転しない状況に対してファンの不満は非常に強まっており、チームへの批判は激化。ユリッチ監督としては、いきなり難しい立場に立たされている。 24日に行われるELのディナモ・キエフ戦に先立った記者会見で、指揮官はチームに欠けている部分を指摘。それでも、ここからの成長と事態の打開に向けて自信を口にしている。 「先週末のインテル戦では良いプレーをしたと思うが、チームにはまだ勝利を掴むメンタリティが欠けている。今のメンタリティは、ローマに相応しくないものだろう」 「結局のところ、チームがうまく機能するため必要なことは全て揃っていると思うが、我々は変わらなければならない。明日の試合では状況を改善するため、違った姿勢が見られると期待している。もっと強いキャラクターが必要であり、モンツァ戦のようなミスは許されない」 「選手たちは成長しているが、ローマが目指すべき場所にはまだ達していない。今こそ追い込む時だ。トレーニングで勝者のメンタリティを身につけ、成長し、タフになる必要がある」 「クラブにはビジョンがあり、目標はチャンピオンズリーグ出場権獲得だ。そして我々はモンツァ戦に勝ち、インテル戦は引き分けるべきだった。特定の試合で、結果を出さなければならない」 「パフォーマンスが悪くなる試合もあるだろう。今はパフォーマンスが結果より重要だが、だからと言って言い訳にはならない。今は精神的に準備ができていないんだ。だが選手たちには、このクソみたいな状況や周囲の混乱を乗り越えるチャンスがある。状況を好転させるため、彼らはとてつもない熱意を持っているはずだ」 2024.10.24 15:50 Thu3
公式戦3試合未勝利ローマで早くも立場揺らぐユリッチ監督…デ・ロッシ前監督に復帰打診の可能性も?
9月にローマへ電撃就任したばかりのイバン・ユリッチ監督だが、早くもその立場は揺らぎつつあるようだ。 今夏の移籍市場では積極補強を敢行したものの、セリエA開幕からの4試合未勝利とスタートダッシュに失敗したローマ。まだ立て直しは可能かに思えたが、クラブ首脳陣は確執も噂されたダニエレ・デ・ロッシ前監督を電撃解任すると、ユリッチ監督の招へいに踏み切った。 新指揮官の下で大幅なスタイル変更に踏み切ると、公式戦2勝1分けと上々のリスタートに。ところが、ヨーロッパリーグ(EL)で格下エルフスボリに敗れて新体制初黒星を喫すると、チームの勢いは徐々に低下。セリエAでも当時最下位だったモンツァ相手にドローとなると、続く第8節のインテル戦は0-1で敗れることとなった。 ここ最近の成績は、元々レジェンドであるデ・ロッシ監督の解任に猛反発していたファンたちにとって余計に不満の溜まるものに。一部では、ユリッチ監督が解任されデ・ロッシ監督が復帰する噂についても取り沙汰されていた。 一方で、イタリア『カルチョメルカート』によると、クラブは現時点でユリッチ監督の解任を検討しているわけではないとのこと。ただし、今週行われるELのディナモ・キエフ戦とセリエAのフィオレンティーナ戦いずれも敗れるようなら、早くも指揮官の立場が揺らぐことになるようだ。 また、仮にユリッチ監督解任となれば、クラブは噂通りデ・ロッシ前監督の復帰に動く可能性もある模様。いずれにしても、クラブはチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を今季の目標に掲げているが、序盤から混乱続く状況となっている。 2024.10.22 10:40 Tue4
ローマで序列低下のパレデス、友人率いる古巣ボカへ復帰か?
ローマのアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(30)にボカ・ジュニアーズ復帰の可能性が浮上している。 ジョゼ・モウリーニョ体制だった2023年夏に古巣ローマへ6年ぶりに復帰を果たしたパレデス。その後、元チームメイトであるダニエレ・デ・ロッシ前監督の下ではレジスタとして中盤の主軸を担ったが、今シーズンの開幕後に就任したイバン・ユリッチ新監督の下では出番が激減。 マンツーマン守備にハードワークを求める新指揮官の下ではよりインテンシティ、機動力のある選手が重用されており、ここからポジションを奪い返すのは至難の業となっている。 そんななか、アルゼンチン代表で68キャップを刻む実力者には以前からの友人である、フェルナンド・ガゴ新監督を招へいした古巣ボカが獲得への動きを見せている。 そのパレデスは先日、アルゼンチン『TYC Sports』のインタビューで古巣からの関心に言及。「自分のクラブにいて、クラブと契約を結んでいる。とても幸せだ」とローマへのリスペクトを口にしながらも、母国復帰の可能性については除外せず。 「ボカ? わからないよ。クラブ・ワールドカップでプレーするのはいつも楽しいけど、それについてはあまり言えない」 「落ち着いて生活し、日々キャリアを経験している。そしていつも言っているように、何かが起こらなければならないなら、それは起こるだろう…」 なお、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、ローマとの契約が今シーズン終了までとなっている30歳MFに関しては今冬のタイミングでの移籍もあり得るという。 チーム内で年俸が上位に位置することもあり、ジャッロロッシは余剰人員をフリーでボカに移籍させる可能性も視野に入れているようだ。 2024.10.18 15:05 Fri5
「かなりのパフォーマンスだっただけに…」白星遠ざかるローマ指揮官、あとは結果と内容は評価「長い間インテル戦であんなプレーはしていなかった」
ローマのイバン・ユリッチ監督が敗戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 直近の公式戦は2試合未勝利と監督交代の勢いが少し落ち始めたローマ。代表ウィーク明けの20日にはセリエA第8節に臨み、ホームに王者インテルを迎えた。 徐々にリズムを掴んだローマはイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニが決定機を作るも、ゴールレスで前半終了。しかし、60分にはカウンターからアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスに先制点を許し、反撃叶わず0-1の敗戦を喫した。 試合後に内容を振り返ったユリッチ監督。チームのパフォーマンスは評価しつつ、決勝点の起点となったポーランド代表MFニコラ・ザレフスキのボールロストなど、いくつかのミスを悔いた。 「立ち上がりは不安を抱え、最初の15分間は楽しめなかった。その後は相手にゴールを許すまで本当に良いプレーをしたが、この手の試合では1つのミスで大きな代償を払うことになる」 「試合の大部分で良いプレーをし、チャンスを作ったが、それを活かすことができなかった。技術的なミスが多く、相手にゴールを献上してしまった。チームは本当に良い姿を見せていただけに、このような試合ではそれが悔やまれる。ファイナルサードでのクオリティを確実に高め、より脅威を与える必要がある」 「インテル戦は決して簡単ではないが、ほぼすべてのエリアで相手を制限できた。かなりのパフォーマンスだっただけにとても残念だ」 また、公式戦3戦未勝利の指揮官はここからの立て直しにも言及。結果さえ出れば良い雰囲気を取り戻せると考えているようだ。 「唯一の方法は結果を出すことだ。だから今夜の試合は本当に残念だ。ファンは多くのことに満足していたが、結果を出さなければならない。それ以外はただの戯言だ」 「選手たちの取り組み方やプレーは素晴らしかった。全員が本当に全力を尽くした。今やっていることを続ければ結果がついてくると確信している。それが現状だ」 「全員が団結しなければならないし、特にブーイングを受けた選手たちは強くあり続けること、良いプレーをすることに集中する必要がある。インテルに対して素晴らしい姿を見せたと思う。ローマは長い間、インテル戦であんなプレーはしていなかった。結果が必要だし、状況も変わるだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】ラウタロの1発に泣く…ローマvsインテル ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6Vwj4SlmGp4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.21 16:20 Monトリノの人気記事ランキング
1
やはり中盤が補強ポイント? ミランのリクルート班がスペインなど欧州各国に視察へ
ミランの補強戦略をイタリア『カルチョメルカート』が紹介した。 パウロ・フォンセカ体制発足でスタートダッシュに失敗し、その後“我慢”したことでようやく持ち直したミラン。 来たる首位ナポリ戦へはテオ・エルナンデスにタイアニ・ラインデルス、タミー・エイブラハム、マッテオ・ガッビアを欠く苦しい状況だが、水面下では「1月」への準備も進む。 大前提として、ミランは中盤の増強を目指していることが明白だそう。今週は判明している範囲で、リクルート班がスペイン、イングランド、オーストリアへ飛ぶのだという。 まず、以前から獲得候補に上がるレアル・ベティスのアメリカ代表MFジョニー・カルドーソ(23)を視察。代理人がエメルソン・ロイヤルと同じで、1月の獲得が簡単ではないことを承知でアタックしている最中だとされる。 2人目は、やはり以前から取り沙汰されるチェルシーの元U-21イングランド代表MFカーニー・チュクエメカ(21)。こちらはジェフリー・モンカダSDの個人的な本命だといい、買取OP付きレンタルが実現する可能性はあるという。 オーストリアへチェックしに行くのは、“若手の登竜門”ザルツブルクからU-21フランス代表MFリュカ・グルナ=ドゥアト(21)。具体的なアクションは確認されていないようだが、以前はインテルからの関心も伝えられた守備的MFだ。 また、1月の獲得は100%なくとも、来夏に向けては、遅かれ早かれトリノからイタリア代表MFサムエレ・リッチ(23)の獲得へ動き出すとのこと。トリノのウルバーノ・カイロ会長が1月放出を完全ブロックしているためだそうだ。 2024.10.28 20:55 Mon2
トリノの21歳イタリア代表MFリッチ、セリエA上位陣3クラブがオファーを提示するも…
トリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(21)を巡り、セリエAの上位陣が争奪戦を繰り広げているようだ。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えている。 リッチは若手選手の育成に定評があるエンポリの下部組織出身。2020-21シーズンのセリエB最優秀若手選手賞に輝くなどエンポリの主力として活躍したのち、今季からトリノへ完全移籍。迎えた今季はセリエA17試合で1得点1アシストを記録している。 エンポリ時代からセリエA上位陣への移籍は噂されていたものの、トリノに来た現在でもその可能性は残っている模様。イタリア『トゥットスポルト』によると、ナポリ、インテル、ミランがトリノに対してオファー済みだという。 だが、トリノはこれらを却下し、リッチを保持する方針を再確認。エンポリから850万ユーロ(約12億円)で釣り上げた自国イタリアの成長株について、3000万ユーロ(約42億5000万円)のオファーでも拒否する考えとのことだ。 2023.03.17 20:46 Fri3
セリエA上位陣がトリノの22歳MFシンゴに関心、190cmの大型ウィングバック
セリエA上位陣がトリノのコートジボワール代表MFウィルフリード・ステファン・シンゴ(22)に関心を寄せているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 シンゴはトリノの下部組織出身。身長190cmの恵まれた体躯を活かした大きなストライドから繰り出されるスピードが魅力で、右ウィングバックを主戦場に今季のセリエA22試合に出場し、2得点1アシストを記録している。 トリノは2024年6月までとなっているシンゴとの契約を延長したい考えだが、同意を得られない場合は今夏中の売却も。すでにユベントスがアプローチしており、コロンビア代表MFフアン・クアドラード(34)のポジションを取って代われる人材として注目しているという。 また、イタリア『トゥットスポルト』によると、ローマもシンゴとトリノの契約延長交渉の行方を注視。現段階で交渉は行われていないようだ。 一方、トリノを率いるイバン・ユリッチ監督は自身の進退をかけてまでシンゴの慰留を熱望。シンゴと同じく2024年6月までの契約となっているなか、首脳陣に対して「チームで最高の選手たちをキープできた場合にのみ、私も残る」と通告したとのことだ。 ユベントス、ローマに加えてインテルもリストアップしているとされるシンゴ。トリノは契約延長に漕ぎ着けられるだろうか。 2023.04.07 14:30 Fri4
ミラン、若手右SBを2人リストアップ… 人気銘柄フレスネダとは個人合意間近か
ミランは右サイドバックの新戦力として、2人の選手を候補にあげているようだ。 右サイドバックにイタリア代表DFダビデ・カラブリアやイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィ、センターバックも兼任するU-21フランス代表DFピエール・カルルを抱えているミラン。だが、イタリア『トゥットスポルト』によると、ミランはレアル・バジャドリーのU-19スペイン代表DFイバン・フレスネダ(18)や、トリノのコートジボワール代表DFウィルフリード・ステファン・シンゴ(22)の獲得を検討しているという。 フレスネダに関しては、ドルトムントやアーセナル、バルセロナ、ユベントスなど多くのクラブが関心を示しているが、ミランもかねてからフレスネダに目をつけていたとスペイン『Relevo』が報じている。ここにきて、ミランはフレスネダに再接近したようで、代理人との合意が近く、残すはバジャドリーとの交渉になるようだ。 欧州の移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ミランがシンゴとフレスネダの両選手をリストアップしていると主張。シンゴとの交渉は進行中だという。 なお、イタリア『トゥットスポルト』によると、バジャドリーはフレスネダの売却に1500万ユーロ(約23億7000万円)を要求。しかし、バジャドリーが選手の売却を必要としているため、1000万ユーロ(約15億8000万円)+ボーナスで成立する可能性もあるようだ。 シンゴとトリノの契約は残り1年となっているが、イタリア『カルチョメルカート』によると、両者間の契約延長交渉は進んでいない。トリノはすでにカリアリからU-21イタリア代表DFラウル・ベッラノーバ(23)を獲得し、右サイドバックの補強に成功。トリノがシンゴを売却することが考えられる状況にあり、ミランだけでなくインテルも同選手の獲得を狙っているようだ。 2023.07.03 14:51 Mon5