「我々が悪かったわけではないが…」敗戦に落胆のピオリ監督…ミラン解任の噂には「今シーズンを終えることに集中」

2024.05.19 11:20 Sun
ステファノ・ピオリ監督は去就の話にも言及
Getty Images
ステファノ・ピオリ監督は去就の話にも言及
ミランステファノ・ピオリ監督は、セリエAでの完敗を嘆いた。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

18日、トリノとのセリエA第37節に挑んだミランは、前半にチャンスを作りながらも2失点を許してハーフタイムへ。後半も開始早々に失点する厳しい展開となると、55分にイスマエル・ベナセルがPKを決めて1点を返すもさらなる反撃とはならず、1-3で試合を終えた。
すでにセリエAでは2位が確定している中での敗戦について、ピオリ監督はメンタル面で相手に劣っていたことを嘆いている。

「枠内シュートを4本しか打てず、厳しい結果ではあったと思う。前半はクロスに対して、十分な集中ができていなかった。個人の戦いは多くの場面で負けており、それが試合の方向性を決定づけただろう。我々のプレーが悪かったわけではないが、相手はより集中力と決意を持っていた」

「今シーズン、我々は普通のチームの中では最高だっただろう。並外れたことを成し遂げたチーム(インテル)は1つあったが、他のチームより我々は優れた成績を収めていたと思う」
また、ピオリ監督はミランの指揮官解任やナポリ行きの可能性などが取り沙汰される自身の去就に言及。まだ決まったことは何もないと強調しており、残るシーズンに集中したいと語った。

「人々は私の去就について何カ月も話し続けてきたが、チームは非常に機能していたと思う。このような状況に陥っていた監督をフォローするのは簡単ではなかっただろう。だから、選手たちを称賛したい」

「シーズンはまだ1週間残っている。その週を経てから、様子を見てみよう。他のクラブとは何も話していない。ミランとの関係がいつ終わったとしても、私はこのクラブとそのファンに大きな敬意を抱いている」

「契約はまだあと1年残っており、私はこのクラブで素晴らしく濃密な5年間を過ごしてきた。だから、今シーズンを終えることに集中しているし、何かあればその時に判断するつもりだ」

ステファノ・ピオリの関連記事

ピオリのボランチ起用で光明も...ミランが背番号「7」アドリの売却を視野に

ミランがフランス人MFヤシン・アドリ(23)売却を考慮か。 ミランの背番号「7」アドリ。 昨季加入でほとんど出番がなかったなか、今季に入ってステファノ・ピオリ前監督から本職の攻撃的MFではなく、ボランチとして起用され、これが一定の効果を発揮したことでスカッドに食い込むように。 昨季から一転、スタメンも格段に増えて公式戦33試合出場。ただ、信頼を高めた指揮官は退任し、休暇を終えればパウロ・フォンセカ新監督にアピールしていく必要が。 その裏では、クラブがアドリ売却を視野に入れているとのこと。『カルチョメルカート』などイタリア各紙いわく、絶対的な存在ではないアドリの保持に固執する様子はなく、実際に契約延長話も聞こえてこない。 売却ありきというわけではなく、現状オファーも届いてないようだが、今後の展開やいかに。 2024.06.21 18:40 Fri

新体制始まるミランはアストン・ビラのキャッシュを狙うも…約60億円の移籍金がネックか

ミランはアストン・ビラのポーランド代表DFマティ・キャッシュ(26)の獲得を狙っているようだ。 ステファノ・ピオリ監督が退任となり、来シーズンからは新たな体制がスタートするミラン。現在は、アレッサンドロ・フロレンツィの退団が濃厚であり、主将のダビデ・カラブリアの契約も今夏残り1年となることから、右サイドバックの補強を優先事項の一つとしている。 そんな中で、クラブが注目しているのはキャッシュ。今シーズンのプレミアリーグでトップ4フィニッシュを果たすなど躍進したビラにあって、公式戦46試合5ゴール3アシストの成績を残したポーランド代表DFは即戦力になると目されている。 しかし、イギリス『The Athletic』によると、ビラはキャッシュの移籍金を3000万ポンド(約59億8000万円)に設定。これがミランにとっては非常に高額となっており、テクニカル・ディレクター(TD)のジェフリー・モンカダ氏にとっては非常に難しい交渉が予想される。 一方で、要求額さえ提示されれば、プレミアリーグの定める利益と持続可能性のルール(PSR)に抵触する可能性のあるビラは、主力であっても売却を余儀なくされる模様。キャッシュのほか、コロンビア代表FWジョン・デュラン(20)、ブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)、ブラジル人DFジエゴ・カルロス(31)も売却対象となっている。 2024.06.13 11:10 Thu

元チェルシーDFも入閣へ…イブラヒモビッチ氏がミランのフォンセカ新監督就任を発表か

ミラン幹部のズラタン・イブラヒモビッチ氏が13日に記者会見を行うという。 ステファノ・ピオリ監督が退任するミラン。イタリア『カルチョメルカート』によると、チーム編成において大役を担うイブラヒモビッチ氏は13日午前から記者対応があるとのことだ。 どうやらここでパウロ・フォンセカ新監督(51)就任が発表される可能性もある模様。 ここで発表されるかはさておき、フォンセカ新監督誕生がほぼ確実とされるミラン。契約期間は3年間で、年俸は純額300万ユーロ(約5億円)…1年ごとのボーナスも付随するという。 また、フォンセカ新監督の技術班も揃ってミラン入り。 副官として元チェルシーにしてポルトガル代表DFだったパウロ・フェレイラ氏(45)、ティアゴ・レアル氏(39)、フィジカルコーチのパウロ・モウラン氏(43)、GKコーチのアントニオ・フェレイラ氏(45)…ミランのコーチ陣は来季からポルトガル&ブラジルのセットとなる。 2024.06.12 13:45 Wed

ミラン退任のピオリ監督はプレミア行き望むも…N・フォレストからのオファーは拒否か

ミランを退任したステファノ・ピオリ監督(58)は、次の職場探しを慎重に進めたいようだ。 2019年10月にミランの指揮官に着任すると、3年目の2021-22シーズンはクラブに11シーズンぶりのスクデットをもたらしたピオリ監督。しかし、今シーズンは首位インテルに大差をつけられての2位となり、CL、EL、コッパ・イタリアでもタイトルに届かなかったことから今季限りでの退任が発表された。 フリーとなったピオリ監督はすでに次を見据えており、特にプレミアリーグでの仕事を熱望している様子。記者に対しては、以前に英語のレッスンを受けていることも明かしていた。 『DAZN』のオラツィオ・アコマンド記者によると、そんなピオリ監督にはノッティンガム・フォレストからオファーがあったとのこと。今シーズンのプレミアリーグを17位で終えて辛くも降格を免れたクラブは、チームをステップアップさせる指揮官を探しているようだ。 しかし、ピオリ監督はこのオファーを拒否した模様。本人はよりエキサイティングなクラブからのオファーを期待しており、しばらく様子を見る構えと報じられている。 2024.06.12 10:20 Wed

セリエA史上最年少デビュー…ミランの16歳カマルダがプロ契約! 年俸は…

ミランがU-17イタリア代表FWフランチェスコ・カマルダ(16)とプロ契約を結んだようだ。 昨秋フィオレンティーナ戦にて、セリエA史上最年少の15歳260日でデビューを飾ったカマルダ。ミラン最後の欧州制覇(2007年)は生まれる前というストライカーだ。 今季1年を振り返ると、ステファノ・ピオリ監督率いるトップチームでセリエA2試合に出場した一方、籍を置くプリマヴェーラ(U-19)で公式戦41試合13得点5アシスト。 この年代の欧州王者を決めるUEFAユースリーグでは、最終的に優勝こそならなかったものの、ミランをイタリア勢初の決勝戦へと導き、エース格として1年間君臨した。 イタリア『カルチョメルカート』によると、カマルダは7月1日付けの3年契約をミランと結ぶようで、来季はU-23チームへ昇格。年俸50万ユーロ(約8450万円)が出発地点になるという。 来季はおそらくパウロ・フォンセカ氏(51)がトップチームを率いるであろうとされるミラン。カマルダはU-23チームとトップチームと今季よりも頻繁に行き来するとみられている。 2024.06.08 21:25 Sat

ミランの関連記事

アバーテ氏がセリエBテルナーナの新指揮官就任…ミラン下部組織指揮からトップチーム初挑戦

元イタリア代表DFのイグナツィオ・アバーテ氏(37)が、セリエBのテルナーナの新指揮官に就任した。 ミラン下部組織出身で現役時代にはミラン、ナポリ、トリノといったクラブを渡り歩き、イタリア代表でも活躍した右サイドバックのアバーテ氏。2020年の現役引退後は2021-22シーズンから古巣ミランのU-16チームで指導者キャリアをスタート。その後、2022年からプリマヴェーラ(U-19チーム)の監督を務めていた。 そして、十分な下積みを積んだ37歳の青年指揮官は、今シーズンのセリエBを16位で終えたテルナーナでトップチームでの初采配を振るうことになった。 2024.06.22 00:37 Sat

ピオリのボランチ起用で光明も...ミランが背番号「7」アドリの売却を視野に

ミランがフランス人MFヤシン・アドリ(23)売却を考慮か。 ミランの背番号「7」アドリ。 昨季加入でほとんど出番がなかったなか、今季に入ってステファノ・ピオリ前監督から本職の攻撃的MFではなく、ボランチとして起用され、これが一定の効果を発揮したことでスカッドに食い込むように。 昨季から一転、スタメンも格段に増えて公式戦33試合出場。ただ、信頼を高めた指揮官は退任し、休暇を終えればパウロ・フォンセカ新監督にアピールしていく必要が。 その裏では、クラブがアドリ売却を視野に入れているとのこと。『カルチョメルカート』などイタリア各紙いわく、絶対的な存在ではないアドリの保持に固執する様子はなく、実際に契約延長話も聞こえてこない。 売却ありきというわけではなく、現状オファーも届いてないようだが、今後の展開やいかに。 2024.06.21 18:40 Fri

低コストの優良銘柄…ユベントスに続いてアタランタもサーレマーケルス獲得を目論む

獲得コストが高くない優良銘柄、ベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルス(24)にアタランタも関心だ。 ミランが保有し、今季はボローニャへ貸し出されたサーレマーケルス。 サイドプレーヤーとして一定の評価を得る一方、得点関与に課題を残す24歳は、チアゴ・モッタの配下で常時スタメンならず…ただし、指揮官は新天地ユベントスから獲得候補にサーレマーケルスを指名したとされる。 その理由は、表題の通り、ミランが比較的安価で売却に応じる可能性が高いため。 イタリア『カルチョメルカート』によると、年俸は100万ユーロ(約1.7億円)程度におさめることができ、移籍金は1000万ユーロ(約16.9億円)が目安、1200万ユーロ(約20.4億円)を超えることはまずないという。 来季チャンピオンズリーグ(CL)初参戦のボローニャがミランへの返却を決定した一方、ユベントスとトリノがミランへのアプローチを始めており、ここへ来て“貯金”が多い優良企業・アタランタも本格的に参戦か。 ユベントスもアタランタもCL復帰を控えて他に補強候補がいるようだが、現実的な選択肢は一定の貢献を保証するサーレマーケルス。ミランもパウロ・フォンセカ新監督の意向で放出OKとの指針を発信しているそうだ。 2024.06.21 13:20 Fri

ミラン行きの交渉停滞中のザークツィー、マンチェスター・ユナイテッドが接触か

マンチェスター・ユナイテッドがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)獲得を検討しているようだ。 今シーズン、ボローニャで公式戦37試合出場12ゴール7アシストの成績を残し、トップ5フィニッシュと来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に多大な貢献を果たしたザークツィー。4000万ユーロ(約67億円)のバイアウト条項が存在しており、ミランが獲得に接近していた。 しかし、ミランとザークツィーの交渉は現在停滞中。選手の代理人であるキア・ジョーラブシャン氏が1500万ユーロ(約25億3000万円)という高額な手数料を要求したことから、いまだ去就は定まっていない。 そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、攻撃陣強化を模索中のユナイテッドもザークツィーに接触した模様。クラブは条件面の提示を求めたようだ。 現在ユーロ2024に参加中のザークツィー自身はイタリアでのキャリア続行を希望と一部メディアで報じられるが、今後の交渉次第で状況が変わる可能性もあり、決断が注目される。 2024.06.19 11:10 Wed

サウジアラビアがミランの10番に関心、契約解除金は296.5億円だが…

ミランの10番を背負うポルトガル代表FWラファエル・レオン(25)に対して、サウジアラビアからの関心が強まっているという。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えた。 2019年8月にリールからミランへと加入したレオン。左ウイングを主戦場にミランの攻撃の軸となり、2023-24シーズンはセリエAで34試合9ゴール10アシスト。公式戦47試合で15ゴール14アシストを記録した。 その才能は多くのクラブの関心の対象となっており、ヨーロッパのビッグクラブも関心を見せている中、当然のようにサウジアラビアからも関心があるという。 『TuttoMercatoWeb』によれば、アル・ヒラルが関心を持っているとのこと。現時点では正式なオファーは出されていないようだが、今後数週間以内にミランにオファーを出すとのこと。レオンの獲得に動くという。 ただ、ミランも当然売却する意思はない。2028年夏までの契約をレオンと結んでいるが、契約解除条項として1億7500万ユーロ(約296億5000万円)を設定している状況。この金額以下で獲得することは不可能であり、交渉する気はないという。 一方で、レオン自身は現在はポルトガル代表として臨むユーロ2024に集中。少なくとも、大会が終了するまでは去就については考えないと見られている。 2024.06.18 18:40 Tue

セリエAの関連記事

21歳FWスーレは一転のユーベ残留? モッタ新監督が戦力に計算か

ユベントスはU-23アルゼンチン代表FWマティアス・スーレ(21)の売却方針を改めているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。 チアゴ・モッタ監督体制での新シーズンに向け、補強を進めたいところだが、そのためには資金捻出が必要なユベントス。レンタル先のフロジノーネでセリエA36試合11ゴール3アシストの結果を残したスーレがまとまった移籍金の回収が見込める売却候補の1人に数えられていた。 この左利きウインガーに対しては、レバークーゼンやアストン・ビラからの関心が取り沙汰されるほか、ドルトムントも興味。しかし、ユベントスは少なくとも3500万ユーロ(約60億円)+ボーナスでの売却と見積もり、ドイツやイングランドのクラブの提示額は現時点で2000万ユーロ(約34億3000万円)程度が最大だという。 そんななか、モッタ新監督はスーレを戦力として考え始め、残留を望んでいるとのこと。代わりに契約が残り1年を切ることから移籍の噂が絶えないイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)や、ローマからレンタルバックする逸材DFディーン・ハイセン(19)らに売却の可能性が高まるようだ。 順当にいけば、スーレは7月10日から始まるトレーニングキャンプにひとまず参加する見込み。なお、ウインガーを欲しているユベントスでは、マンチェスター・ユナイテッドの元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)や元イングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)、ドルトムントのU-21ドイツ代表FWカリム・アデイェミ(22)らも新戦力候補に挙がっている。 2024.06.23 18:45 Sun

サンチェスにウディネーゼ復帰の可能性…インテルとは今月いっぱいで契約切れ

チリ代表FWアレクシス・サンチェス(35)にウディネーゼ復帰の可能性が浮上している。 ウディネーゼで欧州キャリアをスタートさせてから、バルセロナをはじめ、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、インテル、マルセイユと名門を渡り歩いてきたサンチェス。昨夏からインテルに戻り、公式戦33試合で4得点5アシストの数字とともに、スクデット獲得に貢献した。 ただ、立ち位置はラウタロ・マルティネスとマルクス・テュラムからなる2トップの完全なバックアッパーで、契約も今季限り。以前から今月末いっぱいの契約をもって市場に出るとみられ、行き先が注目される。 イタリア『スカイ』によると、そんなサンチェスに興味を示すのが古巣ウディネーゼで、オーナーであるポッツォ一家にとって、連れ戻しは夢の1つ。実現させる上で給与面がネックとなり、選手側の譲歩が必要だが、今夏の去就を巡っては13年ぶりのフリウリ帰還も選択肢にある模様だ。 ウディネーゼ時代のサンチェスは2008–09シーズンから3年間を過ごし、通算112試合で21得点20アシストをマーク。コパ・アメリカ2024に参戦中に浮かんだウディネーゼ復帰話は今後進展していくのか注目だ。 2024.06.23 18:30 Sun

元イタリア代表FWベロッティがセリエA昇格コモに移籍か

元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(30)がセスク・ファブレガス監督のコモに移籍するようだ。 かつてトリノのエースとして活躍し、2022年夏にローマ入りのベロッティ。今季もローマでスタートしたが、限定的な起用が続き、今年2月からフィオレンティーナにローン移籍した。 そのローン契約を経て、ひとまずローマに戻るのが既定路線となる30歳のストライカーだが、さらに移籍が見込まれ、最近ではセリエA昇格のコモが獲得に乗り出しているといわれる。 イタリア『スカイ』によると、ベロッティが21日にこのコモ移籍にイエスと返した後、クラブ間でも最終合意に。移籍金400万ユーロ(約6億8000万円)+ボーナスでローマから完全移籍になるという。 イタリア人DFアルベルト・ドッセーナ(25)とサンプドリアのイタリア人GKエミール・アウデーロ(27)の獲得にも動くコモだが、初手として経験豊富なFWを射止めたようだ。 2024.06.23 15:30 Sun

ドウグラス・ルイスに続いて…ユーベがOBリリアン・テュラムの次男獲得にも動く

ニースのフランス代表MFケフラン・テュラム(23)にユベントス移籍の可能性だ。 チアゴ・モッタ新監督のもと、来季を戦うユベントス。中盤ではアストン・ビラからブラジル代表MFドウグラス・ルイスの獲得に迫るが、イタリア『スカイ』によると、さらなるターゲットにも動き出しているという。 その選手がテュラムで、父はユベントスOBのリリアン・テュラム氏。兄はインテルのフランス代表FWマルクス・テュラムだ。ユベントスは興味を寄せ、ニースにコンタクトを取ったようだ。 また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、テュラムはユベントスが数カ月前から関心を抱く選手。テュラムもそれを知り、ニースとの新契約にサインするつもりがないそうだ。 ユベントス内でフランス代表FWアドリアン・ラビオの去就に関係なく、獲得候補に挙がるというテュラムは190cmオーバーのサイズを誇る中盤で、パリ・オリンピックに向けた候補メンバーの1人。ニースとの契約は来季までだ。 実現すれば、親子二代でユベントス入りに。ユベントスも本腰のようだが、果たして。 2024.06.23 14:30 Sun

攻撃陣刷新計画のローマ、今季フェイエノールトで11ゴールのミンテ獲得を狙う?

ローマがニューカッスルからフェイエノールトへレンタル中のガンビア代表FWヤンクバ・ミンテ(19)の獲得に動いているようだ。 今夏の移籍市場で、攻撃陣の刷新を計画するローマ。チェルシーからレンタル移籍中のベルギー代表FWロメル・ルカク(31)は返却が確実となっており、大ケガから復帰したイングランド代表FWタミー・エイブラハム(26)も売却が濃厚、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(30)についても契約交渉次第で退団の可能性がある。 そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ローマは新たなアタッカーとしてミンテへの関心を強めている模様。今夏の有力なターゲットとなっているようだ。 ミンテはデンマークのオーデンセでプロデビューを果たすと、昨夏の移籍市場でニューカッスルに加入。その直後にフェイエノールトへのレンタル移籍が発表されると主力に定着し、今シーズンは37試合11ゴール6アシストの成績を残した。 巨大なポテンシャルを秘めるミンテだが、獲得には移籍金3000万ユーロ(約51億3000万円)前後が必要になる模様。また、エバートンやドルトムント、マルセイユも獲得を狙っていることから、今夏の去就が注目されている。 2024.06.22 18:10 Sat

記事をさがす

ステファノ・ピオリの人気記事ランキング

1

ピオリのボランチ起用で光明も...ミランが背番号「7」アドリの売却を視野に

ミランがフランス人MFヤシン・アドリ(23)売却を考慮か。 ミランの背番号「7」アドリ。 昨季加入でほとんど出番がなかったなか、今季に入ってステファノ・ピオリ前監督から本職の攻撃的MFではなく、ボランチとして起用され、これが一定の効果を発揮したことでスカッドに食い込むように。 昨季から一転、スタメンも格段に増えて公式戦33試合出場。ただ、信頼を高めた指揮官は退任し、休暇を終えればパウロ・フォンセカ新監督にアピールしていく必要が。 その裏では、クラブがアドリ売却を視野に入れているとのこと。『カルチョメルカート』などイタリア各紙いわく、絶対的な存在ではないアドリの保持に固執する様子はなく、実際に契約延長話も聞こえてこない。 売却ありきというわけではなく、現状オファーも届いてないようだが、今後の展開やいかに。 2024.06.21 18:40 Fri
2

新体制始まるミランはアストン・ビラのキャッシュを狙うも…約60億円の移籍金がネックか

ミランはアストン・ビラのポーランド代表DFマティ・キャッシュ(26)の獲得を狙っているようだ。 ステファノ・ピオリ監督が退任となり、来シーズンからは新たな体制がスタートするミラン。現在は、アレッサンドロ・フロレンツィの退団が濃厚であり、主将のダビデ・カラブリアの契約も今夏残り1年となることから、右サイドバックの補強を優先事項の一つとしている。 そんな中で、クラブが注目しているのはキャッシュ。今シーズンのプレミアリーグでトップ4フィニッシュを果たすなど躍進したビラにあって、公式戦46試合5ゴール3アシストの成績を残したポーランド代表DFは即戦力になると目されている。 しかし、イギリス『The Athletic』によると、ビラはキャッシュの移籍金を3000万ポンド(約59億8000万円)に設定。これがミランにとっては非常に高額となっており、テクニカル・ディレクター(TD)のジェフリー・モンカダ氏にとっては非常に難しい交渉が予想される。 一方で、要求額さえ提示されれば、プレミアリーグの定める利益と持続可能性のルール(PSR)に抵触する可能性のあるビラは、主力であっても売却を余儀なくされる模様。キャッシュのほか、コロンビア代表FWジョン・デュラン(20)、ブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)、ブラジル人DFジエゴ・カルロス(31)も売却対象となっている。 2024.06.13 11:10 Thu
3

元チェルシーDFも入閣へ…イブラヒモビッチ氏がミランのフォンセカ新監督就任を発表か

ミラン幹部のズラタン・イブラヒモビッチ氏が13日に記者会見を行うという。 ステファノ・ピオリ監督が退任するミラン。イタリア『カルチョメルカート』によると、チーム編成において大役を担うイブラヒモビッチ氏は13日午前から記者対応があるとのことだ。 どうやらここでパウロ・フォンセカ新監督(51)就任が発表される可能性もある模様。 ここで発表されるかはさておき、フォンセカ新監督誕生がほぼ確実とされるミラン。契約期間は3年間で、年俸は純額300万ユーロ(約5億円)…1年ごとのボーナスも付随するという。 また、フォンセカ新監督の技術班も揃ってミラン入り。 副官として元チェルシーにしてポルトガル代表DFだったパウロ・フェレイラ氏(45)、ティアゴ・レアル氏(39)、フィジカルコーチのパウロ・モウラン氏(43)、GKコーチのアントニオ・フェレイラ氏(45)…ミランのコーチ陣は来季からポルトガル&ブラジルのセットとなる。 2024.06.12 13:45 Wed
4

セリエA史上最年少デビュー…ミランの16歳カマルダがプロ契約! 年俸は…

ミランがU-17イタリア代表FWフランチェスコ・カマルダ(16)とプロ契約を結んだようだ。 昨秋フィオレンティーナ戦にて、セリエA史上最年少の15歳260日でデビューを飾ったカマルダ。ミラン最後の欧州制覇(2007年)は生まれる前というストライカーだ。 今季1年を振り返ると、ステファノ・ピオリ監督率いるトップチームでセリエA2試合に出場した一方、籍を置くプリマヴェーラ(U-19)で公式戦41試合13得点5アシスト。 この年代の欧州王者を決めるUEFAユースリーグでは、最終的に優勝こそならなかったものの、ミランをイタリア勢初の決勝戦へと導き、エース格として1年間君臨した。 イタリア『カルチョメルカート』によると、カマルダは7月1日付けの3年契約をミランと結ぶようで、来季はU-23チームへ昇格。年俸50万ユーロ(約8450万円)が出発地点になるという。 来季はおそらくパウロ・フォンセカ氏(51)がトップチームを率いるであろうとされるミラン。カマルダはU-23チームとトップチームと今季よりも頻繁に行き来するとみられている。 2024.06.08 21:25 Sat
5

既存戦力との契約延長目指すミラン、まずは主将カラブリアと交渉開始へ?

ミランが2選手との契約延長を望んでいるようだ。 今シーズン、セリエAで30試合を消化して首位インテルに14ポイント差をつけられての2位につけるミラン。チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ敗退後に回ったヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝に進出するなど可能性を残すが、スクデット獲得については絶望的な状態となっている。 こうした中、イタリア『カルチョメルカート』によると、徐々に新シーズンへのチーム編成へシフトしつつあるクラブは、2選手との契約更新を望んでいるとのことだ。 1人目は、イタリア代表DFダビデ・カラブリア(27)。チームでキャプテンを務める同選手は、今シーズンも右サイドバックの主力として公式戦36試合に出場する一方で、現行契約は2025年夏までとなり今夏には残り1年の状況となっている。 2人目は、フランス人MFヤシン・アドリ(23)。加入以降は中々ステファノ・ピオリ監督からの信頼を得られていなかったが、今シーズンは公式戦26試合に出場するなど存在感は上昇中。契約は2026年夏まで残るが、クラブは活躍に報いたい考えのようだ。 ミラン上層部はまずカラブリアの代理人と接触し、交渉開始を希望しているとのこと。早い段階で契約延長が実現すれば、チーム編成を進めるうえでも大きな後押しになるだろう。 2024.04.02 11:15 Tue

ミランの人気記事ランキング

1

サウジアラビアがミランの10番に関心、契約解除金は296.5億円だが…

ミランの10番を背負うポルトガル代表FWラファエル・レオン(25)に対して、サウジアラビアからの関心が強まっているという。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えた。 2019年8月にリールからミランへと加入したレオン。左ウイングを主戦場にミランの攻撃の軸となり、2023-24シーズンはセリエAで34試合9ゴール10アシスト。公式戦47試合で15ゴール14アシストを記録した。 その才能は多くのクラブの関心の対象となっており、ヨーロッパのビッグクラブも関心を見せている中、当然のようにサウジアラビアからも関心があるという。 『TuttoMercatoWeb』によれば、アル・ヒラルが関心を持っているとのこと。現時点では正式なオファーは出されていないようだが、今後数週間以内にミランにオファーを出すとのこと。レオンの獲得に動くという。 ただ、ミランも当然売却する意思はない。2028年夏までの契約をレオンと結んでいるが、契約解除条項として1億7500万ユーロ(約296億5000万円)を設定している状況。この金額以下で獲得することは不可能であり、交渉する気はないという。 一方で、レオン自身は現在はポルトガル代表として臨むユーロ2024に集中。少なくとも、大会が終了するまでは去就については考えないと見られている。 2024.06.18 18:40 Tue
2

アーセナルのバックアッパー・キヴィオルに恩師着任ユーベが関心…ミランは16日にポーランド代表戦を視察へ

アーセナルのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(24)はやはりイタリア方面から人気が根強い。 アーセナル最終ラインのバックアッパー、キヴィオル。初めてプレミアリーグをフルシーズン戦った今季は2月〜3月にかけて先発フル出場が続くも、やはり位置付けはサブ。周りの選手が万全なら、キヴィオルの序列は高くない。 そんなポーランド代表DFに対しては、前所属がセリエA時代のスペツィアとあってか、イタリア国内で今も評価が高く、ここ半年以上、移籍先としてミランがよく上がる。 イタリア各紙はミランがキヴィオル獲得を目指し続けていると紹介するなか、『カルチョメルカート』によると、どうやらユベントスも参戦。本腰を入れるかは不透明だが、16日に入ってこの動きが確認されたという。 ミランについては、今日現在ポーランド代表一行がユーロ2024で滞在しているドイツ・ハンブルクへリクルート班を向かわせており、16日のポーランドvsオランダをキヴィオル目的で視察するとのこと。 ユベントスは、守備陣補強としてボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを狙いつつ、キヴィオルもマーク。スペツィア時代のキヴィオルを育てたのは、21-22シーズンに同クラブを率いたチアゴ・モッタ監督だ。 キヴィオル本人はというと、ユーロ2024終了後の移籍を決意済みとも。同選手を2500万ユーロ(約42.2億円)と評価するアーセナルも、1800万〜2000万ユーロ(約30億〜33.7億円)のオファーが来れば妥協すると伝えられている。 2024.06.16 21:45 Sun
3

ピオリのボランチ起用で光明も...ミランが背番号「7」アドリの売却を視野に

ミランがフランス人MFヤシン・アドリ(23)売却を考慮か。 ミランの背番号「7」アドリ。 昨季加入でほとんど出番がなかったなか、今季に入ってステファノ・ピオリ前監督から本職の攻撃的MFではなく、ボランチとして起用され、これが一定の効果を発揮したことでスカッドに食い込むように。 昨季から一転、スタメンも格段に増えて公式戦33試合出場。ただ、信頼を高めた指揮官は退任し、休暇を終えればパウロ・フォンセカ新監督にアピールしていく必要が。 その裏では、クラブがアドリ売却を視野に入れているとのこと。『カルチョメルカート』などイタリア各紙いわく、絶対的な存在ではないアドリの保持に固執する様子はなく、実際に契約延長話も聞こえてこない。 売却ありきというわけではなく、現状オファーも届いてないようだが、今後の展開やいかに。 2024.06.21 18:40 Fri
4

セリエAでより洗練された万能型MF、離脱者続出オランイェの中盤救えるか/タイアニ・ラインデルス(オランダ代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■オランダ代表</span> 出場回数:2大会連続11回目 最高成績:優勝(1988) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・2位 監督:ロナルド・クーマン <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFタイアニ・ラインデルス(ミラン) 1998年7月29日(25歳) 離脱者続出の中盤で躍動なるか。優勝候補数チームの下に位置する第2グループに属するオランイェでは、世界最高峰のDFであるファン・ダイク、通算45ゴールを挙げるエースのデパイら重鎮がキープレーヤーとなることに間違いない。また、ブンデスリーガで躍動したマートセン、フリンポン、シャビ・シモンズらサイドプレーヤーの活躍にも期待したいところだ。 ただ、今大会のカギを握る存在はフレンキー・デ・ヨング、トゥン・コープマイネルス、マールテン・デ・ローンら主軸の相次ぐ離脱で手薄となった中盤の軸を担う25歳となるはずだ。 近年多くの逸材を輩出する国内の強豪AZで台頭し、昨夏ミランへのステップアップを遂げたインドネシアにルーツを持つMF。AZ時代には中盤の前目の位置で攻撃センス、推進力を遺憾なく発揮するダイナミズムを最大の売りとしてきたが、ロッソネリではより深い位置でビルドアップ、前線と中盤を繋ぐリンクマンとしての新境地を開いた。ボックス・トゥ・ボックスのスタイルはそのままに、よりシンプル且つ効果的なプレー判断が光る洗練された万能型MFに進化した印象だ。 [4-3-3]をメインに[3-4-2-1]のオプション採用も想定される中、クーマン監督が選んだ中盤は深めの位置でプレーするスハウテンを除き、ボックス・トゥ・ボックスタイプの選手が多く、ラインデルスには自身の特長を活かしながらオーガナイザー、バランサーという側面をより強調したプレーが求められることになる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 ▽6月21日(金) 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.バルト・フェルブルッヘン(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 13.ユスティン・バイロウ(フェイエノールト) 23.マルク・フレッケン(ブレントフォード/イングランド) DF 2.ルシャレル・ヘールトライダ(フェイエノールト) 3.マタイス・デ・リフト(バイエルン/ドイツ) 4.ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール/イングランド) 5.ナタン・アケ(マンチェスター・シティ/イングランド) 6.ステファン・デ・フライ(インテル/イタリア) 12.ジェレミー・フリンポン(レバークーゼン/ドイツ) 15.ミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム/イングランド) 17.デイリー・ブリント(ジローナ/スペイン) 20.イアン・マートセン(ドルトムント/ドイツ) 22.デンゼル・ダンフリース(インテル/イタリア) MF 7.シャビ・シモンズ(RBライプツィヒ/ドイツ) 8.ジョルジニオ・ワイナルドゥム(アル・イテファク/サウジアラビア) 14.タイアニ・ラインデルス(ミラン/イタリア) 16.ジョエイ・フェールマン(PSV) 24.イェルディ・スハウテン(PSV) 26.ライアン・グラフェンベルフ(リバプール/イングランド) FW 9.ワウト・ヴェグホルスト(ホッフェンハイム/ドイツ) 10.メンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリー/スペイン) 11.コーディ・ガクポ(リバプール/イングランド) 18.ドニエル・マレン(ドルトムント/ドイツ) 19.ブライアン・ブロビー(アヤックス) 21.ジョシュア・ザークツィ(ボローニャ/イタリア) 25.ステーフェン・ベルフワイン(アヤックス) 2024.06.16 18:00 Sun
5

ミラン行きの交渉停滞中のザークツィー、マンチェスター・ユナイテッドが接触か

マンチェスター・ユナイテッドがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)獲得を検討しているようだ。 今シーズン、ボローニャで公式戦37試合出場12ゴール7アシストの成績を残し、トップ5フィニッシュと来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に多大な貢献を果たしたザークツィー。4000万ユーロ(約67億円)のバイアウト条項が存在しており、ミランが獲得に接近していた。 しかし、ミランとザークツィーの交渉は現在停滞中。選手の代理人であるキア・ジョーラブシャン氏が1500万ユーロ(約25億3000万円)という高額な手数料を要求したことから、いまだ去就は定まっていない。 そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、攻撃陣強化を模索中のユナイテッドもザークツィーに接触した模様。クラブは条件面の提示を求めたようだ。 現在ユーロ2024に参加中のザークツィー自身はイタリアでのキャリア続行を希望と一部メディアで報じられるが、今後の交渉次第で状況が変わる可能性もあり、決断が注目される。 2024.06.19 11:10 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly