ミランの16歳カマルダ…懐かしの名ストライカー率いるU-19イタリア代表に初選出、15日開幕の欧州選手権へ

2024.07.04 13:25 Thu
ミランのFWフランチェスコ・カマルダ(16)
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ミランのFWフランチェスコ・カマルダ(16)
ミランのFWフランチェスコ・カマルダ(16)がU-19イタリア代表に選出された。『フットボール・イタリア』が伝えている。

7月1日付でミランとプロ契約を結び、プリマヴェーラ(U-19)からセリエCのU-23チームへ昇格したカマルダ。23-24シーズンにセリエA史上最年少出場記録(15歳260日)を打ち立てた新進気鋭のストライカーだ。

昨季1年はイグナツィオ・アバーテ監督率いるミランU-19で公式戦41試合13得点5アシストをマークし、UEFAユースリーグ準優勝の立役者に。合間を縫ってステファノ・ピオリ前監督率いたトップチームでも2試合に出場した。
並行して世代別イタリア代表に名を連ねてきたが、この度16歳にしてU-19代表初選出。15〜28日にかけ、北アイルランドで開催されるU-19欧州選手権に出場し、ベスト4進出なら来年のU-20W杯チリ大会への出場権を獲得だ。

今大会のU-19イタリア代表は、ミランからカマルダ以外にもトップチームの193cmDFダビデ・バルテサーギ(19)、U-19チームのDFヴィットリオ・マーニ(18)、そして逸材MFケビン・ゼロリ(19)が選出されている。
U-19イタリア代表の監督は、2000年代初頭のカルチョで異彩を放った名ストライカー、ベルナルド・コッラーディ(48)。カマルダは今大会、名手のもとで足跡を残せるか。

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インテルの「セカンドチーム構想」が加速…最速で来季発足か 今夏までU-19を率いたレジェンドOBが初代監督の候補に

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ファン・バステン氏が古巣ミランに言及「イタリア人選手を積極的に登用すべきかもね」

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アマチュア4部への降格危機…ミランがU-23フトゥーロのボネーラ監督を解任へ イブラヒモビッチ氏らの決断次第と伊紙

ミランがフトゥーロ(U-23チーム)のダニエレ・ボネーラ監督(43)を解任か。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 現役時代にミランで9年間プレー、パルマでは元日本代表MF中田英寿氏とチームメイトだったボネーラ氏。イタリア代表経験も持ち、長年のカルチョファンには馴染みの存在である。 引退後はミランでコーチングスタッフ入りし、昨夏から新たに発足したフトゥーロの初代監督へ“人事異動”。フランチェスコ・カマルダやケビン・ゼロリ(レンタル移籍中)など、未来のミランを背負うタレントの指導にあたる。 しかし、フトゥーロはセリエC・ジローネBで降格プレーオフ圏の20チーム中18位に沈んでおり、戦績は4勝10分け12敗。得点は少なく、失点は多く、何よりなかなか勝てずにいる。 中軸の主将ゼロリが年明けからトップチームに帯同したはいいものの、一度も起用されずにモンツァへレンタル放出…と、ボネーラ監督が“上”の判断にもどかしい思いをしているのは想像に難くないが、“上”は監督交代を検討中。 仮にもアマチュアリーグのセリエDへ降格となれば、フトゥーロの財源を維持することも難しくなる可能性があるとのこと。選手たちはほぼ全員がボネーラ監督を慕い、この動きに抵抗も、どうやら今日現在は解任の方向だという。 最終的な決定権はフトゥーロのダイレクターを務めるヨバン・キロフスキー氏、そしてやはり、シニアアドバイザーとして編成にも大きく関与するズラタン・イブラヒモビッチ氏か。 後任候補はプリマヴェーラ(U-19)のフェデリコ・グイディ監督(48)、U-19イタリア代表のアルベルト・ボリーニ監督(58)だといい、イタリアサッカー連盟(FIGC)さえ承諾すれば、ボネーラ解任からのボリーニ就任になるそうだ。 2025.02.10 17:01 Mon

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シティがミランの司令塔獲得へ動き出す! コッパ決勝後に交渉が本格化か

マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチームのなかでセリエAで2桁ゴールを記録するなど、公式戦51試合15ゴール5アシストの数字を残している。 今年3月に2030年までの新契約にサインし、ミランが“非売品”とみなすオランダ代表MFの獲得は非常に困難なオペレーションとなる。 ただ、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの退団に加え、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバにも流出の可能性があるなか、クラブは8番タイプの補強を優先事項に定めている。 ここまでノッティンガム・フォレストのイングランド代表MFモーガン・ギブス=ホワイト、レバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツへの関心も噂されているが、ジョゼップ・グアルディオラ監督が高く評価するラインデルスもトップターゲットの1人だという。 現時点で個人間、クラブ間の双方で交渉は初期段階となっているが、コッパ・イタリア決勝のボローニャ戦後に再開が見込まれており、選手自身がプレミアリーグでのプレーに前向きな姿勢を示しているという部分で、交渉が一気に進むことも期待されている。 2025.05.14 19:38 Wed
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ミランにウノゼロ勝利の古豪ボローニャが51年ぶり3度目の優勝【コッパ・イタリア】

コッパ・イタリア決勝ミランvsボローニャが14日に行われ、0-1でボローニャが勝利した。 準決勝でエンポリを下した51年ぶり3度目の優勝を狙うボローニャと、インテルの三冠を阻んだ22年ぶり6度目の優勝を狙うミランによる決勝。 5日前にセリエAで対戦した際、3-1で逆転勝利していたミランは2選手を変更。フェリックスとロフタス=チークに代えてフォファナと出場停止で欠場していたレオンがスタメンとなった。 序盤の主導権争いを経て徐々にボローニャがボールを持つ展開に。そんな中10分、ミランに決定機。FKの流れからアレックス・ヒメネスの右クロスがベウケマに当たってゴールへ。しかしGKスコルプスキの好反応のセーブに阻まれた。さらにルーズボールにヨビッチがボレーで詰めたがここもスコルプスキに阻止された。 その後もボローニャがボールを持った中、守備に徹するミランが隙を見せず時間を消化していく。前半終盤の43分にはショートコーナーの流れからホルムのヘディングシュートでゴールに迫ったボローニャだったが、GKメニャンの正面を突きゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、重心を上げる入りとしたミランだったが、先制はボローニャ。53分、ファビアンのスルーパスをボックス内のオルソリーニが受け、シュートに持ち込みかけたところでテオ・エルナンデスにカットされるも、ルーズボールを拾ったエンドイエが冷静にDFを外してシュートを蹴り込んだ。 追う展開となったミランは62分に3枚替え。5日前のボローニャ戦でドッピエッタのS・ヒメネス、フェリックス、ウォーカーを投入した。 それでもボローニャを崩せず試合は膠着。終盤の88分にエイブラハムとチュクウェゼを投入したミランだったが、6分の追加タイムでもゴールは奪えず。 ウノゼロ勝利とした古豪ボローニャが51年ぶり3度目の優勝を飾っている。 ミラン 0-1 ボローニャ 【ボローニャ】 ダン・エンドイエ(後8) <span class="paragraph-title">【動画】ボローニャが51年ぶりにコッパ・イタリアを制覇!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="lqMAV-T8VSU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.15 06:01 Thu
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コッパ・イタリア決勝の前哨戦はミランに軍配!サンティアゴ・ヒメネスのドッピエッタで逆転勝利【セリエA】

ミランは9日、セリエA第36節でボローニャとホームで対戦し、3-1で勝利した。 公式戦3連勝中の9位ミラン(勝ち点57)は、直近のヴェネツィア戦の先発からフォファナをジョアン・フェリックスに変更した以外は同じメンバーを採用。最前線にヨビッチ、2シャドーにフェリックスとプリシックを並べた[3-4-2-1]で試合に臨んだ。 コッパ・イタリア決勝の前哨戦となった7位ボローニャ(勝ち点62)との一戦は、立ち上がりから一進一退の展開が続く。そんな中、ミランは8分にベンハミン・ドミンゲスと接触したトモリが首を痛めるアクシデントに見舞われ、14分にチャウが緊急投入される。 不運な形で交代カードを使ったミランは17分にチャンス。浮き球を中盤左サイドでフェリックスが落とすと、これを受けたプリシックが斜めのドリブルでボックス内まで侵攻。しかし、シュートはDFリコギアニスのスライディングブロックに阻まれた。 さらにミランは19分にも、テオ・エルナンデスの右CKからヨビッチがヘディングシュートを合わせたが、これはGKスコルプスキにキャッチされた。 対するボローニャは24分、中盤でのパスカットからショートカウンターを仕掛けると、ダリンガのパスをボックス左角手前で受けたドミンゲスがカットインから右足一閃。このシュートは枠をとらえたが、GKメニャンの好セーブに防がれた。 前半半ば以降は拮抗した展開が続き、互いになかなか決定機までボールを運ぶことができず。前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半は開始早々にスコアが動く。ボローニャは49分、デ・シルベストリのロングフィードを中盤のダリンガが頭で繋ぐと、右サイドでボールを受けたオルソリーニがボックス右手前まで切り込み、左足一閃。狙いすましたシュートがゴール左隅に吸い込まれた。 1点を追う展開となったミランは、65分にヨビッチ、アレックス・ヒメネス、S・パブロビッチを下げてサンティアゴ・ヒメネス、チュクウェゼ、ウォーカーを投入。すると73分、スルーパスでバイタルエリア左まで駆け上がったチュクウェゼのダイレクトクロスは相手DFに当たると、こぼれ球をプリシックがワンタッチで繋ぐと、ゴール前のS・ヒメネスが左足でダイレクトシュートを流し込んだ。 さらにミランは75分にも、中盤で獲得したFKからラインデルスが相手DFの隙を突きロングパスを供給すると、DFの裏に抜け出したS・ヒメネスが飛びだしたGKの上を狙ったループシュートでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。 同点弾で一気に攻勢を強めるミランは79分、左サイド深くまで侵攻したチュクウェゼがボックス内へグラウンダーのパスを送ると、これを受けたフェリックスがシュート。これはDFベウケマにブロックされたが、こぼれ球を走り込んだプリシックが右足でゴール右隅に流し込んだ。 終盤にかけてボローニャが猛攻を受けたミランは90分、右クロスのこぼれ球からカンビアギに決定機を許したが、これはGKメニャンが好セーブ。するとミランは、直後の92分にカウンターでボックス手前まで持ち上がったチュクウェゼのパスをボックス左で受けたS・ヒメネスが試合を決定づける3点目を沈めた。 結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。サンティアゴ・ヒメネスの移籍後初となるドッピエッタなどでボローニャに逆転勝利のミランが、コッパ・イタリア決勝の前哨戦を制した。 ミラン 3-1 ボローニャ 【ミラン】 サンティアゴ・ヒメネス(後28) クリスチャン・プリシック(後34) サンティアゴ・ヒメネス(後47) 【ボローニャ】 リッカルド・オルソリーニ(後4) 2025.05.10 06:00 Sat
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「決して良い出来ではなかった」コッパ・イタリア決勝の前哨戦を制したミラン、コンセイソン監督はシステム変更後の選手たちを称賛「しっかりと対応した」

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が9日にホームで行われ、3-1で勝利セリエA第36節ボローニャ戦を振り返った。 14日に行われるコッパ・イタリア決勝の前哨戦となった一戦に臨んだミランは、ゴールレスで迎えた後半立ち上がりにオルソリーニのミドルシュートで先制を許す。 65分にサンティアゴ・ヒメネス、チュクウェゼ、ウォーカーを投入したミランは、73分に試合を振り出しに戻す。チュクウェゼの左クロスのこぼれ球をプリシックがワンタッチで繋ぎ、最後はゴール前のS・ヒメネスがゴールに流し込んだ。 この同点弾で攻勢を強めたミランは、79分にもフェリックスのシュートのこぼれ球をボックス中央に走り込んだプリシックが流し込み、追加点。さらに92分には、カウンターからボックス左でパスを受けたS・ヒメネスがゴールネットを揺らし、ミランが3-1で勝利した。 試合後にイタリア『スカイ』のインタビューを受けたコンセイソン監督は、「決して良い出来ではなかった」と反省を口にしながらも、前哨戦で逆転勝利を飾った選手たちのパフォーマンスを称賛した。 「決して良い出来ではなかった。セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグで好成績を残しているチームに勝ったのは事実だ。彼らはマンツーマンでプレッシャーをかけてくるので、うまくスペースを見つけなければ、前半のような劣勢を強いられる」 「先制点を許したのは、もう少し高い位置からプレスをかけようとして裏を取られたからだ。私はシステムを4-4-2に変更したが、選手たちはしっかりと対応したし、ベンチからスタートした選手たちも良い動きを見せてくれた。こういうスピリットが、私はこのチームの好きなところなんだ」 また、移籍後初のドッピエッタを達成し、勝利に大きく貢献したサンティアゴ・ヒメネスについて問われると、以下のようにコメントした。 「サンティは努力しているし、素晴らしい資質を備えていると私は以前から言ってきたし、彼に必要なものを与えるために日々声をかけてきた。ただ選手には、技術的なクオリティーだけでなく、精神的な強さや体力も必要なんだ」 「彼はケガを抱えてここに来たことを決して忘れない。我々は毎日、彼が完全に回復するよう努力している。彼のゴールに関しては、本当に嬉しく思っている。彼のようなストライカーはゴールのために生きているのだからね」 2025.05.10 07:30 Sat
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CL初出場からコッパ・イタリア優勝、古豪ボローニャにタイトルをもたらしたイタリアーノ監督「素晴らしいシーズンをトロフィーで締めくくった」

ボローニャのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が14日に行われ、1-0で勝利したコッパ・イタリア決勝ミラン戦後にコメントした。 今季、60年ぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきたボローニャ。チアゴ・モッタ前監督の後任となったイタリアーノ監督は主力が引き抜かれたチームの中、チームとして初出場のチャンピオンズリーグ(CL)ではリーグフェーズ敗退となるも、セリエAでは徐々に順位を上げ、来季のCL出場権争いに参戦。 そして迎えたコッパ・イタリア決勝ではミラン相手にウノゼロ勝利で51年ぶり3度目の優勝をボローニャにもたらした。そのイタリアーノ監督は「この素晴らしいシーズンをトロフィーで締めくくった。ファンの皆さんはそれに値する」と喜びのコメント。 自身としてはフィオレンティーナでの過去2シーズン、カンファレンスリーグで2度、コッパ・イタリアで1度決勝で敗れており、4度目の決勝で悲願の初タイトル獲得となった。 「その3試合は本当に大きな失望だった。正直、また決勝を戦え、優勝できるとは思っていなかったが、実際優勝できた。この勝利を並外れた選手たちに捧げるよ」 「最初は少し苦労したが、その後は個人としてもチームとしても着実に力を付けた。今はこの素晴らしい瞬間を祝わせて欲しい」 2025.05.15 08:45 Thu

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