ラスト2試合で逆転残留なるか 18位ルートンのエースが大一番へ意欲「110%のチカラが必要」
2024.05.07 20:40 Tue
トーマス・カミンスキ、イライジャ・アデバヨ、橋岡大樹
ルートン・タウンのイングランド人FWイライジャ・アデバヨがウェストハム戦へ意気込んだ。クラブ公式サイトが伝える。
31年ぶりのトップディビジョン、クラブ史上初のプレミアリーグを戦うルートン。歓喜の昇格プレーオフ決勝戦からもうすぐ1年…2部逆戻りが現実味を増している。
残り2試合で降格圏18位。残留ラインの17位ノッティンガム・フォレストとは勝ち点3差ながら、得失点差で大きな開きがあり、来たる第37節の結果次第で降格が決まる可能性も。(※1)
日本時間11日23時にフォレストはホームでチェルシー、ルートンはアウェイでウェストハムと対戦。現状から2試合で最低でも勝ち点「4」が欲しいルートン…チーム最多タイ10得点のアデバヨが大一番へ意気込みを語る。
「前節(エバートン戦/1-1)のファンはキックオフ前から素晴らしかった。常に大きな声が聞こえ、僕たち選手が彼らの存在を欲していることを、彼ら自身がわかっている…そう感じたよ」
「難しいミッションだよ。間違いなく難しいミッションだ。そこでルートンに関わる全ての人間が互いを信頼し、サポートできなければ…」
「監督やコーチ陣は僕ら選手に信頼を寄せてくれている。選手も監督たちを信頼し、クラブ内部の至る所に『信頼』が溢れている。最後の2試合は支えてくれたファンに恩返しがしたい」
◆残留争い(全チーム残り2試合)
17位 フォレスト | 勝ち点29 | -18
---残留ライン---
18位 ルートン | 勝ち点26 | -29
19位 バーンリー | 勝ち点24 | -35
---降格決定---
20位 シェフィールド・U | 勝ち点16 | -65
(※1)フォレストは勝ち点4剥奪を不服とする控訴が却下され、残り2試合で上記の勝ち点が確定
31年ぶりのトップディビジョン、クラブ史上初のプレミアリーグを戦うルートン。歓喜の昇格プレーオフ決勝戦からもうすぐ1年…2部逆戻りが現実味を増している。
残り2試合で降格圏18位。残留ラインの17位ノッティンガム・フォレストとは勝ち点3差ながら、得失点差で大きな開きがあり、来たる第37節の結果次第で降格が決まる可能性も。(※1)
「前節(エバートン戦/1-1)のファンはキックオフ前から素晴らしかった。常に大きな声が聞こえ、僕たち選手が彼らの存在を欲していることを、彼ら自身がわかっている…そう感じたよ」
「ファンが最後の2試合で同じように歌ってくれたら、僕たち選手も彼らへ吠えることができるだろう。2試合とも110%のチカラが必要で、まずはウェストハムを相手に攻め込む必要がある」
「難しいミッションだよ。間違いなく難しいミッションだ。そこでルートンに関わる全ての人間が互いを信頼し、サポートできなければ…」
「監督やコーチ陣は僕ら選手に信頼を寄せてくれている。選手も監督たちを信頼し、クラブ内部の至る所に『信頼』が溢れている。最後の2試合は支えてくれたファンに恩返しがしたい」
◆残留争い(全チーム残り2試合)
17位 フォレスト | 勝ち点29 | -18
---残留ライン---
18位 ルートン | 勝ち点26 | -29
19位 バーンリー | 勝ち点24 | -35
---降格決定---
20位 シェフィールド・U | 勝ち点16 | -65
(※1)フォレストは勝ち点4剥奪を不服とする控訴が却下され、残り2試合で上記の勝ち点が確定
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プレミア初昇格のルートン・タウン、1905年から使用のホーム初戦の開催断念…改修は順調も遅延なしの可能性を「絶対に保証することはできない」
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止まらない「ヒルズボロの悲劇」への嘲笑チャント…プレミアリーグが声明発表「容認できない問題として扱う」
プレミアリーグは7日、ヒルズボロの悲劇を揶揄するチャントに対して、批判の声明を出した。 「ヒルズボロの悲劇」は、1989年4月15日にヒルズボロ・スタジアムで発生。FAカップ準決勝のノッティンガム・フォレスト戦を観戦するため集った大勢のリバプールファンが、警察の過失などもあって狭い立見席にすし詰め状態となり、97人の犠牲者が発生した。 フットボール界に衝撃を与える痛ましい事故であり、リバプールは現在も事故の日が近づくと試合開始前に黙祷を捧げているが、ここ最近は他クラブのサポーターから犠牲者を揶揄するようなチャントが飛ぶこともあり、問題視されている。 こうした中、先週末に行われたプレミアリーグ第11節のルートン・タウンvsリバプールでも、ホームチームであるルートンのサポーターから「常に犠牲者ぶっている」などといったチャントが発生。ルートンは「少数のサポーターがこの場を汚したことに失望している」と声明を出した一方で、このチャントがヒルズボロの悲劇と結びついているとは知らなかった人間もいると記していた。 これについて、プレミアリーグは声明にてファンによる攻撃的なチャントを強く批判しつつ、自分たちが歌っているチャントの意味を理解できていないファンがいる問題にも触れ、教育の必要性にも言及している。 「プレミアリーグは、フットボールの悲劇に関するあらゆる形態の誹謗中傷を強く非難する。日曜日のルートン・タウンとリバプールの試合で聞かれたチャントには愕然とした」 「我々はクラブ、FA、EFLとともに、悲劇に関連する攻撃的なチャント、ジェスチャー、罵倒メッセージの表示を、引き続き容認できない問題として扱う。この問題について優先事項として取り組んでいくことを約束する」 「今シーズンの開幕と同時に新たな厳しい措置が導入され、違反行為が発覚した場合はスタジアムへの入場禁止や刑事訴追の可能性がある。これは、スタジアムやオンライン上で発生した誹謗中傷にも適用されるものだ。今シーズンはすでに対策が講じられており、事件の調査と共に出場禁止処分なども下されている」 「フットボールの悲劇に対する誹謗中傷は、被害者の家族や他のフットボールのサポーターに大きな苦痛を与える。プレミアリーグは、今シーズンの開幕時に発表した対策の一環として、悲劇に関連する誹謗中傷などの行為が子供たちに与える傷や影響を理解させるため、教育リソースを立ち上げる予定である」 2023.11.08 16:30 Wed4