ウディネーゼ新指揮官に就任のカンナバーロが所信表明「よりアグレッシブなスタイルで戦っていく」

2024.04.24 01:00 Wed
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ウディネーゼの指揮官に就任したファビオ・カンナバーロ氏(50)が、23日に就任記者会見に臨んだ。

昨年9月に就任したアンドレア・ソッティル氏の後任として就任したガブリエレ・チオフィ監督の下でシーズンを戦ってきたウディネーゼだが、ここまで4勝10分け9敗と結果を出せず、自動降格圏とわずか1ポイント差の17位に低迷。

クラブは22日にチオフィ監督の解任とカンナバーロ氏の新監督就任を発表していた。
本拠地ダチア・アレーナのプレスルームで就任会見に出席したカンナバーロ新監督は、チームの課題と今後について以下のように語った。

「ここ数試合、フィジカル的な問題や戦術的な問題は見られなかったが恐怖心を感じているように見えた。特に試合終了間際は、勝ちたいという強い気持ちと集中力が必要だ」
「結果が出ないのは、メンタル的な面が主な原因だ。現在の選手たちは非常によく管理されており、すべてを把握することができる上に、彼らの後ろには常にマシンがあって、それがよく機能しているね。だからこそ、我々はメンタル面を強化しなければならないし、そのための努力をすぐに始めている」

「このチームは失点をしないことに重きを置いているようだが、そのためか引き分けが多く、わずか4勝しか挙げられていない。残念な結果だ。我々は残留という目標に向けて、より攻撃的なサッカーを目指し、よりアグレッシブなスタイルで戦っていくつもりだ」

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ポルト、ウディネーゼからレンタル中のDFネウエン・ペレスを22億円で買い取り!2029年までの契約を締結

ポルトは5日、ウディネーゼからレンタル中のアルゼンチン代表DFネウエン・ペレス(24)の買い取りオプションを行使したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までで、契約解除金は6000万ユーロ(約98億円)に設定されている。 なお、買取オプションの行使により、ポルトは移籍金として1330万ユーロ(約22億円)をウディネーゼに支払ったとのことだ。 母国のアルヘンティノス・ジュニオルスの下部組織で育ったネウエン・ペレスは、2018年7月にアトレティコ・マドリーに加入。そのままレンタルで古巣に戻ると、2019-20シーズンはポルトガルのファマリカン、2020-21シーズンはグラナダ、2021-22シーズンはウディネーゼへとレンタル移籍。 結局、アトレティコでは試合に出場せず、2022年の夏にウディネーゼへ完全移籍。ウディネーゼではセンターバックの主力として定位置を確保すると、レンタル期間を合わせて3シーズンで公式戦通算97試合で4ゴール2アシストを記録。 ここでの活躍が認められ、昨夏にレンタル移籍で加入したポルトでもすぐにレギュラーに定着し、ここまで公式戦37試合に出場していた。 2025.05.06 12:00 Tue
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マンドラゴラ、今夏国内でステップアップか! 代理人「トップクラブが彼を追っている」

ウディネーゼに所属するイタリア代表MFロランド・マンドラゴラ(22)の代理人が、セリエA強豪クラブからの関心を認めている。『フットボール・イタリア』が伝えた。 2018年夏にユベントスからウディネーゼに加入したマンドラゴラは、攻守両面で闘えるセントラルMFとして台頭。2018年にアズールデビューも飾った逸材は今シーズン、ここまで公式戦27試合に出場して3得点3アシストをマークしている。 今年4月にテクニカル・ディレクターを務めるピエルパオロ・マリノ氏が、「幾つかのビッグクラブの間で人気がある」と語っていたマンドラゴラに関しては、以前から国内でのステップアップの可能性が指摘されていた。 とりわけ、ここ最近では2600万ユーロ(約32億円)の買い戻しオプションを有しているユベントスへの復帰の可能性が噂されている。そして、同選手の代理人を務めるルカ・デ・シモーネ氏は、イタリア『Teleradiostereo』で若きイタリア代表MFの去就について語っている。 「(ユベントスは)買い戻しオプションを有している。彼らがそれを行使するかどうかはわからないがね」 「その一方で、マンドラゴラはイタリア代表にとっても重要なプレーヤーだ。彼のようなプレーヤーをイタリアの市場で見つけるのは難しい」 「いくつかのイタリアのトップクラブが彼を追っていることは確かだよ」 また、マンドラゴラに関してローマのイタリア代表MFブライアン・クリスタンテ(25)の獲得を狙うユベントスが、同選手を買い戻した後、トレード要員として差し出す可能性が報じられていた。 しかし、デ・シモーネ氏は、クラブ間での交渉の可能性はあるとしながらも、自身のところに連絡は来ていないと主張している。 「直接的なものはない。我々とローマの間で接触はないよ」 「1月に両クラブのディレクター同士で話し合いが行われたかもしれないが、プレーヤーの価値が異なることもあり、複雑な交渉になったと思う。それをまとめるには数日間しかなかったしね」 「ただ、ローマでは(アマドゥ・)ディアワラが負傷したときに問い合わせがあったよ」 2020.06.10 22:12 Wed
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ウディネーゼの新鋭WBを巡って争奪戦! インテルがレースをリードか?

ウディネーゼのU-21イタリア代表DFデスティニー・ウドジェ(19)を巡って熾烈な争奪戦が起きているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏が報じている。 ナイジェリアにルーツを持ちイタリアで生まれ育ったウドジェは、187cmの左サイドバック。エラス・ヴェローナでプロデビューを飾ると、昨夏に買い取り義務付きのレンタルでウディネーゼに新天地を求めた。 ウディネーゼでは加入1年目となった今シーズンに左ウイングバックを主戦場にリーグ戦35試合に出場し、5ゴール3アシストの鮮烈な活躍を見せた。 サイドプレーヤーとして恵まれた体躯に加え、スタミナ、スピード、パワーとフィジカル能力が非常に高く、攻守両面で強度を発揮できる万能型。とりわけ、積極果敢にスペースをアタックする推進力、一定水準以上の技術を持つ攻撃性能は、利き足は異なるものの、ドイツ代表DFロビン・ゴセンスやオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースらを彷彿とさせる。 その逸材DFに関してはユベントス、トッテナム、インテルの3クラブが獲得に強い関心を示している模様。 ユベントスは以前から左サイドバックの補強を目指し、トッテナムはスペイン代表DFセルヒオ・レギロンの売却が濃厚と見られる中、ビジャレアルのエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンらをすでにリストアップ。一方、インテルはクロアチア代表MFイバン・ペリシッチの後釜を探す。 そういった中、いずれもウディネーゼや選手の代理人サイドに接触を図っているようだ。 直近ではインテルが代理人のステファノ・アントネッリ氏と話し合いを実施。会談後に同氏は、「それはポジティブな最初の会談だった。我々は今後も常に最新情報を確認する。彼(ウドジェ)がインテルに行く可能性? それらは将来的に検討されるスピーチだ」と、好感触だったことを認めている。 なお、ウディネーゼは今夏のウドジェ売却に前向きではないものの、2000万ユーロ(約28億1000万円)程度のオファーが届いた場合、交渉の席に着く考えはあるようだ。 2022.06.15 07:30 Wed

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