ローマ熊谷紗希が嗅覚発揮の先制点奪取!デュエル勝利数も評価されインテル戦MVPにも選出

2024.03.30 20:40 Sat
先制点を挙げ、祝福を受けるローマの熊谷紗希
Getty Images
先制点を挙げ、祝福を受けるローマの熊谷紗希
ローマのなでしこジャパンDF熊谷紗希が、チームの勝利に大きく貢献した。
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29日、女子セリエA上位プレーオフ第3節、アウェイで4位インテルと対戦した首位のローマ。熊谷は[4-3-3]のアンカーで、南萌華はセンターバックの一角でフル出場した。開始早々の6分、左CKを得たローマはショートコーナーを用い、マヌエラ・ジュリアーノのループシュート性のクロスがクロスバーを叩く。跳ね返ったボールが相手DFに当たると、ゴール前の熊谷がこぼれ球にいち早く反応して押し込んだ。
60分に追い付かれたローマだが、89分のサンネ・トロエルスガードのゴールで勝ち越し。試合数にばらつきはあるものの、2位ユベントスに勝ち点13差を付け、2季連続のスクデット獲得へ大きく前進した。

ここぞの場面で勝負強さを見せた熊谷は、先制点に加え、この試合の最多デュエル勝利数(9回)を記録したことなどが評価され、MVPにも選出されている。


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ローマ・フェンミニーレでプレーするなでしこジャパンDF熊谷紗希が「ゴールデンフット賞」を受賞した。 「ゴールデンフット賞」とは、28歳以上の現役サッカー選手に与えられる賞。2003年にモナコ公国の太公アルベール2世らの支援により設立。世界中のサッカーファンによるインターネット投票とゴールデンフットのメディアパートナーの代表者によってノミネートされた10人の現役選手の中から選ばれる。 受賞者は足型が取られ、モナコの海岸通りに並べて掲示。選手は生涯で1度しか受賞できない賞となっている。また、引退した選手は「All Time Legend」として賞が与えられる。 2003年の第1回では元イタリア代表FWロベルト・バッジョが受賞。その後もアンドリー・シェフチェンコやロナウジーニョ、ズラタン・イブラヒモビッチ、アンドレス・イニエスタ、クリスティアーノ・ロナウドなど名だたる選手が受賞している。 2024年の表彰が行われ、男子はインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが受賞していた中、2022年から始まった女子の表彰で熊谷が選ばれることとなった。 日本人では、レジェンドとして2014年に元日本代表MFの中田英寿氏が受賞しているが、現役選手で選ばれたのは初となる。 熊谷は自身のインスタグラムで受賞を報告。「ゴールデンフット賞を受賞しました。このような名誉ある賞を受賞できて、本当に光栄です。また、日本人としてこの賞を受賞できたことも誇りに思います。私を支えてくれている全ての人たちに感謝して、また日々精進していきたいと思います。たくさんのメッセージ本当にありがとうございました」と綴り、ドレスアップし、自身の足型を持って報告。オールタイム・レジェンド賞を受賞した元スペイン代表DFジェラール・ピケ氏、元ポルトガル代表MFマヌエル・ルイ・コスタ氏、元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏との写真も投稿している。 現在34歳の熊谷は、常盤木学園高校から2009年に浦和レッドダイヤモンズ・レディース(現:三菱重工浦和レッズ・レディース)に加入。早くから海外へと渡り、フランクフルト、リヨン、バイエルンとヨーロッパの名門クラブでプレー。リヨン時代には7度のリーグ優勝と5度の女子チャンピオンズリーグ(UWCL)優勝を経験。バイエルン時代にもリーグ優勝を経験すると、ローマでもリーグ優勝を果たしていた。 なでしこジャパンとしても2011年のドイツ女子ワールドカップで優勝を経験しており、国際Aマッチで157試合に出場している。 <span class="paragraph-title">【写真】ドレスアップした熊谷紗希が「ゴールデンフット賞」受賞を報告</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DB1DqTWMCOU/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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