長期戦覚悟で約49億円まで値下げへ…バルセロナがフェリックスの買取OP付き再レンタル希望
2024.03.23 17:14 Sat
バルセロナはポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)を来シーズンもレンタルすべく動いているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。
今シーズン、アトレティコ・マドリーから買い取りオプションなしの1年間のレンタルでバルセロナへ移籍しているフェリックス。左ウイングを主戦場に、ここまで公式戦34試合で9ゴール5アシストとまずまずの活躍を見せている。
バルセロナはそんなフェリックスを来シーズンも戦力として数えたいようで、3000万ユーロ(約49億3000万円)以下の買い取りオプションが付帯するレンタル移籍を希望しているとのこと。ファリックス自身もアトレティコに戻るつもりはなく、もう1年バルセロナでプレーしたいと考えている模様だ。
一方のアトレティコは、バルセロナ、もしくはサウジアラビアのクラブへの売却を希望。しかし、バルセロナに移籍金を支払う意思はなく、サウジアラビア行きに関してはフェリックスが望んでいないという。
交渉を主導する代理人のジョルジュ・メンデス氏は、バルセロナとアトレティコの双方が納得する形で決着をつけたいようだが、アトレティコはフェリックスを6500万ユーロ(約106億9000万円)と評価。再レンタルは受け入れたとしても、3000万ユーロ以下での買い取りオプションを希望するバルセロナとは大きな隔たりがある。
2019年夏にベンフィカから推定1億2600万ユーロ(約207億3000万円)でフェリックスを獲得したアトレティコ。契約は2029年6月まで残しているが、破格の買い取りオプションが付帯したレンタル移籍を認めることになるのだろうか。
今シーズン、アトレティコ・マドリーから買い取りオプションなしの1年間のレンタルでバルセロナへ移籍しているフェリックス。左ウイングを主戦場に、ここまで公式戦34試合で9ゴール5アシストとまずまずの活躍を見せている。
バルセロナはそんなフェリックスを来シーズンも戦力として数えたいようで、3000万ユーロ(約49億3000万円)以下の買い取りオプションが付帯するレンタル移籍を希望しているとのこと。ファリックス自身もアトレティコに戻るつもりはなく、もう1年バルセロナでプレーしたいと考えている模様だ。
交渉を主導する代理人のジョルジュ・メンデス氏は、バルセロナとアトレティコの双方が納得する形で決着をつけたいようだが、アトレティコはフェリックスを6500万ユーロ(約106億9000万円)と評価。再レンタルは受け入れたとしても、3000万ユーロ以下での買い取りオプションを希望するバルセロナとは大きな隔たりがある。
また、バルセロナはこの交渉において自分たちの方が有利なことを自覚しているとのこと。時間が解決し、アトレティコが折れる可能性があることから、決着を焦っていないという。
2019年夏にベンフィカから推定1億2600万ユーロ(約207億3000万円)でフェリックスを獲得したアトレティコ。契約は2029年6月まで残しているが、破格の買い取りオプションが付帯したレンタル移籍を認めることになるのだろうか。
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「現状に満足している」バルセロナ会長が今夏の移籍市場を総括…ギュンドアンら個別のトピックにも言及
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href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1878528528754618798?ref_src=twsrc%5Etfw">January 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">シュチェスニ退場直後に<br>ロドリゴのFKが炸裂<br>数的優位となった<br>マドリーが反撃開始<br><br>スーペルコパ決勝<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%8A?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#バルセロナ</a><br><br><a href="https://t.co/QVaHndy0Tg">https://t.co/QVaHndy0Tg</a> <a href="https://t.co/ffyhXcDark">pic.twitter.com/ffyhXcDark</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1878540693188341957?ref_src=twsrc%5Etfw">January 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.13 06:08 Mon2
ダニ・オルモとパウ・ビクトルの選手登録が暫定で承認、政府介入の特例措置
国立スポーツ評議会(CSD)は8日、バルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモ(26)とスペイン人FWパウ・ビクトル(23)の選手登録を暫定的に認めること発表した。 ラ・リーガとスペインサッカー連盟(RFEF)は、バルセロナが12月31日までにファイナンシャルフェアプレーの問題を解決できていなかったことからダニ・オルモとパウ・ビクトルの選手登録を抹消としていた。 しかしバルセロナはCSDに異議申し立てを行い、この度暫定登録を勝ち取った。CSDは声明にて「クラブと選手に対する深刻な経済的およびスポーツ的ダメージを避けるため」と理由を発表。 最終決定には約3カ月かかるとも報じられる中、この暫定措置によりサウジアラビア遠征に帯同している両選手は12日に行われるスーペル・コパ決勝で出場可能となった。 なお、CSDの暫定措置に対し、ラ・リーガは即座に控訴の姿勢を打ち出している。 2025.01.09 08:00 Thu3
アトレティコがダニ・オルモ登録問題に声明「非常に危険な前例になる」
アトレティコ・マドリーは9日、国立スポーツ評議会(CSD)がバルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモ(26)とスペイン人FWパウ・ビクトル(23)の選手登録を暫定的に認めたことに対して声明を発表した。 スペイン政府介入による特別措置を受けたバルセロナ。アトレティコは今後のスペインサッカー界に強い懸念を示した。 「アトレティコ・マドリーはCSDが8日に下した裁定により、スペインサッカー界に深い懸念が生じたことを訴えたい。我々はこの決定が現行システムを危機に晒し、ルール自体に疑問を投げかける状況になったと考えている」 「我々を始め、ラ・リーガに加盟するクラブはファイナンシャルフェアプレーの規則を遵守しており、今後も尊重していくつもりだ。近年の競争力を維持するには多大な労力を要するが、努力している」 「しかし、今回の政府介入は今後、ルール違反や重大な間違いへの扉を開くものになるような非常に危険な前例になる。アトレティコは厳格かつ責任ある経営を貫く。全ての人にとって明確で平等なルールがなければ公正な競争は不可能となる」 2025.01.10 09:45 Fri4
選手登録できないダニ・オルモ、パウ・ビクトルもサウジアラビアへ…バルサは28名でスーペル・コパに臨む
選手の登録を巡り問題が発生しているバルセロナだが、クラブは強い態度を崩さないようだ。 バルセロナは、夏に獲得したスペイン代表MFダニ・オルモ、そしてFWパウ・ビクトルに関して、特例措置を利用して選手登録を行っていた。 慢性的な財政難に陥り、自転車操業状態が続いているバルセロナ。ダニ・オルモやパウ・ビクトルはそもそも登録不可能だったが、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンの長期離脱を利用し、特例措置を受けていた。 その登録期限は2024年12月31日まで。バルセロナは、ラ・リーガが定めたサラリーキャップ制度に違反しており、資金を調達しない限り両選手は登録が抹消されることとなっていた。 バルセロナはそれを逃れようと特例措置の延長を求めたが、当初から決められていた期限が変更されることはなく、ラ・リーガ、スペインサッカー連盟(RFEF)が共同で完全拒否の声明を発表。2人はフリーの状態となっている。 それでも抵抗を続けているバルセロナだが、規則を守らない限りはメンバーに復帰させることは不可能。しかし、サウジアラビアで行われるスーペル・コパに向けたメンバーにはダニ・オルモ、パウ・ビクトルの両者が名を連ねることとなった。 試合は9日に行われる中、両選手の出場資格は現時点でなし。ただ、バルセロナは諦めておらず、7日にも予防的な措置を要求し、それが成功すると踏んでいるようだ。 いずれにしても、バルセロナが望む結末になるためには資金を手にする以外はない状況。ラ・リーガとRFEFの規則の問題点を突きたい考えもあるようだが、どういった結末を迎えるだろうか。 2025.01.06 23:35 Mon5