三笘薫への危険なタックルが批判されたホルゲイトに大量の人種差別メッセージ、本人が一部を公開…クラブも声明「強い言葉で非難する」
2024.02.21 10:01 Wed
三笘薫へのタックルで一発退場となったホルゲイト
シェフィールド・ユナイテッドのDFメイソン・ホルゲイトが自身が受けた人種差別を訴え、クラブも声明を発表した。事の発端は、18日に行われたプレミアリーグ第25節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でのプレー。11分、日本代表MF三笘薫に対し、ホルゲイトは悪質で危険なタックルを見舞うと、イエローカードが提示されたが、VARチェック、オン・フィールド・レビューの結果、一発退場となっていた。
明らかに無謀なチャージで、三笘に重傷を負わせる可能性があったプレーには、現地でも批判的な目が向けられることに。また、判定に不服そうなホルゲイトの態度も問題視されていた。
そんな中、ホルゲイトには多くの批判と共に、人種差別的なメッセージがSNSを通じて送られたとのこと。本人が届いたメッセージを共有しながら、被害を訴えた。
「週末にチームメイト、クラブ、ファンを失望させたことは謝るしかない」
「スポーツとして、社会として、僕たちはもっと取り組む必要があり、人種差別に影響を与える必要がある!」
ホルゲイトに対しては、プレーへの批判ではなく、人格や人種を傷つけるコメントが多く寄せられている中、所属するシェフィールド・ユナイテッドも声明を発表。いかなる人種差別も許されないとした。
「シェフィールド・ユナイテッドは、日曜日のプレミアリーグのブライトン&ホーヴ・アルビオン戦後に、メイソン・ホルゲートが受けた人種差別的虐待を可能な限り強い言葉で非難します」
「我々はメイソンをサポートし、彼がソーシャルメディアでこのことを明らかにしたことを称賛します」
「クラブは関係機関と協力し、調査を進めます。我々のゲームには人種差別が入る余地はありません」
確かに問題あるプレーではあったが、プレーと人種は関係のないもの。いかなる理由でも、人種差別は許されるものではない。
明らかに無謀なチャージで、三笘に重傷を負わせる可能性があったプレーには、現地でも批判的な目が向けられることに。また、判定に不服そうなホルゲイトの態度も問題視されていた。
「週末にチームメイト、クラブ、ファンを失望させたことは謝るしかない」
「しかし、この48時間はとても難しかった。僕のソーシャルメディア全体で、絶え間ない人種差別的な虐待…これがメッセージの一部だ」
「スポーツとして、社会として、僕たちはもっと取り組む必要があり、人種差別に影響を与える必要がある!」
ホルゲイトに対しては、プレーへの批判ではなく、人格や人種を傷つけるコメントが多く寄せられている中、所属するシェフィールド・ユナイテッドも声明を発表。いかなる人種差別も許されないとした。
「シェフィールド・ユナイテッドは、日曜日のプレミアリーグのブライトン&ホーヴ・アルビオン戦後に、メイソン・ホルゲートが受けた人種差別的虐待を可能な限り強い言葉で非難します」
「我々はメイソンをサポートし、彼がソーシャルメディアでこのことを明らかにしたことを称賛します」
「クラブは関係機関と協力し、調査を進めます。我々のゲームには人種差別が入る余地はありません」
確かに問題あるプレーではあったが、プレーと人種は関係のないもの。いかなる理由でも、人種差別は許されるものではない。
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3日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の最終節が一斉開催。優勝チーム、昇格プレーオフチーム、降格チームが決定した。 リーズ・ユナイテッドとバーンリーのプレミアリーグ昇格はすでに決定していた中、最終節の時点で勝ち点が並ぶ両者は優勝を争っての最終節となった。 首位のリーズは日本代表MF田中碧が所属。降格圏のプリマス・アーガイルとアウェイで対戦した中、先制許す苦しい展開に。それでもウィルフレッド・ニョントのゴールで後半に追いつくと、同点のまま終わるかと思われた、後半アディショナルタイムにマノー・ソロモンが値千金の逆転ゴール。田中は79分までプレーした中、チームは1-2で勝利し、見事に優勝を果たした。 なお、勝ち点は100に到達。2位のバーンリーもミルウォールをホームに迎えてしっかりと勝利、勝ち点100に。2チームが勝ち点差100を達成した中、リーズが見事な優勝を果たした。 3位から6位に与えられる昇格プレーオフ圏も熾烈な争いに。シェフィールド・ユナイテッドの3位、サンダーランドの4位が確定していた中、5位と6位が未定の状態だった。 この争いでは、5位のブリストル・シティに平河悠、6位のコヴェントリー・シティに坂元達裕、8位のブラックバーンに大橋祐紀が所属している。 最終節ではブラックバーンはシェフィールド・ユナイテッドと対戦。50分に大橋がゴールを奪い、今季のチャンピオンシップで9点目を記録。勝利が必要だった中、59分に追いつかれてしまい1-1のドロー。7位でシーズンをフィニッシュすることとなり、昇格プレーオフ行きを逃した。 7位のミルウォールはバーンリーと対戦して敗れて8位に転落。6位のコヴェントリーは9位のミドルズブラと対戦した中、坂元が先発出場。44分にジャック・ルドニのゴールをアシストすると、ルドニは87分にもゴールを決めて2-0で勝利した。 5位のブリストルは残留を争う20位のプレストン・ノースエンドと対戦。平川は先発フル出場を果たすと、チームは2-2のドローに終わり、6位でフィニッシュ。コヴェントリーが5位に浮上し、坂元と平河がプレミアリーグ昇格の残りの1枠を狙える状況となっている。 また、下位に目を移すと、すでに最下位で降格が決まっているカーディフ・シティと14位のノリッジ・シティと対戦。アーセナル時代のチームメイトであるジャック・ウィルシャーとアーロン・ラムジーが監督として対戦した中、4-2でノリッジが勝利した。 リーズに敗れたプリマスも降格が決まっていた中、降格圏の22位に位置していたハル・シティがポーツマスと1-1のドローで勝ち点を49に。21位に位置していた橋岡大樹所属のルートン・タウンはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)と対戦し5-3で惨敗。この結果、ルートンが22位に転落して3部降格となってしまった。橋岡はメンバー外だった。 なお、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の斉藤光毅はメンバー外。ストーク・シティの瀬古樹はベンチ入りも出番はなかった。 <h3>◆チャンピオンシップ最終節</h3> ブリストル・シティ(平河悠) 2-2 プレストン・ノースエンド バーンリー 3-1 ミルウォール コヴェントリー・シティ(坂元達裕) 2-0 ミドルズブラ ダービー・カウンティー 0-0 ストーク・シティ(瀬古樹) ノリッジ・シティ 4-2 カーディフ・シティ プリマス・アーガイル 1-2 リーズ・ユナイテッド(田中碧) ポーツマス 1-1 ハル・シティ シェフィールド・ユナイテッド 1-1 ブラックバーン(大橋祐紀) サンダーランド 0-1 QPR(斉藤光毅) スウォンジー・シティ 3-3 オックスフォード・ユナイテッド ワトフォード 1-1 シェフィールド・ウェンズデイ WBA 5-3 ルートン・タウン(橋岡大樹) <h3>◆チャンピオンシップ順位表</h3> 1位:リーズ・ユナイテッド 勝ち点100/+65 2位:バーンリー 勝ち点100/+53 ーーーープレミア昇格 3位:シェフィールド・ユナイテッド 勝ち点90/+27 4位:サンダーランド 勝ち点76/+14 5位:コヴェントリー・シティ 勝ち点69/+6 6位:ブリストル・シティ 勝ち点68/+4 ーーーープレミア昇格PO 7位:ブラックバーン 勝ち点66/+5 8位:ミルウォール 勝ち点66/-2 9位:WBA 勝ち点64/+10 10位:ミドルズブラ 勝ち点64/+8 11位:スウォンジー・シティ 勝ち点61/-5 12位:シェフィールド・ウェンズデイ 勝ち点58/-9 13位:ノリッジ・シティ 勝ち点57+3 14位:ワトフォード 勝ち点57/-8 15位:QPR 勝ち点56/-10 16位:ポーツマス 勝ち点54/-13 17位:オックスフォード・ユナイテッド 勝ち点53_-16 18位:ストーク・シティ 勝ち点51/-17 19位:ダービー・カウティ 勝ち点50/-8 20位:プレストン・ノースエンド 勝ち点50/-11 21位:ハル・シティ 勝ち点49/-10 ーーーー降格 22位:ルートン・タウン 勝ち点49/-24 23位:プリマス・アーガイル 勝ち点46/-37 24位: カーディフ・シティ 勝ち点44/-25 <span class="paragraph-title">【動画】リーズのリーグ優勝セレモニー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OuFyyCoH0g0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.03 23:28 Sat2
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