ガーナら敗戦にエジプト&ナイジェリアも取りこぼす波乱…GS初戦が終了【CAN2023】
2024.01.19 00:55 Fri
アフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023のグループステージ第1節が終了した。
コートジボワールで開催中の今大会は24チームが6グループに分かれ、グループ上位2チーム、グループ3位の上位4チームが決勝トーナメントに進出するレギュレーションとなっている。
グループAでは開催国のコートジボワールがギニアビサウとの開幕戦に2-0の勝利。セコ・フォファナの開始早々の先制点で流れを掴んでそのまま押し切る快勝スタートとなった。その開催国と共に突破の本命に挙がるナイジェリアはエースのオシムヘンがゴールを挙げたが、格下の赤道ギニア相手にまさかの1-1のドロースタートとなった。
大会最多優勝国のエジプト、ガーナが同居するグループBではその2強が勝ち点を取りこぼす波乱の初戦に。モザンビークと対戦したエジプトは開始早々に先制に成功したが、後半序盤の連続失点で逆転を許す。その後、後半アディショナルタイム7分にサラーが決めたPKによる同点ゴールで辛くもドローに持ち込んだ。一方のガーナはカーボベルデ相手に後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを奪われ、まさかの1-2の敗戦スタートとなった。
グループCでは大会連覇を目指すセネガルが20歳の新鋭MFカマラの2ゴールなどでガンビアに3-0の快勝スタート。同じく本命に挙がるカメルーンはギニア相手に勝ち切れず、1-1のドロースタートとなった。
グループEは好タレントを擁するマリが、南アフリカを相手にレアル・ソシエダDFアマリ・トラオレらのゴールで2-0の快勝。一方、北アフリカの強豪であるチュニジアはナミビア相手に後半終盤の失点によって0-1の敗戦を喫している。
グループFではカタール・ワールドカップ(W杯)でアフリカ勢史上初のベスト4進出を成し遂げたモロッコが、サイス、ウナイ、エン=ネシリとW杯でも活躍した主力のゴールによってタンザニアに3-0の快勝。DRコンゴvsザンビアは1-1のドロー決着となった。
◆グループA
コートジボワール 2-0 ギニアビサウ
ナイジェリア 1-1 赤道ギニア
◆グループB
エジプト 2-2 モザンビーク
ガーナ 1-2 カーボベルデ
◆グループC
セネガル 3-0 ガンビア
カメルーン 1-1 ギニア
◆グループD
アルジェリア 1-1 アンゴラ
ブルキナファソ 1-0 モーリタニア
◆グループE
チュニジア 0-1 ナミビア
マリ 2-0 南アフリカ
◆グループF
モロッコ 3-0 タンザニア
DRコンゴ 1-1 ザンビア
コートジボワールで開催中の今大会は24チームが6グループに分かれ、グループ上位2チーム、グループ3位の上位4チームが決勝トーナメントに進出するレギュレーションとなっている。
グループAでは開催国のコートジボワールがギニアビサウとの開幕戦に2-0の勝利。セコ・フォファナの開始早々の先制点で流れを掴んでそのまま押し切る快勝スタートとなった。その開催国と共に突破の本命に挙がるナイジェリアはエースのオシムヘンがゴールを挙げたが、格下の赤道ギニア相手にまさかの1-1のドロースタートとなった。
グループCでは大会連覇を目指すセネガルが20歳の新鋭MFカマラの2ゴールなどでガンビアに3-0の快勝スタート。同じく本命に挙がるカメルーンはギニア相手に勝ち切れず、1-1のドロースタートとなった。
グループDでは優勝候補に挙がるアルジェリアがアンゴラ相手に1-1のドロースタートとなったなか、ブルキナファソがモーリタニア相手に後半アディショナルタイムの劇的ゴールによって1-0で勝利。本命を抑えてグループ首位に立つ。
グループEは好タレントを擁するマリが、南アフリカを相手にレアル・ソシエダDFアマリ・トラオレらのゴールで2-0の快勝。一方、北アフリカの強豪であるチュニジアはナミビア相手に後半終盤の失点によって0-1の敗戦を喫している。
グループFではカタール・ワールドカップ(W杯)でアフリカ勢史上初のベスト4進出を成し遂げたモロッコが、サイス、ウナイ、エン=ネシリとW杯でも活躍した主力のゴールによってタンザニアに3-0の快勝。DRコンゴvsザンビアは1-1のドロー決着となった。
◆グループA
コートジボワール 2-0 ギニアビサウ
ナイジェリア 1-1 赤道ギニア
◆グループB
エジプト 2-2 モザンビーク
ガーナ 1-2 カーボベルデ
◆グループC
セネガル 3-0 ガンビア
カメルーン 1-1 ギニア
◆グループD
アルジェリア 1-1 アンゴラ
ブルキナファソ 1-0 モーリタニア
◆グループE
チュニジア 0-1 ナミビア
マリ 2-0 南アフリカ
◆グループF
モロッコ 3-0 タンザニア
DRコンゴ 1-1 ザンビア
U-24エジプト代表の関連記事
アフリカ・ネーションズカップの関連記事
|
|
U-24エジプト代表の人気記事ランキング
1
エジプト代表の新指揮官はホッサム・ハッサン氏に決定! 歴代最多得点のレジェンドFW
エジプトサッカー協会(EFA)は6日、ホッサム・ハッサン氏(57)のエジプト代表監督就任を発表した。 アフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023を未勝利でのベスト16敗退となったエジプト。この成績不振を受け、4日にルイ・ヴィトーリア監督の解任が発表されていた。 その後任に関してはフランス女子代表を率いるエルヴェ・ルナール監督ら外国人指揮官の招へいが有力視されていたが、最終的にエジプト人指揮官の就任が決定した。 ハッサン氏は現役時代に国内屈指の名門アル・アハリ、ザマレクなどで活躍したストライカーで、エジプト代表では歴代2位の176試合に出場し、歴代最多68ゴールを挙げたレジェンド中のレジェンドだ。 指導者としては古巣アル・アハリ、ザマレク、アル・マスリといった国内クラブに、2013年から2014年まではヨルダン代表も指揮していた。 2024.02.07 08:30 Wed2
元スパーズのミドが古巣の監督を解任…チームはリーグ2位に位置
▽エジプトのザマレクは10日、アーメド・ホッサム・ミド監督(32)を解任した。クラブ公式サイトで発表されている。 ▽ミド監督は、かつてアヤックスやトッテナム、ローマなどでプレー。エジプト代表FWとしても活躍し、代表通算50試合出場19得点を記録していた。2013年にバーンズリーで現役を引退し、2014年1月にキャリアをスタートさせたザマレクで監督に就任。就任半年で解任されていたが、今年1月に再就任。しかし、37日間で2度目の解任となった。 ▽ザマレクは、今シーズンのエジプトリーグで現在2位につけており、首位のアル・アハリとは勝ち点差7。しかし、ここ3試合で1分け2敗と勝利から見放されていた。 2016.02.10 20:31 Wed
3
PK戦を制したエジプトが4大会ぶりの決勝進出を決める!《アフリカ・ネイションズカップ》
▽1日にアフリカ・ネイションズカップ2017の準決勝、ブルキナファソ代表vsエジプト代表が行われ、延長戦までもつれ込んだ試合は1-1でタイムアップ。その後行われたPK戦を4-3で制したエジプトが決勝進出を決めた。 ▽準々決勝でチュニジア代表を2-0で下したブルキナファソ(グループA1位)と、モロッコ代表を1-0で下したエジプト(グループD1位)の一戦。 ▽4大会ぶりの決勝進出を狙うエジプトは、サラーやエル・モハマディ、サイードの主力を起用。一方、2大会ぶりの決勝進出を狙うブルキナファソは、現在3得点で得点ランクトップに立つナクルマやバートランド・トラオレなど、好調の攻撃陣を起用した。 ▽試合序盤は、ブルキナファソが積極的に仕掛ける。8分、クロスのこぼれ球をトゥーレがボックス左手前からインサイドで丁寧に左隅を狙うも、GKエル・ハダリがパンチングで防ぐ。 ▽立ち上がりにゴールを脅かされたエジプトは17分、ボックス左のマフムード・ハッサンがカットインからのシュートでゴールを脅かすと、38分にもボックス手前でパスを受けたカフラバが、巧みな反転からミドルシュート。キーパーの手前でワンバウンドしたシュートもGK16クアクが落ち着いて対処し、ゴールレスのまま試合は折り返す。 ▽その後も一進一退の攻防が続くと後半半ば、エジプトがついに均衡を破る。66分、右サイドからのクロスをカフラバがワントラップし、ボックス右手前に落とすと、反応したサラーが左足でシュート。これがゴール左上に突き刺さり、エジプトが先制に成功する。 ▽一方、先制を許したブルキナファソは73分、ボックス内右でヤゴが粘って落とすと、カボレがクロスを供給。これを中央のバンセが胸トラップし、右足でゴール左に流し込み同点に追いつく。 ▽試合終盤にかけてはブルキナファソが同点に追いついた勢いそのままにエジプトゴールに迫るも、GKエル・ハダリを中心としたエジプトのディフェンスを崩し切ることができず。さらに延長戦でも決着が付かず、決勝への切符はPK戦にゆだねられた。 ▽運命のPK戦、エジプトの一人目サイードが左隅を狙うも、GKクアクが触ると、ポストに直撃し、先攻チームがいきなりミス。一方、後攻のブルキナファソは、3人目まで成功すると、4人目のキッカーはGKクアク。だが、先ほど好守を見せたクアクの右上に放ったシュートは、GKエル・ハダリがファインセーブで弾き出し、勝負は振り出しに。迎えた5人目、エジプトが成功も後攻ブルキナファソの5人目のキッカーとなったバートランド・トラオレの右隅に放ったシュートは、GKエル・ハダリがブロックし、白熱の一戦はようやく決着。守護神の活躍でPK戦を制したエジプトが4大会ぶりの決勝進出を決めた。 2017.02.02 08:09 Thu4
W杯最年長出場を記録した45歳のエジプト代表GKエル・ハダリが代表引退を表明
▽ロシア・ワールドカップで最年長出場記録を更新したエジプト代表GKエッサム・エル・ハダリ(45)が、エジプト代表からの引退を発表した。自身のフェイスブック(Essam El-Hadary)で報告した。 ▽エル・ハダリは、1996年3月にエジプト代表デビューを果たすと、通算159試合に出場。アフリカ・ネイションズカップで4度の優勝経験を誇る、エジプトのレジェンド的存在の選手だ。 ▽ロシア・ワールドカップに臨むエジプト代表にも選出されるも、正守護神はGKモハメド・エル・シェナウィが務めていた。しかし、グループステージ第2戦のロシア代表戦を終えた段階で負傷。第3戦目のサウジアラビア代表戦にエル・ハダリが先発した。これにより、コロンビア代表GKファリド・モンドラゴンが持っていた43歳という記録を更新。45歳のエル・ハダリは、PKセーブなど活躍を見せたが、チームを勝利に導くことはできなかった。 ▽エル・ハダリは、自身のフェイスブックで代表引退を表明。これまでのキャリアを振り返り、感謝の気持を述べている。 「今日は、エジプト代表のユニフォームを来た最初の試合から、22年4カ月12日。私のグローブをかけるのに一番良い瞬間だと思いました。神は、私が全てを達成するのを助けてくれた後、私の最愛のチームとともに成し遂げることを夢見ました。そして、エジプト人を喜ばせることができました」 「159試合の国際試合で代表チームとしてプレーしたこと、前例の無い成果を果たしたことを私は非常に誇りに思っています」 「過去数年間、自分のミッションが成功したと願っています。私は自分の人生の困難に耐えた家族に本当に感謝しています。そして、私の父は神の慈悲のため、私に与えたものの、してくれたこと、継続的なサポートに感謝します」 2018.08.07 13:30 Tue5
