ユーロ本大会出場が決定した前回王者イタリア、指揮官は「この結果が必要だった」

2023.11.21 10:10 Tue
ユーロ本大会出場を決めたルチアーノ・スパレッティ監督
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ユーロ本大会出場を決めたルチアーノ・スパレッティ監督
イタリア代表ルチアーノ・スパレッティ監督が、ユーロ本大会出場決定を喜んだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
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20日、ユーロ2024予選グループC最終節でウクライナ代表と対戦したイタリア。引き分け以上で本大会出場が決まる一戦は一進一退の攻防が続き、チャンスは作るも決めきれない時間帯が続く。終盤には突破のため勝利が必要な相手チームに攻め込まれる場面がありながらも最後まで失点を許さず、ゴールレスドローに終わった。前回大会で優勝しているユーロへの本大会出場を決めたスパレッティ監督は、2大会連続でワールドカップ(W杯)本大会出場を逃したチームにとってこれは必要な結果だったと喜びを噛みしめている。
「フットボールに簡単なことや明白なものはないと思っている。我々は前半、自分たちをより安全な立場における場面がいくつもあった。だが、それを活かせなければ、試合はより泥臭くよりフィジカルなものになるのは避けられないだろう」

「こうなれば、もう我々のフットボールをするどころではなくなってしまう。ウクライナはしっかり整備されたチームであり、我々を苦しめてきた。緊張感に満ちた試合だったと思う。それでも、我々はやるべきことをやった」
「すでにユーロでの優勝を経験している選手たちは、それが偶然ではないと証明する必要があった。そして新たに加わった選手たちは、イタリア国民のためタイトルを取り戻し、国全体に自分たちが王者だと感じさせることが何を意味するかについて理解する必要があっただろう」

「我々のスタートは絶好調だったが、その後はケガ人や賭博問題もあってグループリーグをひっくり返しかねない試合が2度あった。今回の相手であるウクライナは戦力が整っており、予選を突破する可能性さえある強豪だっただろう。困難もあったが、それを乗り越えられた。今は楽しむチャンスがあり、チームを作る時間もできたと思う」

「私はより多くの知識を持ち、選手たちを見て指導し、ガブリエレ・グラヴィナ会長と組織を作り上げようとしている。この結果は、安心感を与えてくれるものだ。我々は誰もが、この結果に執着していた。我々はよく『イタリアにはこの結果が必要だった』と言ってきたよ。そして、これからが本番だ」

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「これがレ・ブルーの真の姿」殊勲のラビオ&ディーニュがイタリア撃破の手応え語る

敵地でのイタリア代表撃破に貢献したレ・ブルーの殊勲の2選手が大一番でチームが見せたパフォーマンスに満足感を示した。 フランスは17日、敵地で行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ2最終節のイタリア代表戦を3-1で勝利した。この結果、チームは逆転でのグループ首位通過を成し遂げた。 その大一番で前半立ち上がりと後半半ばに見事なヘディングでのゴールを決めたMFアドリアン・ラビオは、フランス『TF1』のフラッシュインタビューで慣れ親しんだイタリアの地での活躍を振り返った。 「全員が一丸となって戦った試合は久しぶりだね。闘志、チームスピリットは特筆すべき点だ。前回対戦に比べればリベンジする余地があったし、これがレ・ブルーの真の姿だ」 「僕自身はイタリアで長い時間を過ごしてきたけど、今日ははかなり良かったね。(試合会場の)サン・シーロは僕にぴったりのスタジアムだ。ACミラン戦で(ユベントスでの)初ゴールを決めたのもここだったんだ」 そのラビオの2ゴールをアシストし、惜しくも記録はオウンゴールになったものの、高精度の直接FKでゴールにも迫ったDFリュカ・ディーニュも、逆転での首位通過へ気概を示したチームのパフォーマンスを称えている。フランス『レキップ』が伝えている。 「僕らはそれ(逆転での首位通過)を信じていたよ。すべての要素を結集して別の面を見せれば、それは可能だとわかっていた。大きなスタジアムでの重要な試合だったからこそ、別の面を見せなければならなかった。質の高いものを多く見せなければならなかった。闘志を燃やさなければならなかったし、意欲とダイナミズムを持たなければならなかった」 「僕たちは常に良いグループだったし、良い反応を示して目標を達成できた。同時にグループが自ら成長していることを示せたと思うよ」 サン・シーロを本拠地とするミランのDFテオ・エルナンデスのコンディション不良もあってスタメンのチャンスが回ってきたなか、決定的な仕事を果たした自身のパフォーマンスについても良い仕事ができたと自賛している。 「一人のプレーヤーとしてビッグマッチでは、ピッチの上にいなければならないと思っているよ。そこにいることは本当に重要だった。フリーキック? それは取り組んでいることなんだ。クリストファー(・エンクンク)と一緒に、ヴィカーリオの位置取りを検討した。そして私は得点(オウンゴールを誘発)した」 2024.11.18 10:45 Mon

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