ミトロビッチ売却のフルアム、最下位エバートンからイウォビを引き抜きか?
2023.08.29 18:05 Tue
フルアムがエバートンのナイジェリア代表MFアレックス・イウォビ(27)の獲得を目指しているようだ。
今夏の移籍市場で、エースストライカーのセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチ(28)を移籍金4600万ポンド(約84億9000万円)でサウジアラビアに売却したフルアム。すでにウォルバーハンプトンからメキシコ代表FWラウール・ヒメネス(32)を獲得してストライカーの後釜は確保していることもあり、ミトロビッチの移籍金でその他のポジション強化を目指している。
そんな中、イギリス『デイリー・メール』によると、フルアムはイウォビに注目。エバートンで公式戦通算140試合に出場し、プレミアリーグでの経験も豊富なナイジェリア代表MFは即戦力になると計算しているようだ。
現在プレミアリーグ最下位に沈むエバートンは、補強資金確保のためイウォビ売却もやぶさかではない模様。今夏にビジャレアルからオランダ代表FWアルノー・ダンジュマ(26)、リーズ・ユナイテッドからイングランド人FWジャック・ハリソン(26)をそれぞれレンタルで獲得していることもあり、ショーン・ダイチ監督も売却を許可する可能性があるようだ。
アーセナルの下部組織出身であるイウォビは、2019年に加入したエバートンで主力に定着。今シーズンはプレミアリーグ開幕から2戦連続で先発出場していたが、第3節のウォルバーハンプトンは負傷により欠場していた。
今夏の移籍市場で、エースストライカーのセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチ(28)を移籍金4600万ポンド(約84億9000万円)でサウジアラビアに売却したフルアム。すでにウォルバーハンプトンからメキシコ代表FWラウール・ヒメネス(32)を獲得してストライカーの後釜は確保していることもあり、ミトロビッチの移籍金でその他のポジション強化を目指している。
そんな中、イギリス『デイリー・メール』によると、フルアムはイウォビに注目。エバートンで公式戦通算140試合に出場し、プレミアリーグでの経験も豊富なナイジェリア代表MFは即戦力になると計算しているようだ。
アーセナルの下部組織出身であるイウォビは、2019年に加入したエバートンで主力に定着。今シーズンはプレミアリーグ開幕から2戦連続で先発出場していたが、第3節のウォルバーハンプトンは負傷により欠場していた。
アレックス・イウォビの関連記事
フルアムの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
アレックス・イウォビの人気記事ランキング
1
ナイジェリアの“伝説”オコチャが息子と一緒に古巣フランクフルトの練習に登場
元ナイジェリア代表FWジェイ=ジェイ・オコチャ氏が古巣であるフランクフルトの練習を訪れた。クラブが公式SNSで伝えている。 エバートンのナイジェリア代表FWアレックス・イウォビの叔父にあたるオコチャ氏。現役時代にはトリッキーかつ多彩なドリブルを武器に欧州のクラブで活躍。1992年から4年間在籍したフランクフルトでは公式戦116試合に出場し25ゴール18アシストの数字を残した。 フランクフルト在籍時の1993年のカールスルーエ戦で、GKオリバー・カーンをボックス内で何度も翻弄して決めたゴールは今も伝説となっている。 オコチャ氏は5日に行われたファーストチームの練習を見学し、一緒に訪れた息子のエージェイはU-19チームの練習に参加したという。 フランクフルトのMF鎌田大地は日本代表の活動に合流しているため不在だが、MF長谷部誠はオコチャ氏と会った可能性が高い。 なお、長谷部は8月にドイツサッカーリーグ機構(DFL)の「ブンデスリーガ・レジェンド・ネットワーク」と契約しているが、オコチャ氏はそのアンバサダーも務めている。 <span class="paragraph-title">【動画】カーンを右に左に翻弄しまくるオコチャの伝説ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">Em 1993, Jay-Jay Okocha chamou Oliver Kahn para dançar e marcou um dos gols mais bonitos da história da Bundesliga. <a href="https://twitter.com/hashtag/SGE?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#SGE</a><a href="https://t.co/jhCx7GdMt7">pic.twitter.com/jhCx7GdMt7</a></p>— Eintracht Frankfurt (@Eintracht_por) <a href="https://twitter.com/Eintracht_por/status/1445402820421857282?ref_src=twsrc%5Etfw">October 5, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.10.07 06:35 Thu2
サラーやマネ、オーバメヤンらアフリカ年間最優秀選手候補10名が発表!
▽アフリカサッカー連盟(CAF)は14日、2018年の年間最優秀選手賞の候補を発表した。 ▽アフリカ出身のサッカー選手に送られる最高の賞である年間最優秀選手賞。最終候補には10名の選手が選出された。 ▽10名の中には、2017年に同賞を受賞したFWモハメド・サラー(エジプト/リバプール)やリバプールでコンビを組むMFサディオ・マネ(セネガル/リバプール)、その他、FWピエール=エメリク・オーバメヤン(ガボン/アーセナル)やMFリヤド・マフレズ(アルジェリア/マンチェスター・シティ)、DFメディ・ベナティア(モロッコ/ユベントス)などが名を連ねている。 ▽また、年間最優秀若手選手には3選手が選ばれており、DFアクラフ・ハキミ(モロッコ/ドルトムント)、MFフランク・ケシエ(コートジボワール/ミラン)、MFウィルフレッド・エンディディ(ナイジェリア/レスター・シティ)が候補に。最優秀監督候補には、セネガル代表を率いたアリウ・シッセ監督やモロッコ代表のエルヴェ・ルナール監督、アフリカ王者となりクラブ・ワールドカップに出場しているエスペランスのモワンヌ・シャーバニ監督が候補となっている。 ▽最終発表は、2019年1月8日。セネガルのダカールで開催されるCAFアワード2018で発表される。 ◆年間最優秀選手 アレックス・イウォビ (ナイジェリア/アーセナル) アンドレ・オナナ (カメルーン/アヤックス) アニス・バドリ (チュニジア/エスペランス) デニス・オニャンゴ (ウガンダ/マメロディ・サンダウンズ) メディ・ベナティア (モロッコ/ユベントス) モハメド・サラー (エジプト/リバプール) ピエール=エメリク・オーバメヤン (ガボン/アーセナル) リヤド・マフレズ (アルジェリア/マンチェスター・シティ) サディオ・マネ (セネガル/リバプール) ワリド・スリマン (エジプト/アル・アハリ) ◆年間最優秀若手選手 アクラフ・ハキミ(モロッコ/ドルトムント) フランク・ケシエ(コートジボワール/ミラン) ウィルフレッド・エンディディ(ナイジェリア/レスター・シティ) ◆年間最優秀監督 アリウ・シッセ監督(セネガル代表) エルヴェ・ルナール監督(モロッコ代表) モワンヌ・シャーバニ監督(エスペランス) 2018.12.14 21:10 Fri3
ナイジェリアが代表メンバー発表!オシムヘンやボニフェイス、イウォビなど豪華な攻撃陣が名を連ねる【CAN2023】
ナイジェリアサッカー協会(NFF)は29日、アフリカ・ネーションズカップ(CAN)に向けた同国代表メンバー25人を発表した。 2013年以来、4度目の優勝を目指す“スーパーイーグルス”。今大会ではグループAに入り、開催国のコートジボワール代表、赤道ギニア代表、ギニアビサウ代表と同居した。 ジョゼ・ぺセイロ監督は今大会に向けて、FWビクター・オシムヘン(ナポリ)やFWビクター・ボニフェイス(レバークーゼン)、MFアレックス・イウォビ(フルアム)、DFケネス・オメルオ(カスムパシャ)ら主力を順当に選出した。 ナイジェリアは初戦で赤道ギニア(1/14)、第2戦でコートジボワール(1/18)、最終戦でギニアビサウ(1/22)と対戦する。 今回発表されたメンバーは以下の通り。 ◆ナイジェリア代表メンバー25名 GK フランシス・ウゾホ(オモニア/キプロス) スタンリー・ヌワビリ(チッパ・ユナイテッド/南アフリカ) オロルンケレ・オジョ(エニンバ) DF ウィリアム・トルースト=エコング(PAOK/ギリシャ) ブライト・オサイ=サミュエル(フェネルバフチェ/トルコ) ケネス・オメルオ(カスムパシャ/トルコ) ソプルチュク・オニェマチ(ボアヴィスタ/ポルトガル) チドズィエ・アワズェム(ボアヴィスタ/ポルトガル) ザイドゥ・サヌシ(ポルト/ポルトガル) カルヴァン・バッシー(フルアム/イングランド) セミ・アジャイ(WBA/イングランド) オラ・アイナ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) MF ラファエル・オニェディカ(クラブ・ブルージュ/ベルギー) ジョー・アリボ(サウサンプトン/イングランド) ウィルフレッド・エンディディ(レスター・シティ/イングランド) フランク・オニェカ(ブレントフォード/イングランド) アレックス・イウォビ(フルアム/イングランド) FW ビクター・オシムヘン(ナポリ/イタリア) サミュエル・チュクウェゼ(ミラン/イタリア) アデモラ・ルックマン(アタランタ/イタリア) ケレチ・イヘアナチョ(レスター・シティ/イタリア) ビクター・ボニフェイス(レバークーゼン/ドイツ) ウマル・サディク(レアル・ソシエダ/スペイン) モーゼス・サイモン(ナント/フランス) アーメド・ムサ(スィヴァススポル/トルコ) 2023.12.30 07:00 Sat4
チェルシーがフルアムに劇的逆転勝利! ジョージのPL初ゴールにペドロ・ネトが後半AT弾【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第33節、フルアムvsチェルシーが20日にクレイブン・コテージで行われ、アウェイのチェルシーが1-2で逆転勝利した。 6位のチェルシーは9位フルアムとのロンドン・ダービーでリーグ3戦ぶりの白星を目指した。前節はイプスウィッチ・タウンに2点を先行されたなか、2-2のドローに持ち込むことが精いっぱいだった。続くカンファレンスリーグ(ECL)準々決勝2ndレグではホームでレギア・ワルシャワに1-2の敗戦。ECL本選初黒星も、2戦合計4-2でベスト4進出を決めた。 難敵とのアウェイ開催のダービーマッチでバウンスバックを図ったマレスカ監督は、リース・ジェームズ、ククレジャ、パーマー、ジャクソンを除く先発7人を変更。カイセドやエンソ・フェルナンデス、コルウィルら主力が復帰した。 キックオフ直後は元スパーズのセセニョンの果敢な仕掛けなどフルアムが勢いを持って入ったが、時間の経過とともにチェルシーが押し返していく。その流れでパーマーやジェームズがミドルレンジから足を振っていく。 一進一退の攻防が続くなか、先手を奪ったのはホームチーム。20分、相手陣内左サイドでジェームズを囲んで潰すと、そのまま縦に運んだセセニョンがペナルティアーク付近のイウォビに横パスを繋ぐ。イウォビはボックス内に運んで左足の対角シュートをゴール右下隅に突き刺した。 失点後はビハインドのチェルシーがボールを持つ展開となったが、フルアムのコンパクトな守備やDFバッシーを筆頭に対人の際を制す好守に手を焼く。ペドロ・ネトの高速クロスにジャクソンが飛び込む場面やパーマーが個人技で見せ場を作ったが、明確な決定機を作れないまま前半を終えた。 迎えた後半、チェルシーはジェームズとマドゥエケの右サイドの2人を下げてグスト、サンチョを投入。この交代でペドロ・ネトが右、サンチョが左に入った。 立ち上がりからエンジン全開で前に出たチェルシーは、フルアムを押し込んで厚みのある攻撃を続けていく。53分にはグストがミドルシュートを枠に飛ばしたが、これはGKレノの正面を突く。 以降もボックス内でペドロ・ネトやサンチョのシュートでゴールに迫るが、あと一工夫が足りないチェルシー。時間の経過とともに攻めあぐねる状況が続くと、78分にはジャクソンを諦めてジョージをピッチに送り出すと、この交代策が見事に嵌った。 83分、ロングフィードをボックス付近でペドロ・ネト、パーマーが競ったこぼれ球がペナルティアーク付近のジョージの足元に流れると、これを右足の正確なシュートでゴール左隅に流し込み、先日のカンファレンスリーグでの初ゴールに続いて値千金のプレミアリーグ初ゴールとした。 その後、グストの負傷でアダラビオヨのスクランブル投入を余儀なくされたものの、勝ち点3へ貪欲な姿勢を示したアウェイチームは後半アディショナルタイムの93分に劇的ゴールを奪った。パーマーとのパス交換で右サイド深くに侵攻したエンソからのグラウンダーの折り返しにボックス中央で反応したペドロ・ネトが鮮やかな反転から強烈な左足シュートをゴールネットに突き刺した。 そして、ジョージ、ネトの連続ゴールによって土壇場で試合を引っくり返したチェルシーがダービーで劇的な逆転勝利を飾り、暫定ながらCL出場圏内の5位に浮上した。 フルアム 1-2 チェルシー 【フルアム】 アレックス・イウォビ(前20) 【チェルシー】 ティリク・ジョージ(後39) ペドロ・ネト(後48) 2025.04.21 00:41 Monフルアムの人気記事ランキング
1
【2024-25 プレミアリーグ前半戦ベストイレブン】首位快走リバプールから最多4人選出
2025-24シーズンのプレミアリーグ前半戦が終了。本稿では今シーズンの前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。※成績は第19節終了時点 ◆プレミアリーグ前半戦ベストイレブン GK:ピックフォード DF:アレクサンダー=アーノルド、ファン・ダイク、ムリージョ、ロビンソン MF:グラフェンベルフ、カイセド MF:サカ、パーマー、クーニャ FW:サラー GK ジョーダン・ピックフォード(30歳/エバートン) 出場試合数:18(先発:18)/失点数:24 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も残留争うチームで奮闘。アーセナルのラヤやフォレストのセルスの活躍も素晴らしかったが、リーグワースト2位の15得点ながらチームを残留圏内の16位にとどめる堅守の中心を担うイングランド代表GKを選出。後ろ重心の戦いのなかで7度のクリーンシートに、セーブ数でも上位にランクイン。年末のアーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティとの3連戦では再三のビッグセーブで3戦連続ドローに貢献した。 DF アレクサンダー=アーノルド(26歳/リバプール) 出場試合数:17(先発:17)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最高の攻撃的SB。昨季は純粋なサイドバックというよりも、中盤的な色合いが強い形で素晴らしい活躍を見せたが、新指揮官の下では偽SB的な要素を引き続き見せつつも、サイドバックとして総合力をレベルアップした印象だ。ここまで1ゴール4アシストと例年に比べ数字面では見劣りも、ビルドアップでの貢献、ミドルレンジの正確なパスでの局面打開に、守備面での集中力や粘りも出てきている。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(33歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のベストDF。一時の限界説を完全に払しょくし、世界最高峰のセンターバックの座を取り戻した新生レッズのディフェンスリーダーは昨季以上の安定したプレーでリーグ最少失点の守備を牽引。相棒やGKが試合によって入れ替わりながらも、圧倒的な対人能力に傑出したプレーリードを活かしたカバーリング、ライン統率と、芸術的と言えるディフェンスで抜群の存在感を示す。 DF ムリージョ(22歳/ノッティンガム・フォレスト) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進フォレストを牽引。サリバとガブリエウも捨てがたいが、リーグ3位となる19失点の堅守を支える注目の左利きDFを選出。4バックを基本に3バックも併用するなか、新加入のミレンコビッチや右サイドのアイナ、守護神セルスと鉄壁の守備を築く。184cmとサイズはないものの、筋骨隆々のフィジカルとスピードを武器に対人戦で無類の強さを誇り、攻撃面でも正確なフィードに的確なドライブと元FWとしての攻撃センスを遺憾なく発揮している。 DF アントニー・ロビンソン(27歳/フルアム) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ステップアップ確実なアメリカ代表DF。フォレストやボーンマスとともに前半戦で躍進したフルアムのベストプレーヤー。すでにプレミア屈指の左サイドバックとの評価を得ていたが、今季の前半戦はさらにスケールアップした姿を披露。無尽蔵のスタミナと推進力を武器に、上下動を繰り返してDFとしては最多の7アシストを記録。守備でも一線級のアタッカーをきっちり封殺するなど、ハイレベルのプレーを見せ続けている。すでにリバプール、シティ辺りの関心を集める。 MF ライアン・グラフェンベルフ(22歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 同胞指揮官の下で完全覚醒。10代から名門アヤックスで活躍し、“NEXTポグバ”とも称された逸材だが、バイエルン、昨季のリバプールでは中盤のバックアッパーに甘んじた。しかし、オランダ時代からその才能に注目してきたスロット新監督の下でプレシーズンから出場機会を与えられると、新生レッズの中盤のキープレーヤーに成長。元々定評があるアスリート能力に規律・献身性を加えた守備でフィルター役を完璧にこなし、攻撃面ではサイズを感じさせないターンの巧さ、懐深いボールキープ、推進力、パスセンスを遺憾なく発揮。質の高いボックス・トゥ・ボックスのプレーで躍動した。 MF モイセス・カイセド(23歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生ブルーズの中盤に君臨。英国史上最高額の移籍金という色眼鏡もあり、加入2年目も周囲から高い要求を求められるエクアドル代表MFだが、今季前半戦のパフォーマンスはハードルが上がったなかでも称賛に値するパフォーマンスだ。前線に攻撃的なタイプを並べ、可変式のサイドバックにもより攻撃的なタスクを与えるマレスカ新監督のスタイルにおいて序盤戦はラヴィア、現在はエンソ・フェルナンデスとともにバランサーとしてのマルチタスクを担う。幅広いカバーエリア、ボールハントに加え、攻撃でも1ゴール3アシストと決定的な仕事をこなした。 MF ブカヨ・サカ(23歳/アーセナル) 出場試合数:16(先発:16)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ガナーズの絶対的エース。リーグ最少失点の堅守とセットプレーを武器に優勝争いの主役の一角を担うアーセナルだが、司令塔ウーデゴールを欠いた苦しい時期に孤軍奮闘の活躍を見せたエースの活躍は非常に大きかった。流れのなかでは「サカさえ抑えれば」」という対応を受けながらも、圧倒的な打開力を武器に5ゴール10アシストを記録した。それだけに12月末に負ったハムストリングのケガからいかに早く復帰できるかが、2位チームの後半戦のカギを握る。 MF コール・パーマー(22歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:12 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 加入2年目で凄み増す超万能アタッカー。22ゴール11アシストを記録した加入1年目の大ブレイクによって今季は対戦相手からの徹底マークに遭うなか、ここまで12ゴール6アシストとキャリアハイ更新へ上々の滑り出しを見せている。新体制では昨季主戦場の右ウイングからトップ下と少し役割が変わっているが、今季もアタッキングサードで抜群の存在感を示す。前半戦ハイライトはプレミア史上初となる前半4ゴールを記録したブライトン戦。後半戦もその爆発力にも期待だ。 MF マテウス・クーニャ(25歳/ウォルバーハンプトン) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:10 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 残留争うウルブスで孤軍奮闘。イサクやウッド、エンベウモの活躍も素晴らしかったが、下位に低迷するチームで素晴らしい前半戦を過ごしたブラジル代表FWを選出。12ゴール7アシストの昨季活躍を経て、今季から背番号10を託されると、ここまで10ゴール4アシストを記録。[3-4-2-1]のシャドーの一角を主戦場に、攻撃のマルチタスクを担いながらボールのオン・オフに関わらず、ハイレベルのプレーを披露。献身的な守備も高い評価を得ており、今冬の移籍市場ではビッグクラブの注目も集める。だが、現状ではクラブとの新契約にサインする可能性が高い。 FW モハメド・サラー(32歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:17 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。攻守両面で異次元のパフォーマンスを披露し、リバプールの首位快走の立役者に。前半戦では2試合を除きすべての試合でゴールかアシストを記録し、得点ランキングとアシストランキングでいずれも首位に。圧倒的な決定力に加え、芸術的なアシストが印象的だった。 2025.01.09 22:25 Thu2
主審に猛抗議で退場のフルアム主砲、長期出場停止処分か…FAが重罰をほのめかす
フルアムのセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチに重罰の恐れだ。イギリス『BBC』が報じた。 フルアムがプレミアリーグ復帰1年目となる今季も主砲としてチームを引っ張るミトロビッチ。チームが残留争いから縁遠しの9位につけるプレミアリーグではチーム最多の11ゴールと数字でも期待どおりの活躍を披露している。 19日のFAカップ準々決勝でも先制ゴールを決めたが、ウィリアンにレッドカードの72分に主審を小突いての猛抗議で一発退場。主審が事象確認中の抗議で退席のマルコ・シウバ監督を含め、3人の退場劇に加担してしまった。 イングランドサッカー協会(FA)は「ミトロビッチが主審に暴力行為を働いての退場に関して、通常なら適用される標準的な処分では明らかに不十分」と声明。また、言動は不適切で、罵倒、侮辱、脅迫じみたものだと説明した。 暴力行為でのレッドカードは通常であれば、3試合の出場停止処分を受けるが、かつて主審を突き飛ばして11試合の出場停止処分を食らったパオロ・ディ・カーニオの例から、長期の処分を受けうるという。 また、FAは退席処分のマルコ・シウバ監督に関しても、第4審判に対する暴言および侮辱的な言葉、または身振り、そして副審に向かってのペットボトルを投げつけ行為を主張している。 2023.03.21 12:50 Tue3
「本当に深い絶望を経験した」リバプールなどで活躍した元イングランド代表MFマーフィーが引退後のコカイン中毒を告白「夢中になっていた」
現役時代はリバプールやトッテナム、フルアムなどでプレーした元イングランド代表MFダニー・マーフィー氏が、コカイン中毒になったことを明かした。イギリス『BBC』が伝えた。 クルーでプロキャリアをスタートさせたマーフィー氏は、リバプール、チャールトン、トッテナム、フルアム、ブラックバーンでプレー。2013年7月に現役を引退した。 プレミアリーグでは417試合に出場し51ゴール54アシストを記録。リバプール時代にはUEFAカップ、FAカップ、EFLカップを2度制するなど、タイトル獲得も経験していた。 イングランド代表としても9試合に出場し1ゴールを記録。ユーロやワールドカップとは縁がなかったが、中盤での職人的な働きでチームに貢献していた。 引退後は解説者としての仕事をしていた中、YouTubeチャンネル『Ben Heath Podcast』で自身の問題について告白。引退後にコカイン中毒になったことを明かした。 「サッカーがなくなると、問題は大きくなっていく」 「サッカーをするとアドレナリンやドーパミンが分泌され、前向きな思考とエネルギーが保たれる」 「私はコカインと大麻の喫煙に夢中になっていた。酒は飲まなくても生きていけた。私はアルコール依存症ではなかったた。アルコールのある家に座っていても、それを飲まなくても大丈夫だった」 アルコールに溺れる選手も多い中、マーフィーは問題なかったとのこと。ただ、コカインに手を出してしまい、なければ何にもできないと感じるようになったという。 「一時期はそうだった。コカインなしでは何もできないと思うようになった。それはナンセンスで、もちろんそんなことはない」 「最初はなんとかなるが、週に1回、週に2回、3日も余分にやってしまう。最終的にはそれが蓄積して、自分の心を掴んでしまう」 それでも周囲のサポートもあり、今は問題ないとのこと。ただ、周りが手を差し伸べてくれたことは驚いたという。 「私は本当に深い絶望を経験した。今ではさらに多くの助けがある」 2024.04.10 20:20 Wed4
”22年W杯の最強アムラバトが帰ってきた” 最後の最後に真価発揮も現状では買取OP非行使…ユナイテッドは判断覆すか
モロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)の去就やいかに。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 25日、イングランドFAカップ決勝戦が行われ、マンチェスター・ユナイテッドがマンチェスター・シティを撃破で8年ぶりに優勝。低調なシーズンの最後に、1年間の鬱憤を吹き飛ばす勝利、そしてEL出場権を手に入れた。 この一戦は「解任がほぼ確実なのでは?」と伝えられるエリク・テン・ハグ監督の守備面でのテコ入れが光り、佳境にきてようやく真価を発揮しだしたばかりのアムラバトが無双。 パスコースを潰し、鋭い寄せでボールを刈り取り、ピッチ全体に気を配って各所でビルドアップに参加…2022年のカタールW杯で全世界が観た、あの頃のアムラバトが帰ってきた。 OBで同じセントラルハーフのポール・スコールズ氏も、自身のSNSでアムラバトを「一番輝いていた頃のガットゥーゾを彷彿とさせた」などと称賛。 しかし、ユナイテッドは春頃の時点でアムラバトを保有元フィオレンティーナへ返却する方針、と伝えられており、『カルチョメルカート』も26日、「数週間以内に気が変わらないなら、このまま退団」と論じる。 買い取りオプションは諸説あるが、イタリアメディアいわく2000万ユーロ(約34.1億円)+ボーナス500万ユーロ(約8.5億円)。あなたがユナイテッドの幹部なら、アムラバトの処遇をどう判断するだろうか。 『カルチョメルカート』はこう締めくくっている。 「ほんの数週間前まで、アムラバトがユナイテッドに買い取って貰えるなど“ユートピア”だった。ところが、シーズンラスト1カ月のパフォーマンスが何かを覆す可能性を打ち出した」 「ユナイテッドは変革が迫っている。すでにその環境を知る選手を引き留めておくのも、良い選択肢かもしれない。最後の判断は、クラブと新しい監督が下す」 アムラバトにはミラン、クリスタル・パレス、フルアムからの関心が報じられている。 2024.05.26 19:10 Sun5