エバートン、アマドゥ・オナナに対するSNS上での人種差別的虐待に怒りの声明
2023.08.22 00:20 Tue
エバートンは、ベルギー代表MFアマドゥ・オナナに対するSNS上での人種差別的虐待行為に対して怒りの反応を示した。イギリス『BBC』が伝えている。
エバートンは20日に行われたプレミリーグ第2節のアストン・ビラ戦で0-4の大敗を喫した。
0-1で敗れた開幕節のフルアム戦に続くチームの体たらくを受け、SNS上ではチームや一部選手を標的とした誹謗中傷的なコメントが目立っていた。
そういった中でオナナは自身の公式インスタグラムのストーリー機能を通じて、自身の元に届いた「役立たずの猿」との人種差別的虐待のコメントを公開し、憤りを示していた。
前述のフルアム戦後のFWニール・モペイに対する「あなたの母のご冥福をお祈りします」との醜悪なコメントに続く、所属選手への誹謗中傷、人種差別的虐待行為を受け、エバートンは改めて怒りの反応を示した。
「そのような虐待は卑劣であり、容認されず、容認されるべきではない。クラブは当事者を特定するための捜査を行っており、警察の捜査も支援する予定だ」
また、マージーサイド警察のスポークスマンは、クラブと連携しながら当事者を特定し、しかるべき対応を行っていくことを約束している。
「オンライン・プラットフォームを利用して、人種に基づく虐待のターゲットにする人がいると考えるとぞっとする」
「マージーサイド警察は、ソーシャルメディア上でエバートンのプレーヤーに向けられた人種差別的なコメントがあったとの報告を受け、捜査が進行中であることを確認する」
「我々はヘイトクライムに関するすべての報道を非常に真剣に受け止めており、ソーシャルメディアユーザーに今一度深く考えてほしいと考えている。オンラインで匿名性を維持して犯罪を行えるというのは見当違いだ」
「悪意のある通信や不適切な行為など、オンラインで行われた犯罪は捜査の対象となる」
エバートンは20日に行われたプレミリーグ第2節のアストン・ビラ戦で0-4の大敗を喫した。
0-1で敗れた開幕節のフルアム戦に続くチームの体たらくを受け、SNS上ではチームや一部選手を標的とした誹謗中傷的なコメントが目立っていた。
前述のフルアム戦後のFWニール・モペイに対する「あなたの母のご冥福をお祈りします」との醜悪なコメントに続く、所属選手への誹謗中傷、人種差別的虐待行為を受け、エバートンは改めて怒りの反応を示した。
「エバートンはプレーヤーに対するいかなる人種差別的かつ差別的な虐待も強く非難する」
「そのような虐待は卑劣であり、容認されず、容認されるべきではない。クラブは当事者を特定するための捜査を行っており、警察の捜査も支援する予定だ」
また、マージーサイド警察のスポークスマンは、クラブと連携しながら当事者を特定し、しかるべき対応を行っていくことを約束している。
「オンライン・プラットフォームを利用して、人種に基づく虐待のターゲットにする人がいると考えるとぞっとする」
「マージーサイド警察は、ソーシャルメディア上でエバートンのプレーヤーに向けられた人種差別的なコメントがあったとの報告を受け、捜査が進行中であることを確認する」
「我々はヘイトクライムに関するすべての報道を非常に真剣に受け止めており、ソーシャルメディアユーザーに今一度深く考えてほしいと考えている。オンラインで匿名性を維持して犯罪を行えるというのは見当違いだ」
「悪意のある通信や不適切な行為など、オンラインで行われた犯罪は捜査の対象となる」
アマドゥ・オナナの関連記事
エバートンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
アマドゥ・オナナの人気記事ランキング
1
エバートンが22歳ガーナーを獲得時の1500万ポンド超えで売却か
エバートンがU-21イングランド代表MFジェームズ・ガーナー(22)を売却する可能性もあるようだ。 マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育まれ、複数のレンタル移籍を経て、2022-23シーズンにエバートンへ完全移籍で加入したガーナー。セントラルハーフを本職としつつ、チーム状況に応じてサイドもこなす万能戦士だ。 昨季は背中のケガを乗り越えてシーズン終盤に定位置を確保し、今季はここまで公式戦32試合でプレー。出場26試合連続フルタイムプレーというタフネスぶりも光り、苦しくも力強くプレミアリーグに生き残ろうともがくエバートンを支えている。 イギリス『フットボール・インサイダー』によると、エバートンはユナイテッドからのガーナー獲得に1500万ポンド(現レートで約28億6000万円)を費やしたそうだが、今季終了後にそれ以上の価格で売却する公算が立っているという。 コラムニストの元イングランド代表GKポール・ロビンソン氏も、最大3000万ポンド(約57億3000万円)で売れるとの見立てを示しつつ、そのパフォーマンスを称える。 「他クラブがガーナーに注目していないはずがないよね。本当に良いプレーをしている。将来を予測するのは難しいが、仮にもエバートンが2部リーグに降格なら、まず間違いなく上からお声がかかるだろう。彼らにはFFPの問題もあるしね」 ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)への抵触で勝ち点「10」を剥奪されるなど、経営難が深刻なエバートン。ガーナー、MFアマドゥ・オナナ(22)、MFアブドゥライエ・ドゥクレ(31)、DFジャラッド・ブランスウェイト(21)が市場に出されているとみられている。 2024.02.26 20:35 Mon2
厳しい状態続くエバートン…クラブ売却交渉停滞ならピックフォードら主力を売却か
エバートンは今夏の移籍市場で主力数選手を売却する可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 今シーズン、収益性と持続可能性に関する規則(PSR)違反による勝ち点はく奪に苦しんだエバートン。それでもショーン・ダイチ監督の下でチームは粘り強く戦い抜き、プレミアリーグ15位と降格は免れる形でシーズンを終えた。 しかし、クラブの財政は依然として厳しい状態のようだ。オーナーのファルハド・モシリ氏はクラブの売却を急いでいるが、話に進展がなかった場合は主力の売却が必要になるという。 仮にそうなった場合、真っ先に売却対象となるのはイングランド代表GKジョーダン・ピックフォード(30)になる模様。2017年夏にエバートンへ加入して以来、抜群の反射神経を武器に守護神の座を守り続けてきた選手には、現在も多くの関心が寄せられているとのことだ。 また、若手有望株のイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)やベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)、ダイチ監督からの信頼厚いマリ代表MFアブドゥライエ・ドゥクレ(31)、イングランド人MFドワイト・マクニール(24)についても、相応のオファーがあれば売却に応じる方針だという。 ここ数年は常に降格の危機に立たされながらも、その度に不屈の精神を示してきたエバートン。しかし、このままの状態が続くようなら、来シーズンも厳しい戦いは避けられない見通しとなっている。 2024.05.29 15:40 Wedエバートンの人気記事ランキング
1
エバートン主力MFにサウジアラビアからオファー? 今夏マージーサイドを去ることは濃厚
サウジアラビアのアル・シャバブが、エバートンの元マリ代表MFアブドゥライエ・ドゥクレ(32)の獲得に動いているようだ。 2020年夏にワトフォードから加入以降、エバートンで公式戦164試合21ゴール14アシストを記録。今季もここまで公式戦34試合4ゴール2アシストと中盤の主力を担っている。 ドゥクレとエバートンの現行契約は今シーズン終了までとなっており、1年の延長オプションに関しては双方合意の下で行使を見送る決断を下している。そのため、同選手がマージーサイドを去ることは決定的と見られている。 まだまだ健在ぶりを発揮しているだけにプレミアリーグのライバルクラブを含めヨーロッパでのキャリア継続は十分に可能だが、32歳MFに対してはアル・シャバブが獲得に向けて動いているという。 フランス『フット・メルカート』によれば、アル・シャバブは年俸400万ドル(約5億9000万円)程度のオファーを掲示しているが、現時点でドゥクレは受け入れていないという。他クラブからのオファーも検討しつつ、より高額のオファーを引き出したい考えだという。 2025.05.13 16:40 Tue2
新スタジアム移転のエバートン、グディソン・パークは来季から女子チームの本拠地に
エバートンの男子ファーストチームが長らく本拠地として使用してきたグディソン・パークが、来シーズンからエバートン女子チームの本拠地として使用されることになった。 1892年にイングランドで初のフットボール用スタジアムとして開場されたグディソン・パーク。長らくトフィーズの本拠地として使用されてきたが、クラブは2025-26シーズンよりリバプールの北西部ブラムリー・ムーア・ドックに5万2888人収容の新スタジアム、エバートン・スタジアムに移転する。 これに伴い、グディソン・パークは再開発される計画が一時出ていたが、昨年12月の買収以来、新オーナーの『フリードキン・グループ』によるグディソン・レガシー・プロジェクトの徹底的な見直しが行われ、最終的に女子チームの本拠地として使用されることが決定した。 計画変更の背景にはフットボールをエバートンのコミュニティの中心に据え続ける必要があるという理念と、女子チームの急速な成長により、現在本拠地として使用されるウォルトン・ホール・パークよりも広く、より適切なスタジアムの必要性に対応するものだという。 なお、グディソンへの移転には、時間をかけて改修工事が行われ、シーズン開幕前に適切な施設が整備される予定だ。 一方、ウォルトン・ホール・パークは、引き続き女子フットボールのグラスルーツ活動、地域活動、育成プログラムに貢献する。 2025.05.14 14:50 Wed3
エバートンが新スタジアム移転を後ろ倒し、2025-26シーズンから使用…130年使用したスタジアムとの時間は残り1年半
エバートンは15日、2025-26シーズンより新スタジアムを使用することを発表した。 現在はグディソン・パークを使用しているエバートン。1892年に建設された歴史あるスタジアムとは、2024-25シーズンでお別れになることが決定した。 今シーズンのエバートンは、2021-22シーズンまでの損失が1億2450万ポンド(約224億5000万円)に達したことを受け、勝ち点10剥奪という処分を下されている状況。現在控訴中となっている。 この中には、7億6000万ポンド(約1370億5000万円)の新スタジアム建設費用も含まれており、支払う利息分が上乗せされている状態のようだ。 ブラムリー・ムーア・ドックに建設中の新たなスタジアムは5万2888人収容で、2024年末までに完成予定。しかし、エバートンは、シーズン途中の移転を望まず、2024-25シーズンをグディソン・パークのラストシーズンにすることにしたという。 理由については「商業的、物流的、スポーツ的、ファン関連のさまざまな要素を考慮した結果」とのこと。また、ラストシーズンを1年間用意したことで、グディソンパークに「相応しい見送り」の期間を設けることにしたようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】エバートンが2025-26シーズンから使用する新スタジアム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">We can confirm our Men’s Senior Team will play competitive fixtures at <a href="https://twitter.com/EvertonStadium?ref_src=twsrc%5Etfw">@EvertonStadium</a> at the start of the 2025/26 season. </p>— Everton (@Everton) <a href="https://twitter.com/Everton/status/1735691251213627498?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.16 20:40 Sat4
無冠煽り、相手選手の模倣…プレミアリーグでは批判的・嘲笑的なゴールセレブレーションへの処罰が厳格に?
プレミアリーグでは今後、ゴールセレブレーションをする際に注意が必要となるかもしれない。 今シーズン、いくつかのゴールセレブレーションが物議を醸しているプレミアリーグ。得点を記録した選手がチームメイトやファンと祝うのはサッカーの醍醐味の一つであり、試合の盛り上げに大きく貢献しているが、一方で相手を嘲笑するようなセレブレーション対しては批判も少なくない。 例えば、1月26日に行われたプレミアリーグ第23節トッテナムvsレスター・シティでは、レスターのFWジェイミー・ヴァーディが同点弾を決めた際のゴールセレブレーションが話題に。ヴァーディはユニ右袖の「プレミアリーグのエンブレム」を指差した上で、トッテナムファンに向けて指で「0」の形を作り、無冠の続くクラブを煽った。 また、2日に行われたプレミアリーグ第24節アーセナルvsマンチェスター・シティ戦では、アーセナルの若手DFマイルズ・ルイス=スケリーがゴールを決めた際に、シティのFWアーリング・ハーランドがよく見せるあぐらをかいて目をつぶるセレブレーションを披露。これについても物議を醸すこととなった。 この2つのセレブレーションについては、いずれもお咎めなし。しかし、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、今後は警告の対象になる可能性があるようだ。 プレミアリーグの最高責任者であるプレミアリーグの最高責任者トニー・スコールズ氏は、「バランスの問題だ。我々は皆、セレブレーションを見るのが好きだとは思う。中にはとても面白いものもあるが、限度はある。それが嘲笑や批判に及ぶのなら、我々は対処する必要があるだろう」と語っている。 実際、今シーズンもエバートンのFWイリマン・エンディアイエがブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でゴールを決め、ブライトンのエンブレムにも描かれるカモメのポーズをとったところ、イエローカードを提示される事態に。今後はより厳しい目が向けられる可能性があり、選手たちはセレブレーション時に慎重となる必要があるだろう。 2025.02.06 15:10 Thu5