雲行きが怪しくなったサマルジッチのインテル移籍、再交渉で今度こそ決着へ?

2023.08.13 17:18 Sun
Getty Images
ウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)のインテル移籍が難航している。『フットボール・イタリア』が伝えた。
PR
ナポリ、ミラン、ユベントスなども関心を示していた若手有望株のサマルジッチ。U-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(20)の譲渡を契約に盛り込んだインテルがウディネーゼとクラブ間合意に達し、すでにメディカルチェックを行ったことも報じられていた。しかし、11日にサマルジッチの父親と代理人がインテルの幹部陣と会談を実施。突然、手数料の上乗せを要求し、破談寸前の状況まで陥ったという。
インテル側は自分たちができる限りのことはやったと断言しているようで、すでに合意に至っていた条件を改めるつもりはない模様。新たにウェストハムがインテル以上のオファーを用意しているという報道もあった中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、サマルジッチ側はインテルが折れないことを承知の上で、インテル側との新たな話し合いに臨むようだ。

また、ウディネーゼもサマルジッチの代理人らに対し、交渉の引き伸ばしをやめて取引完了へ向かうよう圧力をかけているとのこと。サマルジッチ本人と代理人も契約成立へ向かうことをインテルに確約したというが、無事決着はつくのだろうか。

PR

ラザール・サマルジッチの関連記事

セリエA3連敗を喫したアタランタで軽率な伝達ミスが起きていたようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。 アタランタは6日に行われたセリエA第31節ラツィオ戦を0-1で落とし、泥沼の3連敗に。インテルに敗れるまでは悲願のスクデットも視野に捉えかけていたが、一気にトーンダウンとなった。 そんな 2025.04.07 13:00 Mon
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA/B昇降格プレーオフ1stレグの4試合が20日に欧州各地で行われた。 リーグA各グループ3位チームとリーグB各グループ2位チームによる入れ替え戦。 リーグA・グループ2を3位で終えたベルギー代表は、中立地のスペインでリーグB・グループ1を2位で終えたウクライナ代 2025.03.21 07:10 Fri
セルビアサッカー協会(SRB)は4日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むセルビア代表候補メンバー25名を発表した。 UNLのリーグA・グループ4で3位フィニッシュのセルビアは、今回の昇格/降格プレーオフでリーグB・グループ3で2位のオーストリア代表と20日にアウェイゲーム、23日にホームゲー 2025.03.05 06:00 Wed
アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、敗戦に終わったインテル戦でのいくつかの判定に憤りを示した。 昨シーズンのコッパ・イタリア準優勝チームのアタランタは2日、スーペル・コッパ準決勝で大会3連覇中の王者インテル相手にファイナル進出を懸けて激突した。 前半は相手に圧倒されながらも、守護神マルコ・カルネ 2025.01.03 19:30 Fri
コッパ・イタリアのラウンド16、ローマvsサンプドリアが18日にスタディオ・オリンピコで行われ、4-1で勝利した。 今ラウンドからの参戦となったローマは、先日にソッティルからセンプリチに監督交代を図ったセリエBのサンプドリアをホームで迎え撃った。直近のセリエAでコモに敗れて連勝ストップのジャッロロッシはバウンスバ 2024.12.19 06:53 Thu

インテルの関連記事

セリエAの関連記事

カップルでユベントスへと移籍した2人だが、破局を迎えたという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。 破局したと報じられているのは、ユベントスのブラジル代表MFドウグラス・ルイスとスイス女子代表FWアリーシャ・レーマンのカップル。2人は2024年夏に揃ってアストン・ビラからユベントスへと完全移籍し、イタ 2025.04.30 23:45 Wed
ユベントスは30日、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリク(31)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 これまでレバークーゼンやアヤックス、ナポリ、マルセイユとヨーロッパの名門クラブを渡り歩いてきたミリク。2022年夏に加入したユベントスでは加入2シーズンで75試合に出場し、17ゴールを 2025.04.30 21:50 Wed
ナポリは29日、イタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノが右大腿内転筋に肉離れを負ったことを発表した。ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ボンジョルノが今季中に復帰することはないとのことだ。 ボンジョルノは同箇所を痛めて前々節エンポリ戦、前節モンツァ戦を欠場していた中、28日のセリエA第34節トリノ戦で復 2025.04.30 12:00 Wed
セリエA懲戒委員会は29日、ユベントスのトルコ代表FWケナン・ユルドゥズに対し、2試合の出場停止処分と罰金1万ユーロ(約162万円)を科した。 ユルドゥズは27日に行われたセリエA第34節モンツァ戦に先発。前半追加タイムに相手MFアレッサンドロ・ビアンコに対してヒジ打ちを見舞って一発退場となっていた。 この 2025.04.30 11:00 Wed
鈴木彩艶の所属するパルマは28日、セリエA第34節でラツィオと対戦し2-2の引き分けに終わった。鈴木彩艶はフル出場している。 前節のユベントス戦で7試合ぶりの白星を飾った15位パルマ(勝ち点31)が、リーグ戦4試合無敗の8位ラツィオ(勝ち点59)をホームに迎えた一戦。 今季初の連勝を目指すパルマは開始早々に 2025.04.29 07:00 Tue

ラザール・サマルジッチの人気記事ランキング

1

3連敗の低調アタランタで交代の伝達ミス、ガスペリーニ監督が激怒

セリエA3連敗を喫したアタランタで軽率な伝達ミスが起きていたようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。 アタランタは6日に行われたセリエA第31節ラツィオ戦を0-1で落とし、泥沼の3連敗に。インテルに敗れるまでは悲願のスクデットも視野に捉えかけていたが、一気にトーンダウンとなった。 そんな中、低調なパフォーマンスでウノゼロ敗戦を喫したラツィオ戦で75分にFWアデモラ・ルックマンに代わってMFラザール・サマルジッチが投入されたが、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督はルックマンではなくMFエデルソンを交代させたかったようだ。 軽率な伝達ミスが起こった理由は選手交代を第4審に伝えるアタランタのスタッフの聞き間違いによるもの。ガスペリーニ監督に『エデ』と言われたところ、スタッフはルックマンのファーストネームであるアデモラの『アデ』と勘違いし、伝達ミスが起こったという。 ガスペリーニ監督は電光掲示板に表示されたルックマンの背番号を見て初めて間違いに気付いたが、時既に遅く交代を回避できず激怒したという。実際、僅か3分後にエデルソンは交代となっていた。 アタランタとしてはチームが悪い流れにハマっていることを象徴するような一件になってしまった。 2025.04.07 13:00 Mon
2

ライプツィヒ、ヘルタの超逸材MFサマルジッチ獲得を公式発表! 「ドイツ最大のタレントの一人」

RBライプツィヒは8日、ヘルタ・ベルリンからU-20ドイツ代表MFラザール・サマルジッチ(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月30日までの5年となる。 バルセロナやユベントス、ベンフィカ、バイエルンと国内外のビッグクラブの関心を集めた中、ライプツィヒをステップアップの場所に選んだ18歳の大器は、多くの若手が活躍するクラブの環境、攻撃的なスタイルが移籍の決め手になったと語っている。 「RBライプツィヒは若くてハングリーなプレーヤーにとって素晴らしいクラブだよ。このチームはここ数年にわたって魅力的で攻撃的なフットボールを展開してきたし、自分もそこにうまく馴染めると思っているよ」 「新たな仲間との出会いを楽しみにしているし、できるだけ早く溶け込めるように全力を尽くすつもりさ。そして、今後クラブと共に多くの成功を手に入れられることを願っているよ」 一方、スポーツ・ディレクターを務めるマルクス・クレシェ氏は、「ドイツ最大のタレントの一人」と、サマルジッチへの大きな期待を口にしている。 「ラザール・サマルジッチはドイツ最大のタレントの一人だ。ヨーロッパの多くのクラブが彼に興味を示していたが、我々はRBライプツィヒへの移籍を説得することができた。ラザールはここで我々と共に次のステップを踏むことができると信じているよ」 7歳の頃からヘルタのアカデミーでプレーするサマルジッチは、トップ下やセカンドトップ、左のウイングを主戦場とする185cmのレフティー。優れた足元の技術に視野の広さ、パスセンス、創造性を兼ね備え、その恵まれた体躯を含め攻撃的MFに必要な多くの要素を併せ持つ大器として、ドイツの世代別代表で常に主力を張ってきた逸材だ。 ヘルタの慎重な育成方針もあり、トップチームデビューは今年2月末のデュッセルドルフ戦となり、昨シーズンの出場はリーグ戦3試合に留まっていた。 なお、ドイツ『ビルト』が伝えるところによれば、移籍金に関してはヘルタと2022年までの契約を残しているものの、契約内容がユースプレーヤーに近いものとなっており、破格の100万ユーロ(約1億2000万円)程度となったようだ。 2020.09.08 18:18 Tue
3

ウェストハム、インテル移籍確実のサマルジッチを強奪へ? ミラノでメディカルチェック完了も...

ウェストハムが、インテル行き確実と報じられていたウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)の強奪を目論んでいるようだ。 サマルジッチは今夏の移籍市場でイタリアでは大きな注目を集めていたセントラルハーフ。王者ナポリやミラン、ユベントスからの関心も噂されていたなか、最終的にはU-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(20)の譲渡を交渉に盛り込んだインテルが争奪戦を制すと報じられていた。 イタリア『カルチョメルカート』によると、サマルジッチは10日にインテルのメディカルチェックを完了済みで、11日に契約書へサインする可能性も報じられた。 しかし、イギリス『デイリー・メール』はサマルジッチがインテルと条件面で最終合意できておらず、交渉は11日も続くと主張。そこへウェストハムが登場。土壇場でサマルジッチの獲得に乗り出してきたという。 ウェストハムは今夏イングランド代表MFデクラン・ライスを1億500万ユーロ(約166億9000万円)でアーセナル、イタリア代表FWジャンルカ・スカマッカを3000万ユーロ(約47億6000万円)でアタランタへと売却。200億円超えの資金を得た一方、補強はメキシコ代表MFエドソン・アルバレス1人のみとなっている。 さらに現在はマンチェスター・シティからブラジル代表MFルーカス・パケタ(25)も狙われており、首脳陣は慰留に努めつつも1億400万ユーロ(約165億2000万円)のオファーが届いているとみられ、パケタ自身が移籍を希望するなか、最終的には売却に同意する可能性があるとみられている。 すなわち、ウェストハムには金銭的な余裕があり、パケタの売却を前提として、もしくは売却に備えてサマルジッチの獲得を目論んでいるという状況。獲得に必要となるのは2540万ユーロ(約40億3000万円)程度と考えられており、一縷の望みをかけてサマルジッチとインテルの交渉決裂を願っているようだ。 なお、『カルチョメルカート』もサマルジッチがインテルと最終合意できていないことを確認したといい、11日に代理人と父親が詳細を詰めるためのインテルとの協議に臨むとしている。予定通りインテル移籍か、急転直下の破談か、重要な話し合いとなりそうだ。 2023.08.11 21:33 Fri
4

夏にインテル行き突如破談のサマルジッチがナポリへ… ジエリンスキの退団などに備え

ナポリがウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)の獲得を進めているようだ。 今夏インテル移籍があと一歩のところまで近づいていたものの、父親のムラデンさんが金銭面の条件変更を要求したことで移籍が頓挫していたサマルジッチ。引き続きウディネーゼでプレーしている中、中盤補強を企むユベントスからの関心などが噂されていた。 しかし、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、北マケドニア代表MFエリフ・エルマスをライプツィヒへ売却し、ポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキの来夏退団が有力視されているナポリがサマルジッチの獲得を優先事項とみなしているとのこと。すでに父ムラデンさんと交渉を行っており、事態は急速に進展しているという。 また、良好な関係を築いているウディネーゼとは移籍金約2000万ユーロ(約31億2000万円)で基本合意に達している模様で、ナポリは早期決着を望み、関係者も全員その方向で動いているようだ。 インサイドハーフやトップ下をこなせるサマルジッチは、2021年夏からウディネーゼでプレー。今シーズンはここまでセリエAで17試合に出場し、2ゴール2アシストをマークしている。 2024.01.03 18:38 Wed
5

ポグバの後釜探すユベントス、依然としてコープマイネルスが最有力か…ファーガソンらも選択肢に

ユベントスが夏の補強準備を進めている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。 フランス代表MFポール・ポグバとイタリア代表MFニコロ・ファジョーリを不祥事で失うアクシデントに見舞われたものの、セリエAで2位と奮闘しているユベントス。ヨーロッパへの返り咲きが視野に入る中、ドーピング検査で陽性反応が出て、欠場が続くポグバは4年間の出場停止が決定してしまった。 来シーズンに向けて中盤補強を確実にしたいユベントスは、1月の移籍市場でも注目していたアタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)を依然として獲得リストの最上位に掲げている模様。獲得には移籍金5000万〜5500万ユーロ(約81億4000万〜89億6000万円)に加え、ボーナスも必要と推測されている。 場合によって資金捻出の必要があるユベントスはレンタル先のフロジノーネで評価を高めるU-20アルゼンチン代表の逸材MFマティアス・スーレ(20)の放出もありえるとのこと。本人はヨーロッパ残留を望んでいるようだが、1月にはサウジアラビアのアル・イテハドから3000万ユーロ(約48億9000万円)のオファーが届いていた。 また、コープマイネルスに次いで、ボローニャのスコットランド代表MFルイス・ファーガソン(24)も獲得候補に。移籍金はおよそ2500万ユーロ(約40億7000万円)という評価で、ユベントス首脳陣はすでに選手の代理人と接触し、最新情報を得ているという。 ファーガソンに関しては、コープマイネルスの2番手としてだけでなく、6月に契約満了を迎えるフランス代表MFアドリアン・ラビオ(28)の後釜候補としても検討。ラビオが退団する場合、コープマイネルスとファーガソンの両獲りに動く可能性もあるようだ。 その他、アタランタの元U-20ブラジル代表MFエデルソン(24)や、シャフタール・ドネツクのウクライナ代表MFヘオルヒー・スダコフ(21)、ウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(22)、トッテナムのデンマーク代表MFピエール=エミール・ホイビュア(28)なども選択肢に。今後の活躍次第では、サウサンプトンからレンタルしているU-23アルゼンチン代表MFカルロス・アルカラス(21)の買い取りもありえるようだが、4950万ユーロ(約80億6000万円)と高額なことから、値下げ交渉が必須とみられている。 2024.03.01 19:55 Fri

インテルの人気記事ランキング

1

ヨビッチがドッピエッタ、ミランがインテルの3冠の夢を断つ決勝進出【コッパ・イタリア】

コッパ・イタリア準決勝2ndレグ、インテルvsミランが23日に行われ、0-3でミランが快勝した。この結果、2戦合計スコア1-4でミランが決勝に進出している。 3日に行われた1stレグでは譲らず1-1の引き分けに終わっていたミラノ・ダービー。 3冠の可能性を残すインテルは0-1で敗れた3日前のボローニャ戦のスタメンから6選手を変更。チャルハノールやアチェルビがベンチスタートとなり、ラウタロ・マルティネスと2トップを組んだのはタレミとなった。 一方、今季4度の対戦でインテルに負けていないミランは、0-1で敗れたアタランタ戦と同様のスタメンで臨んだ。 序盤の主導権争いを経て10分、インテルに好機。ルーズボールを拾ったダルミアンがボックス右まで持ち上がりシュート。しかし枠を捉えきれなかった。 その後はインテルが圧力を強める展開となる中、22分に決定機。バレッラのスルーパスをボックス左で受けたディマルコがバー直撃のシュートを浴びせた。 さらに33分にもラウタロがタレミの落としを受けてシュートに持ち込む好機を作ったインテルだったが、先制はミラン。36分、遅攻の流れからアレックス・ヒメネスの右クロスをヨビッチが頭で合わせた。 ワンチャンスで試合を動かしたミランがハーフタイムにかけてはインテルの攻撃を封じ、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半開始4分、ミランに大きな追加点。CKの流れからレオンのボレーのこぼれ球をヨビッチが押し込んだ。 ヨビッチのドッピエッタでリードを広げられたインテルは4枚替え。チャルハノール、フラッテージ、アルナウトビッチ、ザレフスキを投入した。 すると68分には右CKからデ・フライのヘディングシュートでゴールに迫ったが、GKメニャンのファインセーブに阻まれた。 そして終盤の85分、ミランに決定的な3点目。レオンのスルーパスをボックス左で引き出したラインデルスが左足でシュートを決めきった。 このままミランが3-0で快勝。インテルの3冠を阻み、決勝に進出している。 インテル 0-3 ミラン 【ミラン】 ルカ・ヨビッチ(前36) ルカ・ヨビッチ(後4) タイアニ・ラインデルス(後40) 2025.04.24 06:02 Thu
2

首位陥落のインテル、公式戦3連敗と苦境のS・インザーギ監督はCLバルセロナ戦に向け「勢いを取り戻さなければ」と奮起を促す

インテルのシモーネ・インザーギ監督が27日にホームで行われ、0-1で敗れたセリエA第34節ローマ戦を振り返った。 4日前のミランとのコッパ・イタリア準決勝2ndレグを落として3冠の可能性が断たれたインテル。セリエAでは前節ボローニャに敗れてナポリに勝ち点で並ばれ、3日後にはチャンピオンズリーグ準決勝1stレグでバルセロナ戦を控えるタフな日程の中、疲労の色が濃いチームはローマにウノゼロで敗戦。 公式戦3連敗でナポリに首位の座を奪還された中、S・インザーギ監督はCLバルセロナ戦に向けて勢いを取り戻さなければと奮起を促した。 「これがサッカーだ。3連敗は痛手だが、チームは全力を尽くした。前半は鋭さがなかったが、選手たちは熱意でそれを補おうとしていた。ローマはよくやった。我々はもっと良い結果を残すべきだった。多くのチャンスを作ったが、生かせなかった。それは我々の鋭さが欠けていたからだ」 「セリエAとCLでまだ大事な試合が残っている。今は勢いを取り戻さなければならない。良い結果が出ていればもっとエネルギーが湧いていたかもしれないが、それは自分たちで掴まなければならない。ファンは選手たちが今季何をしてきたか理解してくれている。今は精神的にも肉体的にもエネルギーを充電し、どこを改善できるか分析する」 「3連敗には慣れていない。厳しい1週間となった。昨夜、バルセロナの試合を見たが、彼らがどれほど強いか改めて知ることになった。我々は敬意を持って恐れることなく臨む」 前半に負傷交代したDFバンジャマン・パヴァールについては「左足首を捻挫した。着地が不自然だった。数日様子を見ることになる。不運な出来事だった」と負傷を嘆いた。 2025.04.28 10:00 Mon
3

3冠潰えたインテル、S・インザーギ監督はミランをリスペクト「今季5度の対戦で常に我々を苦しめてきた」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が23日に行われ、0-3で敗れたコッパ・イタリア準決勝2ndレグのミラン戦を振り返った。 1stレグを1-1で引き分けていたインテル。今季4度の対戦で勝てていないライバル相手に攻勢の展開とするも、36分に失点。そして後半開始4分にFWルカ・ヨビッチにドッピエッタを許してリードを広げられると、その後の4枚替えも虚しく終盤の85分に3失点目を喫して敗退に終わり、3冠の夢が潰えた。 S・インザーギ監督はミランを称えつつ、後半にガス欠を起こしたことを認めた。 「これがサッカーだ。ミランの功績を称えなければならない。前半については後悔している。我々が作り上げたものからすればもっと良い結果をを残せたはずだからだ。後半はCKから失点してしまい、運も味方してくれなかった。その後は前半に比べてかなり運動量が減ってしまった」 ボローニャ戦に続く公式戦連敗となった。 「もちろん心配している。2連敗することに慣れていないからね。ただ、両方の試合を正しく分析する必要がある。ボローニャ戦の敗北は我々にとって相応しくなかったし、今夜は後半にガス欠を起こしてしまった。デ・ブライのシュートが決まっていれば流れが変わっていたかもしれないが、いずれにせよミランの功績は計り知れない。今季5度の対戦で常に我々を苦しめてきた。もちろん、我々自身、もっと頑張るべきだったとは思うがね」 コッパ・イタリア敗退に終わったインテルだが、セリエA連覇とチャンピオンズリーグ優勝を見据えている。 「我々は進み続けなければならない。肉体的、精神的疲労があるが、それでも強くならなければならない。今季は多くの喜びを得ているが、今夜のように失望も幾つかあった。もっと良い結果を出すべきだったし、試合の重要な局面で決定力の差があった」 2025.04.24 08:45 Thu
4

インテル撃破でCL出場権視野のローマ、ラニエリ監督は「首位チームに勝つことができた」と更なる自信

ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が27日にアウェイで行われ、1-0で勝利したセリエA第34節インテル戦を振り返った。 セリエA17戦負けなしで迎えた首位インテルとの一戦。22分にFWマティアス・スーレのゴールで先制したローマは、この虎の子をの1点を守り抜いてウノゼロ勝利。首位チームを叩き、チャンピオンズリーグ出場権獲得も視野に入れる中、今季ビッグクラブ相手に初の勝利を挙げることができたとラニエリ監督は更なる自信を掴んだ。 「最初の30分は素晴らしかった。インテルはとても強いチームだ。先制後は相手が作ろうとするチャンスを阻止することに全力を尽くした。ファンと選手たちが払った犠牲に心から感謝する。今季、我々は一度もビッグクラブ相手(ラツィオを除く)に勝利していなかった。しかしサン・シーロで首位チームに勝つことができた」 そして21日に亡くなり、前日に葬儀が行われたローマ教皇へ哀悼の意を表した。 「教皇にお会いした時、そして今日の1分間の黙祷時には当然、感情が揺さぶられた。教会を助けた人、最も助けを必要としている人々を助けた人物。胸が締め付けられる瞬間だ。彼のしたことを今後も倣って欲しい。そうでなければ無駄になってしまう」 2025.04.28 11:00 Mon
5

【セリエA第34節プレビュー】残り5試合、3冠潰えたインテルはCL出場権狙うローマと対戦

前節は首位インテルがボローニャとの上位対決をウノゼロ惜敗した一方、2位ナポリがモンツァにウノゼロ勝利とし、勝ち点71で並んだ。残り5試合となって迎える第34節、首位インテル(勝ち点71)はチャンピオンズリーグ(CL)出場権を狙う7位ローマ(勝ち点57)と対戦する。 インテルは前節ボローニャ戦、後半追加タイム被弾でウノゼロ敗戦。8試合ぶりの黒星を喫し、ナポリに勝ち点で並ばれた。そして水曜に行われたコッパ・イタリアではミランの前に敗戦し、決勝進出ならず。3冠の可能性が潰えた中、翌水曜にはCL準決勝1stレグのバルセロナ戦を控えるが、過密日程下でのビッグマッチを制すことはできるか。 一方、好調FWショムロドフ弾で前節ヴェローナ戦をウノゼロ勝利とし、3試合ぶりに白星を取り戻したローマ。第16節以降、リーグ戦で負けのないチームはCL圏内の4位ボローニャとは3ポイント差。十分にCL出場権を狙える位置にいる中、疲労困憊のインテルを叩くことはできるか。 インテルを捉えた2位ナポリ(勝ち点71)は10位トリノ(勝ち点43)と対戦。スクデットがちらつき始めて足踏みが続いていたナポリだったが、久々の2連勝とした。MFマクトミネイの得点力が光る中、トリノ戦で3戦連発となるか。 ボローニャ戦の勝利で連敗を3で止め、前節ミラン戦をウノゼロ勝利として連勝の3位アタランタ(勝ち点64)は17位レッチェ(勝ち点26)と対戦。ここ2試合で力のあるところを示した中、残留争いを強いられているレッチェを退け、3位堅守となるか。なお、同試合はレッチェの理学療法士の急逝の影響を受け、25日から27日の開催に延期されている。 パルマにウノゼロ敗戦を喫し、CL圏外の5位に後退したユベントス(勝ち点59)は最下位モンツァ(勝ち点15)と対戦。トゥドール監督就任後4試合目にして初黒星を喫した中、降格が迫るモンツァ相手に勝利を取り戻し、4位再浮上なるか。 そしてユベントスと勝ち点で並ぶ6位ラツィオ(勝ち点59)は、ユベントスを撃破したGK鈴木彩艶の15位パルマ(勝ち点31)と対戦。コッパ・イタリア準決勝でインテルを下してライバルの3冠の夢を絶った9位ミラン(勝ち点51)は18位ヴェネツィア(勝ち点25)と対戦する。 ◆セリエA第34節 ▽4/27(日) 《19:30》 コモvsジェノア ヴェネツィアvsミラン 《22:00》 インテルvsローマ フィオレンティーナvsエンポリ 《25:00》 ユベントスvsモンツァ 《27:45》 ナポリvsトリノ アタランタvsレッチェ ▽4/28(月) 《25:30》 ウディネーゼvsボローニャ 《27:45》 ヴェローナvsカリアリ ラツィオvsパルマ 2025.04.27 12:30 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly