シメオネ3男のジュリアーノ、アラベス移籍後初のトレーニングマッチで足首骨折の重傷
2023.08.07 07:00 Mon
アラベスのアルゼンチン人FWジュリアーノ・シメオネが6日、2部ブルゴスとの親善試合で大ケガを負った。
同試合でゴールを決めていたジュリアーノだったが、相手選手の後方からの危険なタックルを受けて足首が折れた映像がアラベスのYouTubeチャンネルに掲載された。ジュリアーノは救急車によってピッチから運び出され、今後マドリードで手術を受けるとのことだ。
詳細はまだわかっていないものの、スペイン『ムンド・デポルティボ』は復帰までに6~8カ月はかかる重傷だと報じている。
ジュリアーノはアトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督の3男。昨季はサラゴサにレンタル移籍し、2部で36試合に出場し9ゴール3アシストと結果を残していた。
今季はアトレティコと契約延長した後、1部のアラベスにレンタル移籍し武者修行に出たが、悲劇に見舞われてしまった。
同試合でゴールを決めていたジュリアーノだったが、相手選手の後方からの危険なタックルを受けて足首が折れた映像がアラベスのYouTubeチャンネルに掲載された。ジュリアーノは救急車によってピッチから運び出され、今後マドリードで手術を受けるとのことだ。
詳細はまだわかっていないものの、スペイン『ムンド・デポルティボ』は復帰までに6~8カ月はかかる重傷だと報じている。
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【2024-25ラ・リーガ前半戦総括】超WS選出の最優秀選手はグリーズマン
◆アトレティコが三つ巴の争いをリード 新生バルセロナのロケットスタートによって一時はカタルーニャの雄が独走気配を示したが、以降の失速とマドリード勢の復調によって三つ巴のタイトルレースが繰り広げられるなか、ここきて圧巻のフォームを継続するアトレティコ・マドリー(勝ち点44)が前半戦の王者に輝いた。 昨シーズン後半の巻き返しに加え、昨夏の移籍市場でFWアルバレス、FWセルロート、DFル・ノルマン、DFラングレらを積極補強したコルチョネロスは、チャンピオンズリーグ(CL)の戦いで苦戦を強いられたものの、リーグ戦では取りこぼしこそありながらも、13勝5分け1敗と安定。とりわけ、昨年11月から現在まで公式戦15連勝と圧巻の勝負強さを発揮。昨年末の最終戦では天敵バルセロナとのアウェイゲームを劇的逆転勝利で飾り、首位奪還に成功した。 そのマドリードのライバルを1ポイント差で追走する2位のレアル・マドリー(勝ち点43)は、上位陣相手の戦績はいまひとつも格下相手に着実に勝ち点3を積み重ねてプリメーラ連覇の可能性をしっかりと残す前半戦となった。FWムバッペの加入によってセンターフォワード不在を除けば、前線は世界屈指の陣容となったが、DFミリトンやDFカルバハルの長期離脱によって懸念のディフェンスラインは火の車だ。格下相手に終始押し込める展開では問題はないものの、今季2度のエル・クラシコでの大敗など、実力が拮抗した相手に対しては一部選手のクオリティの問題、献身性を欠く前線の守備負担をチーム全体で管理し切れず、その点が後半戦の懸念材料となる。 開幕7連勝スタートも、対戦相手の対策が進んだ昨年11月以降の急失速によって首位と6ポイント差の3位で前半戦を終えたバルセロナ(勝ち点38)。ハイライン・ハイプレスのアグレッシブなスタイルに、カンテラーノ重用のスタイルで序盤戦の主役となったフリック監督の采配は見事だったが、得点力の低下とともに守備のリスクが高まり、ゲームクローズの拙さとともに勝ち点逸が続いている。年明け以降は自慢の攻撃陣の爆発で逆転優勝への弾みを付けた印象だが、前半戦で出た課題の微調整がカギを握りそうだ。また、未だ決着を見ないMFダニ・オルモ、FWパウ・ビクトルの選手登録問題も気がかりなところだ。 オトラ・リーガでは昨季のコパ・デル・レイ王者である4位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点36)が頭一つ抜けた存在に。持ち味の堅守に加え、イニャキ&ニコのウィリアムズ兄弟ら攻撃陣も安定したパフォーマンスを披露。コパ連覇の夢は潰えたが、ヨーロッパリーグ(EL)でも好調を維持しており、後半戦もトップ4争いの主役を担う。 MF久保建英の所属する7位のレアル・ソシエダ(勝ち点28)は、可もなく不可もない前半戦に。今季も多くの離脱者が出ているなか、新戦力ではMFスチッチ、DFアゲルドのセンターラインの活躍が光るものの、FWオスカールソンら前線のタレントが殻を破れず。攻撃面では日本人エースへの依存が顕著だが、指揮官の微妙な起用法もあってチームとしてうまく勝ち点を繋げられずにいる。なお、久保は前半戦19試合4ゴールと昨季に比べて目に見える数字という部分は限定的。年明け以降は異次元のパフォーマンスを見せており、この後半戦でチームをヨーロッパ出場圏内に押し上げる活躍を期待したい。 ヨーロッパ出場権争いは5位のビジャレアル(勝ち点30)、8位のジローナ(勝ち点28)とある程度予想通りの顔ぶれとなったが、昨季は残留争いを強いられたマジョルカ(勝ち点30)が6位と大健闘。一方で、10位のレアル・ベティス(勝ち点25)、13位のセビージャ(勝ち点23)のアンダルシア勢は厳しい前半戦となっている。 残留争いでは18位のアラベス(勝ち点17)、19位のバジャドリー(勝ち点15)、最下位のバレンシア(勝ち点13)が降格圏に沈む。ただ、14位のラス・パルマス(勝ち点22)辺りまでが後半戦でも残留争いを戦うことになりそうだ。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 首位チームの大黒柱。ここまで19試合7ゴール4アシストと、数字面においてはバルセロナやマドリーにより優れた選手がいることも事実だが、首位チームで最も存在感を放ったエースを前半戦のMVPに選出した。 今季も3バック、4バックを併用し、前線に関してはFWアンヘル・コレアを除いて大きく顔ぶれが変わったなか、序盤戦は連携面や新戦力の適応に時間を要したが、傑出した戦術眼と献身性、バランス感覚に長けたエースの存在によってチームは安定。2トップ起用では相棒をうまく活かしながら、MFバリオスやMFデ・パウルとともにゲームメイク、前線と中盤のリンクマンを担いつつ、仕上げの仕事もこなすマルチタスクを見事に完遂した。 さらに、前述のバルセロナ戦とともに首位ターンにおいて重要な一戦となったセビージャ戦では圧巻のドブレーテでチームを4-3の劇的な逆転勝利に導くなど、その勝負強さも傑出していた。 ★最優秀監督 ◆ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 真骨頂発揮で首位に導く。マジョルカを6位に躍進させたハゴバ・アラサテ監督やアスレティックのバルベルデ監督の手腕も素晴らしかったが、首位チームの指揮官を最優秀監督に選出した。 アトレティコ13年目で近年は戦術面、マネジメントの部分で限界説も囁かれながらも、微調整を繰り返しつつ、ブレない戦い方で結果を出し続けるアルゼンチン人指揮官。今季は前述の新戦力に加え、構想外と思われたDFハビ・ガラン、レンタルバックの実子ジュリアーノ・シメオネなど既存戦力の力も引き出し、チームとしての最大値をうまく引き出している印象だ。 序盤戦は[3-4-2-1(3-5-2)]をメインに戦ってきたが、代名詞の[4-4-2]に原点回帰すると、リーグ最少失点の堅守を武器に前線のタレントの個人技や連携を活かしながら攻撃面も改善。ラ・リーガにおいては最も安定感のある戦いぶりを見せている。 【期待以上】 ★チーム ◆マジョルカ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新指揮官の下、ヨーロッパ出場権争いに絡む。昨季は質実剛健なハビエル・アギーレ監督の下、堅守速攻を徹底した戦いで降格圏と7ポイント差の15位フィニッシュとなったマジョルカ。その指揮官の退任を受け、オサスナで長期政権を築いたアラサテ監督を招へいすると、前半戦を9勝3分け7敗の戦績で終えた。ここまで1試合平均1得点の19ゴールと、より攻撃的な[4-3-3]に変更した狙いは出ていないが、21失点の安定した守備と勝負強い戦いで接戦をモノにしてきた。 ライバルの今冬補強が見込まれるなか、限られた財政でヨーロッパ出場権を得る上ではここまで3ゴールにとどまる主砲ムリキに、負傷明けから後半戦の爆発が求められるFW浅野拓磨ら前線のタレントの奮起が必要となる。 ★選手 ◆MFマルク・カサド(バルセロナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チャビ体制での構想外から一転して中盤の絶対的主力に。アトレティコDFハビ・ガラン、ビジャレアルFWバリー、ラージョDFラティウ、バジャドリーDFジュマ・バー、ソシエダDFアランブルらの活躍も印象的だったが、バルセロナの躍進に大きく貢献した21歳MFを選出した。 カンテラ時代から才能は高く評価されながらも、多くのカンテラーノがファーストチームに登用されたチャビ体制では同世代や後輩が定着していくなか、思うようなチャンスを得られず。一時は換金対象として放出の可能性も取り沙汰された。 しかし、中盤に多くの離脱者が続出したなか、後輩MFベルナルとともにプレシーズンの段階からフリック監督の評価を得ると、ここまで16試合3アシストを記録。MFガビやMFフェルミン・ロペスら負傷者が復帰後も、MFペドリとともにピボーテの主力を担い、指揮官の期待に応える高水準のパフォーマンスを披露し続ける。172cmとサイズには恵まれていないが、傑出したフットボールIQ、パスセンス、献身性を武器にブラウグラナの中盤に君臨し、ラ・ロハデビューまで飾っている。 【期待外れ】 ★チーム ◆バレンシア <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 復活の兆し見せた昨季の勢いを活かせず。昨季はフルシーズンを率いることになったバラハ前監督の下で9位フィニッシュしたが、今季は2勝7分け10敗の最下位に低迷。その低迷の大きな要因はオーナーのピーター・リムの杜撰な運営、昨年10月末に発生した深刻な豪雨洪水といった要因が大きい。 ただ、スカッドの質を鑑みれば、少なくとも中位の力は十分にあるだけに、コーチングスタッフ、選手の責任も避けられないところだ。守備に関しては29失点とそこまで悪い数字ではないが、先日のマドリー戦で10人相手にミス絡みの失点で悲劇的な敗戦を喫するなど、メンタルの部分を含めて勝負弱さが顕著。 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リーガF(スペイン女子1部)、アラベスに所属する伊藤美玖(23)が喜びの言葉を綴った。 伊藤は日ノ本学園高校から、なでしこリーグのFC十文字VENTUSに加入。2019-20シーズンからアラベスのBチームへと移籍後、同季中に昇格し、今季で4年目を迎えていた。 シーズンを終えての17日には自身のツイッターで手記を公開。専属アナリストを務める小嶋将太さんとの結婚を発表した。 ――――― いつも応援して下さる皆様へ この度、スペインでアナリストとして活動している小嶋将太さんと結婚することになりました。 サッカーというスポーツを中心に回る私の人生、真っ直ぐ突き進んでいく中で、その道を一緒に歩んでくれる方に出会いました。 今まで、これ以上ないのではないかというような幸せな出来事や、逆に、目の前が真っ暗になるようなつらい出来事と向き合ってきましたが、これから先、それらの全ての景色を彼と一緒に見られることを、とても嬉しく思います。 時には大きな壁にぶつかりながら、共に乗り越え、成長していけたらと思っております。これからも、温かく見守っていただけたら幸いです。 ――――― 伊藤は18試合出場2ゴールをという記録を残し、今季の戦いを終了。最終戦までもつれた残留争いの末に、チームは残念ながら降格が決まってしまったが、プライベートでは歓喜の瞬間を迎えた。 小嶋さんも自身のSNSにて結婚を報告。公私をともに歩んでいく2人には多くの祝福の声が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】アラベスの伊藤美玖が結婚を報告</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">—ご報告— <a href="https://t.co/6EfF3vZ22v">pic.twitter.com/6EfF3vZ22v</a></p>— 伊藤 美玖 / Miku Ito (@_miku_ito) <a href="https://twitter.com/_miku_ito/status/1669924506012647424?ref_src=twsrc%5Etfw">June 17, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】伊藤美玖のパートナー、小嶋将太さんも同じく結婚を報告</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">ーご報告ー <a href="https://t.co/3rzenzBiE9">pic.twitter.com/3rzenzBiE9</a></p>— 小嶋 将太 (@hinchadefutbols) <a href="https://twitter.com/hinchadefutbols/status/1669924508604706817?ref_src=twsrc%5Etfw">June 17, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.06.17 20:27 Sat3
10人ソシエダが後半ATのスビメンディ弾でアラベスにドロー、アジア杯に参戦する久保はバー直撃のシュート【ラ・リーガ】
レアル・ソシエダは2日、ラ・リーガ第19節でアラベスをホームに迎え、1-1で引き分けた。ソシエダのMF久保建英は94分までプレーしている。 2023年最終戦となった前節カディス戦をゴールレスドローで終え、2試合連続引き分けの6位ソシエダ(勝ち点31)は、この試合を最後にアジアカップを戦う日本代表に合流する久保が[4-3-3]の右ウイングで先発となった。 16位アラベス(勝ち点16)に対し押し込む入りとしたソシエダは、13分にショートカウンターを受けてピンチを迎えるも、敵陣でのプレーを続けていく。 しかし36分に痛恨の退場者。ロングボールを処理すべくボックス外に飛び出したGKレミロが目測を誤ってハンド。一発退場となった。 10人となったソシエダはアンドレ・シウバを削ってGKマレロを投入。[4-4-1]としブライス・メンデスが最前線に入った。 ゴールレスで迎えた後半、一進一退の攻防で立ち上がった中、55分にCKの流れからオヤルサバルがルーズボールを押し込みにかかる好機を作ったソシエダ。 しかし74分にPKを献上する。メリーノがボックス内でゲバラを倒してしまった。このPKををリオハに決められ、先制を許した。 追う展開となったソシエダは終盤の87分、PKが与えられるもスベルディアがボックス内で倒されて獲得したPKはVARの末、ノーファウル判定となりPKは取り消しに。 追加タイム2分には久保のミドルがバーに直撃し、万事休すかと思われたソシエダだったが、追加タイム7分に追いつく。サディクがロングボールを収めたプレーを起点に、ルーズボールをボックス内に走り込んだスビメンディがシュートを蹴り込んだ。 さらに2分後にはメリーノに逆転のチャンスが訪れたが、ゴール至近距離からのヘディングシュートは枠を捉えきれず1-1でタイムアップ。 数的不利に陥りながらもソシエダが勝ち点1をもぎ取っている。 2024.01.03 05:26 Wed4
アラベス、アトレティコ育ちの若手CBを獲得!
アラベスは19日、昨季限りでアトレティコ・マドリーBを退団したスペイン人DFアルベルト・ロドリゲス(21)の加入を発表した。契約期間は2023年6月30日までの4年となる。 ヘタフェの下部組織を経てアトレティコのカンテラに加入したアルベルト・ロドリゲスは、184cmのセンターバック。2016年にアトレティコ・マドリーBに昇格すると、直近2シーズンでセグンダB(スペイン3部)で通算57試合に出場し3ゴールを記録していた。 2019.07.19 20:33 Fri5
