10人ソシエダが後半ATのスビメンディ弾でアラベスにドロー、アジア杯に参戦する久保はバー直撃のシュート【ラ・リーガ】
2024.01.03 05:26 Wed
レアル・ソシエダは2日、ラ・リーガ第19節でアラベスをホームに迎え、1-1で引き分けた。ソシエダのMF久保建英は94分までプレーしている。
2023年最終戦となった前節カディス戦をゴールレスドローで終え、2試合連続引き分けの6位ソシエダ(勝ち点31)は、この試合を最後にアジアカップを戦う日本代表に合流する久保が[4-3-3]の右ウイングで先発となった。
16位アラベス(勝ち点16)に対し押し込む入りとしたソシエダは、13分にショートカウンターを受けてピンチを迎えるも、敵陣でのプレーを続けていく。
しかし36分に痛恨の退場者。ロングボールを処理すべくボックス外に飛び出したGKレミロが目測を誤ってハンド。一発退場となった。
10人となったソシエダはアンドレ・シウバを削ってGKマレロを投入。[4-4-1]としブライス・メンデスが最前線に入った。
しかし74分にPKを献上する。メリーノがボックス内でゲバラを倒してしまった。このPKををリオハに決められ、先制を許した。
追う展開となったソシエダは終盤の87分、PKが与えられるもスベルディアがボックス内で倒されて獲得したPKはVARの末、ノーファウル判定となりPKは取り消しに。
追加タイム2分には久保のミドルがバーに直撃し、万事休すかと思われたソシエダだったが、追加タイム7分に追いつく。サディクがロングボールを収めたプレーを起点に、ルーズボールをボックス内に走り込んだスビメンディがシュートを蹴り込んだ。
さらに2分後にはメリーノに逆転のチャンスが訪れたが、ゴール至近距離からのヘディングシュートは枠を捉えきれず1-1でタイムアップ。
数的不利に陥りながらもソシエダが勝ち点1をもぎ取っている。
2023年最終戦となった前節カディス戦をゴールレスドローで終え、2試合連続引き分けの6位ソシエダ(勝ち点31)は、この試合を最後にアジアカップを戦う日本代表に合流する久保が[4-3-3]の右ウイングで先発となった。
16位アラベス(勝ち点16)に対し押し込む入りとしたソシエダは、13分にショートカウンターを受けてピンチを迎えるも、敵陣でのプレーを続けていく。
10人となったソシエダはアンドレ・シウバを削ってGKマレロを投入。[4-4-1]としブライス・メンデスが最前線に入った。
ゴールレスで迎えた後半、一進一退の攻防で立ち上がった中、55分にCKの流れからオヤルサバルがルーズボールを押し込みにかかる好機を作ったソシエダ。
しかし74分にPKを献上する。メリーノがボックス内でゲバラを倒してしまった。このPKををリオハに決められ、先制を許した。
追う展開となったソシエダは終盤の87分、PKが与えられるもスベルディアがボックス内で倒されて獲得したPKはVARの末、ノーファウル判定となりPKは取り消しに。
追加タイム2分には久保のミドルがバーに直撃し、万事休すかと思われたソシエダだったが、追加タイム7分に追いつく。サディクがロングボールを収めたプレーを起点に、ルーズボールをボックス内に走り込んだスビメンディがシュートを蹴り込んだ。
さらに2分後にはメリーノに逆転のチャンスが訪れたが、ゴール至近距離からのヘディングシュートは枠を捉えきれず1-1でタイムアップ。
数的不利に陥りながらもソシエダが勝ち点1をもぎ取っている。
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レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(24)が、サウジアラビアからの超高額オファーを断っていたことを明かした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 現在、ラ・レアルの絶対的な主力として活躍する久保は、移籍市場においてヨーロッパのビッグクラブや、スター選手の獲得に依然として熱心な中東の金満クラブのターゲットとなっている。 その日本代表MFは最新の『フランス・フットボール』のインタビューでサウジアラビアからの超高額オファーを拒否したことを明かした。 今回のインタビューによると、具体的なクラブ名は明かされていないが、久保に対してサウジアラビアから年俸4000万ユーロ(約64億円)程度の4年契約という破格のオファーが届いていたという。 しかし、久保は「僕にとって子供の頃から最も大切なことは、最高の選手と対戦し、最高の選手と一緒にプレーすることだった」と、財政面の魅力よりも世界最高峰のレベルでプレーするというスポーツ面の魅力が何よりも重要であると主張。その破格のオファーを拒否したことを明かした。 その一方で、サウジアラビアが将来的にサッカー界をトップレベルで牽引するようなリーグに成長した場合、移籍先として検討の余地はあると、中東行きの可能性を完全には閉ざしてはいない。 「近い将来、あるいはずっと先の将来に、サウジアラビアがスポーツの実力で世界最高のリーグになったら、僕は行くと思います。ただ、現時点では、金銭面でしか魅力的ではないと考えています」 サウジアラビア行きを拒否した久保だが、今夏の移籍市場では依然としてリバプールからの関心も伝えられている。だが、イマノル・アルグアシル監督は最近のインタビューで日本人エース残留を明言しており、少なくとも今夏は引き続きスペインでプレーすることになりそうだ。 2024.08.11 18:50 Sun4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.24“ソシエダ旋風”リーガ最強の2トップ/レアル・ソシエダ[2002-2003]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.24</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2002-2003シーズン/レアル・ソシエダ 〜リーガ最強の2トップ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2002-03realsociedad.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:レイモンド・ドゥヌエ(43) 主なタイトル実績:リーガエスパニョーラ2位 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ソシエダ旋風</div> 2002-03シーズン、バスクの古豪がリーガエスパニョーラで旋風を巻き起こした。1980年代前半にリーガ2連覇を達成するなど黄金期を迎えたソシエダだったが、1990年代は低迷。1999-2000シーズン以降は3年連続13位でシーズンを終えるなど、2000年代に入っても光は差さなかった。しかし、迎えた2002-03シーズン、無名の指揮官・ドゥヌエの招へいが転機となり、チームは一変する。 開幕戦から第8節までで6勝2分けという好スタートを切ったソシエダは、リーガのリーディングを快走。第10節ではロナウドやラウール、ロベルト・カルロス、フィーゴらを擁するレアル・マドリーを相手にサンチャゴ・ベルナベウで1-1のドローを演じた。さらに、第12節ではバルセロナを2-1で撃破。第18節まで無敗とし、シーズンを折り返した。その後、シーズン後半戦にかけて失速したチームは一時、3位まで後退したものの、第32節から第35節まで4連勝を記録し、再び首位に浮上。最後は一押しが利かず、レアル・マドリーの後塵を拝すことになったが、サポーターに21年ぶりのリーグ制覇を夢見させた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">補完性抜群の2トップ</div> 元々、チームにはシャビ・アロンソやカルピン、デ・ペドロなど、中盤に素晴らしいタレントを擁していた。そして、デシャンやデサイー、マケレレらをデビューさせたナントでリーグ制覇を達成してソシエダに迎えられたドゥヌエが、彼らの能力を最大限に発揮させることに成功した。 このチームの特長は、2トップの破壊力を活かす攻撃だ。190cm近い身長のコバチェビッチの武器は何といっても、強烈かつ高精度のヘディング。彼から制空権を奪えるディフェンダーは皆無で、時にはボックス外からヘディングシュートを決めることもあった。一方、相棒のニハトは高さこそないものの、抜群のスピードと決定力、豊富な運動量を活かして相手を翻弄。“タワー”のコバチェビッチ、“衛星”のニハトは素晴らしい補完性を発揮した。このシーズンは、最終的に2人でシーズン43ゴールをたたき出し(コバチェビッチ20ゴール、ニハト23ゴール)、リーガ最強2トップの称号をほしいままにした。 もちろん、強力な2トップを活かした中盤のアシスト役の存在も忘れてはならない。シャビ・アロンソの展開力と、サイドからのクロスがあってこその2トップ。右サイドの職人であるカルピンは当時33歳だったが、素晴らしい推進力を誇った。そして、逆サイドのデ・ペドロは、正確無比な左足でコバチェビッチへのピンポイントクロスを次々に供給した。 守備陣はセンターバックのハウレギとGKのヴェスターフェルトが中心だった。特に、有数のPKストッパーだったヴェスターフェルトは至近距離からのシュートに強く、その素晴らしいレスポンスを活かしたセービングで、幾度もチームの窮地を救った。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFシャビ・アロンソ (21)</span> 弱冠21歳ながらリーダーとしてチームをけん引したバスク出身のピボーテ。“新たなグアルディオラ”と称されていた通り、当時から素晴らしい展開力を発揮していた。ドゥヌエ体制によりチームの中核となったことで、その才能が一気に開花。順調にキャリアアップし、2004年から2009年までリバプールで活躍した後は、レアル・マドリーに復帰した。キャリアの晩年は、グアルディオラのバイエルンで過ごし、2017年に現役を引退した。 2019.04.15 17:00 Mon5
