アル・ヒラルのFWマテウス・ペレイラが母国クルゼイロにレンタル

2023.07.25 14:07 Tue
Getty Images
クルゼイロは24日、サウジアラビアのアル・ヒラルからブラジル人FWマテウス・ペレイラ(27)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2024年6月30日までの1年となる。

ポルトガル屈指の名門スポルティングCP育ちのペレイラは、2019年に当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のWBAにレンタル移籍。絶対的な主力としてプレミアリーグ昇格の立役者となると、完全移籍に切り替わった2020-21シーズンは自身初のプレミアリーグの舞台で33試合11ゴール6アシストと、19位で降格となったチームの中で孤軍奮闘の働きを見せていた。
その後、2021年夏に加入したアル・ヒラルではここまで公式戦42試合に出場し、3ゴール15アシストの数字を残していた。

ただ、今年1月にUAEのアル・ワフダ・アブダビに半年間のレンタル移籍に出されるなど、クラブ内で微妙な立ち位置にいるペレイラは、さらにクラブが今夏の移籍市場で超大型補強を敢行している中、その煽りを受ける形で構想外の形となっていた。
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