ミラン、オカフォーに続きチュクウェゼも契約成立間近に! 月曜までに発表か

2023.07.22 15:10 Sat
Getty Images
ミランビジャレアルのナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ(24)の獲得にも近づいているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

イタリア代表MFサンドロ・トナーリをニューカッスルへと売却し、積極的に補強を進めているミラン。すでに5人の新戦力をチームに迎え入れ、ザルツブルクのスイス代表FWノア・オカフォー(23)獲得も間近に。欧州の移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、22日中にメディカルチェックが行われる予定だ。

ストライカーと同じくらい重要な補強箇所となっているのが右ウイングで、チュクウェゼとはすでに個人合意済みだと報じられていた。
この度、ミランはビジャレアルとも契約合意に達したようで、移籍金は2000万ユーロ(約31億6000万円)+800万ユーロ(12億6000万円)とのこと。チュクウェゼとは4年契約を結ぶことになるという。

公式発表は週末中、遅くとも月曜日までには行われる見込み。チュクウェゼはレアル・マドリーやバルセロナ、ユベントスとの対戦が控えているアメリカツアーへの途中参加を目指すことになるようだ。
ミランが無事にオカフォーとチュクウェゼを獲得した場合、続くターゲットはバレンシアのアメリカ代表MFユヌス・ムサ(20)とセネガル代表DFフォデ・バロ・トゥーレ(26)に代わる左サイドバックのバックアッパーになる模様。バレンシアとは交渉が継続中であり、バロ・トゥーレにはフルアムが最も獲得に興味を示している。バロ・トゥーレの後釜はイタリア人を中心に探すことになるようだ。

サムエル・チュクウェゼの関連記事

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が2日にホームで行われ、1-2で競り負けたセリエA第27節ラツィオ戦を振り返った。 2連敗で迎えたラツィオ戦。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得のためには負けられない一戦となったが、攻守の切り替えで上回るラツィオに28分、FWマッティア・ザッカーニのゴールを許して先制さ 2025.03.03 10:30 Mon
セリエA第27節、ミランvsラツィオが2日に行われ、1-2でラツィオが競り勝った。 3日前のボローニャとの延期試合を逆転負けして連敗となった8位ミラン(勝ち点41)は、ボローニャ戦のスタメンからフェリックスとチャウに代えてプリシックとガッビアを起用した。 一方、前節ヴェネツィア戦がゴールレスドローに終わった 2025.03.03 06:51 Mon
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が逆転勝利や選手とのひと悶着について語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 セリエA前節はユベントスとのビッグマッチを0-2の敗戦で終えたミラン。26日に行われた第22節では日本代表GK鈴木彩艶がゴールマウスを守るパルマをホームに迎えた。 先手を取られる展開も、GK 2025.01.27 16:51 Mon
セリエA第22節、ミランvsパルマが26日にサン・シーロで行われ、ホームのミランが3-2で逆転勝利した。なお、パルマのGK鈴木彩艶はフル出場した。 前節、ユベントスとのビッグマッチに0-2で完敗となった8位のミランと、ヴェネツィアとの1-1のドローで3戦未勝利の16位パルマの一戦。 直近のチャンピオンズリー 2025.01.26 22:46 Sun
ミランがボローニャのイタリア代表FWリッカルド・オルソリーニ(28)の獲得に乗り出しているようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が報じている。 同氏によればミランは1800万ユーロ(約29億5000万円)の移籍金に加え、FWノア・オカフォー(24)を加えた取り引きでオファーしてい 2025.01.25 11:30 Sat

ミランの関連記事

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が14日に行われ、0-1で敗れたコッパ・イタリア決勝ボローニャ戦後にコメントした。 準決勝でインテルの三冠を阻んで決勝に進出し、22年ぶり6度目の優勝を目指して臨んだ決勝。拮抗した展開をゴールレスで終えた中、後半開始8分に失点したミランはそのまま反撃できずにボローニャの前にウノゼ 2025.05.15 09:30 Thu
ボローニャのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が14日に行われ、1-0で勝利したコッパ・イタリア決勝ミラン戦後にコメントした。 今季、60年ぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきたボローニャ。チアゴ・モッタ前監督の後任となったイタリアーノ監督は主力が引き抜かれたチームの中、チームとして初出場のチャンピオンズリーグ(CL 2025.05.15 08:45 Thu
コッパ・イタリア決勝ミランvsボローニャが14日に行われ、0-1でボローニャが勝利した。 準決勝でエンポリを下した51年ぶり3度目の優勝を狙うボローニャと、インテルの三冠を阻んだ22年ぶり6度目の優勝を狙うミランによる決勝。 5日前にセリエAで対戦した際、3-1で逆転勝利していたミランは2選手を変更。フェリ 2025.05.15 06:01 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が14日に行われるボローニャとのコッパ・イタリア決勝を前日に控えた会見に臨んだ。 セリエAでは8位と振るわない中、インテルの3冠を阻んで進出したコッパ・イタリア決勝では、5日前にセリエAで対戦し、3-1で逆転勝利したボローニャと対戦する。 タイトルマッチであることに加え、来 2025.05.14 14:30 Wed

セリエAの関連記事

ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後 2025.05.17 13:00 Sat
フィオレンティーナは15日、イタリア代表DFピエトロ・コムッツォ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年からフィオレンティーナの下部組織に在籍するコムッツォは185cmのセンターバック。2023年10月のナポリ戦でファーストチームデビューを飾ると、今シーズンはセンターバックの 2025.05.15 21:02 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed
セリエA懲戒委員会は13日、ユベントスのフランス人DFピエール・カルルに対し、2試合の出場停止処分を科した。 カルルは10日に行われたセリエA第36節ラツィオ戦の57分、振り上げた手が相手FWタティ・カステジャノスの顔面に直撃し、VARの末に一発退場となっていた。 残り2試合、ウディネーゼ戦とヴェネツィア戦 2025.05.14 11:30 Wed
ユベントスは13日、アメリカの自動車メーカーであるジープ社と2028年6月まで契約した。ユニフォームのメインスポンサーとなる。契約料は総額6900万ユーロ(約113億8000万円)とのこと。 契約料の内訳は今季終了までに400万ユーロ、来季に1900万ユーロ、残り2シーズンが2300万ユーロとなる。 ユベン 2025.05.14 09:30 Wed

記事をさがす

サムエル・チュクウェゼの人気記事ランキング

1

“どうしてもCLに出たい” 30歳迎えてセリエBに舞台を移したベラルディが移籍願望明言、ミランが再参戦か

ミランがサッスオーロの元イタリア代表FWドメニコ・ベラルディ(30)を再びリストアップしたという。 16歳でのサッスオーロ入りから14年。一時的に保有権だけユベントスへ移った時期こそあれど、諦めきれなかったクラブに売却時の倍額で買い戻され、今日に至るベラルディ。 常にカルチョトップクラブの補強リストに名を連ねてきたが、夏が来るたび移籍は実現せず、そうこうしているうちにサッスオーロがセリエB降格。ベラルディは30代突入とともに、トップディビジョンを離れることとなった。 迎えた今季は、負傷でセリエB開幕7試合を欠場し、今月5日の第8節で途中出場から復帰。チームが格下チッタデッラに6-1と圧勝したなか、ベラルディは最後の6点目をアシストした。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ここにきてミランが再びベラルディをリストアップ。背景には、ベラルディがチッタデッラ戦後のインタビューで「まだ移籍希望がある」と発言したこともあるそうだ。 「昨年はユーベに行けず、クラブ側と口論にもなった。僕にはどうしても満たしたい野心がある。それは、チャンピオンズリーグ(CL)のアンセムを直に聞くことだ」 ミランに関しては、現状あくまでリストアップ。ベラルディが本職とする右ウイングはFWクリスチャン・プリシックが定位置を固め、安く獲得できてもバックアッパーか。また、FWサムエル・チュクウェゼの売却も必須とされる。 補足として、チュクウェゼは「サウジアラビアに熱心な求婚者がいる」そう。またベラルディはサッスオーロとの契約が2027年6月までで、年俸は300万ユーロ(約4.8億円)だそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ミラン時代のキレキレロナウジーニョ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Football’s poetry <br><br>Everytime Ronaldinho found the net in Rossonero <a href="https://twitter.com/hashtag/SempreMilan?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SempreMilan</a></p>&mdash; AC Milan (@acmilan) <a href="https://twitter.com/acmilan/status/1845404520798683195?ref_src=twsrc%5Etfw">October 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.16 17:05 Wed
2

右ウイング狙うミラン、チュクウェゼに代わるプランBはデンマーク1部得点王のイサクセン

ミランはミッティランのU-21デンマーク代表FWグスタフ・イサクセン(22)の獲得も選択肢の1つとして考えているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。 元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)やアルゼンチン人FWルカ・ロメロ(18)を獲得したものの、即戦力級の右ウイングも求めているミラン。ビジャレアルのナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ(24)の獲得に動いているが、2500万ユーロ(約38億8000万円)の最初のオファーがビジャレアルに拒否されたと報じられていた。 ビジャレアルはチュクウェゼの売却に3000万ユーロ(約46億6000万円)を要求しているようで、EU圏外枠の選手であることも懸念点の1つに。ポルトのイラン代表FWメフディ・タレミ(30)がミランの新ストライカー候補の1人として挙がっているが、ロフタス=チークの獲得によってEU圏外枠が1つ埋まったため、現時点でチュクウェゼとタレミの両獲りは難しい状況にある。 そこで目をつけているのが、デンマークでプレーしているイサクセンのようだ。ミッティランとの口頭合意に向けた草案がミランにはすでにあるようで、同じくイサクセンに目をつけているユベントスを上回っている状況だという。 右ウイングや2トップの一角を主戦場とする左利きのイサクセンは、2019年からミッティランのファーストチームでプレー。昨季はデンマーク・スーペルリーガ(デンマーク1部)で18ゴールを奪い、得点王のタイトルを獲得している。 2023.07.11 12:20 Tue
3

ミラン、ビジャレアルからチュクウェゼを5年契約で獲得!移籍金は最大43億円に

ミランは27日、ビジャレアルからナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ(24)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までで、背番号は「21」を着用する。 移籍金などは明かされていないが、イタリア『スカイ』は基本移籍金2000万ユーロ+最大ボーナス800万ユーロの総額2800万ユーロ(約43億4200万円)と伝えている。 ビジャレアルの下部組織出身であるチュクウェゼは、2018年9月にファーストチームデビュー。以降は主軸に定着すると、昨シーズンは公式戦50試合に出場して13ゴール11アシストの成績を残していた。 今夏の移籍市場でミランは、イタリア代表MFサンドロ・トナーリをニューカッスルへ売却した一方、チェルシーのアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチやレッドブル・ザルツブルクのスイス代表FWノア・オカフォーら7人を獲得するなど、積極的な動きを見せている。 また、チュクウェゼの加入により、ミランは2023-24シーズンのEU圏外枠の2枠を使い切ることになり、かねてより噂が上がっていた日本代表MF鎌田大地のミラン移籍は事実上消滅することになった。 2023.07.28 01:15 Fri
4

ミランで序列低下のサーレマーケルス、ボローニャに買取OP付レンタルで加入

ボローニャは30日、ミランからベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルス(24)を買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 サーレマーケルスは2020年9月にアンデルレヒトから加入。豊富な運動量と突破力を武器に3シーズンにわたって毎年セリエA30試合以上に出場し、2021-22シーズンのスクデットにも貢献。 ウイングバックもこなすなど右サイドのスペシャリストとして使い勝手のいいプレーヤーだが、クラブは今夏の移籍市場でアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチ、ナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼと右ウイングを主戦場とする2人のアタッカーを獲得。これにより、序列が低下していたベルギー代表MFは開幕2試合でベンチ外となっていた。 2023.08.30 22:45 Wed
5

ターンオーバー敢行のミランがセリエB首位サッスオーロを6発粉砕【コッパ・イタリア】

ミランは3日、コッパ・イタリア・ラウンド16でサッスオーロをホームに迎え、6-1で圧勝した。 3日前のエンポリ戦を快勝したミランの今季コッパ・イタリア初戦。そのミランはエンポリ戦のスタメンから8選手を変更。レオン、ラインデルス、フォファナのみ引き続きスタメンとなった。 昨季セリエAから降格し、今季セリエBで首位を走るサッスオーロに対して、エイブラハムを最前線に起用したミランが開始2分にロフタス=チークのシュートでGKを強襲すると、9分に先制しかける。 レオンが左サイドを抜け出して送ったクロスをエイブラハムがヘッドで合わせてネットを揺らしたが、レオンがわずかにオフサイドだった。 それでも12分に押し切る。ラインデルスの絶妙なフィードに抜け出したチュクウェゼのシュートが1度はポストに嫌われるもルーズボールを押し込んだ。 さらに17分、ミランがリードを広げる。左サイドのレオンが仕掛けてルーズとなったボールをボックス手前左のラインデルスがミドルシュートを蹴り込んだ。 止まらないミランは21分に3点目。エイブラハムのポストプレーからボックス右に侵入したチュクウェゼがシュートを決めきった。 チュクウェゼのドッピエッタで更に余裕の展開としたミランは2分後に4点目。ロフタス=チークのスルーパスに抜け出したレオンがシュートを流し込んだ。 40分にもFKからトモリのヘディングシュートで5点目に迫ったミランが4-0で前半を終えた。 迎えた後半、3日後のアタランタ戦を見据えてレオンやフォファナをお役御免としたミランが56分に5点目。CKの流れからプリシックのフィードがポストに直撃したルーズボールをカラブリアが押し込んだ。 その後、ムラッティエーリに一矢報いられたミランだったが、62分にエイブラハムが6点目を挙げて圧勝。ターンオーバー敢行のミランが難なくベスト8に進出している。 ミラン 6-1 サッスオーロ 【ミラン】 サムエル・チュクウェゼ(前12) タイアニ・ラインデルス(前17) サムエル・チュクウェゼ(前21) ラファエル・レオン(前23) ダビデ・カラブリア(後11) タミー・エイブラハム(後17) 【サッスオーロ】 サムエレ・ムラッティエーリ(後14) 2024.12.04 06:53 Wed

ミランの人気記事ランキング

1

アーセナルが今夏シンガポールでプレシーズンツアーを実施、ミラン&ニューカッスルと対戦

アーセナルは11日、2025-26シーズンに向けたプレシーズンに関して、シンガポールを訪れることを発表した。 すでに、7月31日(木)の19時30分から香港でトッテナム・ホットスパーとのノース・ロンドン・ダービーを戦うことを発表していたアーセナル。その前にシンガポールを訪れ、2試合を戦うこととなる。 7月23日(水)にはミランと対戦。同27日(日)には、ニューカッスル・ユナイテッドと対戦することを発表した。どちらの試合も、5万5000人を収容するナショナルスタジアムで開催される。 アーセナルがシンガポールを訪れるのは2018年以来7年ぶり。2015年にも訪れており、3度目となる。 クラブのマネージング・ディレクターを務めるリチャード・ガーリック氏は今回のプレシーズンツアーについてコメントしている。 「7月にシンガポールに戻り、2つの優れた相手と対戦し、多くの素晴らしいサポーターと会えることを嬉しく思う」 「男子ファーストチームの選手たちは2015年と2018年にシンガポール遠征を行い、印象的なナショナルスタジアムでプレーして素晴らしい思い出を作った。今年も再びこの競技場に戻ってくる」 「この遠征は、この美しい地域のサポーターとつながる機会を与えてくれる。ミランとニューカッスル・ユナイテッドとの2試合は、エキサイティングな試合になることが確実で、新シーズンに向けて選手たちに質の高い準備をもたらすだろう」 なお、トッテナムとのダービーを含め3試合でプレシーズンのツアーは終了。その後ロンドンに戻り、8月16日(土)に開幕するプレミアリーグへ準備を進めるという。 2025.04.11 14:25 Fri
2

【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.5 “グランデ・ミラン”CL制覇、セリエA3連覇達成/ミラン[1993-94]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.5</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1993-94シーズン/ミラン 〜グランデ・ミラン〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1993-94milan.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(47) 獲得タイトル:チャンピオンズリーグ、セリエA 攻撃力6:★★★★★★☆☆☆☆ 守備力10:★★★★★★★★★★ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">CL制覇、セリエA3連覇達成</div> サッキが退任後、1991年にミランの監督に就任したカペッロは、バレージやマルディーニ、コスタクルタら守備能力の高いDFを生かしたソリッドなスタイルで、1年目からセリエA初となる無敗優勝を達成。さらに翌年もセリエAを制し、CLの決勝にも進出したミランは、1993―94シーズンに3連覇の偉業を成し遂げた。このシーズンの得点数は、わずか36得点。優勝クラブとしては、過去類を見ない少なさだった。しかし、失点数はわずか15という特筆ものの数字だった。抜群の勝負強さを発揮する当時のミランは、“グランデ・ミラン”と称され、まさに黄金期を迎えていた。 1993-94シーズンのハイライトは、何といってもCL決勝だった。相手はクライフの下で、ミランと同じく黄金期を迎えていたバルセロナ。下馬評では、ロマーリオやストイチコフ、クーマンらを擁するバルセロナが圧倒的有利との見方が大勢を占めたが、フタを開けてみればミランが4-0で圧勝した。ミランは序盤から、お家芸となっていたハイプレスを敢行し、デサイーを中心に中盤で主導権を掌握。マッサーロの2ゴールでリードして試合を折り返すと、後半開始直後にはサビチェビッチの鮮やかなループシュートで加点した。そして、終盤にはデサイーにもゴールが生まれ、“ドリームチーム”を見事に粉砕してみせた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">鉄壁の守備陣</div> このシーズンのミランは、それまでチームを支えてきたオランダ・トリオが崩壊していた。ライカールトとフリットがクラブを去り、ファン・バステンも慢性的な負傷でコンディションが整わず。チームは転換期を迎えていた。そのなかでも、セリエAとCLを制覇できたのは、バレージとマルディーニ、コスタクルタ、タソッティというサッキ時代から不変のバックラインを擁していたからだ。パヌッチとガッリという優秀な選手もベンチに控えており、まさに隙のない守備陣だった。 守備に関して言えば、デサイーとアルベルティーニというセントラルMF2選手も効いていた。そして、前線にはテクニシャンのボバンとサビチェビッチが並んだ。チームはファン・バステンとフリットという得点源を補うようなストライカーが不在だったが、全体のバランスが良いチームだった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデヤン・サビチェビッチ(28)</span> イタリア語で天才を意味する“ジェニオ”のニックネームを持つモンテネグロ人アタッカー。ミランに加入した1992―93シーズンは、ファン・バステンやフリットの高い壁に苦しんだが、カペッロ就任後はチームにとって欠かせない存在となった。とりわけ、1993-94シーズンのCL決勝の活躍は印象的。前半22分に右サイドのドリブル突破からマッサーロの先制弾をアシストすると、後半2分には巧みな仕掛けから見事なループシュートを決めて、タイトル獲得に大きく貢献した。一方、ユーゴスラビア代表(当時)としては、内戦などの影響で全盛期に国際舞台への出場が叶わず、晩年に1998年フランスW杯に出場するにとどまった。 2019.04.05 22:00 Fri
3

“どうしてもCLに出たい” 30歳迎えてセリエBに舞台を移したベラルディが移籍願望明言、ミランが再参戦か

ミランがサッスオーロの元イタリア代表FWドメニコ・ベラルディ(30)を再びリストアップしたという。 16歳でのサッスオーロ入りから14年。一時的に保有権だけユベントスへ移った時期こそあれど、諦めきれなかったクラブに売却時の倍額で買い戻され、今日に至るベラルディ。 常にカルチョトップクラブの補強リストに名を連ねてきたが、夏が来るたび移籍は実現せず、そうこうしているうちにサッスオーロがセリエB降格。ベラルディは30代突入とともに、トップディビジョンを離れることとなった。 迎えた今季は、負傷でセリエB開幕7試合を欠場し、今月5日の第8節で途中出場から復帰。チームが格下チッタデッラに6-1と圧勝したなか、ベラルディは最後の6点目をアシストした。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ここにきてミランが再びベラルディをリストアップ。背景には、ベラルディがチッタデッラ戦後のインタビューで「まだ移籍希望がある」と発言したこともあるそうだ。 「昨年はユーベに行けず、クラブ側と口論にもなった。僕にはどうしても満たしたい野心がある。それは、チャンピオンズリーグ(CL)のアンセムを直に聞くことだ」 ミランに関しては、現状あくまでリストアップ。ベラルディが本職とする右ウイングはFWクリスチャン・プリシックが定位置を固め、安く獲得できてもバックアッパーか。また、FWサムエル・チュクウェゼの売却も必須とされる。 補足として、チュクウェゼは「サウジアラビアに熱心な求婚者がいる」そう。またベラルディはサッスオーロとの契約が2027年6月までで、年俸は300万ユーロ(約4.8億円)だそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ミラン時代のキレキレロナウジーニョ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Football’s poetry <br><br>Everytime Ronaldinho found the net in Rossonero <a href="https://twitter.com/hashtag/SempreMilan?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SempreMilan</a></p>&mdash; AC Milan (@acmilan) <a href="https://twitter.com/acmilan/status/1845404520798683195?ref_src=twsrc%5Etfw">October 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.16 17:05 Wed
4

ミラン、大幅年俸アップでレオンとの契約を2028年まで延長

ミランは2日、ポルトガル代表FWラファエル・レオン(23)との契約延長を発表した。契約期間は2028年6月30日までとなる。 なお、複数rのイタリアメディアによれば、年俸は現在の150万ユーロ(約2億2500万円)から500万ユーロ(約7億5000万円)+最大200万ユーロ(約3億円)のボーナスと大幅アップ。また、契約解除金については1億7500万ユーロ(約262億円)に設定されているとのことだ。 新契約にサインしたレオンは、クラブハウスを後にする際、記者団に向かって「とてもうれしいよ。今後も一緒に偉大なことを成し遂げたいと願っているよ」と喜びを語った。 2019年夏にリールから3000万ユーロの移籍金でミラン入りし、ここ数年で急激な成長曲線を描くレオン。とりわけ、昨季のミランでは以前からのドリブルセンスにプラスし、決定的な働きにも磨きをかけ、公式戦14得点をマークして実に11年ぶりのスクデット獲得に大きく貢献してみせた。 今季もここまで公式戦47試合で14得点15アシストと昨季以上の存在感を放っており、チームのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。 2023.06.03 06:00 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly