ユナイテッド、新守護神オナナの獲得目前! インテルと最大85.6億円支払いで決着

2023.07.18 16:15 Tue
Getty Images
元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(27)のマンチェスター・ユナイテッド行きがもう間近に迫っているようだ。

インテル移籍1年目から守護神を務め上げ、コッパ・イタリア連覇とチャンピオンズリーグ(CL)準優勝に貢献したオナナ。上述のようにインテルでのデビューシーズンが終わったばかりだが、マンチェスター・ユナイテッド行きの噂で盛り上がっている。

ユナイテッドはというと、12年間におよぶダビド・デ・ヘアとの関係を終わらせ、新たな守護神の獲得が急務に。その候補を巡っては様々な名前が浮かんだが、エリク・テン・ハグ監督にとってアヤックス時代の愛弟子であるオナナで落ち着いた格好だ。
そんなオナナは早い段階で個人合意に至り、今やクラブ間交渉が注目どころに。移籍金額やその支払い方法で綱引きが続く状況だったが、イタリアの移籍市場における著名記者のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏いわく、クラブ間交渉も決着したという。

両クラブは17日から18日の2日間でオナナの移籍を巡るすべての書類にサイン。ユナイテッドからインテルに支払われる移籍金額はボーナスを含むと最大5500万ユーロ(約85億6000万円)で、あと欠けているものは正式発表のみとのことだ。
オナナはアフリカ人特有のレスポンスを生かしてのセービングだけでなく、持ち前のキック精度によるビルドアップでの貢献度がまた1つの売り。ユナイテッドはこれからアメリカツアーだが、順調にいけばそこから合流となりそうだ。

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「ついに叶ったんだ」…デ・リフトが念願のユナイテッド移籍で決意 「次なる歴史の一翼に」

マンチェスター・ユナイテッドの新センターバックが加入後のインタビューでクラブ史に名を刻む活躍を誓った。 この夏はセンターバックのポジション強化が最優先事項だったユナイテッド。フランスの若き才能、レニー・ヨロに続いて、射止めたのがバイエルンの人員整理で売却候補に浮上していたマタイス・デ・リフトだった。 関心が明るみとなってから早々に個人合意の報も飛び出した後、クラブ間で綱引きが続いたが、基本金4500万ユーロ+アドオン500万ユーロの総額5000万ユーロ(約81億7000万円)で決着。13日に移籍が正式決定した。 この移籍を決意した理由は何だったのか。アヤックス時代に師事したエリク・テン・ハグ監督と再会できるのが1つの魅力だったことだろうが、プロジェクト面に共感したのもあったようだ。 「このプロジェクトを本当に気に入っている。どこかに行って、自分が新しいプロジェクトの一部であり、何かしら新しいものの一部であるを感じられるのはいつだって良いこととだ」 「僕だけじゃなく、この夏にやってくる選手たちもマンチェスター・ユナイテッドの次なる歴史の素晴らしいピースとなり、クラブが本来いるべき場所、つまりトップに戻せたらと思う」 「その上、アメージングなクラブだし、世界でも指折りのビッグクラブ。素晴らしい歴史に多くの素晴らしい選手、素晴らしいDFがいる」 「本当にワクワクするよ。実のところ、長いこと待っていた! 休暇中もずっと契約成立のメッセージを待っていたし、ついにそれが叶ったんだ。だから、スタートを切るのが楽しみだ」 また、クリスティアーノ・ロナウドをはじめ、同胞のエドウィン・ファン・デル・サールらを挙げながら、クラブの歴史を振り返りつつ、自身にとっても挑戦となるこの移籍に高揚した。 「イングランドで、世界有数のビッグクラブで、世界最大のリーグで、こういう可能性があるのは素晴らしい挑戦になる。僕にとって、新しい挑戦が原動力だし、チャレンジが好きなんだ」 「このチャンスをもらって、このレベルでプレーし、トロフィーに貢献できるなんて素晴らしいことだ。マンチェスター・ユナイテッドの次なる歴史の一翼を担えたらと思う」 アヤックスを出てから、ユベントス、バイエルンを渡り歩き、このたびからユナイテッドに舞台を移したデ・リフト。アヤックスから移籍後はやや伸び悩みの印象もあるキャリアだが、ユナイテッドで地位を築き、それも払拭したいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画】デ・リフトが同じく新加入のマズラウィとともにユナイテッドのトレーニングに合流</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="WW5O8pkXprQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.08.16 14:05 Fri
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ラッシュフォードに大英帝国勲章が授与! コロナ禍に貧困家庭を支援

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(24)が大英帝国勲章(MBE)を授与された。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ラッシュフォードは、新型コロナウイルスの感染拡大時期にイギリス国内の貧困家庭の子供たちを救うため、無料の学校給食制度の期間継続などを訴え、これにより国内の130万人の子供たちが夏休み中も無料で給食を受け取ることができるようになった。 そういった慈善活動が高く評価され、昨年にMBEを受勲。また、以降も引き続き貧困家庭を救うため、国内企業やプロアスリートからの支援を求める活動を継続している。 そして、9日にイギリスのウィンザー城で行われた受勲式に母親のメラニーさんと共に出席した同選手は、ケンブリッジ公ウィリアム王子から直接MBEを授与された。 今回の受勲式後に取材を受けたラッシュフォードは、同席した愛する母親について言及。女手一つで自身を含む兄弟を立派に育て上げたメラニーさんへの感謝の思いを口にしている。 「母は大きなインスピレーションの源です。僕の成長物語は誰もが知っていますが、僕には2人の兄と2人の姉がいて、母はその間ずっと片親だったことを忘れてはいけません」 「僕らがどんなに大変でも、母にとってはその10倍も大変なことなのです。ですから、僕がこれまでに受賞した慈善活動の賞は、すべて実家に置いてありますし、今回の賞もそこに置くことにしました」 また、以前から熱狂的なフットボールファンとして知られるウィリアム王子との会話の内容について問われると、以下のように説明している。 「フットボールの話をしていました。ユーロの後の様子や、みんなが一緒になってチームをサポートしているのを見て、どれだけ嬉しかったかを伝えました」 「フットボール以外では、僕の活動について話をさせていただきました。ウィリアム王子は僕がキャンペーンを始めたことをどれだけ喜んでいるのか、そして今後のことについて話しをしてくださいました」 最後に、現役引退後も慈善活動を継続していくかとの問いに対しては、「願わくば、僕が引退するまでにすべてが整い、引退後にそういった活動をする必要がなくなることを願っていますが、それは何年も先のことです。もちろん、僕がまだプレーしている間は、まだこの活動を続けると思いますが、できればその間に問題がなくなるようにしていきたいです」と、貧困問題の根本的な解決を祈っている。 2021.11.10 01:00 Wed

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