バルサを離れて5年…デウロフェウがウディネーゼに忠誠「主人公じゃなくたっていい。自分の居場所を大切にしたい」

2023.07.13 16:03 Thu
Getty Images
元スペイン代表FWジェラール・デウロフェウ(29)がウディネーゼへの忠誠を誓った。

バルセロナの下部組織で育ったデウロフェウ。ファーストチームの仲間入りを果たした20歳前後のころは将来を大きく期待されるも、なかなか結果を残せず、レンタル移籍を繰り返した末、2018年7月にワトフォードへと完全移籍した。

2020-21シーズンからはワトフォードの姉妹クラブであるウディネーゼへと移り、現在では背番号「10」を背負ってチームの命運を左右する存在に。2021-22シーズンはセリエA34試合の出場で13ゴール5アシストを記録した。
昨シーズンこそケガで後半戦を棒に振る残念な1年となってしまったが、ウディネーゼは12日、デウロフェウとの契約を2026年6月まで延長したと発表。2023-24シーズンは加入4年目となり、名実ともにウディネーゼを象徴する選手となった格好だ。

デウロフェウ自身も契約延長にあたり、クラブ公式サイトでコメントを発表。溢れんばかりのウディネーゼ愛を披露している。
「ウディネに来てから何度「幸せだ」と言ってきただろう。皆さん(ファン)ならよく知ってくれていると思う」

「これまでの人生、そしてフットボールを通じて得た経験から『自分が今いる場所を大切にする』ことの重要さをよく認識している。僕はウディネーゼで幸せを享受し、実際にピッチでもうまくやれている。クラブとこの街に心から感謝しているよ」

また、昨年11月に負ったヒザの大ケガについても言及。練習復帰のメドは立っていないとしながらも、ファンに向け、頼もしいメッセージを送っている。

「幸いにも気分はとても良い。復帰の日はまだ決まっていないんだけどね。カラダが順調に回復してくれればもうすぐ戻れるはずさ」

「できるだけ早く準備できるよう全力を尽くすことを約束する。でも、もしすぐに戻れなくてもチームメイトを助けられるよう頑張るよ。僕が主人公である必要はない。このチームにはたくさんのキャプテンがいる…その1人として貢献していきたい」

かつては元イタリア代表FWアントニオ・ディ・ナターレ氏がクラブをけん引したウディネーゼ。同氏の現役引退からはや7年、現在ではデウロフェウがクラブ、そして街のシンボルとしてファンの誇りとなっている。

ジェラール・デウロフェウの関連記事

ウディネーゼの元スペイン代表FWジェラール・デウロフェウ(29)が引退の危機にあるようだ。 デウロフェウは昨年1月、右ヒザの負傷を再発させ手術を受けていた。それ以降、復帰できていない状況にある。2020年3月にも右ヒザ前十字靭帯断裂と半月板損傷の大ケガを負っていたデウロフェウは、現在の苦しい状況を以下のように吐露 2024.02.22 00:00 Thu
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が受けた悪質なタックルについて、元チームメイトが批判した。 18日、プレミアリーグ第25節でブライトンはアウェイでシェフィールド・ユナイテッドと対戦した。 三笘はこの試合に左サイドで先発出場。すると、11分にパスを受けた三笘に対し、メイソン・ホルゲイトが猛然 2024.02.20 13:20 Tue
ウディネーゼは12日、元スペイン代表FWジェラール・デウロフェウ(29)と2026年6月まで契約を延長したことを発表した。 バルセロナのカンテラ出身であるデウロフェウは、エバートンやセビージャ、ミラン、ワトフォードを経て、2021年冬にウディネーゼに加入。これまで公式戦68試合に出場して18ゴール14アシストをマ 2023.07.13 07:30 Thu
元フランス代表FWフロリアン・トヴァン(30)がウディネーゼに加わるようだ。 ウディネーゼでは元スペイン代表FWジェラール・デウロフェウが右ヒザの手術を決断。今季も公式戦18試合で3得点7アシストをマークする攻撃の要を失ったが、トヴァンでカバーする運びとなった模様だ。 イタリア『スカイ』によると、トヴァンは 2023.01.30 16:30 Mon
ウディネーゼの元スペイン代表FWジェラール・デウロフェウ(28)が、アストン・ビラへの移籍を否定した。スペイン『Fichajes』が伝える。 バルセロナの下部組織出身で、ミランやセビージャでのプレー経験も持つデウロフェウ。2020-21シーズンからはウディネーゼの背番号10を背負い、クラブ通算67試合で18得点1 2023.01.18 18:42 Wed

ウディネーゼの関連記事

ウディネーゼは1日、レッドブル・ザルツブルクを退団したフランス人DFウマル・ソレ(24)の加入を発表した。 正式加入は2025年1月。2027年6月30日までの2年半契約を結んだ。 ソレはフランスのスタッド・ラヴァルの下部組織で育ち、2018年1月に国内屈指の名門リヨンへステップアップ。2020年7月にレッ 2024.10.02 00:00 Wed
レッドブル・ザルツブルクを退団したフランス人DFウマル・ソレ(24)は、ウディネーゼ行きで合意に至ったとのことだ。 ソレはフランスのスタッド・ラヴァルの下部組織で育ち、2018年1月に国内屈指の名門リヨンへステップアップ。2020年7月にザルツブルクへ完全移籍すると、以降は主力DFの一人としてプレーしていた。 2024.10.01 10:50 Tue
インテルは28日、セリエA第6節でウディネーゼとのアウェイ戦に臨み、3-2で逃げ切った。 前節ミランとのダービーに競り負けて今季初黒星を喫したインテルは、3日後にチャンピオンズリーグのツルヴェナ・ズヴェズダ戦を控えるなか、ほぼベストメンバーで臨んだ。 前節ローマに敗れて首位陥落となったウディネーゼに対し、開 2024.09.28 23:57 Sat
鈴木彩艶の所属するパルマは16日、セリエA第4節でウディネーゼと対戦し2-3で敗戦した。 前節のナポリ戦で今季リーグ戦初黒星を喫したパルマが、無敗と好スタートを切ったウディネーゼをホームに迎えた一戦。ナポリ戦で退場処分となった鈴木は、出場停止のため欠場している。 試合はパルマが開始早々にスコアを動かす。2分 2024.09.17 03:33 Tue
ウディネーゼは23日、ルーマニアのCFRクルージュからルーマニア代表GKラズバン・サバ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年6月30日までの5年間となる。背番号は「90」に決まった。 サバは、ユベントスやペスカーラ、レッチェの下部組織で育った過去があり、トリノの下部組織から202 2024.08.23 21:30 Fri

セリエAの関連記事

記事をさがす

ジェラール・デウロフェウの人気記事ランキング

1

バルサを離れて5年…デウロフェウがウディネーゼに忠誠「主人公じゃなくたっていい。自分の居場所を大切にしたい」

元スペイン代表FWジェラール・デウロフェウ(29)がウディネーゼへの忠誠を誓った。 バルセロナの下部組織で育ったデウロフェウ。ファーストチームの仲間入りを果たした20歳前後のころは将来を大きく期待されるも、なかなか結果を残せず、レンタル移籍を繰り返した末、2018年7月にワトフォードへと完全移籍した。 2020-21シーズンからはワトフォードの姉妹クラブであるウディネーゼへと移り、現在では背番号「10」を背負ってチームの命運を左右する存在に。2021-22シーズンはセリエA34試合の出場で13ゴール5アシストを記録した。 昨シーズンこそケガで後半戦を棒に振る残念な1年となってしまったが、ウディネーゼは12日、デウロフェウとの契約を2026年6月まで延長したと発表。2023-24シーズンは加入4年目となり、名実ともにウディネーゼを象徴する選手となった格好だ。 デウロフェウ自身も契約延長にあたり、クラブ公式サイトでコメントを発表。溢れんばかりのウディネーゼ愛を披露している。 「ウディネに来てから何度「幸せだ」と言ってきただろう。皆さん(ファン)ならよく知ってくれていると思う」 「これまでの人生、そしてフットボールを通じて得た経験から『自分が今いる場所を大切にする』ことの重要さをよく認識している。僕はウディネーゼで幸せを享受し、実際にピッチでもうまくやれている。クラブとこの街に心から感謝しているよ」 また、昨年11月に負ったヒザの大ケガについても言及。練習復帰のメドは立っていないとしながらも、ファンに向け、頼もしいメッセージを送っている。 「幸いにも気分はとても良い。復帰の日はまだ決まっていないんだけどね。カラダが順調に回復してくれればもうすぐ戻れるはずさ」 「できるだけ早く準備できるよう全力を尽くすことを約束する。でも、もしすぐに戻れなくてもチームメイトを助けられるよう頑張るよ。僕が主人公である必要はない。このチームにはたくさんのキャプテンがいる…その1人として貢献していきたい」 かつては元イタリア代表FWアントニオ・ディ・ナターレ氏がクラブをけん引したウディネーゼ。同氏の現役引退からはや7年、現在ではデウロフェウがクラブ、そして街のシンボルとしてファンの誇りとなっている。 2023.07.13 16:03 Thu
2

デウロフェウが引退の危機、「もうプレーできないかもしれない」

ウディネーゼの元スペイン代表FWジェラール・デウロフェウ(29)が引退の危機にあるようだ。 デウロフェウは昨年1月、右ヒザの負傷を再発させ手術を受けていた。それ以降、復帰できていない状況にある。2020年3月にも右ヒザ前十字靭帯断裂と半月板損傷の大ケガを負っていたデウロフェウは、現在の苦しい状況を以下のように吐露した。 「数カ月前からもうプレーできないかもしれないと思っていた。1年以上もの長い間、好きなサッカーをプレーできていない。あまり弱音を吐きたくないが、大変な時期を過ごしている。僕がどんな状況にあるか、誰にも想像できないだろう。あらゆる治療法を試したが、完全に回復することはないということを受け入れた。2020年に大きなケガをして何とか復帰したけど、それから3度同じ個所をケガした。本当に試練だ。復帰のためにあらゆることをしているけど、引退後のキャリアを準備しているのも事実だ」 2026年6月までウディネーゼとの契約を残しているデウロフェウだが、仮に引退となった場合、クラブはフロント入りの打診を行うとしている。 2024.02.22 00:00 Thu

ウディネーゼの人気記事ランキング

1

ザルツブルク退団のDFソレがウディネーゼと2年半契約! 来年1月に加入決定

ウディネーゼは1日、レッドブル・ザルツブルクを退団したフランス人DFウマル・ソレ(24)の加入を発表した。 正式加入は2025年1月。2027年6月30日までの2年半契約を結んだ。 ソレはフランスのスタッド・ラヴァルの下部組織で育ち、2018年1月に国内屈指の名門リヨンへステップアップ。2020年7月にレッドブル・ザルツブルクへ完全移籍すると、以降は主力DFの1人としてプレーした。 昨シーズンも負傷がありながら、公式戦28試合に出場。しかし、ペピン・リンダース監督が今シーズンから指揮官に就任したチームで出番はなく、9月に相互合意のうえで契約解除となった。 ザルツブルクでは公式戦104試合で4ゴール5アシストを記録していた。 ウディネーゼはセリエA開幕から4試合無敗と好スタートを切ったが、現在は2連敗中。192cmの高さを備えるソレの加入は1月になるが、チームは早く立ち直りたいところだ。 2024.10.02 00:00 Wed
2

9月にザルツブルク退団でフリーのDFウマル・ソレ、ウディネーゼ加入で合意

レッドブル・ザルツブルクを退団したフランス人DFウマル・ソレ(24)は、ウディネーゼ行きで合意に至ったとのことだ。 ソレはフランスのスタッド・ラヴァルの下部組織で育ち、2018年1月に国内屈指の名門リヨンへステップアップ。2020年7月にザルツブルクへ完全移籍すると、以降は主力DFの一人としてプレーしていた。 昨シーズンも負傷がありながら、公式戦28試合出場。しかし、ペピン・リンダース監督が今シーズンから指揮官に就任したチームで試合出場はなく、9月に相互合意のうえで契約解除となった。 去就が注目されていたソレだが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ウディネーゼ加入で合意したとのこと。計画通りに物事が進めば、今週中に正式発表がされる見込みとなっている。 ウディネーゼはセリエA開幕から4試合無敗と好スタートを切ったが、現在は2連敗中。192cmの高さを備えるソレの獲得が、チームにとって良い刺激となることが期待される。 2024.10.01 10:50 Tue
3

生還の元日本代表監督ザッケローニ氏が元気な姿を届ける! ウディネーゼvsミランに来場

元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が元気な姿を届けた。 ザッケローニ氏は昨年2月に自宅の階段を踏み外して頭部を打ちつけ、病院に緊急搬送。血腫の除去手術を受け、集中治療室に入る状況にあったが、昨年4月に退院した。 快方したとはいえ、もう70歳とあって、健康状態が心配だったが、20日に行われたセリエA第21節のウディネーゼvsミラン戦に招待され、キックオフ前のピッチに登場した。 かつて指揮したウディネーゼの名前入りユニフォームを手渡されると、観客の歓声に応えるかのようにそれを掲げ、その場でインタビューを受けた。 イタリア『スカイ』が報じたところによれば、「歓迎してくれて本当にありがとう。ウディネに戻ってくるのが待ち遠しかったよ」と語ったそうだ。 一時は状態を不安視する声が多かったザッケローニ氏だが、慣れ親しんだピッチにも立てるまで回復し、ファンを安心させるひと幕となった。 <span class="paragraph-title">【動画】元日本代表指揮官ザックが元気な姿で公の場に!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Amazing to see you back on your feet, Mister Zaccheroni <a href="https://twitter.com/hashtag/UdineseMilan?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UdineseMilan</a> <a href="https://t.co/7x4MPyP0xg">pic.twitter.com/7x4MPyP0xg</a></p>&mdash; Lega Serie A (@SerieA_EN) <a href="https://twitter.com/SerieA_EN/status/1748790992164028876?ref_src=twsrc%5Etfw">January 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.22 12:10 Mon
4

バルサを離れて5年…デウロフェウがウディネーゼに忠誠「主人公じゃなくたっていい。自分の居場所を大切にしたい」

元スペイン代表FWジェラール・デウロフェウ(29)がウディネーゼへの忠誠を誓った。 バルセロナの下部組織で育ったデウロフェウ。ファーストチームの仲間入りを果たした20歳前後のころは将来を大きく期待されるも、なかなか結果を残せず、レンタル移籍を繰り返した末、2018年7月にワトフォードへと完全移籍した。 2020-21シーズンからはワトフォードの姉妹クラブであるウディネーゼへと移り、現在では背番号「10」を背負ってチームの命運を左右する存在に。2021-22シーズンはセリエA34試合の出場で13ゴール5アシストを記録した。 昨シーズンこそケガで後半戦を棒に振る残念な1年となってしまったが、ウディネーゼは12日、デウロフェウとの契約を2026年6月まで延長したと発表。2023-24シーズンは加入4年目となり、名実ともにウディネーゼを象徴する選手となった格好だ。 デウロフェウ自身も契約延長にあたり、クラブ公式サイトでコメントを発表。溢れんばかりのウディネーゼ愛を披露している。 「ウディネに来てから何度「幸せだ」と言ってきただろう。皆さん(ファン)ならよく知ってくれていると思う」 「これまでの人生、そしてフットボールを通じて得た経験から『自分が今いる場所を大切にする』ことの重要さをよく認識している。僕はウディネーゼで幸せを享受し、実際にピッチでもうまくやれている。クラブとこの街に心から感謝しているよ」 また、昨年11月に負ったヒザの大ケガについても言及。練習復帰のメドは立っていないとしながらも、ファンに向け、頼もしいメッセージを送っている。 「幸いにも気分はとても良い。復帰の日はまだ決まっていないんだけどね。カラダが順調に回復してくれればもうすぐ戻れるはずさ」 「できるだけ早く準備できるよう全力を尽くすことを約束する。でも、もしすぐに戻れなくてもチームメイトを助けられるよう頑張るよ。僕が主人公である必要はない。このチームにはたくさんのキャプテンがいる…その1人として貢献していきたい」 かつては元イタリア代表FWアントニオ・ディ・ナターレ氏がクラブをけん引したウディネーゼ。同氏の現役引退からはや7年、現在ではデウロフェウがクラブ、そして街のシンボルとしてファンの誇りとなっている。 2023.07.13 16:03 Thu
5

デウロフェウが引退の危機、「もうプレーできないかもしれない」

ウディネーゼの元スペイン代表FWジェラール・デウロフェウ(29)が引退の危機にあるようだ。 デウロフェウは昨年1月、右ヒザの負傷を再発させ手術を受けていた。それ以降、復帰できていない状況にある。2020年3月にも右ヒザ前十字靭帯断裂と半月板損傷の大ケガを負っていたデウロフェウは、現在の苦しい状況を以下のように吐露した。 「数カ月前からもうプレーできないかもしれないと思っていた。1年以上もの長い間、好きなサッカーをプレーできていない。あまり弱音を吐きたくないが、大変な時期を過ごしている。僕がどんな状況にあるか、誰にも想像できないだろう。あらゆる治療法を試したが、完全に回復することはないということを受け入れた。2020年に大きなケガをして何とか復帰したけど、それから3度同じ個所をケガした。本当に試練だ。復帰のためにあらゆることをしているけど、引退後のキャリアを準備しているのも事実だ」 2026年6月までウディネーゼとの契約を残しているデウロフェウだが、仮に引退となった場合、クラブはフロント入りの打診を行うとしている。 2024.02.22 00:00 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly