アントニオ・ディ・ナターレ Antonio DI NATALE

ポジション FW
国籍 イタリア
生年月日 1977年10月13日(46歳)
利き足
身長 177cm
体重 70kg
ニュース クラブ 監督データ
ニュース一覧

“タフネス集団”首位インテルの強さはデータ上でも鮮明、とりわけ光る敵地での圧倒的勝負強さ

インテルの強さはデータ・数字にもしっかり表れている。 シモーネ・インザーギ監督体制3年目のインテル。「昨シーズン中盤戦の国内連敗続きからチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦進出」を大きな経験値とし、これを経てタフネス集団と化したミラノの雄だ。 26日現在は、セリエAで2位ユベントスと勝ち点「9」差のダントツ首位、CLラウンド16もアトレティコ・マドリーに先勝でベスト8進出へ一歩前進…コッパ・イタリアこそ敗退も、1月のスーペル・コッパ優勝ですでにタイトルを1つ獲得済みだ。 その強さは、『OPTA』集計のセリエAにおけるデータにも表れている。 まず、インテルは昨季途中の2023年1月からセリエAにおけるアウェイゲームで「16」勝。これは欧州5大リーグ、イングランド・スペイン・イタリア・ドイツ・フランスの全クラブ中最多の数字だという。 また、25日に敵地でレッチェを撃破(4◯0)したことにより、史上初のアウェイ「20」試合連続ゴールを達成。今季公式戦全体でノーゴールに終わったのは、消化試合となったCLグループステージ第6節のレアル・ソシエダ戦だけ…凄まじい得点力だ。 そんなインテルをけん引するのが、絶対的な点取り屋にしてキャプテンを担う26歳、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス。レッチェ戦の2ゴールにより、今季23試合22ゴールとした得点ランキングトップのエースだ。 ラウタロについては、この段階でキャリアハイの22ゴールとなっただけでなく、過去65年間で5人目となる3年連続20ゴールを前節までに達成。もはや、名実ともにカルチョの象徴と言って差し支えない。 3季ぶりのスクデットへ視界良好であると同時に、14年ぶりのCL制覇も目指すインテル。”カルチョ復権”のためには、インテルが欧州で勝つ以外に道はない。3月以降のインザーギ・インテルにも期待したい。 ◆インテルの今季アウェイ成績(セリエA) ▷13試合11勝2分け0敗 ▷13試合33ゴール6失点 ▷13試合すべて最低1ゴール ◆3年連続20ゴール達成者(セリエA) ▷ガブリエル・バティストゥータ氏 ▷アントニオ・ディ・ナターレ氏 ▷エディンソン・カバーニ ▷クリスティアーノ・ロナウド ▷ラウタロ・マルティネス 2024.02.26 15:55 Mon

16歳で伊代表デビューの神童パフンディがスイスのローザンヌに移籍

スイスのローザンヌ・スポルトは25日、ウディネーゼからU-19イタリア代表MFシモーネ・パフンディ(17)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 背番号は「30」に決定。レンタル期間は2024年末までとなり、今回の契約には1500万ユーロ(約24億円)とされる買い取りオプションが付帯している。 ウディネーゼの下部組織出身のパフンディは166cmの左利きの攻撃的MF。10代前半から圧倒的なテクニック、戦術眼、創造性を高く評価されていた逸材は、2022年5月に行われたサレルニターナ戦で、クラブ史上2位の16歳2カ月8日でのセリエA年少デビューを飾った。 さらに、クラブの伝説的なアタッカー、アントニオ・ディ・ナターレの系譜を受け継ぐ逸材は若手を重用したロベルト・マンチーニ前監督の下、2022年11月のアルバニア代表戦で16歳8カ月2日という歴代3位の若さでアッズーリデビューも飾った。 ただ、以降はファーストチーム定着には至らず、今シーズンここまではセリエA1試合、コッパ・イタリア1試合の出場にとどまってた。 なお、ローザンヌ・スポルトは先日にマンチェスター・ユナイテッドの株式25%を取得したサー・ジム・ラトクリフ氏の『INEOS』がフランスのニースと共にマルチ・クラブ・オーナーシップで保有するクラブとなっており、今後ニース、ユナイテッドへのステップアップの可能性も想定されるところだ。 2024.01.26 00:00 Fri

バルサを離れて5年…デウロフェウがウディネーゼに忠誠「主人公じゃなくたっていい。自分の居場所を大切にしたい」

元スペイン代表FWジェラール・デウロフェウ(29)がウディネーゼへの忠誠を誓った。 バルセロナの下部組織で育ったデウロフェウ。ファーストチームの仲間入りを果たした20歳前後のころは将来を大きく期待されるも、なかなか結果を残せず、レンタル移籍を繰り返した末、2018年7月にワトフォードへと完全移籍した。 2020-21シーズンからはワトフォードの姉妹クラブであるウディネーゼへと移り、現在では背番号「10」を背負ってチームの命運を左右する存在に。2021-22シーズンはセリエA34試合の出場で13ゴール5アシストを記録した。 昨シーズンこそケガで後半戦を棒に振る残念な1年となってしまったが、ウディネーゼは12日、デウロフェウとの契約を2026年6月まで延長したと発表。2023-24シーズンは加入4年目となり、名実ともにウディネーゼを象徴する選手となった格好だ。 デウロフェウ自身も契約延長にあたり、クラブ公式サイトでコメントを発表。溢れんばかりのウディネーゼ愛を披露している。 「ウディネに来てから何度「幸せだ」と言ってきただろう。皆さん(ファン)ならよく知ってくれていると思う」 「これまでの人生、そしてフットボールを通じて得た経験から『自分が今いる場所を大切にする』ことの重要さをよく認識している。僕はウディネーゼで幸せを享受し、実際にピッチでもうまくやれている。クラブとこの街に心から感謝しているよ」 また、昨年11月に負ったヒザの大ケガについても言及。練習復帰のメドは立っていないとしながらも、ファンに向け、頼もしいメッセージを送っている。 「幸いにも気分はとても良い。復帰の日はまだ決まっていないんだけどね。カラダが順調に回復してくれればもうすぐ戻れるはずさ」 「できるだけ早く準備できるよう全力を尽くすことを約束する。でも、もしすぐに戻れなくてもチームメイトを助けられるよう頑張るよ。僕が主人公である必要はない。このチームにはたくさんのキャプテンがいる…その1人として貢献していきたい」 かつては元イタリア代表FWアントニオ・ディ・ナターレ氏がクラブをけん引したウディネーゼ。同氏の現役引退からはや7年、現在ではデウロフェウがクラブ、そして街のシンボルとしてファンの誇りとなっている。 2023.07.13 16:03 Thu

昨季12位のウディネーゼが6連勝で引き続き上位に! 今季就任の指揮官「フィジカルよりメンタル」

ウディネーゼのアンドレア・ソッティル監督がメンタリティの重要性を口にした。イタリア『スカイ』が伝えている。 ウディネーゼは3日、セリエA第8節でエラス・ヴェローナとアウェイで対戦し、1-2で勝利。今季は開幕節でミランに敗戦を喫して以降は黒星がなく、第3節でモンツァを下したのを皮切りに、この勝利でとうとう6連勝とした。 2016年に英雄アントニオ・ディ・ナターレが現役引退して以降は下位の常連となり、昨季も12位だったチームがここまで首位のナポリに1ポイント差の3位と躍進を遂げている。 今夏に就任したクラブOBのソッティル監督はヴェローナ戦後のインタビューで好調の秘訣について問われ、フィジカルのみならずメンタル面での向上が重要だったと明かしている。 「この状態をキープし続ける必要があり、(現在の好調は)チーム全員の功績だ。私は素晴らしいプロフェッショナルたちで構成されたチームで仕事をしている。コーチングスタッフたちのことをを強く信頼しているよ」 「選手たちもそうだ。彼らは並外れたプレッシングを披露する。体躯やスタミナ、機動力で可能な限り対戦相手を上回る必要があるが、我々の選手たちは1対1のクオリティも高い」 「だが、重要なのはフィジカルよりもメンタルだ。もはや秘密にするようなことではないね。コンディションだけではなく、精神面をいかに鍛えるかがプレーにも反映される」 2022.10.04 15:40 Tue

ディ・ナターレ、セリエCのカッラレーゼ監督を退任…

セリエCに所属するカッラレーゼは11日、アントニオ・ディ・ナターレ監督(44)との契約を解除したことを発表した。 2021年4月にシルビオ・バルディーニ前監督(62)の後任としてカッラレーゼの指揮官に就任したディ・ナターレ監督。フルシーズンを率いることになった2021-22シーズンは、レギュラーシーズンを10位で終え、昇格プレーオフ出場権を獲得したが、プレーオフ1回戦で5位のペスカーラと0-0の引き分けに終わり、1回戦敗退となっていた。 退任の決まったディ・ナターレ監督は、公式サイトで「私に与えられた機会と、カラレーゼのようなカテゴリーでベンチを任してくれたことにより示された信頼に対して、スタッフ、クラブ、オーナーに感謝したい」とコメントしている。 2022.07.12 00:10 Tue

元伊代表FWディ・ナターレ、セリエCのカッラレーゼ監督に就任!

セリエC(イタリア3部)のカッラレーゼは11日、シルビオ・バルディーニ監督(62)の辞任とアントニオ・ディ・ナターレ氏(43)の監督就任を発表した。 エンポリでプロデビューを果たしたディ・ナターレ氏はイタリア下部クラブを渡り歩くと、2004年夏にウディネーゼ入り。長らくチームのエースを務め、38歳で現役を引退するまでセリエA通算445試合に出場し、リーグ歴代6位となる209得点を記録した。 現役を退いてから2018年にスペツィアのコーチに就任して、2019年からU-17チームの監督を務め、昨年9月に退任したディ・ナターレ氏。カッラレーゼはディ・ナターレ氏の監督招へいに際して、公式サイトを通じて「何人かのコーチと綿密な話し合いをした結果、サッカー界での名声が高く、技術的な専門知識にも定評のある人物をトップチームの監督に選んだ」と人選理由を説明した。 しかし、ディ・ナターレ氏は現在、指導者としてのライセンスを持っておらず、本来であれば監督就任が不可能な状態。クラブはイタリアサッカー連盟(FIGC)と手続きを行い、例外的な処置を取ってもらうと伝えている。 2021.04.12 15:06 Mon

「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持つ者だけ」21世紀で最もPKを外したのは誰?トップは同数で、やはりあの2人…!

PKと言えば決めるのが当たり前とされており、PK失敗シーンの方が珍しいが、「決めて当たり前」というプレッシャーが逆に足かせとなり、メンタルの強さが試されるプレーだ。 また、その独特のプレッシャーを再現することは試合本番でしかできず、練習できないプレーだとも言われている。 <div id="cws_ad">◆ミス数1位も外した分だけ決めている!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJpOXAybUtTUSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> PKが得意、不得意な選手がいる中、『Transfer Markt』が21世紀に入ってから、最もPKをミスした選手たちを紹介している。 21世紀で最もPKを外した選手は、史上最高の選手と名高いバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2人となっており、それぞれ27度のPK失敗を記録している。 しかし、PKを蹴った母数ではC・ロナウドの162回に対し、メッシは126回であることから、成功率はC・ロナウドの方が高いことが分かった。 また、3位には99回のPKを蹴り、19回外している元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティと、4位に92回のPKで16回の失敗を経験している元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチがランクイン。 しかし、メッシ、C・ロナウド、トッティ、イブラヒモビッチの4人は、同時に21世紀で最も多くPKを決めている選手の上位4人にもなっており(1位:C・ロナウド、2位:トッティ、3位:メッシ、4位:イブラヒモビッチ)、成功も多い分、失敗も多いという結果となった。 1994年のアメリカワールドカップ(W杯)決勝でPKを外した元イタリア代表FWロベルト・バッジョ氏は「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持つ者だけだ」という名言を残しているが、まさにその言葉通りの結果となっている。 ◆21世紀のPK失敗回数(括弧内は失敗率) 1.リオネル・メッシ:126回中27回失敗(21.4%) 2.クリスティアーノ・ロナウド:162回中27回失敗(16.7%) 3.フランチェスコ・トッティ:99回中19回失敗(19.2%) 4.ズラタン・イブラヒモビッチ:92回中16回失敗(17.4%) 5.アントニオ・ディ・ナターレ:58回中15回失敗(25.9%) 6.エディンソン・カバーニ:73回中14回失敗(19.2%) 7.ウェイン・ルーニー:53回中13回失敗(24.5%) 8.ロナウジーニョ:68回中13回失敗(19.1%) 9.フランク・ランパード:80回中13回失敗(16.3%) 10.セルヒオ・アグエロ:61回中12回失敗(19.7%) <div style="text-align:left;" id="cws_ad">11.ルート・ファン・ニステルローイ:53回中11回失敗(20.8%)<br/>12.マルコ・ディ・バイオ:23回中10回失敗(43.5%)<br/>13.アントニオ・グリーズマン:30回中10失敗(33.3%)<br/>14.アンドレア・ピルロ:34回中10回失敗(29.4%)<br/>15.アリツ・アドゥリス:45回中10回失敗(22.2%)<br/>16.ピエール=エメリク・オーバメヤン:46回中10回失敗(21.7%)<br/>17.ネイマール:56回中10回失敗(17.9%)<br/>18.マレク・ハムシク:24回中9回失敗(37.5%)<br/>19.ルカ・トーニ:28回中9回(32.1%)<br/>20.ゴンサロ・イグアイン:32回中9回失敗(28.1%)<br/>21.ダニ・パレホ:41回中9回失敗(22%)<br/>22.ダビド・ビジャ:56回中9回失敗(16.1%)<br/>23.スティーブン・ジェラード:59回中9回失敗(15.3%)<br/>24.アントニオ・カッサーノ:20回中8回失敗(40%)<br/>25.クラース・ヤン・フンテラール:24回中8回失敗(33.3%)</div> 2020.11.15 20:30 Sun

“ウディネーゼの英雄”ディ・ナターレ、母国クラブにスタッフ入り

▽セリエBに在籍するスペツィアは4日、元イタリア代表FWアントニオ・ディ・ナターレ氏(40)がスタッフ入りしたことを発表した。 ▽ディ・ナターレ氏は、1996年にエンポリでプロキャリアをスタートした後、セリエBに降格した2003-04シーズン終了後にウディネーゼへ完全移籍。すると、2009-10シーズンからは2年連続セリエA得点王に。その後もセリエAで得点を量産してきたウディネーゼのレジェンドは、2015-16シーズン終了後に現役を退いた。 ▽クラブの発表によると、ディ・ナターレ氏は、クラブのコンサルタントやトップチームの技術スタッフとしての役割を担うようだ。 ▽スペツィアは、マケドニア代表FWゴラン・パンデフや現在インテルを指揮するルチアーノ・スパレッティ監督が現役時代に在籍していたクラブ。現在はここまでセリエB第2節終了時点で現在1勝1敗で6位に位置しており、セリエA初昇格を目指す。 2018.09.05 16:45 Wed
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2016年7月1日 Udinese 引退 -
2004年8月31日 エンポリ Udinese 完全移籍
1999年7月1日 Viareggio エンポリ 完全移籍
1998年7月1日 Varese Viareggio 完全移籍
1998年1月1日 Iperzola Varese 完全移籍
1997年7月1日 エンポリ Iperzola 完全移籍
1996年7月1日 エンポリ 完全移籍
監督履歴
就任日 退任日 チーム 種類
2022年9月29日 Orvietana 副会長
2021年4月11日 2022年7月11日 カッラレーゼ 監督
2019年7月1日 2020年6月30日 Spezia U17 監督
2018年8月21日 2019年6月30日 スペツィア・カルチョ テクニカルコーチ