ブルーノが今夏獲得候補に挙がる同胞FWに太鼓判「プレミアでプレーするためのすべての条件を備えている」

2023.05.31 23:30 Wed
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが、クラブの今夏の獲得候補にも挙がる同胞FWを称賛している。

エリク・テン・ハグ新体制1年目のプレミアリーグを3位フィニッシュし、来シーズンは宿敵マンチェスター・シティからの覇権奪還と共に2シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)での成功を狙うユナイテッド。
今夏の移籍市場では主軸を担うセンターフォワードの獲得が最優先事項となっており、現在はトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインやナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン、ユベントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヒッチら数名の獲得候補の名前が挙がっている。

そういった中、赤い悪魔の絶対的な司令塔に君臨するB・フェルナンデスは、ポルトガル『Sport TV』のインタビューで同じく獲得候補として挙がるベンフィカのポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスについて言及。代表チームで共にプレーする21歳FWが、「プレミアリーグでプレーするためのすべての条件を備えている」と早くも太鼓判を押している。

「ゴンサロはプレミアリーグでプレーするためのすべての条件を備えていると思う」
「彼がこれまでと同じように働き続ければ、世界最高のストライカーの一人になれる可能性があると信じている。彼はすでにそのレベルに近づいているけど、まだより競争の激しいリーグに行く必要があり、 そこでそれを証明すべきだ」

「彼は非常にインテンシティが高く、プレスがとてもうまく、ペナルティエリア内でのプレーもとてもうまい。それに彼は強い。明らかにまだ若いし、大きな伸びしろも持っているよ」

さらに、ユナイテッドで通用するかとの踏み込んだ質問に対しては、ジョークを交えながらもそれが可能であると考えている。

「ここでは、ゴンサロであれ、他の誰であれ、最高のプレーヤーが常に役に立つ。彼はプレミアリーグでプレーするためのすべての資質を持っていると思う。そして僕がプレミアリーグでと話すとき、それはマンチェスター・ユナイテッドのことも意味している。彼はそれができると思うよ」

「彼は今後数年間で素晴らしい候補になる可能性があると思うけど、自分がスポーツディレクターにならない限り、僕の手には及ばないものだよ。仮に、そうなったときは決断を下すつもりさ」

今シーズンから完全にベンフィカのエースストライカーに成長したゴンサロ・ラモスは、今シーズンの公式戦47試合に出場し、27ゴール12アシストを記録。クラブのプリメイラ・リーガ制覇やCLベスト8進出に貢献した。

また、ベンフィカと2026年まで契約を残す逸材ストライカーには、1億2000万ユーロ(約179億円)の契約解除金が設定されている。

関連ニュース

「自分を過大評価し過ぎている」ユナイテッドで構想外扱いのサンチョにOBが苦言「ロナウドのときとは話が違う」

かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーした元ブルガリア代表FWのディミタール・ベルバトフ氏が、古巣で構想外の扱いを受けているイングランド代表MFジェイドン・サンチョを批判した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 2021年7月に高い期待と共にユナイテッドへ加入しながら、ポテンシャルを発揮できていないサンチョ。今シーズンも3日に行われたプレミアリーグ第4節のアーセナル戦で、エリク・テン・ハグ監督は練習態度の問題からメンバー外とする決定を下したが、サンチョはこれに対して「不公平だ」と自身のX(旧ツイッター)に投稿し大きな問題に発展した。 その後も、指揮官との関係は改善せず。現在はファーストチームから追放され、選手たちが使用するチームの施設全てを使用禁止にされる処分を受けているが、サンチョに謝罪の意思はない模様だ。 泥沼の状態に陥っているサンチョに対して、かねてより苦言を呈していたベルバトフ氏はイギリスのブックメーカー『Betfair』で再度批判を展開。自分を過大評価し過ぎているとして、問題の解決には悲観的な姿勢を示している。 「この状態が続けば、ジェイドン・サンチョはどこにも行けなくなるだろう。こうした状況が公表されてしまい、多くの人がこの件の議論をしていることは非常に残念だ。クラブでこうしたことは珍しくないが、多くの場合公表はされない」 「選手であれば、監督やチームメイト、クラブスタッフ、あるいは自分自身と揉めることはある。ただ、それが公になることはあまりないんだ。ユナイテッドのようなビッグクラブでそうなれば、人々はそれについて話し、異なる解釈をし始める」 「今回の場合、サンチョは2年以上クラブに在籍しながら、成功できていない。サンチョもそれは理解しているだろうし、不満はそこから来ているのかもしれないね。活躍できていないと自分や監督に腹を立て、こうした事態につながる可能性はある」 「この件は監督が決定を下すだろう。だから、サンチョがテン・ハグに謝罪せず、自分の間違いを理解しなければ、どう考えても問題だ。そしてもし、謝罪ができたら彼はチーム内で自分の地位を獲得しなければならない。そのための唯一の方法は、より熱心にトレーニングし、チャンスが来たとき良いプレーをすることだ」 「選手にはこうした問題が時々あるが、解決にこれほど時間がかかるのはサンチョが自分の価値を過大評価しているからだと私は思っている。すべてを成し遂げてきた(クリスティアーノ・)ロナウドのときとは話が違う」 「私がクラブにいたとき、ウェイン・ルーニーが監督と不仲になることがあったが、彼らは事態を解決してくれた。サンチョは自分の重要性を過大評価しているようだが、彼はクラブでまだそれほど多くのトロフィーを獲得していない」 「だから、ユナイテッドはこの件で簡単にサンチョの放出を決断できるだろう。彼には才能があり、ドルトムントでは誰もがそれを目にしてきたが、ユナイテッドではまだその才能を何も示せていない。その理由は推測でしかないが、おそらく彼の環境や周りにいる人々のせいかもしれない」 「それから、監督と意見が合わない可能性もある。いずれにしても、これ以上問題が長引くようなら、状況が改善することはないだろう。そうなれば、袂を分かつのが最善だ」 2023.09.29 17:55 Fri

ユナイテッドが国内カップ戦ドローで驚異の引きの強さ? 12回連続でホーム引き当てる

マンチェスター・ユナイテッドが、国内カップ戦のドローにおいて驚異の引きの強さを見せている。 27日、EFLカップ(カラバオカップ)4回戦のドローが行われ、連覇を狙うユナイテッドは、本拠地オールド・トラッフォードで昨シーズンのファイナルで対戦したニューカッスルとの対戦が決定した。 イギリス『SPORT bible』によると、ユナイテッドは今回の抽選結果によって、EFLカップとFAカップの国内カップ戦で12回連続のホームゲームを引き当てることになったという。 その確率は実に、0.024%という驚異的な確率で、何らかの“忖度”が働いていないとするのであれば、異次元の引きの強さと言える。 なお、プレミアリーグでは先日のバーンリー戦で今シーズンのアウェイ初勝利を挙げるなど内弁慶が顕著なユナイテッドにとって、難敵ニューカッスル相手に圧倒的なファンの後押しが期待できる“夢の劇場”での戦いは大きなアドバンテージとなるはずだ。 2023.09.28 22:33 Thu

EFLカップ4回戦の対戦カード決定! シティ撃破ニューカッスルが王者ユナイテッドとの昨季決勝カードに挑む

EFLカップ(カラバオカップ)4回戦の対戦カードが決定した。 3回戦では優勝候補筆頭のマンチェスター・シティが昨シーズンの準優勝チームのニューカッスルに敗戦。また、ルートン・タウンやウォルバーハンプトンが下部カテゴリーのクラブに敗れる波乱も起きた。 今回、組み合わせが決定したラウンド16ではシティを破ったニューカッスルと、クリスタル・パレスを退けた王者マンチェスター・ユナイテッドによる、昨季ファイナルカードが早くも実現することになった。 日本人選手所属クラブでは冨安健洋所属のアーセナルがウェストハムとのロンドンダービー、遠藤航所属のリバプールがボーンマスと対戦。 また、チェルシーはチャンピオンシップ(イングランド2部)のブラックバーン・ローヴァーズとの対戦が決定している。 なお、4回戦は10月最終週のミッドウィークに開催予定だ。今回決定した4回戦組み合わせは以下の通り。 ◆EFLカップ4回戦組み合わせ マンスフィールド(4) vs ポート・ヴェイル(3) イプスウィッチ(2) vs フルアム マンチェスター・ユナイテッド vs ニューカッスル ボーンマス vs リバプール チェルシー vs ブラックバーン(2) ウェストハム vs アーセナル エバートン vs バーンリー エクセター(3) vs ミドルズブラ(2) ※()内は所属カテゴリー 2023.09.28 06:56 Thu

女性への3件の暴行疑惑のアントニー、イングランド帰国後に警察出頭へ…スマホも提出か

マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表FWアントニーだが、イングランドに戻り警察に出頭することとなった。イギリス『BBC』が伝えた。 アントニーは、9月のインターナショナル・マッチウィークでブラジル代表に招集。2026年の北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選を戦う予定だった。 しかし、元恋人であるガブリエラ・カヴァリンさんへのDV疑惑が報道。今年1月にアントニーがマンチェスターのホテルでガブリエラさんに頭突きをし、頭が切れるケガを負ったとされている。 また、豊胸した胸を殴られたことでシリコンが損傷。手術が必要になったとも訴えていたが、アントニーはこの訴えを否定。事実ではないと主張していたが、警察の捜査を受けてブラジル代表から外されていた。 さらに、その影響でブラジルからイングランドへの帰国が遅れることをユナイテッドが発表。アントニーはチームに合流していない。 加えて、レイッサ・デ・フレイタスさんとイングリッド・ラナさんがアントニーに暴行を受けたことを告白。ガブリエラさんを含めて3つの暴行疑惑が掛かることとなってしまった。 『BBC』によれば、アントニーはイングランドに帰国後、グレーター・マンチェスター警察との面会に応じることにごうい。自身のスマートフォンを提出する意志もあるとのことだ。 アントニーはいずれの暴行容疑も否定しており、警察の捜査にも応じる構え。問題ないことが早期にわかることが期待されているがどうなるだろうか。 2023.09.27 22:35 Wed

ユナイテッドOBキーン氏がサンチョにアドバイス 「人間性を示せばすぐに先へと進む」

元アイルランド代表MFロイ・キーン氏が、古巣マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWジェイドン・サンチョの問題について語った。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。 3日に行われたプレミアリーグ第4節のアーセナル戦でメンバー外とされ、SNS上でエリク・テン・ハグ監督に苦言を呈したサンチョ。これを規律違反とみなしたユナイテッドは14日、サンチョを一時的にチームから外すことを決断。トレーニング参加だけでなく、施設利用も禁じられているという。 テン・ハグ監督は26日に行われたEFLカップ(カラバオカップ)のクリスタル・パレス戦後にサンチョについて問われると「出場できない選手については話さない」とコメント。依然として事態が解決へ向かう気配は感じられない。 この状況を見かねて物申したのが、かつてユナイテッドでキャプテンも務めた闘将キーン氏。YouTubeの番組『Stick to Football』で、謝罪の意を見せることが重要だと主張した。 「彼は自分の別の一面を見せる必要がある」 「もしこの選手に疑問符がついているのだとしたら、彼は適切にトレーニングを行っていないということだ。しかし、ここで振り返って何らかの謙虚さを示し、『僕は間違っていたと思う』と言うことができれば、物事はすぐに前に進むと思う」 「我々はミスをした選手たちがいるロッカールームに行ったことがあり、彼らは申し訳ないと言っていたが、そのことは忘れ去られている。サッカーのロッカールームには奇妙なダイナミクスがある。選手がそのことを気にして、人間性を示せば、『それで良い』と言ってすぐに先へと進んでいくんだ」 OBも気にかけているサンチョの動向。このアドバイスが解決の糸口となることはあるのだろうか。 2023.09.27 21:41 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly