「明日は異なる試合に」 EL決勝進出のセビージャ指揮官が決意新たに

2023.05.31 14:57 Wed
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セビージャのホセ・ルイス・メンディリバル監督が迫るヨーロッパリーグ(EL)決勝にコメントした。クラブ公式サイトが伝えている。

大会最多7回目の制覇を目指すセビージャは31日の決勝でローマと対戦。ELで抜群の強さを見せるセビージャだが、ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督も欧州カップ戦で5つのタイトルを獲得してきた歴戦の強者とあって、激戦が予想される。
3月にセビージャの監督に就任し、マンチェスター・ユナイテッドやユベントスを下してこのファイナルに辿り着いたメンディリバル監督は「異なる試合になる」と気を引き締め直した。

「ここまでのヒストリーを考えると、私が監督に就任したとき、クラブはすでに準々決勝進出を決めていたので、ここまで辿り着いたのは私だけの力ではないと言える。我々は2つの偉大なチームと対戦したが、するべきことをしたので決勝に進出できた」

「この大会におけるこのクラブの歴史は嘘偽りなく、過去20年間で最高のチームだった。私自身、ブダペスト行きの可能性がまだあったし、(ラ・リーガ)残留だけが目的というわけではなかったんだ。これまで2つの偉大なチームを下したからこそ、ここにいる」
「明日は異なる試合になるだろうが、自分たちが持っているものを生かして勝利を目指すつもりだよ」

また、ローマとのタイトルマッチについては「どっちが勝つことになるが、両チームとも決勝進出に値する。この試合以上に大事な試合などない。私は初めてだが、予想や人々の言葉など重要ではなく、正確性と極力ミスをしないのが大事だ」と話している。

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チャンピオンズリーグ(CL)のグループB第1節、セビージャvsRCランスが20日にサンチェス・ピスフアンで行われ、1-1のドローに終わった。 昨シーズンのラ・リーガは12位フィニッシュも、大得意のヨーロッパリーグ(EL)を制覇して今大会の出場権を手にしたセビージャ。今シーズンのラ・リーガでは開幕3連敗と最悪な滑り出しとなったものの、セルヒオ・ラモスの18年ぶりの復帰戦として注目が集まった直近のラス・パルマス戦を1-0で制し、今回の初戦に弾みを付けた。 21年ぶりの出場となるランスをホームで迎え撃った一戦ではセルヒオ・ラモスやラキティッチ、エン=ネシリ、ラメラといった選手が起用された。 立ち上がりから拮抗した展開が続くが、ホームのセビージャがファーストチャンスをモノにする。9分、左CKの場面でキッカーのラキティッチがニアへ速いボールを入れると、オカンポスがうまく身体をかがめてバックヘッドでフリック。これがGKサンバの頭上を越える絶妙なループシュートの形となってゴール右隅に決まった。 早い時間帯に先制に成功したセビージャだが、これで試合のペースを握るまでには至らず。失点後も士気を落とさないランスにイーブンの展開に持ち込まれる。 一方、流れの中では決定機まで持ち込めないものの、幾度か良い形でカウンターを仕掛けていたランスは前半半ばにセットプレーから同点に追いつく。 24分、ワイの果敢な仕掛けによってペナルティアーク付近の好位置でFKを獲得。右利きのフルジーニ、左利きのマチャドと2人のキッカーがボールの前に立つと、フルジーニがGKドミトロビッチとの駆け引きを制してゴール右隅へ直接シュートを突き刺した。 1-1の振り出しに戻った試合は前半終盤にかけても拮抗。互いに遅攻の精度はいまひとつも、カウンターシチュエーションからチャンスに繋げていく。その中でセビージャはオカンポスやラメラ、エン=ネシリにボックス内でのシュートチャンスが訪れたが、仕留め切ることはできなかった。 1-1で折り返した後半はランスが立ち上がりから優勢に試合を進めていく。そして、最前線のワイを中心にボックス付近で積極的に足を振っていくが、逆転ゴールには至らない。 後半になってなかなか攻撃の形を作り出せないセビージャは、63分にソウとラメラを下げてスマレとルケバキオを同時投入。さらに。スソやマリアーノといったフレッシュな選手を続けてピッチに送り出す。 これに対してランスもギラヴォギやディウフと各ポジションでテコ入れを図って強度を維持する。 後半半ばから終盤にかけて試合は選手交代の効果もあって、より決定機を作り合う形に。78分にはギラヴォギ、ソトカのボックス内での決定的なヘディングシュートでランスが逆転に迫るが、GKドミトロビッチが至近距離からのシュートを圧巻の反応ではじき出す。 一方、セビージャもセットプレーの流れからセルヒオ・ラモス、マリアーノに決定機が訪れたが、こちらはシュートを枠に飛ばすことができなかった。 この結果、試合は1-1のままタイムアップを迎え、スタッツや展開を含めて概ね妥当と言えるドロー決着となった。 2023.09.21 06:13 Thu

【CLグループB展望】アーセナル本命もPSV&セビージャにもチャンスあり

2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージが9月19日に開幕する。グループBはアーセナルが軸となるが、PSVとセビージャにも十分チャンスがある拮抗した争いが予想される。 ◆編集部予想 ◎本命:アーセナル ○対抗:PSV △連下:セビージャ ▲大穴:RCランス ◆7季ぶりの参戦で躍進目指す~アーセナル~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230918_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今グループの本命は昨シーズンのプレミアリーグで王者マンチェスター・シティと熾烈な優勝争いを演じたポット2のアーセナルだ。 リーグ全体のレベルの向上によって長らくヨーロッパ最高の舞台から遠ざかっていたイングランドの名門だが、青年指揮官アルテタを先導役に堅実な歩みの末に7シーズンぶりの出場を決定。リーグ戦での20年ぶりの覇権奪還、CLの舞台での躍進を目指す重要なシーズンに向けてはMFライス、DFティンバー、MFハヴァーツ、GKラヤと各ポジションに実力者を迎え入れ、二足の草鞋に耐えうるスカッドを構築してきた。 ティンバーの長期離脱やハヴァーツのフィットの遅れと幾つかの誤算はあるものの、リーグ戦では開幕から4勝1分けの無敗と昨季同様に上々の滑り出しを見せる。そのため、ここ2シーズンで披露しているパフォーマンスを含め、間違いなく今グループをリードしていく存在となるはずだ。 ただ、ここからの超過密日程の中ではメンバーを固定する傾向が顕著な指揮官が、いかに柔軟なチームマネジメントができるかが重要なポイントとなる。とりわけ、やや手薄なディフェンスラインではCL初参戦となるDF冨安健洋のユーティリティー性がチームの助けになるはずだ。 ◆PO突破の勢いにのってGS突破へ~PSV~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230918_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 実績やスカッドの厚さではセビージャに叶わないものの、現状のパフォーマンスや勢いを考慮し、オランダ屈指の名門をアーセナルの対抗とする。 クラブとの不和で昨季終盤に電撃退任したファン・ニステルローイ前監督の後釜に、国内外で経験を積んだボス監督を招へいしたPSV。ここまではその決断が功を奏し、昨季と同じ顔合わせとなったレンジャーズとの予選プレーオフでは見事にリベンジを達成し、2018-19以来のCL本戦出場を決めた。 今夏の移籍市場ではパリ・サンジェルマンに買い戻されたエースのMFシャビ・シモンズやノッティンガム・フォレストに引き抜かれたMFサンガレに加え、バックアッパー組がレンタル元に帰還。その一方で、FWロサーノやFWラングMFスハウテン、DFデスト、DFベラ=コチャプといった実力者を獲得。さらに、CL出場決定によって流出濃厚だったFWバカヨコらの慰留に成功したことで、世界最高峰の舞台でも十分に戦えるスカッドに仕上げてきた。 その証拠に国内リーグでは開幕4連勝に加え、13得点1失点と結果、内容ともに充実。また、昨季のヨーロッパリーグ(EL)グループステージで同居したアーセナルとは1勝1敗と互角の戦績を残しており、2015-16シーズン以来のグループステージ突破に期待が懸かる。 ◆実績十分も開幕から不振…~セビージャ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230918_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季のEL王者としてポット1に入ったアンダルシアの雄だが、ラ・リーガでの不振によって3番手の評価とした。 ロペテギ、サンパオリと2人の指揮官を解任する混迷の昨季を送りながらも、シーズン終盤に就任したメンディリバル監督の下で最多7度目のEL制覇を成し遂げたセビージャ。とはいえ、昨季の12位という順位が物語るようにチーム全体の問題は完全には解決しておらず、今季のラ・リーガでは開幕3連敗という屈辱を味わった。 今夏の移籍市場では、良くも悪くも近年のリクルートを主導したモンチの“負の遺産”の整理を優先しつつ、MFソウやFWルケバキオ、MFスマレらを完全移籍やレンタルで補強。また、DFペドロサやFWマリアーノ、GKニーランをフリーで獲得した。さらに、移籍市場閉幕後はウルトラスの反発を覚悟した上で手薄なディフェンスラインにDFセルヒオ・ラモスを迎え入れる、賭けに出た。そのベテランDFはデビュー戦となった直近のラス・パルマス戦で1-0の今季初勝利に貢献し、ひとまず良い形で18年ぶりの復帰戦を飾った。 今グループステージではその“劇薬”が良い形で作用することを期待しつつ、爆発力に欠けるFWエン=ネシリら攻撃陣の奮起が突破のカギを握る。 ◆21年ぶり参戦も苦戦必至~RCランス~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230918_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2020-21シーズンのリーグ・アン昇格から見事な躍進を見せた古豪は、2002-03シーズン以来のCL本戦に出場する。 フランク・エズ監督の就任をきっかけにリーグ・アン昇格、2シーズン連続7位での1部残留と躍進を遂げたフランス北部に本拠を置くクラブは、昨季パリ・サンジェルマンと熾烈な優勝争いを繰り広げた末に2位フィニッシュ。望外のCLストレートインを決めた。 ただ、その躍進と引き換えに今夏の移籍市場では中盤に君臨していた主将MFフォファナがアル・ナスル、エースFWオペンダがRBライプツィヒに流出。代わってモンペリエの逸材FWワイを始め、MFディウフやFWコルテスといった若手有望株を獲得。さらに、モナコDFアギラールやレスターMFメンディ、DFマウアサといった即戦力を補強し、スカッドの拡充に務めた。 ただ、今季ここまでのリーグ戦では1分け4敗の5戦未勝利で最下位に低迷する想定外の序盤戦となっており、久々のCLに向けて大きな不安を残す。フランス代表GKサンバ、オーストリア代表DFダンソにガーナ代表MFサメドとセンターラインの主軸は健在なだけに、新エース候補のワイを含めた若手の台頭が待たれるところだ。 2023.09.20 12:30 Wed

セビージャ退団イドリシがメキシコのパチューカ加入…昨季はフェイエのリーグ優勝に貢献

パチューカは18日、セビージャを退団したモロッコ代表MFウサマ・イドリシ(27)の加入を発表した。契約期間は2025年6月30日までの2年となる。 オランダ出身のウインガーであるイドリシは、フローニンヘンやAZで活躍後、2020年10月にセビージャへ完全移籍。だが、セビージャでは主力になりきれず、2021年1月にアヤックスへレンタル、昨年1月にはカディスにいずれもレンタルへ出されていた。 昨シーズンはユース時代を過ごしたフェイエノールトへレンタル移籍し、公式戦38試合7ゴール8アシストを記録。エールディビジ制覇とヨーロッパリーグでのベスト8に貢献した。 今夏はセビージャにレンタルバックで帰還していたが、プレシーズンを通じてホセ・ルイス・メンディリバル監督を納得させるパフォーマンスを見せられず。今月1日付けで契約を解消し、フリーの状況となっていた。 新天地に関しては生まれ故郷のオランダや中東など複数の選択肢があったが、メキシコという意外な場所を選んだ。 2023.09.20 07:00 Wed
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