「夢のような話」圧巻の11連勝で逆転優勝に王手…グアルディオラ監督は最後まで気を引き締める「決して終わっていない」

2023.05.15 10:15 Mon
Getty Images
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、優勝へ大きく前進したことを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。

14日、プレミアリーグ第36節でエバートンと対戦したシティ。勝利すれば、優勝を大きく手繰り寄せ、アーセナルにプレッシャーをかける試合となった。
試合は37分にイルカイ・ギュンドアンが2試合連続ゴールを記録して先制すると、2分後にはアーリング・ハーランドがまたもゴール。51分にはギュンドアンが2試合連続2ゴールの活躍を見せ、残留争い中のエバートンを寄せ付けず、0-3で勝利を収めた。

これで11連勝とし、勝ち点差を広げてアーセナルにプレシャーをかけたシティ。グアルディオラ監督も、優勝が現実味を帯びてきたことで喜びを見せたものの、最後まで何が起こるかわからないと気を引き締めた。

「ここに来て、夢が叶った」
「最終的にはトロフィーを手に入れることができたかもしれないし、良いチームではないとか、失敗や災難だと言われるかもしれないが、夢のような話だ」

「我々はヨーロッパで全ての大会を戦っている唯一のチームだ。ユナイテッドとのFAカップ決勝はあるが、まだ終わっていない。プレミアリーグは決して終わることはない。リバプールとの過去の経験でわかっている。それは今シーズンも同じだ」

「アーセナルは残り2試合で勝つと信じているが、 UEFAチャンピオンズリーグで決勝進出を目指すために、2ndレグで仲間たちとホームで準決勝を戦うことは…並外れた成果だ」

2位にプレッシャーをかける勝利となったが、その後にアーセナルはブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に0-3で完敗。グアルディオラ監督の予想は外れ、次節にもリーグ連覇が決定する状況となった。



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