「冷静さを保てた」土壇場の劇的ドローで次に繋げたユベントス、指揮官は選手を称える「意欲を持ってよく頑張った」

2023.05.12 10:05 Fri
Getty Images
ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、セビージャ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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11日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグでユベントスはホームにセビージャを迎えた。
ELで脅威的な強さを見せるセビージャを相手に迎えたユベントス。すると26分に先制を許してしまう。

ホームゲームでリードを奪われると、その後もなかなか盛り返せない。0-1でそのまま敗れるかと思われたが、後半アディショナルタイム7分にフェデリコ・ガッティが値千金の同点ゴール。そのまま1-1のドローに終わり、アウェイゲームに望みを繋いだ。

アッレグリ監督は、2点目を奪われなかったことを評価。しっかりと引き分けに持ち込めたことを称え、2ndレグへ意気込みを語った。
「我々は前線でいくつかのミスを犯したが、彼らは正しい頭でピッチに留まる方法を知っている。我々はとしてダメージを与えず、2-0で負けないようにすることを上手くやった」

「今、セビージャでは結果を出せる可能性がある。厳しさ? 我々は常に自分のことを考えなければならないが、今回は冷静さを保つことができた」

「選手たちは皆、意欲を持ってよく頑張った。セビージャはよく守り、たくさん走っていた」

「今は、日曜日のクレモネーゼ戦に勝つために、次の試合のことを考えながら仕事に戻る」


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