町田退団の高澤優也、新天地は古巣に! 「5年ぶりに群馬でプレーさせていただくことになりました」 ザスパクサツ群馬は8日、FW高澤優也(26)の獲得を発表した。 流通経済大学出身の高澤は2019年に群馬でプロ入りしてから、大分トリニータや、アルビレックス新潟、ギラヴァンツ北九州でプレー。今季から町田に加わったが、明治安田生命J2リーグ1試合に終わり、1年で退団した。 5年ぶりの古巣復帰を果たす高澤はクラブを通じて意気込みを語っている。 「この度、5年ぶりに群馬でプレーさせていただくことになりました。群馬という地でまたプレーできることを心より誇りに思います! 来シーズン、このチームでタイトルを取ってやろうという気持ちで来ました。皆様の期待を裏切らないように全力で戦いますので、来シーズン共に戦いましょう!」 2023.12.08 17:35 Fri
MVP受賞の町田FWエリキ、パフォーマンスと共に評価される人間性は両親の教え「周りの人を尊重する気持ちを大事に」 2023シーズンの明治安田生命J2リーグ最優秀選手(MVP)に輝いたFC町田ゼルビアのFWエリキが喜びを口にした。 7日、2023J2アウォーズが開催。各賞が発表された中、MVPはエリキが受賞した。 今シーズンから町田に加入したエリキは30試合で18得点を記録。首位を走るチームを牽引していた中、ヒザに重傷し全治8カ月と診断され、終盤戦を欠場した。 それでもチームのJ2優勝、J1昇格に大きく貢献されたことが認められてのMVP受賞となったエリキ。受賞後の会見で喜びを語った。 「まずは本当にこの賞を受け取ることができて、チームメイトのみんな、スタッフ、関わってくださった全ての方に感謝したいと思う」 「みんなでまとまってプレーした結果得られた賞だと思っている」 チーム一丸となり掴んだ結果、そこに貢献したことで受賞したエリキ。町田に加入した際に「チームの歴史に名を残したい」と口にしていたが、大きくなを残すこととなった。 「J2で優勝するということ、自分がチームの歴史に名を残すということを話ししたが、その目標が叶って本当に嬉しく思う」 「ポジティブに物事を捉える性格なので、チームメイト共に達成したこの優勝、J1昇格という目標が達成できた。来シーズンはJ1という舞台で町田が数々のタイトル、快挙を成し遂げられるようにしたい」 「僕たちの持ち味は勝者のメンタリティ。それぞれがベストを尽くして、来シーズンJ1でもたくさん自分たちが掲げる目標を達成していきたいと思う」 来シーズンはJ1を戦う中、エリキは自身初のJ2を過ごしたシーズンを振り返り、守り方の違いを感じたという。 「大きな違いがあると感じた。特にプレーしてみて感じたのはディフェンス面。J1でプレーしていた時はディフェンス面で他クラブの戦い方としてラインを高く保ってくるということがあり、自分のストロングポイントであるスピードが有効活用できていた」 「J2の多くのクラブはブロックを敷いてきて、カウンターを仕掛けて背後のスペースを有効活用しにくい守り方をしてきた。そこの部分の違いを大きく感じた」 「ただ、J2の選手の中にも、かなりレベルの高い選手がいるということを実感したし、そのレベルが高いJ2で町田が優勝できたことは素晴らしいと思っている」 苦しみもありながら、しっかりと結果を残したエリキ。ケガからの回復を目指す中で、優勝と昇格を目指すチームに対してはビデオメッセージやテキストメッセージでパワーを与えた。その背景には、両親からの教えが大きく影響しているという。 「幼少期の頃、僕がブラジルで過ごしていた生活はテレビがなく、生活するにも便利なものが揃っていない環境で過ごしてきた。その中で両親から周りの方々、周りの人を尊重する気持ちを大事にしなさいと言われた」 「残念ながらシーズン途中のアウェイ清水戦でケガをしたが、その後にゴールを決めることもできたが、前半30分ごろにケガした状態でプレーして凄く痛かった。試合は負けてしまったが、周りの人たち、チームメイトをリスペクトするということでプレーを続けた」 「あの後家に帰ってからも痛くて、眠れず、チームのことを今後サポートできないと考えると良い状況ではなかったが、両親から受けた相手を尊重するという部分から、自分のチームに対するリスペクトと、サポートという意味で、心の底からチームメイトのこと、チームのことをサポートしたく、ビデオや文章でメッセージを送っていた」 ピッチ内のパフォーマンスだけでなく、人間性も非常に評価されているエリキ。現在はブラジルで治療を行っている中、「今の気持ちを伝えると、このタイトル獲得のことをまずはしっかり感傷に浸りたいと思っている」と、ケガのことよりもこの喜ばしい受賞に浸りたいという。 また「ブラジルにいるが、リハビリのことよりも、遠くにいるチームメイトと共に、遠くからでも成長するということが今の考えだ」と語り、チームへの合流はしばらく先になるが、仲間と共に成長していくとした。 そしてこのMVPを受賞した日は、古巣であるパウメイラスがカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで優勝を果たしていた。エリキにとっては特別な1日となったが、あらためて喜びを語った。 「僕にとってはとても特別な日になった。昨晩パウメイラスの試合を見ていたが、パウメイラスの優勝、ブラジル全国選手権で12回タイトルを獲ったことになる」 「ボタフォゴに勝利して優勝を決めたが、上位にいたアトレチコ・ミネイロ、ボタフォゴも古巣のクラブで、2つのクラブを差し置いてパウメイラスが優勝したことは本当に特別な思いで見ていた」 「今サンパウロにいるが、本当に周りもそういうパウメイラスの優勝でお祭り騒ぎで賑わっている。特別な日になった」 まずはケガを治すこと。そしてJ1を戦う町田にシーズン途中で大きな戦力として戻ってくることを期待したい。 2023.12.07 22:40 Thu
町田FWエリキが2代目のJ2MVPを受賞! シーズン途中に全治8カ月の重傷もチームのJ2優勝&J1昇格に大きく貢献 Jリーグは7日、2023J2アウォーズが行われ、2023シーズンの明治安田生命J2リーグの最優秀選手(MVP)が発表。FC町田ゼルビアのFWエリキが受賞した。初受賞となる。 エリキは2019年夏に横浜F・マリノスに加入すると、2021年2月に中国スーパーリーグの長春亜泰へ完全移籍。2023シーズンから町田に完全移籍で加入した。 3年ぶりにJリーグに復帰することとなったエリキ。第4節で町田での初ゴールを記録すると、その後もコンスタントに得点を重ね、30試合で18得点を記録。しかし、第31節の清水エスパルス戦で負傷した。 左ヒザ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷、内側側副じん帯損傷の重傷と診断され、全治は8カ月と診断。その後の試合に出場はできなかったが、チームのJ2優勝、J1昇格に大きく貢献していた。 エリキはJ2アウォーズにブラジルから参加。受賞についてコメントしている。 「我々の偉大なキャプテンのマサ(奥山政幸)が代わりにトロフィーを受け取ってくれて感謝しています。キャリアの中でも数々のレベルの高いキャプテンを務めた選手たちと主にプレーしたり対戦したりしましたが、特にマサは素晴らしいキャプテンだと思う」 「自分はクラブに半年間プレーしたが、残念ながらケガをしてしまいましたが、今回この賞をいただけたことを感謝します。キャプテンのマサ、チームメイト、黒田監督、藤田社長、原GM、町田市民の皆さんに感謝したいと思います」 MVP受賞の要因については「まずは僕たちが今シーズンやってきた仕事、その成果だと思っている。日々のトレーニングの中で、スタッフ、選手が一丸となってハードワークした結果、この賞が得られたと思っているので、みんなに本当に感謝しています」とコメント。チームメイトなど周りの人のおかげだとした。 授賞式では妻からのメッセージがサプライズで登場。エリキは「サプライズで弱さをつかれてしまいました」と涙するシーンも。「まず、自分の家族は本当にいつも自分のことをサポートしてくれて、感謝していますし、町田ゼルビアのファミリーも僕の新しい家族です」と語り、「僕の家族は子供たちも含めて町田ゼルビアのユニフォームを着て応援してくれますし、妻、母もMVP受賞を喜んでくれていると思います」と、家族を含め、支えられてのMVP受賞となった。 <span class="paragraph-title">【動画】J2MVP受賞、エリキのゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="qOYP-IbZxFg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.12.07 19:57 Thu
J2ベストイレブンが決定! 最多は清水の3名、優勝の町田はエリキのみの受賞…7クラブから選出【2023J2アウォーズ】 7日、2023J2アウォーズが行われ、2023シーズンのJ2ベストイレブンが発表された。 2023シーズンの明治安田生命J2リーグは、FC町田ゼルビアがクラブ史上初となる優勝を果たし、初のJ1昇格となった。 熾烈な昇格争いは最終節までもつれ込み、ジュビロ磐田が2位に滑り込み自動昇格。3位から6位でのJ1昇格プレーオフでは、東京ヴェルディが清水エスパルスと引き分け、16年ぶりのJ1昇格の切符を掴んだ。 そんな中、J2のベストイレブンが決定。優勝した町田からは、FWエリキのみの選出に。30試合で18得点を挙げるなどしたが、シーズン後半は負傷によりプレーできないままシーズンを終えていた。 最も多く選出されたのはJ1昇格を最後に逃した清水の3名。GK権田修一、DF鈴木義宜、MF乾貴士が選ばれた。 またJ1に昇格した磐田もDFリカルド・グラッサのみ、東京VはDF宮原和也とMF森田晃樹が選ばれている。 その他、J1昇格プレーオフに進出したジェフユナイテッド千葉のMF田口泰士とFW小森飛絢、ロアッソ熊本のMF平川怜、26ゴールで得点王に輝いたV・ファーレン長崎のFWフアンマ・デルガドが選ばれている。いずれの選手も初受賞となった。 ◆2023J2ベストイレブン GK 権田修一(清水エスパルス)/初受賞 DF 宮原和也(東京ヴェルディ)/初受賞 鈴木義宜(清水エスパルス)/初受賞 リカルド・グラッサ(ジュビロ磐田)/初受賞 MF 田口泰士(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 森田晃樹(東京ヴェルディ)/初受賞 乾貴士(清水エスパルス)/初受賞 平川怜(ロアッソ熊本)/初受賞 FW 小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 エリキ(FC町田ゼルビア)/初受賞 フアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎)/初受賞 2023.12.07 19:25 Thu
悲願のJ1昇格果たした町田、契約更新第1号は9年目を迎えるベテランFW中島裕希…町田ではJ2通算274試合48得点 FC町田ゼルビアは4日、FW中島裕希(39)との契約更新を発表した。 中島は富山第一高校から2003年に鹿島アントラーズに加入。2006年にベガルタ仙台へ完全移籍すると、2012年にはモンテディオ山形へ完全移籍。2016年に町田に完全移籍で加入した。 町田ではこれまで8シーズンを過ごしJ2通算274試合48得点を記録。今シーズンはJ2で14試合に出場しゴールはなかったが、天皇杯では3試合1得点を記録していた。 悲願のJ2優勝、J1初昇格を果たしたチームでは最初の契約更新選手に。40歳を迎えるシーズンで、9シーズンぶりのJ1でのプレーに期待が懸かる。 なお、鹿島、仙台、山形の3チームではJ1を経験。通算では95試合で4得点を記録していた。 2023.12.04 09:00 Mon