ディナモ・ザグレブがビシュチャン監督を招へい、かつてモドリッチの後にキャプテンも務めたクラブOB
2023.04.07 16:50 Fri
ディナモ・ザグレブは7日、新監督にイゴール・ビシュチャン氏(44)を招へいしたことを発表した。
ディナモ・ザグレブは6日、かつてクロアチア代表も指揮したことのあるアンテ・チャチッチ監督(69)を解任。スポーツ・ディレクター(SD)も兼任していた中でどちらも解任となった。
今シーズンはプルヴァHNL(クロアチア1部)で首位に立っているものの、3月以降のリーグ戦5試合で1勝2分け2敗と急激に結果が残せなくなっていた。
新たに就任するビシュチャン監督は、現役時代にディナモ・ザグレブやリバプール、パナシナイコスでプレー。クロアチア代表としても17試合に出場した経験を持つ。
引退後は指導者となり、クロアチアのルデシュで監督業をスタート。スロベニアのオリンピア、クロアチアのリエカで指揮を執り、2019年10月からはU-21クロアチア代表の監督を務めていた。
手腕を認められての指導者としての古巣復帰。ディナモ・ザグレブに復帰した後は、トッテナムへと移籍したルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)の後任としてキャプテンに就任。リーグとカップで連覇を達成するなどしたが、今回自身が入れ替わるチャチッチ監督との対立の影響で退団し、そのまま引退しているというエピソードも持っている。
ディナモ・ザグレブは6日、かつてクロアチア代表も指揮したことのあるアンテ・チャチッチ監督(69)を解任。スポーツ・ディレクター(SD)も兼任していた中でどちらも解任となった。
今シーズンはプルヴァHNL(クロアチア1部)で首位に立っているものの、3月以降のリーグ戦5試合で1勝2分け2敗と急激に結果が残せなくなっていた。
引退後は指導者となり、クロアチアのルデシュで監督業をスタート。スロベニアのオリンピア、クロアチアのリエカで指揮を執り、2019年10月からはU-21クロアチア代表の監督を務めていた。
U-21クロアチア代表では、3年半の在任期間で2021年のU-21ユーロ出場を達成。また、今年6月から7月にかけて行われるU-21ユーロの出場権も獲得していた。
手腕を認められての指導者としての古巣復帰。ディナモ・ザグレブに復帰した後は、トッテナムへと移籍したルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)の後任としてキャプテンに就任。リーグとカップで連覇を達成するなどしたが、今回自身が入れ替わるチャチッチ監督との対立の影響で退団し、そのまま引退しているというエピソードも持っている。
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