「間違いなくエキサイティング」、ウィルシャー監督が“NEXTサカ”にご執心

2023.04.05 08:00 Wed
Getty Images
アーセナルのU-18チームを率いるジャック・ウィルシャー監督は、“NEXTサカ”にご執心のようだ。

かつてアーセナルアカデミーの最高傑作とも評された“ガラスの天才”は、昨年に30歳の若さで現役を引退。そして、引退発表直後に古巣のU-18チームの指揮官に就任し、指導者としてのセカンドキャリアをスタートさせた。

現在はFWブカヨ・サカやMFエミール・スミス・ロウら地元出身の新たな逸材の育成に携わる31歳の青年監督は、プレミアリーグはおろかヨーロッパ屈指のアタッカーに覚醒した右ウイングの後継者として17歳の逸材に大きな期待を抱いている。
その注目の逸材はU-19イングランド代表FWアマリオ・コジアー=デュベリー

ロンドン生まれで14歳からアカデミーに在籍するコジアー=デュベリーは、右ウイングとトップ下を主戦場とするレフティーのアタッカー。トップチームデビューは果たしていないものの、今シーズンの公式戦では24試合10ゴール6アシストの数字を残している。
決定力や体幹の強さでは偉大なる先達にまだまだ及ばないものの、“NEXTサカ”の異名通りに爆発的なスピードとボールスキルを生かした打開力が最大の武器だ。

これまでのキャリアを通じて多くのメガクラックと共演、対峙してきたウィルシャー監督は、イギリス『The Athletic』で自身の教え子を「アンプレアブル」と独特な表現で絶賛している。

「アマリオはとてもエキサイティングで、ミケル(・アルテタ監督)も彼を気に入っている」

「彼はブカヨ・サカを想起させる。同じポジションでプレーし、ブカヨのように決断力を高める必要があるが、間違いなくエキサイティングなプレーヤーだ。ある瞬間、彼はアンプレアブルだ(不可能なプレーをする)」

「彼にボールを与えれば、何かを起こすことができる。チームを編成し、ゲームプランを立てることもできるが、あのような個人がいれば、それだけでチャンスを作れる」

現在の前線の充実ぶりや、トップチームが19年ぶりの優勝を目指していることを考えると、今シーズン中のデビューの可能性は低いと思われるが、来シーズンに向けて注目のタレントの一人となりそうだ。

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「この痛みを糧に…」準決勝敗退のアーセナル、「十分ではなかった」と繰り返すウーデゴールは圧巻ボレーも阻まれる「素晴らしいセーブに敬意」

アーセナルのキャプテンを務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが、パリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。 7日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグが行われ、アーセナルはアウェイでPSGと対戦。ホームでの1stレグで1-0と敗れており、突破のためには最低でも90分間での勝利が必要だった。 そのアーセナルは立ち上がりから勢いを持ってプレー。序盤から決定機を作ると、8分にはロングスローの流れからウーデゴールが強烈ボレー。しかし、GKジャンルイジ・ドンナルンマが立ちはだかる。 すると27分にはFKの流れからファビアン・ルイスの強烈ハーフボレーが決まりPSGが先制。さらに72分にはアクラフ・ハキミには追加点を奪われて万事休す。76分にブカヨ・サカがなんとか1点を返すも、3-1で敗れて敗退となった。 試合後イギリス『TNT Sports』にウーデゴールがコメント。良いプレーはしたものの、十分ではなかったと振り返った。 「僕たちは全力を尽くした。試合の入りはとても良く、積極的に攻め、勢いに乗って大きなチャンスをいくつか作った。しかし、最終的には十分ではなかった」 「ボックス内では良いプレーができたと思うけど、ボックス内で両試合を通しては十分なプレーではなかった。相手GKの素晴らしいセーブの数々に敬意を表する」 19年ぶりのCL決勝進出を逃したアーセナル。プレミアリーグでも3年連続優勝争いはしたもののタイトルは今シーズンもなし。発展途上ではありながらも、結果を残せていない中で反省も口にした。 「この経験から学ぶ必要がある。良いプレーはたくさんしたけど、それでも十分ではなかった。特に、試合の行方が決まるゴール前ではね。そこはさらに鋭さを磨かなければならない。この痛みを糧に、さらに強くなって戻ってきたいと思う」 アーセナルのシーズンはプレミアリーグの残り3試合。リバプール、ニューカッスルと苦手な2チームに加え、最下位のサウサンプトンとの試合が残っており、来シーズンのCL出場権確保なるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナルが攻勢に出るもPSGの前に敗退</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="aAXMBCqW0os";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.08 11:55 Thu
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「彼は天才だ」 ハキミがルイス・エンリケ監督の手腕に心酔「素晴らしいチームを築いた」

パリ・サンジェルマン(PSG)のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが7日にホームで行われ、2-1で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのアーセナル戦後にコメントした。 敵地での1stレグを1-0で先勝していたPSG。守勢の序盤を守護神ジャンルイジ・ドンナルンマが1stレグに続く活躍で凌ぐと、27分にFKの流れからMFファビアン・ルイスがゴールを割って先制した。 その後は主導権を握ったPSGが後半にはPKを獲得。これはGKダビド・ラヤの好守に阻まれるも、72分にハキミが大きな追加点を奪取すると、アーセナルの反撃を1点に抑えて連勝とし、5季ぶり2度目の決勝進出とした。 2021年から在籍し、不動の右サイドバックとして活躍するハキミは昨季就任のルイス・エンリケ監督を「天才」と称し、決勝進出を喜んだ。 「信じられない気持ちだ。あの雰囲気を見ればわかるが…。僕らはこの瞬間のために懸命に練習してきた。多くの人が僕らの力を信じてくれなかったかもしれないが、それでも僕らは努力した。全てのファン、パリ市民、僕らの家族、僕らを支えてくれた全ての人。この瞬間を迎えるに相応しい存在だ。今日の試合を心から誇りに思う。そしてルイス・エンリケ監督は素晴らしい仕事をした。PSGの指揮官に就任してから素晴らしいチームを築いた。その裏には多くの努力があった。彼は天才だ」 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナル相手に完勝!PSGは初優勝まであと1勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="aAXMBCqW0os";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.08 11:30 Thu

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