ベティスに大打撃…マテウ・ラオス痛烈非難のカナーレスに4試合の出場停止
2023.03.30 07:30 Thu
レアル・ベティスの元スペイン代表MFセルヒオ・カナーレスに4試合の出場停止処分が科された。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。
カナーレスは、昨年10月に行われたカディス戦でマテウ・ラオス主審から2枚のイエローカードを出されて退場に。
その際の判定に不満を抱いていた同選手は、先月18日に行われたバジャドリー戦で再び同主審が試合を裁いた際、試合後に「僕はカピタンだけど、今日はマテウ・ラオスと話すつもりはなかった。カディス戦での自分の退場は計画的だったと思う」と、同主審が自身を意図的に退場させたとの物議を醸すコメントを残していた。
スペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会は、このコメントが「表現の自由に対する権利を保護する健全で正当な批判の限界を超える」と判断し、カナーレスに対して4試合の出場停止処分を科した。
この厳しい処分を受け、クラブはすぐさま上訴の意向を表明したが、現状ではアトレティコ・マドリー、カディス、エスパニョール、オサスナとの4試合を欠場する見込みだ。
カナーレスは、昨年10月に行われたカディス戦でマテウ・ラオス主審から2枚のイエローカードを出されて退場に。
その際の判定に不満を抱いていた同選手は、先月18日に行われたバジャドリー戦で再び同主審が試合を裁いた際、試合後に「僕はカピタンだけど、今日はマテウ・ラオスと話すつもりはなかった。カディス戦での自分の退場は計画的だったと思う」と、同主審が自身を意図的に退場させたとの物議を醸すコメントを残していた。
この厳しい処分を受け、クラブはすぐさま上訴の意向を表明したが、現状ではアトレティコ・マドリー、カディス、エスパニョール、オサスナとの4試合を欠場する見込みだ。
現在、4位のレアル・ソシエダと3ポイント差の5位に位置するベティスにとって、攻守のリンクマンとして絶大な存在感を放つカナーレスの不在は大きな痛手となる。
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