初A代表入りの町田浩樹、ユニオン・サン=ジロワーズに完全移籍移行 「アントラーズの名を背負って戦っていく」

2023.03.29 17:25 Wed
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鹿島アントラーズは29日、日本代表DF町田浩樹(25)が期限付き移籍先のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに完全移籍する旨を発表した。

先の日本代表活動に追加ながら初めて声がかかった町田は2016年に鹿島アカデミー在籍時の2015年に2種登録され、翌年に正式昇格。2022年1月からはジュピラー・プロ・リーグのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで欧州に舞台を移した。

1年半のレンタル契約とあって、その期限が迫るなか、完全移籍を果たす運びに。190cmのサイズを誇る左利きのセンターバックは鹿島の公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。
「ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに完全移籍することになりました。昨年に渡欧してからこれまで、優勝争い、大怪我、日本代表選出など、酸いも甘いも経験しました。そのたびに、アントラーズでともに戦った仲間、関係者、サポーターに支えられていることに気づき、助けられてきました。本当に感謝しています」

「人として、サッカー選手としての自分の根幹は、アントラーズで作りあげられたものです。これからもピッチでそれを表現し、アントラーズの名を背負って戦っていくことに変わりはありません」

「僕自身、9年間下部組織に所属し、アントラーズの選手に憧れ、育ったように、アントラーズの育成の目標としてもらえる選手になれるよう、日々成長したいと思います。ありがとうございました!」

なお、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでは通算18試合に出場。今季は開幕前にグロインペイン症候群に苦しみ、ここまで7試合でプレーしている。

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町田浩樹は不出場もサン=ジロワーズが敵地での初戦でレバークーゼンとドロー!《EL》

ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグ、レバークーゼンvsユニオン・サン=ジロワーズが13日にバイ・アレーナで行われ、1-1のドローに終わった。なお、サン=ジロワーズのDF町田浩樹はベンチ入りも出場機会はなかった。 サン=ジロワーズは前ラウンドでウニオン・ベルリン相手に2戦合計6-3のスコアで勝利。グループステージに続く再撃破となった。再びドイツ勢との対戦となった難敵との初戦では町田がベンチスタートとなった。 一方、モナコ、フェレンツヴァーロシュを連破して8強入りを決めたレバークーゼン。シャビ・アロンソ監督の就任以降安定して勝ち点を積み重ねており、直近ではバイエルンやフランクフルトといった強豪を相次いで撃破し、目下5連勝と好調を維持。この試合ではディアビやインカピエ、ヴィルツ、フリンポンといったリーグ戦の主力が起用された。 前線の配置が異なるものの、互いに[3-5-2(3-4-3)]の布陣で臨んだ試合はマッチアップが明確となった中で序盤から見応えのある攻防が続く。開始7分にはレバークーゼンがロングカウンターから最前線のヴィルツに繋いで決定機まで持ち込むが、ボックス付近で放った左足シュートはわずかに枠の右に外れる。 ここからホームチームのペースで試合が進むかに思われたが、アウェイチームも強度の高い守備とボニフェイスとヴェルテッセンの2トップがうまくボールを引き出しながら応戦。流れの中では決定機まで持ち込めないが、セットプレーから幾度か際どいシーンを作り出す。 前半半ばから終盤にかけてはレバークーゼンが機動力のある3トップの個人技を軸に相手ゴールへ迫っていく。そして、ボックス付近でのディアビの2度のシュート、セットプレーで被ったGKの隙を突いたインカピエのヘディングシュートなどでゴールへ迫ったが、ことごとくシュートが枠を外れた。 ほぼ互角の内容で折り返した試合。ホームのレバークーゼンはパラシオスを下げてデミルバイをハーフタイム明けに投入。だが、後半先にゴールをこじ開けたのはアウェイチームだった。 51分、中央を起点にテウマからボックス手前左のボニフェイスの足元にボールが繋がると、そのままボックス内に侵入したナイジェリア人FWは対峙したDFタプソバを抜き切らずに右足をコンパクトに振ると、これがゴール右下隅の完璧なコースに決まった。 ホームで先制を許す難しい展開となったレバークーゼンはすぐさま反撃を開始。フリンポンとバッカーの両ウイングバックが再三高い位置を取って攻撃に厚みを加える。だが、絶妙なラインコントロールで応対するサン=ジロワーズの守備陣にことごとくオフサイドにかけられる。この展開を受け、シャビ・アロンソ監督は68分にアドリを下げて、よりストライカー色の強いアズムンを投入した。 すると、結果的にこの采配がホームチームに同点ゴールをもたらす。82分、ボックス中央でDFを背負ったアズムンがバッカーからの足元のパスを丁寧にマイナスへ落とす。これに反応したヴィルツが狙いすました見事な右足のコントロールシュートをゴール右下隅へ流し込み、この試合最初の枠内シュートでようやく追いついた。 1-1のイーブンに戻った試合は、引き分けを良しとするサン=ジロワーズが老獪に時計を進める戦いを見せる一方、レバークーゼンはリスクを冒して前に出る。試合最終盤はホームチームが猛攻に打って出たものの、2点目を奪うことはできず。 この結果、実力伯仲の初戦は1-1のドロー決着となり、サン=ジロワーズがホームでの2ndレグに向けて若干のアドバンテージを手にした。 2023.04.14 06:06 Fri
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【EL準々決勝プレビュー】守田&町田がユーベとレバークーゼンに挑戦! ユナイテッドvsセビージャも開催

ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝の1stレグが13日に開催される。ベスト4進出を懸けた初戦の展望を紹介していく。 ◆EL準々決勝1stレグ ▽4/13(木) 《25:45》 フェイエノールト vs ローマ 《28:00》 マンチェスター・ユナイテッド vs セビージャ ユベントス vs スポルティングCP レバークーゼン vs ユニオン・サン=ジロワーズ ◆守田はユーベ、町田はレバークーゼンに挑む <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230412_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今ラウンドにはスポルティングCPのMF守田英正、ユニオン・サン=ジロワーズのDF町田浩樹と2人の日本人選手が参戦。スポルティングは優勝候補ユベントス、サン=ジロワーズは2ラウンド連続でドイツ勢のレバークーゼンと対戦する。 スポルティングは前ラウンドで優勝候補でプレミアリーグ首位を走るアーセナルと対戦。ホームでの1stレグを2-2、アウェイでの2ndレグを1-1のドローで終えた中、PK戦までもつれ込んだ激闘を制してベスト8進出を成し遂げた。また、国内リーグでは4位に甘んじているものの、直近は6勝1分けの7戦無敗と好調を維持している。前ラウンドでは1stレグで不運なオウンゴール、2ndレグは累積警告で欠場と主将DFコアテスと共にチームメイトに準々決勝の舞台に連れてきてもらう格好となった守田としては、今回のユベントス戦でチームを勝利に導く活躍を期待したところだ。 一方、対戦相手のユベントスはMF堂安律を擁するフライブルクとのラウンド16を2連勝で飾り、順当に8強入り。ただ、財務違反で15ポイントをはく奪されたセリエAでは直近のローマ勢相手の敗戦で逆転でのトップ4フィニッシュはかなり厳しい状況。そのため、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて今大会へのプライオリティは高まる。地力では間違いなく分があるものの、近年欧州の舞台ではポルト、ベンフィカとポルトガル勢に苦杯を舐めさせられており、細心の注意を払って今回の初戦に臨みたい。 サン=ジロワーズは前ラウンドでウニオン・ベルリン相手に2戦合計6-3のスコアで勝利。グループステージに続く再撃破となった。また、首位ヘンクと2ポイント差の2位に位置するリーグ戦でも直近4勝1分けと安定したパフォーマンスを継続している。 そのサン=ジロワーズの対戦相手となるレバークーゼンは、シャビ・アロンソ監督の就任以降安定して勝ち点を積み重ねており、直近ではバイエルンやフランクフルトといった強豪を相次いで撃破し、5連勝でリーグ6位に浮上。天才MFヴィルツや攻撃的サイドバックのフリンポンにFWディアビら攻撃陣が好調を維持しており、ELにおいても一躍優勝候補の一角に浮上している。 なお、町田に関しては長期離脱明け後に一時出場機会を得ていたが、ここ最近はなかなか試合に絡むことができておらず、今回の初戦でもベンチスタートが濃厚だ。 ◆ユナイテッドvsセビージャに、昨季ECL決勝カード! <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230412_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 日本人選手所属クラブ以外では、2016-17シーズンの王者であるマンチェスター・ユナイテッドと、大会最多6度の優勝を誇るセビージャの一戦が最注目カードだ。 グループステージではレアル・ソシエダに屈したユナイテッドだが、プレーオフでバルセロナ、ラウンド16でベティスと過去に苦手としていたスペイン勢を連破。そして、今ラウンドではセビージャ撃破でのベスト4進出を目指す。 ここ最近のプレミアリーグではリバプール戦、ニューカッスル戦の惨敗など低調なパフォーマンスが続いたものの、直近はブレントフォード、エバートン相手に内容が伴った2連勝でバウンスバックに成功。ただ、FWガルナチョとDFショーに加え、エースFWラッシュフォード、好調MFマクトミネイとこの試合に向けて負傷者が相次いでいる。とりわけ、勝負強さ光るラッシュフォードの離脱は大きな懸念材料だ。一方で、リーグ戦で4試合の出場停止を強いられていたMFカゼミロに加え、エバートン戦で長期離脱から復帰したMFエリクセンと中盤の離脱者が戻ってきており、今回の初戦ではその中盤の構成力を生かして勝ち切りたいところだ。 一方、プレーオフでPSV、ラウンド16でフェネルバフチェという曲者を退けて改めて今大会での勝負強さを発揮しているセビージャ。しかし、開幕からリーグ戦で低空飛行続くチームはロペテギ監督に続きサンパオリ監督を解任。インターナショナルマッチウィーク明けからメンディリバル新監督の下で立て直しを図る。その新指揮官の初陣では格下カディス相手にポジティブな白星発進も、新体制でのホーム初陣となった直近のセルタ戦では2人の退場者に、試合終盤の連続失点で勝ち点3を逃す2-2のドロー。相変わらず波に乗り切れない。FWエン=ネシリを中心に攻撃陣は本来の躍動感を取り戻しつつあるが、安定感を欠く守備陣の奮起がなければ、敵地での一戦は厳しいものになるはずだ。 また、今ラウンドではフェイエノールトとローマという昨季カンファレンスリーグ決勝の再現カードが実現。すでに両者は指揮官、サポーター共に臨戦態勢で白熱の戦いが予想される。 昨季決勝では0-1で競り負けて初代王者の称号を逃したフェイエノールトだが、今季は多くの主力が引き抜かれた中、エールディビジで首位を快走。FWシニステラやDFマラシア、MFアウルスネスといった強烈な個性を持つ選手はチームを去ったものの、チームとしての完成度は今季のチームに分がある。その中で昨季決勝の悔しさを知るMFコクチュやDFトラウナー、DFヘールトライダらがリベンジに燃える。 一方、ECL初代王者のローマは今季のEL制覇を目指す中で返り討ちを狙う。昨季に比べて攻撃面での精度、決定力を欠くものの、モウリーニョ仕込みの堅守を武器に、今季セリエAでは僅差ながらもトップ4圏内の3位をキープ。直近は格下相手に2試合連続クリーンシートで連勝中だ。敵地に乗り込み一戦ではFWディバラやMFペッレグリーニ、DFスモーリングら主力と共に、ロッテルダム育ちでフェイエノールトのアカデミー、トップチームでプレーしたMFワイナルドゥムのパフォーマンスに注目が集まる。 2023.04.13 12:00 Thu
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