重鎮ミルナーは今季限りでリバプール退団か? 未だ延長交渉行われず…

2023.03.28 07:15 Tue
Getty Images
元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー(37)は、今シーズン限りでリバプールを去ることになるかもしれない。イギリス『The Athletic』が報じている。

2015年にマンチェスター・シティからフリーで加入したミルナーは、在籍8年で公式戦321試合に出場。本職のセントラルMFに加えて、両サイドバックでプレーするなど持ち味のユーティリティー性と献身性を発揮。さらに、副キャプテンとして長らくメンタル面でもチームを支え、ユルゲン・クロップ率いるチームの近年の成功の立役者の一人となっている。
先日にプレミアリーグ通算600試合出場を達成し、フランク・ランパード氏が持つ歴代3位の608試合出場にも王手をかける37歳MFは、今季もスタメン出場は11試合に留まるものの、公式戦32試合に出場。

ドイツ人指揮官は来シーズンも現役続行を希望する、そのベテランの残留を求めているが、クラブは現時点で延長交渉に動いていないようだ。

昨シーズン終了後に大幅な減俸を受け入れて1年の契約延長にサインしたミルナーだが、クラブは当時も掲示した金額に納得できない場合は慰留に動く姿勢を見せずにいた。
さらに、中盤の大幅な刷新も噂される今夏はスポーツディレクターのジュリアン・ウォード氏が今季限りで退団し、その後任が決定していない事情もあって、より不透明な状況となっているようだ。

クラブサイドが今後延長交渉を開始する可能性はあるものの、現時点ではFWロベルト・フィルミノやMFナビ・ケイタ、MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンらと同様にクラブを去る可能性が高い。

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