2度の療養経て完全復活のコンテ、「重要なミラン戦へ自分のエネルギーを選手に伝える」
2023.03.08 00:05 Wed
2度目の療養を経て再帰還したトッテナムのアントニオ・コンテ監督が、ミラン戦へ意気込みを語った。
トッテナムは、FAカップのシェフィールド・ユナイテッド戦、プレミアリーグのウォルバーハンプトン戦で格下相手に痛恨の連敗。8日に0-1の敗戦からの逆転突破を目指すチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の2ndレグ、ミラン戦を控える中で厳しいチーム状況だ。
そういった中、チームの流れを変える起爆剤となりそうなのが、胆嚢の摘出手術後、2度目の療養期間を経て6日にロンドンに帰還したコンテ監督の存在だ。
7日、ミラン戦に向けた公式会見に出席したイタリア人指揮官は、自身の健康状態と共に不在時のチームの戦いぶりなどに言及した。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えた。
「昨日はポジティブで、気分は本当に良かったよ。プレーヤーたちと一緒に仕事をすること、スタッフと一緒に仕事をすること、そして試合の準備をすることの重要性を理解している」
「スタッフ全員に感謝しなければならない。彼ら全員が素晴らしい仕事をしてくれた。また、監督なしで3週間を過ごすことは、プレーヤーにとっても容易なことではなかった。私はその事実を理解している」
「今、私は戻ってきた。本当に幸せだし、すぐに重要な試合が待っている。次のラウンドに進みたいし、それは我々にとって重要なゲームだ」
「そのためにも、スタジアムで素晴らしい雰囲気を感じたいと思っている。多くの場合、ファンは困難な状況を克服するための適切な後押しをしてくれた。昨シーズン、イタリアでリーグ優勝したチームと対戦するのだからね」
また、先月初旬の手術後はレスター・シティ戦、ミランとの前回対戦で指揮を執ったコンテ監督だったが、やはり心身ともに本来の状態ではなかったことを認めている。
「個人的に初戦は良かったが、確かに術後の回復は過小評価されていた。責任感のために早く復帰したかったが、手術を過小評価し、身体と自分自身を過大評価したのかもしれない」
「正直なところ、シェフィールド・ユナイテッド戦の後に復帰したかったが、ドクターに止められて、『今は、私たちの言うことを聞いて、あと2日待ってくれ』と言われた。そして、日曜日にミラン戦のためにロンドンに戻ってきた」
「個人的には、早く復帰したかったが、今回はドクターを尊重すべきだったし、トッテナムのドクターもミラン戦の後、本当に私のことを心配していたんだ」
「でも、今は元気だ。エネルギーは完全に戻ってきたし、まだ体重を戻さなければならないが、それ以外は大丈夫だ。良い感じだよ。今の自分はたくさんのエネルギーを持っている。我々にとって重要な試合であり、自分のエネルギーをプレーヤーたちに伝えようとしているよ」
「誰にもこのような状況が発生する可能性がある。手術後、多くの友人が同じ手術を受けていたことを知った。ただ、私との違いは、緊急手術を受けたという点だった。それは計画されたものではなく、うまく回復するには、おそらくもっと時間が必要だった」
「でも、今は大丈夫だ。ここ最近は、悲しいニュース(友人の訃報)がたくさんあった…。そういったこともあり、体調が良くないときはいつ何が起こるかわからないと思ったし、手術が必要だと言われたとき、私はある意味でホッとした」
また、直近2試合での連敗を痛恨だったと素直に認める闘将だが、その敗戦から多くを学ぶと共に、ポジティブな気持ちを持ってミラン戦に臨みたいと語っている。
「我々は学ばなければならない。このような敗北から何も学ばないのであれば、来年もまた敗北を味わう準備ができたということだ。このようなネガティブな試合の後、プレーヤーたちが多くのことを学んでくれることを願っている」
「敗戦からは、多くのことを学ぶことができる。勝っているときは、たいてい幸せで、学ぶべきことはあまりない。敗戦の後は、多くのことを学ばなければならない」
「特に我々のファンは、チームが(FAカップの)トロフィーを掲げる姿を見たかったと思うし、本当に申し訳ない気持ちだ。今シーズンは、本当に残念な結果になってしまった」
「過去を忘れてはいけないし、状況を改善するために一歩一歩前進する必要があることを理解しなければならない」
「チャンピオンズリーグで優勝したいかと聞かれれば、『イエス』と答えるが、そこには現実的な側面もある。一試合ひと試合に臨む準備をしなければならない。明日はミランが相手だが、次のラウンドに進みたいのならば、2点差で勝たなければならない。プレッシャーは当たり前で、このようなプレッシャーに耐えていかなければならない」
トッテナムは、FAカップのシェフィールド・ユナイテッド戦、プレミアリーグのウォルバーハンプトン戦で格下相手に痛恨の連敗。8日に0-1の敗戦からの逆転突破を目指すチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の2ndレグ、ミラン戦を控える中で厳しいチーム状況だ。
そういった中、チームの流れを変える起爆剤となりそうなのが、胆嚢の摘出手術後、2度目の療養期間を経て6日にロンドンに帰還したコンテ監督の存在だ。
「昨日はポジティブで、気分は本当に良かったよ。プレーヤーたちと一緒に仕事をすること、スタッフと一緒に仕事をすること、そして試合の準備をすることの重要性を理解している」
「遠く(イタリアの自宅)から、私はスタッフやプレーヤーたちとビデオで非常に近くにいて、リンクしようとした。しかし、ご存知のように、その場に存在することはまったく異なるものだ。それは全く違うものなんだ」
「スタッフ全員に感謝しなければならない。彼ら全員が素晴らしい仕事をしてくれた。また、監督なしで3週間を過ごすことは、プレーヤーにとっても容易なことではなかった。私はその事実を理解している」
「今、私は戻ってきた。本当に幸せだし、すぐに重要な試合が待っている。次のラウンドに進みたいし、それは我々にとって重要なゲームだ」
「そのためにも、スタジアムで素晴らしい雰囲気を感じたいと思っている。多くの場合、ファンは困難な状況を克服するための適切な後押しをしてくれた。昨シーズン、イタリアでリーグ優勝したチームと対戦するのだからね」
また、先月初旬の手術後はレスター・シティ戦、ミランとの前回対戦で指揮を執ったコンテ監督だったが、やはり心身ともに本来の状態ではなかったことを認めている。
「個人的に初戦は良かったが、確かに術後の回復は過小評価されていた。責任感のために早く復帰したかったが、手術を過小評価し、身体と自分自身を過大評価したのかもしれない」
「正直なところ、シェフィールド・ユナイテッド戦の後に復帰したかったが、ドクターに止められて、『今は、私たちの言うことを聞いて、あと2日待ってくれ』と言われた。そして、日曜日にミラン戦のためにロンドンに戻ってきた」
「個人的には、早く復帰したかったが、今回はドクターを尊重すべきだったし、トッテナムのドクターもミラン戦の後、本当に私のことを心配していたんだ」
「でも、今は元気だ。エネルギーは完全に戻ってきたし、まだ体重を戻さなければならないが、それ以外は大丈夫だ。良い感じだよ。今の自分はたくさんのエネルギーを持っている。我々にとって重要な試合であり、自分のエネルギーをプレーヤーたちに伝えようとしているよ」
「誰にもこのような状況が発生する可能性がある。手術後、多くの友人が同じ手術を受けていたことを知った。ただ、私との違いは、緊急手術を受けたという点だった。それは計画されたものではなく、うまく回復するには、おそらくもっと時間が必要だった」
「でも、今は大丈夫だ。ここ最近は、悲しいニュース(友人の訃報)がたくさんあった…。そういったこともあり、体調が良くないときはいつ何が起こるかわからないと思ったし、手術が必要だと言われたとき、私はある意味でホッとした」
また、直近2試合での連敗を痛恨だったと素直に認める闘将だが、その敗戦から多くを学ぶと共に、ポジティブな気持ちを持ってミラン戦に臨みたいと語っている。
「我々は学ばなければならない。このような敗北から何も学ばないのであれば、来年もまた敗北を味わう準備ができたということだ。このようなネガティブな試合の後、プレーヤーたちが多くのことを学んでくれることを願っている」
「敗戦からは、多くのことを学ぶことができる。勝っているときは、たいてい幸せで、学ぶべきことはあまりない。敗戦の後は、多くのことを学ばなければならない」
「特に我々のファンは、チームが(FAカップの)トロフィーを掲げる姿を見たかったと思うし、本当に申し訳ない気持ちだ。今シーズンは、本当に残念な結果になってしまった」
「過去を忘れてはいけないし、状況を改善するために一歩一歩前進する必要があることを理解しなければならない」
「チャンピオンズリーグで優勝したいかと聞かれれば、『イエス』と答えるが、そこには現実的な側面もある。一試合ひと試合に臨む準備をしなければならない。明日はミランが相手だが、次のラウンドに進みたいのならば、2点差で勝たなければならない。プレッシャーは当たり前で、このようなプレッシャーに耐えていかなければならない」
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