代表200試合越えの米女子代表モーガン、記念スパイク着用で試合後インタビューには娘と登場

2023.02.18 20:45 Sat
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Getty Images
アメリカ女子代表のFWアレックス・モーガンが代表キャップ200試合出場を祝福された。2010年3月のメキシコ女子代表戦で初キャップを記録して現在に至るまで、出産を経た後も最前線に立ち続けているモーガン。2022年11月14日にドイツ代表戦でも先発出場を果たすと、これが代表での記念すべき200試合出場の節目となった。

16日に行われたSheBelieves Cup第1節カナダ代表戦の前には表彰も行われ、背中に「200」の数字が入った記念ユニフォームが進呈された。また、娘のチャーリーちゃんも「MOM 200」のユニフォームを着用して登場。母親に一輪のバラをプレゼントした。
カナダ戦で代表キャップを「202」まで伸ばしたモーガンは、試合後のインタビューにも娘とともに出席。「ママ!ママ!」と呼ぶ娘にも「チャーリー、何か言いたいことはある!?」とマイクを向けるも「No.」とつれない返事を返されている。

モーガンはこれまで3度の女子ワールドカップに出場し(2011、2015、2019)、2度の優勝(2015、2019)を経験。今年7月のオーストラリア&ニュージーランド・女子W杯でも活躍が期待される。また、2012年ロンドンオリンピックでも金メダルを獲得している。

代表での得点数は「120」で世界7位。2020年5月の出産後にも13ゴールを挙げており、これはアメリカ女子史上最多タイ記録。200試合出場記念スパイクを着用して臨んだカナダ戦ではゴールこそなかったものの、マロリー・スワンソン(旧姓:ピュー)の先制点をアシストしている。

アメリカ『Forbes』によると、代表200試合出場を達成したのは、アメリカ女子代表としては史上13人目。世界では27人目とのことだ。また、FIFA公認の試合で公式に代表200試合出場を達成した男子選手はおらず、最高記録保持者はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)とクウェート代表FWバデル・アル・ムタワ(37)の持つ196試合となっている。

アメリカ女子は19日になでしこジャパンと対戦。日本のライバルの勇姿にも注目が集まる。


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