ラ・リーガ第35節、バルセロナvsレアル・マドリーが11日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが4-3で逆転勝利した。
ラ・リーガタイトルレースを決定づけるリーグ戦では今季2度目となったエル・クラシコ。
首位のバルセロナ(勝ち点79)は前節、大幅なターンオーバーを敢行
2025.05.12 01:28 Mon
【ラ・リーガ第22節プレビュー】イングランド勢とのビッグマッチ控える2強は曲者と対戦! 2戦連発狙う久保はセルタ戦
2023.02.17 19:00 Fri
先週末に行われた第21節はバルセロナ、レアル・マドリー、レアル・ソシエダ、アトレティコ・マドリーと上位陣が揃って勝利を収める波乱の少ない一節となった。
UEFAコンペティションの狭間での開催となる今節は、週明けにリバプール、マンチェスター・ユナイテッドとの重要な試合を控える2位のレアル・マドリー(勝ち点48)と、首位のバルセロナ(勝ち点56)の戦いに注目したい。
モロッコ開催のクラブ・ワールドカップを見事に制したエル・ブランコは、週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16初戦で昨季ファイナルの再現カードに臨む。そのビッグマッチ前に開催される今節は難所エル・サダールで9位のオサスナ(勝ち点30)と対戦。
15日に開催された最下位のエルチェ戦ではFWヴィニシウスをサスペンションで欠いた上、中盤を中心に積極的なターンオーバーを敢行したが、前半序盤のFWアセンシオの先制点を皮切りに、FWベンゼマのPKによるドブレーテ、試合終盤にはMFモドリッチのゴラッソで4-0の圧勝。サンティアゴ・ベルナベウ凱旋試合でリーグ2戦ぶりの白星を挙げた。
今季大不振も直近のマージーサイド・ダービーの快勝で勢いにのるリバプールとのアウェイゲームが気になるところだが、バルセロナとの勝ち点差を考えれば、このオサスナ戦での取りこぼしは許されない。手堅さが信条の曲者相手に引き続きターンオーバーが見込まれるが、サスペンション明けで比較的フレッシュなヴィニシウスやFWアセンシオらアタッカー陣の活躍でエルチェ戦のように早い時間帯に試合を決めたい。
週明けのリターンレグに向けて万全の状態で臨みたいが、中盤でフル稼働のMFフレンキー・デ・ヨングやFWレヴァンドフスキ、FWハフィーニャ、DFクンデらは継続起用が濃厚だ。チャビ監督としては直近2試合で勝利がない不気味な相手でもある16位のカディス戦に向け、主力の負担を軽減しつつユナイテッド戦での起用が見込まれる代役選手の状態を上げるという難しいタスクを遂行することになりそうだ。
2強と比べて日程面で余裕がある3位のソシエダ(勝ち点42)は、14位のセルタ(勝ち点23)を相手に2連勝を目指す。前節のエスパニョール戦ではMF久保建英の今季4点目となるゴラッソを皮切りに3点を先行。その後、攻守に緩さが出たところを付け込まれ、最終的に1点差に迫られたが、辛くも公式戦4試合ぶりの白星を手にした。試合後にイマノル監督が怒りのコメントを残すなど勝って兜の緒を締めたラ・レアルは、前節にアトレティコに惜敗したものの侮れないガリシアの名門と対峙する。チームパフォーマンスとは裏腹にゴールに加え、相手のオウンゴールを誘発するなど圧巻のパフォーマンスで2試合連続のMOMに輝いた絶好調の久保は、やや守備に難があるセルタを相手に2試合連続ゴールを挙げての3試合連続MOMの活躍を期待したいところだ。
4位のアトレティコ(勝ち点38)は、7位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点32)との上位対決で2連勝を目指す。前節のセルタ戦では一進一退の攻防を強いられた中、後半半ばのDFサビッチの退場で窮地に追い込まれたが、パラドン連発の守護神オブラクが0-0の均衡を保つと、後半終了間際にFWデパイに価千金の加入後初ゴールが生まれて劇的なウノセロ勝利となった。次節に今季3度目のマドリード・ダービーを控える中、難敵アスレティックをホームで迎え撃つ一戦では結果と共に課題である内容面の改善も図りたい。
その他ではクラブのレジェンドであるバラハを新指揮官に招へいした18位のバレンシア(勝ち点20)と、19位のヘタフェ(勝ち点19)による残留争い直接対決。6位ラージョ(勝ち点33)vs12位セビージャ(勝ち点24)、ベティスやビジャレアルの戦いにも注目したい。
《ラ・リーガ第22節》
▽2/17(金)
《29:00》
ジローナ vs アルメリア
▽2/18(土)
《22:00》
レアル・ソシエダ vs セルタ
《24:15》
ベティス vs バジャドリー
《26:30》
マジョルカ vs ビジャレアル
《29:00》
オサスナ vs レアル・マドリー
▽2/19(日)
《22:00》
エルチェ vs エスパニョール
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ラージョ vs セビージャ
《26:30》
アトレティコ・マドリー vs アスレティック・ビルバオ
《29:00》
バルセロナ vs カディス
▽2/20(月)
《29:00》
ヘタフェ vs バレンシア
UEFAコンペティションの狭間での開催となる今節は、週明けにリバプール、マンチェスター・ユナイテッドとの重要な試合を控える2位のレアル・マドリー(勝ち点48)と、首位のバルセロナ(勝ち点56)の戦いに注目したい。
モロッコ開催のクラブ・ワールドカップを見事に制したエル・ブランコは、週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16初戦で昨季ファイナルの再現カードに臨む。そのビッグマッチ前に開催される今節は難所エル・サダールで9位のオサスナ(勝ち点30)と対戦。
今季大不振も直近のマージーサイド・ダービーの快勝で勢いにのるリバプールとのアウェイゲームが気になるところだが、バルセロナとの勝ち点差を考えれば、このオサスナ戦での取りこぼしは許されない。手堅さが信条の曲者相手に引き続きターンオーバーが見込まれるが、サスペンション明けで比較的フレッシュなヴィニシウスやFWアセンシオらアタッカー陣の活躍でエルチェ戦のように早い時間帯に試合を決めたい。
一方、前節敵地でビジャレアルをウノセロで破ってリーグ6連勝を飾ったバルセロナ。しかし、16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフ初戦ではホームでユナイテッドとドローに終わり、公式戦連勝が「11」でストップした。絶好調の赤い悪魔を相手にパフォーマンス自体に悲観すべき点はなかったが、FWラッシュフォードらの個人技と粘り強い守備に苦戦。また、この試合ではMFペドリが右太ももを痛めて負傷交代、累積警告にリーチがかかっていたMFガビがカードをもらってしまい2ndレグ欠場が確定と、負傷中のMFブスケッツを含め中盤に大きな問題を抱えることになった。
週明けのリターンレグに向けて万全の状態で臨みたいが、中盤でフル稼働のMFフレンキー・デ・ヨングやFWレヴァンドフスキ、FWハフィーニャ、DFクンデらは継続起用が濃厚だ。チャビ監督としては直近2試合で勝利がない不気味な相手でもある16位のカディス戦に向け、主力の負担を軽減しつつユナイテッド戦での起用が見込まれる代役選手の状態を上げるという難しいタスクを遂行することになりそうだ。
2強と比べて日程面で余裕がある3位のソシエダ(勝ち点42)は、14位のセルタ(勝ち点23)を相手に2連勝を目指す。前節のエスパニョール戦ではMF久保建英の今季4点目となるゴラッソを皮切りに3点を先行。その後、攻守に緩さが出たところを付け込まれ、最終的に1点差に迫られたが、辛くも公式戦4試合ぶりの白星を手にした。試合後にイマノル監督が怒りのコメントを残すなど勝って兜の緒を締めたラ・レアルは、前節にアトレティコに惜敗したものの侮れないガリシアの名門と対峙する。チームパフォーマンスとは裏腹にゴールに加え、相手のオウンゴールを誘発するなど圧巻のパフォーマンスで2試合連続のMOMに輝いた絶好調の久保は、やや守備に難があるセルタを相手に2試合連続ゴールを挙げての3試合連続MOMの活躍を期待したいところだ。
4位のアトレティコ(勝ち点38)は、7位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点32)との上位対決で2連勝を目指す。前節のセルタ戦では一進一退の攻防を強いられた中、後半半ばのDFサビッチの退場で窮地に追い込まれたが、パラドン連発の守護神オブラクが0-0の均衡を保つと、後半終了間際にFWデパイに価千金の加入後初ゴールが生まれて劇的なウノセロ勝利となった。次節に今季3度目のマドリード・ダービーを控える中、難敵アスレティックをホームで迎え撃つ一戦では結果と共に課題である内容面の改善も図りたい。
その他ではクラブのレジェンドであるバラハを新指揮官に招へいした18位のバレンシア(勝ち点20)と、19位のヘタフェ(勝ち点19)による残留争い直接対決。6位ラージョ(勝ち点33)vs12位セビージャ(勝ち点24)、ベティスやビジャレアルの戦いにも注目したい。
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