指揮官解任のリーズにテン・ハグ監督が警告「多くの場合、解任は良い結果につながらない」

2023.02.08 17:24 Wed
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Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が、ジェシー・マーシュ監督を解任したリーズ・ユナイテッドに警告した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

マーシュ監督は2022年2月、成績不振で解任されたマルセロ・ビエルサ監督の後任としてリーズの指揮官に就任。当時のチームは降格の危機に瀕していたが、プレミアリーグ最終節で残留を勝ち取った。

今季は開幕3戦負けなしと好スタートを切ったものの、第4節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦で初黒星を喫すると、以降は16試合で2勝5分け9敗と低迷。5日に行われた第22節のノッティング・フォレスト戦に敗れ、6日に解任が発表された。
状況を好転させるには監督交代が手っ取り早いと判断した格好だが、テン・ハグ監督は疑問を感じているようだ。8日に行われる第8節延期分での直接対決に先立った会見で、指揮官は安易な解任が必ずしも解決策にはならないと持論を展開している。

「私と同じ仕事をしている監督が解任されるのは、いつだって悲しい。そして私は多くの場合において、監督をクビにして良い結果が得られるという話を信じていない」

「どのクラブでも基本的に、監督解任が事態の改善につながることはないだろう。私としては監督に仕事を最後まで完了させて、そこから何らかの評価をしてもらえば良いと思っている」

「とはいえ、フットボールクラブで意思決定をする人物には、明らかに大きなプレッシャーがかかっている。だからこそ、彼らは(監督を信じる)方針を変えてしまうのだ。しかし、事実を見る限り、大抵の場合においてそれはうまくいかない」

「アストン・ビラにウナイ・エメリ監督がやって来た時、彼らには我々と対戦するまで1週間の準備期間があった。しかり、今のリーズにはそれほどの準備期間はない」

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