首位撃破で光差したエバートン、絶対的エースが負傷… 宿敵リバプール戦欠場も
2023.02.06 20:12 Mon
ダイチ監督のサッカーなら欠かせない、重要な前線のターゲット
エバートンは、リバプールとのマージーサイド・ダービーで絶対的エースを欠くことになるかもしれない。イギリス『サン』が伝える。2部降格の危機に瀕するエバートンは、4日のプレミアリーグ第22節で首位アーセナルと対戦。終始劣勢を強いられながらもDFジェームズ・タルコウスキの値千金の先制点を死に物狂いで守り抜き、ホームで1-0の金星を挙げた。
この一戦はショーン・ダイチ新監督の初陣ということもあってグディソン・パークは歓喜。長らく続いたトンネルから抜け出し、13日にアウェイで行われる宿敵リバプールとの伝統の一戦に向け、文句なしに弾みをつけられたと思われた。
しかし、新たな懸念が浮上。アーセナル戦で足を痛めて途中交代していた絶対的エースのFWドミニク・キャルバート=ルーウィンがハムストリングを負傷したとの見方が強まり、リバプール戦の出場が危ういという。
ダイチ監督も「おそらく痛めた」とキャルバート=ルーウィンのリバプール戦欠場を覚悟し、今週中に検査を受けることも明らかに。降格圏の18位に沈むエバートンにとっては残りの全試合が正念場となるが、なかなか一筋縄ではいかなそうだ。
この一戦はショーン・ダイチ新監督の初陣ということもあってグディソン・パークは歓喜。長らく続いたトンネルから抜け出し、13日にアウェイで行われる宿敵リバプールとの伝統の一戦に向け、文句なしに弾みをつけられたと思われた。
ダイチ監督も「おそらく痛めた」とキャルバート=ルーウィンのリバプール戦欠場を覚悟し、今週中に検査を受けることも明らかに。降格圏の18位に沈むエバートンにとっては残りの全試合が正念場となるが、なかなか一筋縄ではいかなそうだ。
1
2
ジェームズ・タルコウスキの関連記事
エバートンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
ジェームズ・タルコウスキの人気記事ランキング
1
「ワカバヤシだ!」ユナイテッドGKの“帽子姿”に世界中のサポーターから反応
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンのプレースタイルが話題になっている。 ユナイテッドは18日、プレミアリーグ第32節でバーンリーとホームで対戦。ヘンダーソンはリーグ戦6試合連続先発出場を果たした。 オフサイドにより取り消しとなったものの、開始20秒過ぎに不用意な飛び出しからネットを揺らされたヘンダーソンは、日光が気になったのか、後半からは赤地にクラブのエンブレムが描かれた“帽子”を着用。イングランドで帽子をかぶるGKはほとんどおらず、その珍しい姿は大きな話題を呼んだ。 ヘンダーソンはシェフィールド・ユナイテッド時代にも帽子をかぶってゴールマウスを守ったことがあるが、アメリカ『Bleacher Report』が帽子姿を公開すると、「似合ってないけど可愛い」「帽子をかぶるGKは減った」などの意見が寄せられた。 中でも、「ワカバヤシだ!」「ワカバヤシ・ヘンドー」など、漫画『キャプテン翼』に登場する、帽子がトレードマークのGK若林源三になぞらえる声が多く、そのことに驚く日本人のファンの声もあった。 ヘンダーソンは50分に左CKの場面で相手DFジェームズ・タルコウスキにゴールを許したものの、ユナイテッドは後半だけで3ゴールを記録。リーグ5連勝を達成している。 <span class="paragraph-title">【画像】若林源三を彷彿とさせる“帽子姿”のヘンダーソン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dean Henderson brought out the cap for the second half <a href="https://t.co/yQrtMpjOPY">pic.twitter.com/yQrtMpjOPY</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1383822300311478273?ref_src=twsrc%5Etfw">April 18, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.19 20:30 Mon2
「重大な反則の基準を満たしている」物議醸したマージーサイド・ダービーでの超危険タックル、審判協会が誤審を認める
プレミアリーグのジャッジを担当するPGMOL(プロ審判協会)は、マージーサイド・ダービーで発生したファウルに関して、誤審を認めた。イギリス『BBC』が伝えた。 問題となったのは、2日に行われたプレミアリーグ第30節のリバプールvsエバートン。11分にMFアレクシス・マク・アリスターへのDFジェームズ・タルコウスキの危険なスライディングタックルが物議を醸すこととなった。 五分五分のボールに両者がチャレンジした際、ボールをクリアしたタルコウスキの残り足がマク・アリスターの左足首に向かって直撃。サム・バレット主審はタルコウスキにイエローカードを出すに留め、VARが介入することもなかった。 プレミアリーグのマッチセンターアカウントは「タルコウスキがボールにプレーしていたため退場には値しない」との説明を出した一方で、リバプールのアルネ・スロット監督は「多くの人が既にコメントしており、私はコメントしたくない。リバプールをあまり好きでない人たちでさえ、判定がどうあるべきだったか明確だと言っていた」と、暗に判定を批判していた。 そんな中、PGMOLは「このタックルは重大な反則行為の基準を満たしている」と発表。バレット主審に対してオンフィールド・レビューを促す必要があったとし、最終的には判定を覆すべきだったと結論づけている。 なお、今回の件は明白すぎる誤審だったようで、PGMOLはミスを認めて透明性のある運営をしたいとし、審判長のハワード・ウェッブ氏の次回の「Match Officials Mic'd Up」出演を待つのではなく、この事件は直ちに対処する必要があると感じたとしている。 <span class="paragraph-title">【動画】明らかな誤審!タルコウスキの危険なチャレンジ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5S69NsaGJ7A";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.03 22:40 Thuエバートンの人気記事ランキング
1
謎に包まれたキャリア中断から2年…シグルドソンが853日ぶりに公式戦復帰へ
元アイスランド代表MFギルフィ・シグルドソン(33)が853日ぶりに公式戦復帰する。イギリス『サン』が伝えている。 小国アイスランドの大躍進を支えたシグルドソン。ユーロ2016のイングランド代表撃破とベスト8進出、さらにロシア・ワールドカップ(W杯)出場の立役者となった司令塔は、クラブキャリアでは2017-18シーズンからエバートンに所属していた。 しかし、選手キャリアは2021年7月にストップ。当時、「プレミアリーグでプレーする31歳に未成年者への性的暴行嫌疑がかけられている」との情報が流れ、時を同じくしてエバートンが個人名を避けつつ、自クラブの選手が当局の捜査対象になっていると公表した。 これがシグルドソンであると断定できる材料は一切なく、逮捕・起訴されたという情報もなし。ただ、それ以来、2年以上にわたって表舞台から姿を消し、2021-22シーズン終了後にはエバートン退団が発表された。 今夏まで行方不明状態が続いていたわけだが、先月31日、デンマーク・スーペルリーガのリンビーBKがシグルドソンとの1年契約締結を発表。加入に際し、「シグルドソンはここ数年サッカーをしていない。コンディション回復をゆっくり待つ方針だ」と声明を発表している。 エバートン時代に最後にプレーしたのは2021年5月のマンチェスター・シティ戦。リンビーでは現在までに出場がないものの、23日に行われるスーペルリーガ第9節のヴェイレBK戦でデビューする見通しだという。 シグルドソンの同胞であり、リンビーを率いるフレイヤー・アレクサンダーソン監督は地元メディアの取材に対し、「23日の試合で間違いなく出場する。とてもコンディションが良い」と初のメンバー入り・起用を明言。エバートン時代以来、853日ぶりの公式戦復帰が確実となっている。 2023.09.19 16:13 Tue2
無冠煽り、相手選手の模倣…プレミアリーグでは批判的・嘲笑的なゴールセレブレーションへの処罰が厳格に?
プレミアリーグでは今後、ゴールセレブレーションをする際に注意が必要となるかもしれない。 今シーズン、いくつかのゴールセレブレーションが物議を醸しているプレミアリーグ。得点を記録した選手がチームメイトやファンと祝うのはサッカーの醍醐味の一つであり、試合の盛り上げに大きく貢献しているが、一方で相手を嘲笑するようなセレブレーション対しては批判も少なくない。 例えば、1月26日に行われたプレミアリーグ第23節トッテナムvsレスター・シティでは、レスターのFWジェイミー・ヴァーディが同点弾を決めた際のゴールセレブレーションが話題に。ヴァーディはユニ右袖の「プレミアリーグのエンブレム」を指差した上で、トッテナムファンに向けて指で「0」の形を作り、無冠の続くクラブを煽った。 また、2日に行われたプレミアリーグ第24節アーセナルvsマンチェスター・シティ戦では、アーセナルの若手DFマイルズ・ルイス=スケリーがゴールを決めた際に、シティのFWアーリング・ハーランドがよく見せるあぐらをかいて目をつぶるセレブレーションを披露。これについても物議を醸すこととなった。 この2つのセレブレーションについては、いずれもお咎めなし。しかし、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、今後は警告の対象になる可能性があるようだ。 プレミアリーグの最高責任者であるプレミアリーグの最高責任者トニー・スコールズ氏は、「バランスの問題だ。我々は皆、セレブレーションを見るのが好きだとは思う。中にはとても面白いものもあるが、限度はある。それが嘲笑や批判に及ぶのなら、我々は対処する必要があるだろう」と語っている。 実際、今シーズンもエバートンのFWイリマン・エンディアイエがブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でゴールを決め、ブライトンのエンブレムにも描かれるカモメのポーズをとったところ、イエローカードを提示される事態に。今後はより厳しい目が向けられる可能性があり、選手たちはセレブレーション時に慎重となる必要があるだろう。 2025.02.06 15:10 Thu3
「彼は自閉症の男の子で、サッカー選手から暴行を受けた」C・ロナウドにスマホを壊された少年の母が怒り「もう二度と試合を観に行くことはない」
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにスマートフォンを叩き落されたファンの母親が憤りを露わにした。 C・ロナウドは9日に行われたプレミアリーグ第32節のエバートン戦にフル出場するも、チームは0-1で敗れた。 そして試合後、ピッチを後にするC・ロナウドが通用口に入ろうとしたところ、ファンが持つスマートフォンを叩き落とすような行動を取っていた。 この件については、SNS上で大きな話題を呼ぶと、C・ロナウドは自身のインスタグラムで謝罪。「可能であれば、このサポーターをオールド・トラッフォードでの試合観戦に招待したいと思う」としていたが、マージーサイド警察は暴行容疑で捜査を始めていることを明かしていた。 そして、このスマートフォンを持っていたという14歳の少年の母親が、イギリス『リバプール・エコー』で事の顛末を語っている。 「マンチェスター・ユナイテッドの選手たちは、フルタイムとなって歩き始めました。私たちはパークエンドにいたので、彼らが通り過ぎるトンネルのすぐそばにいたのですが、息子はそこですべてをビデオに撮っていました」 「彼はユナイテッドの選手たちが通り過ぎるのを撮影していました。そして、ロナウドが靴下を下ろすと、足から血を流していたので、携帯電話を下げたんです。それで何が起きているかを確認しました。喋ってすらいません」 「ロナウドはその後、ひどい、ひどい気性で通り過ぎ、息子の手から電話を叩き落して歩き続けました」 母親は、息子の手が腫れている写真と、液晶画面が壊れまともに映らなくなったスマートフォンの画像を見せつつ、さらに続けた。 「この画像で、彼との接触が生まれた打撲を見ることができます。私は、今私が話していることを信じられません」 「私は泣いたし、息子は完全にショックを受けていた。彼は自閉症で、統合失調症も持っているから、家に帰るまで何が起こったのかをよく理解できませんでした」 「彼は本当に動揺していて、もう二度と試合を観に行くことはないと思います。これが初めてのフットボール観戦でしたが、こんなことになりました」 「彼らがピッチから去る最後の数秒までは、本当に素晴らしい一日でした。しかし、その一日が台無しになり、口の中で嫌な味がしました」 「彼はアイドルよ。彼はエバートン出身ではないし、好きな選手もいるけど、ロナウドはビッグプレーヤーよ。息子はいつも『ロナウドが来るよ』と言っていました」 「息子が彼の顔に向かってそれを振りかざしていたのなら理解できますが、息子は彼の頭の近くにいたわけでもなく、低い位置で彼のケガをチェックしていました」 「彼は自閉症の男の子で、サッカー選手から暴行を受けた。母親としてそう感じています」 <span class="paragraph-title">【動画&写真】C・ロナウドがスマホを叩き落すシーンと叩かれ変色した少年の手</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Ronaldo smashing someone’s phone at full time EFC <a href="https://t.co/nw0XIK2enR">pic.twitter.com/nw0XIK2enR</a></p>— EvertonHub (@evertonhub) <a href="https://twitter.com/evertonhub/status/1512792790106787853?ref_src=twsrc%5Etfw">April 9, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Footage emerging on social media appeared to show Ronaldo smashing an object - suggested to be a mobile phone - out of a supporter’s hand as he trudged down the tunnel following the 1-0 defeat to Everton at Goodison Park.<a href="https://t.co/9wSipNymav">https://t.co/9wSipNymav</a></p>— Irish Daily Mirror (@IrishMirror) <a href="https://twitter.com/IrishMirror/status/1513085915547287552?ref_src=twsrc%5Etfw">April 10, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.04.11 11:50 Mon4
経営難エバートン、2024-25シーズンはクラブ史上最高額の商業収入か
経営難のエバートンだが、営業部門が頑張ったようだ。 ファルハド・モシリ体制における計画性を欠いた経営がたたり、ここ数年財政が非常に苦しいエバートン。今季PSR問題で勝ち点を剥奪されながらもプレミアリーグで生き延びた“現場”の奮闘たるや、見事としか言いようがない。 その一方、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、営業部門も大きな成果。 来季からユニフォームサプライヤーに地元リバプールの企業「カストーレ」を採用するなか、この契約で年間2000万ポンド(約40.2億円)を調達。今季までの「フンメル」との契約は、年間700万ポンドに満たなかったという。 また、24-25シーズンの商業収入として、クラブ史上最高額の9500万ポンド(約191.3億円)を確保。22-23シーズンにスポンサー収入が1900万ポンド(約38.2億円)まで減少するなど、近年資金調達に苦労していたが、なんとか最低限の経営レベルに戻した格好だ。 依然として“余裕”があるわけではなさそうで、選手の売却噂も続いていくのが確実。今のエバートンは、勝ち点剥奪を繰り返す危険性が減っただけでも前進と捉えるべきだろう。 2024.06.20 14:45 Thu5