ミュラー、ザビッツァーの移籍に「チームもびっくり」…半年後の復帰に期待感も

2023.02.04 15:15 Sat
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
バイエルンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーがオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァーのマンチェスター・ユナイテッド移籍に言及した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

今季のバイエルンで途中出場が主ながら、公式戦24試合に出場するなか、今冬のデッドラインデイにユナイテッド行きを決めたザビッツァー。ユナイテッドでは重傷のデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンに代わる中盤として活躍が期待される。

今冬のマーケット最終日に降って沸いたような移籍話から、かなりのスピード決着となったが、バイエルンのチームメイトも驚きを隠せなかったようだ。ミュラーがドイツ『キッカー』で当時を振り返り、驚きとともに、本人を思っての嬉しさも口にした。
「チームもびっくりしていたよ。あっという間の出来事だった。ザビがマンチェスター・ユナイテッドに移籍して、そこでチャンスを掴んだのは嬉しいよ。マンチェスターは知名度があるからね」

だが、ザビッツァーとユナイテッドの契約は現状、半年間のローン。買取オプションもないとされ、ミュラーもそうした契約状況を認識してか、「彼は夏に戻ってくる。(バイエルンでの)章はまだ終わっていないんだ」と今季終了後の再会にも期待した。

関連ニュース
thumb

ブリント、バイエルン加入半年で退団へ…トゥヘルのもとで出場ゼロ

オランダ代表DFデイリー・ブリント(33)がバイエルンを退団するようだ。 ブリントはかつてマンチェスター・ユナイテッドでもプレーし、2018年夏にアヤックス復帰。通算333試合の出場数を誇るベテランとして、若いチームを引っ張ったが、昨年末に契約を解消した。 そうして行き着いた先がバイエルンだったが、出番は公式戦を通じても5試合のみ。しかも、3月末にトーマス・トゥヘル監督が指揮を執るようになってからは1度も使われずの状況が続いている。 バイエルンとの契約も今季限りの短期的なものとあって、退団が濃厚視されるなか、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏もフリー移籍で新天地を探ると主張した。 複数ポジションをこなせるユーティリティ性も魅力のブリント。バイエルンでの挑戦にわずか半年で区切りをつけた後、次の舞台はどこになるのだろうか。 2023.05.28 12:45 Sun
twitterfacebook
thumb

ドルトムント指揮官、優勝ならずで涙 「ハッピーエンドとはいかなかった」

ドルトムントのエディン・テルジッチ監督が振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 ブンデスリーガ最終節を前にバイエルンから首位の座を奪ったドルトムント。27日の最終節ではマインツをホームに迎え撃ち、勝てば文句なしの11季ぶりとなる優勝が決まったが、0-2から追いつくのが精一杯で、他会場で勝利したバイエルンに勝ち点で並ばれ、得失点差でタイトルを譲ってしまった。 結果的に0-1の17分に獲得したPKチャンスをセバスティアン・アラーが逸したのも大きく響き、涙のテルジッチ監督だが、まずは「バイエルンに賛辞を送りたい。34試合を戦ってトップに立てば、どのような形であれ、優勝に値する」と語り、千載一遇のチャンスを逸した心境を続けている。 「チームだけでなく、スタジアムも、街全体も、今日の勝利を信じていた。うまくスタートし、コントロールしながらチャンスを作れてもいたが、1失点目の後、特に2失点目を喫してからボールと足が重くなったのを感じた」 「落ち着きを取り戻すのに時間が必要だった。ハーフタイムでは選手にひっくり返せるという自信があったし、最後まであらゆるトライをした。愛してやまないこのスポーツがいかにタフであるか、おわかりいただけたと思う」 「とてもつらい。今季はハッピーエンドというわけにいかなかった」 また、ファンに「初日からずっと応援してくれた。今日、恩返しができず、とてもつらい。だが、恩返しをする。少し時間がかかるだろうがね」と述べ、来季にも触れている。 「今日の痛みがどれほど大きいものであっても、それが明日に向けてのモチベーションになる。あと少しだった。1ゴールが足りなかった。特に、後半戦は本当に良い軌道に乗ってはいた。いつか報われるだろう」 2023.05.28 11:10 Sun
twitterfacebook
thumb

トゥヘル、紆余曲折ありながら11連覇に導く 「選手や裏方を思うと嬉しい」

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督がコメントした。クラブ公式サイトが伝えている。 27日に敵地で行われたブンデスリーガ最終節のケルン戦を2位で迎えたバイエルンは前半をキングスレイ・コマンの先制弾で折り返しながら、81分に追いつかれるが、89分にジャマル・ムシアラの勝ち越し弾で勝利。他会場で引き分けに終わった首位のドルトムントと勝ち点で並び、得失点差で逆転優勝を成し遂げた。 もはや他力が必要な状況だったが、見事に11連覇。その優勝直後に最高経営責任者(CEO)のオリバー・カーン氏とスポーツディレクター(SD)のハサン・サリハミジッチ氏が監督交代後の不安定な戦いぶりから解任されたりと後味の悪さが残るが、何とかリーグ王者の地位を守ったトゥヘル監督が胸を撫で下ろしている。 「レロイ(・サネ)がゴールを決められなかったとき、この試合は私が指揮する間の全てを表すもののように感じた。良いスタートから見事なゴールを決め、リードに値する内容ですべてをコントロールしたんだ」 「点差を広げるチャンスもたびたびありながら、決め切れなかったが、どうしようもないエラーや、技術面の不正確さも絡んでしまった。それでも、今日もリアクションをして、ジャマルがまたやってくれたんだ」 「何とも言えないね。もっとゴールを決め、もっと集中しないといけないが、選手やバックルームのスタッフを思うと、嬉しいよ」 2023.05.28 09:30 Sun
twitterfacebook
thumb

11連覇達成もバイエルン、カーンCEOとサリハミジッチSDを解任

バイエルンは27日、ブンデスリーガ11連覇を達成した直後、取締役(CEO)のオリバー・カーン氏(53)とスポーツ・ディレクター(SD)のハサン・サリハミジッチ氏(46)の解任を発表した。 カーンCEOの後任には副会長を務めていたヤン=クリスチャン・ドレーゼン氏が務めることが併せて発表された一方で、サリハミジッチ氏の後任SDは発表されていない。 バイエルンは27日、ドルトムントの躓きによってブンデスリーガ11連覇を達成したものの、3月下旬に敢行したユリアン・ナーゲルスマン前監督の電撃解任、トーマス・トゥヘル監督の就任がチーム状況を好転させたとは言えず、サポーターから退任を求める声が上がっていた。 2023.05.28 03:45 Sun
twitterfacebook
thumb

バイエルンが逆転で11連覇達成! 89分のムシアラ勝ち越し弾でドルトムントとの壮絶優勝争い制す《ブンデスリーガ》

ブンデスリーガ最終節、ケルンvsバイエルンが27日にライン・エネルギー・シュタディオンで行われ、アウェイのバイエルンが1-2で勝利。この結果、バイエルンの11年連続通算33度目の優勝が決定した。 バイエルンは前節、RBライプツィヒ相手に痛恨の逆転負けを喫し、ドルトムントに2ポイント差での首位奪還を許した。自力での11連覇の可能性が潰え、DFLスーパーカップこそ制したものの、今季のシーズン無冠が現実味を帯びてきた。 それでも、マインツの後押しを期待しつつ、土壇場での逆転優勝を目指すトゥヘルのチームは、10位ケルンのホームに乗り込んで2試合ぶりの白星を目指した。前節からは先発3人を変更。カンセロとゴレツカ、ムシアラに代えてウパメカノ、グラフェンベルフ、サネを起用した。 同時刻開催の首位チームに圧力をかけるため、前半早い時間帯のゴールを目指していくバイエルン。立ち上がりからボールを握って相手を押し込んでいく。 すると、8分にはカウンターの形から中央でボールを受けたサネがボックス左に走り込むコマンへスムーズにパスを繋ぐと、コマンが鋭いカットインからファーポストへ完璧な右足のシュートを突き刺した。 幸先よく先制に成功したバイエルンは畳みかける攻めで2点目を狙う。19分には右サイド深くでパヴァールが入れたクロスをゴール前のミュラーが頭で合わすが、これは惜しくも右ポストを叩く。 このピンチを凌いだ直後にはケルンに最初の決定機。23分、前線でロングボールを収めたゼルケのポストワークからゴール前に飛び出したマルテルに決定機も、ここはDF2枚に寄せられた影響もあってシュートを枠外に外した。 何とか同点ゴールを回避したものの、このプレーをきっかけにケルンを勢いづかせたバイエルンは、球際で高い強度を見せるホームチームに対して中盤でのボールロストが増え始める。そして、相手の狙いとするカウンターで引っくり返される場面も散見。 相手のアタッキングサードのプレー精度によってピンチには至らずも、前半半ば以降は決定機はおろかフィニッシュまで持ち込めないバイエルン。前半終了間際の45分にはニャブリとのワンツーでボックス内に侵入したサネが絶妙な左足シュートでゴールネットを揺らす。だが、オンフィールド・レビューの結果、起点となった際のサネのトラップがハンドだったとしてゴールは取り消しとなった。 前半を1点リードで終えた上、首位のドルトムントが0-2で前半を終えたことで、暫定首位で後半45分の戦いを迎えたバイエルン。 早い時間帯に2点目を奪って試合を決めたい考えはあるものの、不用意なボールロストからの被カウンターを嫌って慎重な戦い方が目立つ。57分には右で背後を取ったコマンのクロスにファーのサネが反応するが、ヘディングシュートを枠に飛ばせない。逆に、この直後にはカインツの右CKをゼルケにパワフルなヘディングで合わせられるが、ここはGKゾマーの好守で凌いだ。 なかなかうまくいかない状況を受け、トゥヘル監督はミュラー、コマン、負傷のグラフェンベルフを下げてカンセロ、チュポ=モティング、ゴレツカを投入。守備のバランスと共に配置に微調整を施す。 この交代で若干流れを改善したが、幾つかのチャンスを決め切れずにいると、後半の微妙な試合運びのツケを払うことに。79分、ケルンのCKの流れから相手のクロスをボックス付近のニャブリが手を使ってブロック。一度はエリア外でのハンドの判定となったが、VARの介入によってボックス内でのハンドと判定が変わって痛恨のPK献上。これをキッカーのリュビチッチに決められて81分の同点ゴールとなった。 これで逆転優勝へ再びゴールが必要となったアウェイチームは、85分にマズラウィ、インアンドアウトの形となったゴレツカに代えてテルとムシアラの若手アタッカーコンビを投入。すると、指揮官のこの采配が土壇場での劇的ゴールを演出した。 89分、テルのスルーパスに抜け出したサネはGKとの一対一のチャンスを逃したが、このクリアボールを回収した二次攻撃でニャブリからボックス付近でボールを受けたムシアラがゴール右隅へ正確な右足のシュートを流し込んだ。 そして、土壇場で勝ち越したバイエルンはこのままホームチームの攻勢を凌ぎ切って1-2の勝利。さらに、同時刻開催の試合でドルトムントが2-2で引き分けことで、勝ち点71で並ぶも得失点差で上回ったバイエルンの逆転での11連覇が決定した。 2023.05.28 00:56 Sun
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly