カタールW杯16強のオーストラリア代表がアーノルド監督と契約延長、2026年W杯まで「大きなタイトルに挑戦していきたい」

2023.01.30 18:15 Mon
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Getty Images
オーストラリアサッカー連盟(FFA)は30日、オーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督(59)との契約延長を発表した。

契約期間は2026年の北中米ワールドカップ(W杯)が終了するまでとなる。

アーノルド監督は、現役時代にはサンフレッチェ広島でもプレー経験があり、引退後にはオーストラリア代表のアシスタントコーチに就任。2006年7月にフース・ヒディンク元監督の後任として暫定監督に就任した。
2007年12月にピム・ファーベク監督の下で再びアシスタントコーチに就任。その後、セントラルコースト・マリナーズで監督業を本格的にスタートさせた。

2014年2月にはベガルタ仙台の監督に就任も、わずか2カ月で解任。その後すぐにシドニーFCで指揮を執ると、2018年7月にオーストラリア代表監督に就任した。

ロシアW杯後に就任し、2019年のアジアカップではベスト8。カタールW杯にも出場すると、ベスト16の成績を残していた。

カタールW杯のアジア予選では、11連勝を達成し史上初の快挙を達成するなど功績を残してきた。

「私はオーストラリアを愛し、オーストラリアのサッカーも大好きだ。サッカーの中で私やチーム全体がカタールで感じた高揚感、プライド、達成感に匹敵するものはない」

「この役割を継続したいという欲求はかつてないほど高まっている。そしてサッカルーズやオーストラリアのサッカー界にもっと貢献し、カタールの時のようにファンのみんなにもより笑顔を届けたいと思う」

「私は次の4年間は白紙からスタートする。その裏付けとなるのは、有望な若手や才能によりチャンスを与えたいという熱い思いがある。そして来年カタールで開催されるアジアカップを皮切りに大きなタイトルに挑戦していきたいと考えている」



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